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昨年2017年1月~12月に読んだ書籍の数は、ちょっと気合いを入れて読んだこともあり、104作品、117冊(1作品で上下巻ある場合は2冊とカウント)となりました。

2016年は、合計91作品109冊でしたので、前年比で13作品、8冊の増加です。8冊の増加って気合いを入れた割には、、、って気もしますが、仕事をしている限り、私の場合、斜め読みとかできないので、頑張ってもこれぐらいが1年間で読む限界かも知れません。

ちなみに2015年は94作品、107冊、2014年は101作品113冊、2013年が86作品98冊でしたので、ここ5年間の中では作品数、冊数とも、もっとも多い1年となりました。

ジャンル別では、国内小説が最も多く62作品(60%)70冊、海外小説が16作品(15%)21冊、その他新書、エッセイ、ノンフィクション、ビジネスの合計が26作品(25%)26冊です。

バランス的には一番気楽で読みやすい国内小説に固まらないよう、意識して新書やノンフィクションなどを読んできたことが反映されています。一昨年2016年は国内小説だけで71%を占めていましたのでその割合が減ったのは意識してのことです。

全117冊を1年間で割ると3.12日となり、およそ3日間で1冊を読むペースです。1ヶ月あたりにするとギリ10冊には届かず9.75冊です。速読派ではなく、じっくり読む派としては頑張ったほうです。

なお毎年繰り返し書いていますが、私が主として読むのは新刊本ではなく、数年~十数年前に発刊された文庫や新書が中心です。

以下、著者名は敬称略で書いています。☆マークは読後すぐにつけた数で3が最高

■新書、エッセイ、ノンフィクション、ビジネス部門(全26作品)

新書等の26作品から大賞候補作は、

ぼくらの民主主義なんだぜ 高橋源一郎 ☆2
獄窓記 山本譲司 ☆2
戦艦大和 吉田満 ☆3
福翁自伝 福沢諭吉 ☆3
定年後- 50歳からの生き方、終わり方 楠木新 ☆2
本と私 鶴見俊輔編 ☆3
里山資本主義 日本経済は「安心の原理」で動く 藻谷浩介 NHK広島取材班 ☆3
日本人の死に時 そんなに長生きしたいですか 久坂部羊 ☆3

この中からベストの1冊を選ぶのは悩ましく、大いに迷いましたが、、、
大賞は「里山資本主義 日本経済は「安心の原理」で動く (角川oneテーマ21) 藻谷浩介 NHK広島取材班」に決定です!

感想は、
1155 8月後半の読書と感想、書評

戦艦大和 吉田満」や「ぼくらの民主主義なんだぜ 高橋源一郎」「福翁自伝 福沢諭吉」「日本人の死に時―そんなに長生きしたいですか 久坂部羊」などは、本好き(特に年配の人)なら、読んでも決して損はしない、たいへんに優れた作品だということを付け加えておきます。

  ◆  ◆  ◆  ◆  ◆  ◆  ◆

■海外小説部門(全16作品)

海外小説16作品の中から大賞の候補は、

ブラックボックス(上)(下) マイクル・コナリー ☆2
危険なささやき J.P.マンシェット ☆2
一九八四年 ジョージ・オーウェル ☆2
二流小説家 ディヴィッド・ゴードン ☆3
インフェルノ(上)(中)(下) ダン・ブラウン ☆2
巨人たちの星 ジェイムズ・P・ホーガン ☆3
ガニメデの優しい巨人 ジェイムズ・P・ホーガン ☆2
湖水に消える ロバート・B・パーカー ☆2
過去からの弔鐘 ローレンス・ブロック ☆3

今年は、2016年に読んだ「犯罪 フェルディナント・フォン・シーラッハ」や「ザ・ロード コーマック・マッカーシー」、2014年に読んだ「卵をめぐる祖父の戦争 デイヴィッド ベニオフ」のような、突出した優れた作品に巡り会えなかったのが残念です。

巨人たちの星」と「ガニメデの優しい巨人」は、2016年外国小説部門でベストをとった「星を継ぐもの」のシリーズ続編で、たいへんよくできたSF小説です。ただ第1作目のインパクトが強烈すぎて、それと比べるとやや見劣りするため今回は受賞を逸しました。

昨年はマイクル・コナリーやロバート・B・パーカー、ローレンス・ブロック、ダン・ブラウンなど個人的に好きなベストセラー小説常連作家の作品を多く選んで読んだことを少し反省しています。もっと幅広く読まないといけませんね。

大賞は久しぶりに味わったマット・スカダーシリーズの「過去からの弔鐘 (二見文庫―ザ・ミステリ・コレクション) ローレンス・ブロック」に決定です。

感想は、
1112 3月後半の読書と感想、書評

  ◆  ◆  ◆  ◆  ◆  ◆  ◆

■国内小説部門(全62作品)

もっとも競争が激しい62作品の国内小説の候補作は、

ガダラの豚(1)(2)(3) 中島 らも ☆2
死都日本 石黒 耀 ☆3
脊梁山脈 乙川優三郎 ☆2
怒り(上)(下) 吉田修一 ☆3
一路(上)(下) 浅田次郎 ☆3
八月の六日間 北村 薫 ☆3
漂流者たち 柴田哲孝 ☆3
夢をかなえるゾウ 水野敬也 ☆2
夜の国のクーパー 伊坂 幸太郎 ☆2
落日燃ゆ 城山三郎 ☆3
旅のラゴス 筒井康隆 ☆2
ふくわらい 西加奈子 ☆3
蜩ノ記 葉室麟 ☆3

激戦でしたが、この中から、エイヤと目をつぶって選んだ大賞は、、、

漂流者たち 私立探偵・神山健介 (祥伝社文庫) 柴田哲孝
となりました。

感想は、
1155 8月後半の読書と感想、書評

名作の誉れ高く古典にも入りそうな「落日燃ゆ」や、現代の純文学と言ってもよい「脊梁山脈」、話題性いっぱいの「夢をかなえるゾウ」、個人的には一番読んでいて楽しかった「八月の六日間」、新聞の「明るい悩み相談室」で楽しい回答を書いてる人という認識しかなかったことを大いに反省した「ガダラの豚」、破局噴火が大地震よりも恐ろしいことを実感させる「死都日本」など、大いに迷いました。

個人的に私立探偵小説というのが好きで、中でも仕事が非日常でありながら、派手なドンパチや暴力シーンもなく、地味な調査を愛犬とともに黙々とおこない、事件の真相に迫っていくというこの作品のような日本独特のスタイルが気に入ってます。

この「漂流者たち 私立探偵・神山健介 柴田哲孝」は、四季をモチーフとしたシリーズ4作品のあと、東日本大震災が起き、急遽その未曾有の大災害と人捜しをうまくミックスして創られたシリーズ番外編?です。

主人公が住んでいる白河(福島県)も激震に襲われますが、いわき市で行方不明となった男を捜すため、津波被害の大きかった地域へ震災直後に向かいます。

震災直後は、崖崩れであちこちの道が通行できず、川の橋が落ちて道路が寸断し、またガソリン不足で動かないクルマが放置されるという現実に起きた災害現場が描写されています。

私は震災直後ではなく災害から2年経ったあとに、津波被害に見舞われた各地をクルマで回り実際に起きた跡を見てきましたが、その時の様子が思い浮かんできます。

震災直後の生々しい緊迫した被害状況がこの小説では語られていて、自分が見た衝撃的な被災地がフラッシュバックで揺り戻された感じがすることによる受賞で、その点は素直に個人的理由、我田引水的であることを認めます。

そして、大賞の次点には「夜の国のクーパー (創元推理文庫) 伊坂 幸太郎」と「旅のラゴス (新潮文庫) 筒井康隆」の2作品を選びました。

感想は、
夜の国のクーパー 伊坂 幸太郎
1108 3月前半の読書と感想、書評

旅のラゴス 筒井康隆
1121 4月後半の読書と感想、書評

どちらの作品も、イメージが割と似ていて時々混乱しますが、若い頃に思い描いた冒険譚を惹起させてくれる生命力にあふれた作品です。

受賞された作品と著者にこころより敬意を表します。おめでとうございます。えぇ、申し訳ないですが、それだけです。


【関連リンク】
1093 2016年に読んだベスト書籍
993 2015年に読んだベスト書籍
886 2014年に読んだベスト書籍
784 2013年に読んだベスト書籍
676 2012年に読んだ本のベストを発表



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