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「老後資金にいくら必要か?」というお題は限りなく多くの人がそれぞれの回答を示していますが、「もらう人の前提条件があまりにも違いすぎて答えになっていない」というのが実感です。

年金は現役世代の頃に納めた厚生年金や国民年金の月数や、その金額などに応じて、移行期間はあるものの65歳から支給されるものですが、昭和の専業主婦と終身雇用の時代とは違い、フリーターや転職、独立起業、夫婦共稼ぎ、生涯独身など様々な働き方、生活の仕方があり、年金制度がそれに追いついていないということがあります。

例えば、よく年金の支給額に所得代替率という言葉が使われます。この所得代替率とは、「年金を受け取り始める時点(65歳)における年金額が、現役世代の手取り収入額(ボーナス込み)と比較してどのくらいの割合かを示すもの」とされています。

つまり政府が目指しているというモデル世帯の代替率50%(実質はもっと低くなる)として、現役世代の年間所得が平均して500万円の人なら250万円(月20.8万円)、800万円の人なら400万円(33.3万円)となります。年金年収が250万円の世帯と400万円の世帯では生活のレベルが大きく違ってきそうです。

またモデル世帯と比べて収入が多かった人(=年金をたくさん支払ってきた人)は、代替率は下がり(つまり減る)、少ない人は代替率が上がるとされています。つまり現役世代の年間所得によって、もらえる年金額をグラフ化するとそのグラフは直線ではないということですね。

多く稼いだ人がより多い所得税を支払う累進課税のような感じで、税を払うときも、そして年金を受け取るときも、より多く稼いだ人は(割合的には)損な役回りをすることになります。これが富の再分配ってやつでしょう。

そしてここで出てくるモデル世帯にちょっと違和感があります。昭和の中頃の高度成長期に考えられた仕組みなのでしょうが、ここでいう標準のサラリーマンモデル世帯とは、

・40年間厚生年金に加入し、その間の平均収入が厚生年金(男子)の平均収入と同額の夫と、 
・40年間専業主婦の妻がいる世帯


とされています。

40年と言うと、22歳で学校を卒業すれば62歳まで厚生年金に加入できる場所で働き続けるということです。

一見すると普通に見えますが、これから中高年世代になる人の中には、途中で起業をして数年間個人事業主となったり、リストラなどで一時的に厚生年金に加入していないパートやアルバイトで数年間働いている人、転職を繰り返してその間厚生年金に入っていない時期がある人も数多く出てきそうです。

なので今までは高卒や大卒で終身雇用が当たり前だったかもしれませんが、今後40年間厚生年金に加入しているというケースは敷居が高そうです。

それに加えて65歳の時点で40年間専業主婦だったという配偶者がいったいどれほどいるのか実態調査をしてもらいたいものです。

仮に女性が結婚した後は専業主婦だったとしても、女性の結婚平均年齢は29歳ですから36年間にしかなりません。それに現在は共稼ぎと専業主婦の割合は半々で、今後は政府の方針もあり共稼ぎの世帯の割合が増える(生産年齢人口において)と思われます。

つまりほとんどありもしないモデル世帯で65歳から年間250万程度の年金がもらえますよという話しだけを聞いても、実態と違いすぎて、それでいったい自分の場合はどうなのか?とピンときません。

また他の「老後の蓄えはいくら必要か?」の前提条件として、大きく違ってくるのは、持ち家か借家かで、年間の支出額が違うのが普通です。住まいの地域によっても変わってきますが、ここでは大都市の郊外という設定にします。

ローン返済が終わっている持ち家だと、固定資産税や修繕費、火災保険、マンションなら管理費など含めだいたい年間20~30万円程度の負担でしょう。老朽化による建て替えや大規模リフォームが発生する場合は別途必要になりますが、ここではカウントしません。

借家であれば、家族構成にもよりますが、夫婦だけの世帯でも、管理費や2年毎の更新費など含め年間150万円~180万円程度が必要でしょう。

よく借家なら「固定資産税や修繕費を支払う必要がない」というアホなこと言う人がいますが、単に大家が代わりに支払っているだけで、それを負担するのは借りている人、つまり家賃や管理費にしっかりと上乗せされているだけのことです。

借家のいいところは夫婦二人になれば、もっと安いところに住み替えられるというメリットがありますが、よほど不便な場所へでも引っ越さない限り、家賃が今までの半分になることはないでしょう。

それに高齢になるとエレベーターのない3階とか4階の安い部屋は無理で、逆にバリアフリーが整った高い家賃のマンションへ引っ越しをしたくなる欲求が高まるかも知れません。専有面積は狭くなっても家賃は変わらないってことも考えられます。

年金年収が例え年間300万円あっても、持ち家で年間30万円(住居費比率10%)の負担で済む人と、借家で年間150万円(同50%)負担する人とでは、老後に必要な貯金額は大きく違ってくるでしょう。

そうした前提条件の違う人達をひっくるめて、「老後には貯金がこれだけ必要!」と書かれているわけですから、いろいろ読んでみると、いったいその試算はどういう根拠で?って思ってしまいます

結局は自分の想定年金額を調べ、同時に年間でかかる費用(水道光熱費、食費、修繕補修費、税金、保険代、医療費など)を12で割って、毎月平均いくらかかるのか?同居している子供がいれば年間どれだけ家にお金を入れさせるのか?など計算してみないと必要貯金額なんてわかりっこなさそうです。

今年59歳になる私のように中途半端な世代だと、63歳からもらえる年金と65歳から支給されるものとに分かれていて、本当に計算がややこしくて困ります。

つまり63歳で年金が出るなら引退できるかって言うと、その時にもらえる年期が年間数十万円で、とてもやっていけず、結局はフルにもらえる65歳までは、年金以外に収入が必要ということです。

もちろん60歳定年時に多額の退職金がもらえる人であれば、年金がフルにもらえるようになる65歳までそれを使ってしのぐことができますが、やはりそれだけでは心配でしょう。

最近になってようやく年金定期便の内容をチェックし、それとは別の企業年金基金の積み立てについても直接聞いて想定年金額を出してもらったりと、ようやく関心が高まってきました。

ちょっと遅すぎた感はありますが、老後に惨めな思いをしたくなければ、早めの計画が必要なのかも知れません。

【関連リンク】
888 火事と高齢化社会の因果関係
834 高齢者向けビジネス(第4部 ボランティア編)
769 相続税の税率を上げると言うこと
680 サラリーマンなら関係ないが、国民年金の滞納率
617 人口減少と年金受給者増加
546 年金受給年齢の引き上げと高齢者雇用


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現在自宅には私が大学時代の頃から買ってきて読んだ約3000冊の蔵書がありますが、そのうちの7~8割は小説です。

高校生までに読んだ本のほとんどは実家にあり、その後家を建て直すときに処分されているので残っていません。

また読んだ本の中には図書館や知人に借りたものもありますが、それらはもちろん蔵書に含まれません。

文庫や新書、単行本など大きさは様々ですが、平均して1冊が400グラムとすれば、3000冊で小型車1台分に近い約1.2トンになります。

現在は自宅の2階の1部屋にその8割方を置いていますので、書棚やその他家具等の重量と合わせ、大きな地震が来れば床が抜けないかちょっと心配です。

3000冊を18歳から今の58歳の40年で割ると、1ヶ月平均して6.25冊読んできた勘定となります。最近でこそ(割と暇があるので)月9冊ぐらい読んでいますが、20代30代の頃は仕事中心の生活であまり数は読めなかったことが影響しています。

多い少ないというのではなく、その3000冊(小説以外の書籍も多く含まれていますが)の中から自分で感じたお薦め小説を選ぶと言うことに意義を感じた次第です。

小説なんかを読むメリットがわからないという、ビジネス書や専門書ばかりを読む人が、特に若い人の中では増えているようですが、確かに小説は優れたビジネス書や専門書のように「今日からすぐに役立つもの」ではありません。

しかし長い人生の中において、様々な文化的な知識や背景、他人の考え方、行動、価値観を知り、人としての器を拡げたりと、ビジネス書にはない豊かな感性を磨き、人の感情の機微を知り、生きる上での知性をもたらしてくれるのではないかと思っています。

当たり外れがあるのは小説でもビジネス書でも同様で、Amazonの書評を見てもわかる通り、他人の評判などまったくあてにならないものですが、背中を押されでもしないと読まないって人もいるでしょうから、あえて私の個人的なお薦め小説を書いておきます。

まずは和書で著者名50音順です。最初、20冊ぐらいに絞ろうと思っていましたが、「これを入れてこれを入れないわけには・・・」とはじめると、結局86冊(作品)になりました。

予防線を張るわけではないのですが、消して文学的な評価が高いとか、有名であるからというのが選択基準ではなく、単に私が読んで面白かった、感動した、役に立った、後々記憶に残っているといった個人的なものなのであしからず。

・蒼穹の昴 浅田次郎
・壬生義士伝 浅田次郎
・心の旅路 阿刀田高
・追いつめる 生島治郎
・陽気なギャングが地球を回す 伊坂幸太郎
・海峡 伊集院静
・燃える秋 五木寛之
・メルセデスの伝説 五木寛之
・屍者の帝国 伊藤計劃・円城塔
・東京セブンローズ 井上ひさし
・靖国への帰還 内田康夫
・深い河 遠藤周作
・侍 遠藤周作
・沈黙 遠藤周作
・野火 大岡昇平
・感傷の街角 大沢在昌
・明日の記憶 荻原浩
・イン・ザ・プール 奥田英朗
・オリンピックの身代金 奥田英朗
・夜のピクニック 恩田陸
・まひるの月を追いかけて 恩田陸
・ワイルド・ソウル 垣根涼介
・トラブル・バスター 景山民夫
・山の音 川端康成
・みずうみ 川端康成
・それからの武蔵 小山勝清
・ベルリン飛行指令 佐々木譲
・昭南島に蘭ありや 佐々木譲
・警官の血 佐々木譲
・太平洋の薔薇 笹本稜平
・その日のまえに 重松清
・虚貌 雫井脩介
・項羽と劉邦 司馬遼太郎
・破戒 島崎藤村
・写楽 閉じた国の幻 島田荘司
・器に非ず 清水一行
・外食王の飢え 城山三郎
・黄金の島 真保裕一
・天上の青 曾野綾子
・成吉思汗の秘密 高木彬光
・懲戒解雇 高杉良
・燃える氷 高任和夫
・13階段 高野和明
・レディ・ジョーカー 高村薫
・永遠の仔 天童荒太
・長良川 豊田穣
・墨東綺譚 永井荷風
・神様のカルテ 夏川草介
・天の夕顔 中河与一
・こころ 夏目漱石
・三四郎 夏目漱石
・慟哭 貫井徳郎
・破線のマリス 野沢尚
・聖灰の暗号 帚木蓬生
・千日紅の恋人 帚木蓬生
・私が殺した少女 原りょう
・雨やどり 半村良
・晴れた空 半村良
・手紙 東野圭吾
・ガルーダ(神鷲)商人 深田祐介
・川の深さは 福井晴敏
・蝉しぐれ 藤沢周平
・テロリストのパラソル 藤原伊織
・空の城 松本清張
・氷点 三浦綾子
・午後の曳航 三島由紀夫
・豊饒の海(一)春の雪 三島由紀夫
・金閣炎上 水上勉
・にぎやかな天地 宮本輝
・ノルウェイの森 村上春樹
・二人静 盛田隆二
・トーキョー・プリズン 柳広司
・血族 山口瞳
・大地の子 山崎豊子
・丘の上の向日葵 山田太一
・あかね空 山本一力
・利休にたずねよ 山本兼一
・アイの物語 山本弘
・海に沈む太陽 梁石日
・軍旗はためく下に 結城昌治
・上弦の月を喰べる獅子 夢枕獏
・夏の庭 湯本香樹実
・出口のない海 横山秀夫
・三国志 吉川英治
・遠い日の戦争 吉村昭
・夜に忍びこむもの 渡辺淳一

一般書店には置いてない古い本や、絶版本も多く含まれています。中には著作権が切れて青空文庫で無料で(電子書籍として)読めるものもあります。

できるだけ現在の流行作家ではなく、長く読み継がれてきた、あるいは今後も読まれるであろう小説を選んでいます。もちろん個人的好みは色濃く反映しています。

こうして一覧にしてみると、記憶がだいぶんと怪しくなっているものもあり、また読んでみようかなと思ったり。いやいや、それはリタイアして毎日が日曜日になったときのために取っておこうかと思案しています。


【関連リンク】
886 リス天管理人が選ぶ2014年に読んだベスト書籍
881 私立探偵ハードボイルド小説2つ
784 リス天管理人が選ぶ2013年に読んだベスト書籍
755 電子書籍を普及させるには
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341 新聞、雑誌、書籍など紙媒体はなくなるか?
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919
5月に入りましたが、ここ数年の自殺の統計データを見ると、1年のうちで5月は自殺が多い月となっています。これは気候的なものが人の精神状態に及ぼす影響かなと思われますが、5月病という言葉もあり、ハッキリした原因は不明です。

4月に入学や入社する人が多く、その場合親元から離れて初めて1人住まいだったりしたり、今までとガラリと環境が変わりますが、それから1ヶ月が過ぎ、耐えてきた神経がまいってしまうというケースも多そうです。

なので、企業や団体の中で人事部に勤務をされている人は、そうした環境が変わった人、元気のない人、孤立しがちな人のケアをキチンとする必要がありますので、注意をしてください。

2013年、2014年のデータを元に、自殺の各種データ(注釈のないものは警察庁「自殺統計」)を集めてみました。

ご存じの通り、1998年から2011年までの13年間自殺者が3万人を超えていましたが、2012年以降は3万人を切り減少傾向にあります。

グラフ 緑:自殺者数推移 青:自殺者男性 赤:自殺者女性

  出典:警察庁「自殺統計」より内閣府作成

2013年は男性18,787人(69%)、女性8,496人(31%)、合計27,283人(前年比2.1%減)、2014年は男性17,386人(68%)、女性8,041人(32%)、合計25,427人(前年比6.8%減)となっています。減少傾向にあることが少しでも救われます。

マスメディアでは「若者の自殺」ばかりに注目しますが、自殺者で多いのは圧倒的に中年以上です。

5歳以上から10年刻みの年代層で見ると、2012年の厚労省「人口動態統計」のデータですが、もっとも自殺者が多い年代は55~64歳(3,491人)、次が45~54歳(3,347人)、その次は35~44歳(3,064人)、65~74歳(2,641人)の順です。若者の15~24歳は1,294人と中高年と比較すると半分以下です。

中高年者は若い人と比べて人数が多いじゃないかということもありますが、各年代層の人口で割った自殺率(人口10万人あたりの自殺者数)で見ても50~59歳がトップで29.0、次が70~79歳と80歳以上の27.2、その次が60~69歳の25.7となります。

若年層の自殺が目立つのは、各年代層で死亡原因を見てみると、若者の死因では自殺がトップに躍り出るからです。


  出典:厚生労働省「人口動態統計」

10~14歳の死因1位は悪性新生物(癌や腫瘍)で、2位が不慮の事故、3位が自殺です。

15~19歳、20~24歳、25~29歳の若年層の死亡原因1位はなんと自殺で、2位が不慮の事故、3位は悪性新生物となっています。

30~34歳、35~39歳の1位も自殺で、2位は悪性新生物となっています。

40歳以上からは死因のトップには悪性新生物が上がり、自殺は下位に落ちています。

つまり15~39歳の死因のトップが自殺ということです。これは確かに衝撃的です。

15~34歳の死因のトップをG7の国別で見ると、日本以外のアメリカ、英国、フランス、ドイツ、イタリア、カナダはすべて事故、2位はアメリカは殺人、イタリアは悪性新生物、その他は自殺となっています。

先進7カ国の中では日本は事故で亡くなる件数は他の国と比較して一番少ないのですが、自殺で亡くなる件数は飛び抜けて多く(自殺率ではドイツ、フランス、イタリア、英国の倍以上)なっています。

世界の主要国の中で、年齢を問わず、人口で割った自殺率(人口10万人あたりの自殺、2009年世界保健機関データ)で見ると、1位リトアニア(34.1)、2位韓国(31.0)、3位ベラルーシ(28.4)、4位ロシア(26.5)、5位ハンガリー(24.6)、6位日本(24.4)となっています。

自殺の理由・原因ですが、健康問題(13,680人)、不詳(7,027人)、経済・生活問題(4,636人)、家庭問題(3,930人)、勤務問題(2,323人)となっています。

若い人に多そうな男女問題(912人)、いじめなど学校問題(375人)は自殺者全体からすれば少数です。

この話題を書こうとした元々の理由は、最近報道でよく目にする「介護疲れによる心中や自殺」が増えているのではないかなと仮説を立ててみましたが、統計上は「家庭問題」に含まれる介護関連による自殺件数が伸びているという判断はできませんでした。

老老介護で疲れ果て、自殺するケースは「家庭問題」もあれば、鬱や腰痛、認知症などを発症して「健康問題」として自殺するケース、また医療費や介護費がかさみ、「経済・生活問題」としてカウントされるケースなど、分散してしまっている可能性もあります。

自殺者の月別統計で、多い月の順は2014年は3月(2,313人)、5月(2,262人)、9月(2,257人)の順で3月がもっとも多く、次いで5月となりました。


  出典:警察庁「自殺統計」より内閣府作成

2013年は5月(2,542人)、3月(2,496人)、4月(2,383人)の順で、2012年は3月(2,588人)、5月(2,525人)、4月(2,437人)となっていて、1年の中では3~5月あたりがもっとも多いようです。

曜日別では月曜日が一番多く、次いで火曜日となっています。逆に少ないのは土・日曜日、祝日、年末年始です。

月曜日に自殺が多いというのは、「ブルーマンデー(憂鬱な月曜日)」という言葉があるぐらいですからなんとなくわかります。日本では「サザエさん症候群」なんて言われましたね。

都道府県別で自殺率(人口10万人あたりの比率)を見ると、2014年のデータでは、多いのが山梨県(30.3)、岩手県(28.9)、秋田県(26.4)、新潟県(26.1)、宮崎県(24.8)、富山県(24.7)、福島県(24.5)の順番です。全般的に東北が高いですが、地域によって特徴的な傾向があるわけでもなさそうです。

自殺する人の年齢が全般的に高いことから、高齢化が速く進む東北や地方で高くなるのは当然のことと言えます。

自殺した人の職業は、無職(60%)、被雇用者・勤め人(28%)、自営業者(7%)、学生(3%)、不詳(2%)です。この無職の中にはリタイアした高齢者や病気療養中の人も含まれています。

被雇用者・勤め人(28%)の内訳を詳しく見ると、自殺率が高いのは労務作業者4.59%、技能工4.05%、サービス業従事者3.32%、専門技術職3.21%、事務員2.4%となっていて、逆に保安従事者0.84%、通信運輸従事者1.40%、販売従事者2.05%の自殺率は低いようです。

最後に介護と自殺に関係した話題を書いておきます。

いま心配しているのは、前述したように、「介護疲れによる自殺や殺人」などが今後高まってくるのではないかということです。

ちょっとアレではあるけど、真面目な話し参考になります。
VIPPER速報 『俺「あの、そちらの老人ホームに空きありませんか?」

「あの、そちらの老人ホームに空きありませんか?」
「はい。そうですか・・・130人待ち・・・」
老人ホーム相談員「今はどこも満室ですわ」
「空きが出るのは、いつ頃になりますか?」
老人ホーム相談員「実質的に入所不可能ですわ。単身の生活保護者や、路上生活者が優先的に入所になりますんで」
「そうですか。失礼します」
ガチャ
(中略)
福祉課職員「それで、生活保護を受けたいと?」
「はい。施設も空いてなくて、仕事ができない状態なんです」
福祉課職員「はあ。別に、どこもそんなもんでしょ。頼れる人に預けたらいいじゃないですか」
「え、でも、俺、一人っ子で、兄弟がいないし、親切づきあいもほとんどなくて・・・」
福祉課職員「友達とかいるでしょ?それに、付きっきりじゃないと死ぬわけじゃあるまいし。在宅サービスは受けてるんでしょ?」
「え、はい」
福祉課職員「ほら!じゃあ働けるじゃないですか。そんなことでいちいち生活保護なんて無理ですよ。辛いのは貴方だけじゃないんです」
「・・・」

こうしたことが今後30年ほどは珍しいことではなく、普通に社会の常識として起きていくわけです(現在進行形)。

公共の介護施設はどこも満員ですから家族(子供)がいる場合は自宅介護をするしかありません。しかしそれは働き盛りの身分を捨て仕事を退職し、収入が途絶え、社会とも縁が切れるということです。

また夫婦間での介護の場合は言わずと知れた老老介護で、体力が衰えていく中、何年も先が見えない苦痛の日々が続いていくわけです。

それでいて、介護に疲れてうとうとしようものなら、そのちょっと目を離した隙に認知症の配偶者が徘徊し、電車に轢かれて死んでしまうと、鉄道会社から情け容赦なく損害賠償金を請求され、「ご無体な!」と裁判を起こしても「責任は目を離した介護者にある」と訴えを棄却されるというのが現実です。

社会がそういう仕組みになっていれば、介護疲れによる自殺や殺人事件がもっと一般化していくのは間違いないでしょう。


【関連リンク】
914 殺人事件の国際比較
850 少年犯罪は増加、凶悪化しているのか?
738 日本人の年齢別死因は
693 引きこもりが長期化する前にすべきこと
575 自殺者数と失業者数の相関関係
338 自殺者数が年間3万名を超えている意味

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918
介護入門 (文春文庫) モブ・ノリオ

1970年生まれの著者のメジャーデビュー小説で、2004年に単行本、2007年に文庫化された短編作品です。そしてこの作品は2004年上半期の芥川賞を受賞しています。なお文庫版には「市町村合併協議会」「既知との遭遇」の短編が併録されています。

内容は、タイトルだけみると実用書?って思いがちですが、そうではなく、祖母の介護をしてきた自らの経験をベースとしたもので、文体がヒップホップ調というか、文学をラップで表現したというか読みにくいと言えば読みにくいけど、なんだか新鮮でこれもまたいいと言えばいい、よくわからないけど、こういうのもアリでしょ?っていう感じの軽い調子だYO、朋輩(ニガー)!

祖母が転んで怪我をしたことがきっかけになり寝たきりになってしまい、本当なら介護すべき母親が社長としての仕事を持っていることから、仕事を辞めて働かずに放浪していた主人公が祖母の介護をすることになります、YO,FUCKIN!

この主人公、やはり祖母の介護をしてきた著者を投影していると思われますが、小説では時に大麻を吸ったりしつつも、一応ちゃんと介護の研修を受けてそれなりに割り切った世話をしています。

介護でなにがたいへんかと言うと、おむつ交換や局部の清拭などもありますが、やはり時間が不規則で、夜中にでもおむつ交換をしたり水を飲ませたりというお世話が待っています。そして仕事でやっているのならばその仕事辞めれば即座に終わるわけですが、自宅介護というのは終わりが見えない精神的にも相当つらいものです。

そうしたつらい介護を自分なりに受け入れ、自分のリズムで精一杯やるっていう著者の優しさというか、人間の温かみが伝わってきました。それにしても、この小説はいろいろと評判が悪いですね、慎太郎じゃないけれど。

  ◇   ◇   ◇   ◇   ◇

ナイン・ドラゴンズ(講談社文庫)(上)(下) マイクル・コナリー

ハリーボッシュシリーズの14作目(ちょい役登場含めると18作目)で米国では2009年、国内(文庫)は昨年2014年に発刊されています。

ロス市警本部殺人事件特捜班に勤務している主人公ボッシュが今回はLAで起きた中国人店主殺害事件に絡み、チャイナマフィアと対決することとなり、LAから香港へと珍しく海外へ飛び立ちます。タイトルを見れば中国(あるいは香港)ってすぐに気がつきますね。

それもそのはずで、元FBIで別れた前の奥さんエレイナが娘と一緒に、プロのギャンブラーとしてマカオへ出稼ぎに行っていて、そのマカオからすぐ近くの香港に住んでいます。

LAでチャイナマフィアと関わり始めたとたん、香港で暮らす娘が何者かに誘拐され、「捜査から手を引け」と圧力を受けます。

香港の描写はアメリカ人向けの観光ガイドっぽくはありますが、それはおそらく事前に取材旅行を楽しんだであろう著者の、限られた香港観光情報を散りばめたからでしょう。

もっとも香港の裏社会はそんなミーハーな観光客がいっぱい出入りするような場所で大切な人質を監禁したり、連れ回ったりはしないでしょうし、80年前ならいざ知らず、もはや開発しつくされてすっかり近代化されたワンチャイが銃器を手に入れる犯罪者の巣窟みたいに書かれてもって思わなくもないです。

ま、しかし臓器移植や性奴隷のための人身売買が、アジアでは日常的におこなわれているかのような描き方には、同じアジア人としてはちょっと引いてしまいそうですが、現実的にはそれが欧米人の標準的な理解なのでしょう。

著者別読書感想(マイクル・コナリー)

  ◇   ◇   ◇   ◇   ◇

エネルギー論争の盲点―天然ガスと分散化が日本を救う (NHK出版新書)  石井彰

3.11以降にあまた出てきた原子力発電に代わるエネルギー論の中の1冊で、その中でも割とまともという評判で買ってきました。

しかし著者のプロフィールを見ると独立行政法人石油天然ガス・金属鉱物資源機構(JOGMEC)に所属されていて、あーこれは石油や天然ガスの利益代表者としての意見だなぁってことを割り引いて読まねばなりません。

結局は筆者が仕事で関わっている天然ガスを利用したハイブリッド型発電(コジェネレーション発電)がもっとも効率がよく、日本においてはこれを推進していくべきと言う結論となっています。

ただそれを言うならば、やっぱりその肩書きが邪魔していますね。そういう組織に所属していると天然ガスに都合が悪い話しは書けませんもの。

人類にとってエネルギーとはなにか、どうやってそれを活用してきたのか、これからはどうしていけばいいのかを、一応専門的立場から、ややわかりにくい言葉を使って上から目線で教えてやろうという内容は、いいことが書いてあったとしても、読む人にとっては意見が分かれそうなところです。

電力会社が原発を推進したいがために、ロシアからの安価な天然ガスパイプラインを渋っているとか、国際標準よりずっと高い天然ガスを輸入しているとか、現在の政治と電力会社への批判は評価していいかも知れません。

あと再生可能エネルギーに関しては、発電効率と安定性に難がある風力や太陽発電ばかりを取り上げていますが、そうしたもの以外に本書ではまったく書かれていませんが日本に優位性がある地熱発電、そして廃材や廃棄する食料などを利用するバイオ発電など様々なものを組み合わせて可能性を高めていくのがいいのでは?と思いました。

  ◇   ◇   ◇   ◇   ◇

横道世之介 (文春文庫) 吉田修一

2008年~2009年に毎日新聞に連載されていた小説で、2009年に単行本、2012年に文庫化されています。

また2013年にはこれを原作にした映画「横道世之介 」が沖田修一監督、高良健吾、吉高由里子などの出演で公開されました(見てないけど)。

小説の内容ですが、著者自身が生まれ育った長崎から法政大学に入学して東京で生活を始めたことをダブらせ、出会いと別れ、友情などの青春群像ってところです。

著者は1968年生まれですから、市ヶ谷にある法政大学に入学したのが1986年頃で、ちょうど狂乱のバブルが始まってきたところです。そりゃーその頃の4年間の大学生活はむちゃくちゃ楽しかったでしょうね。

そのバブルの頃の様子を知りたければ、馬場康夫監督の映画「バブルへGO!! タイムマシンはドラム式 」を見るに限りますが、とにかく老いも若きも日本中が悪魔に魅せられ高熱にうなされ、毎日がお祭り騒ぎの日々でした。

さてこの小説、ところどころに突然に現在というか、およそ20年後の登場人物の話しが出てきます。

つまりストーリーとして展開しているのは80年代後半のバブル時代なのですが、主人公以外の登場人物の20年後が描かれ、「そう言えば横道世之介ってヤツがいたな」とふと思い出したりするわけです。

その主人公横道世之介の20年後はといえば、、、それは小説をお読みになってください。ハッピーエンドではないものの心温まる物語です。

著者別読書感想(吉田修一)


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もうだいぶんと前から耳鳴りを感じています。

思えばあれは20年ほど前に出張で長距離電車の中で寝ていたのですが、ふと蝉の鳴き声がうるさくて目が覚め、「どうして電車の中まで蝉の鳴き声が聞こえる?どうして?」ってしばらく意識が混濁したことがあります。

その時は、外を見るとこんもりした森が見え、あー外の蝉の鳴き声が車内まで入ってきているのだと考え自分を納得させたのですが、窓も開かず高速で走る電車の車内にまで蝉の鳴き声が届くはずもなく、あ~あれは耳鳴りだったんだと気がつきました。

あれから20年(笑)

昼間は気にならないものの、静かな夜になると耳鳴りが常時鳴っていることに気づかされます。

耳鳴りの症状は突発的なものと、長期間続く慢性的なものに分かれるそうです。

突発的な耳鳴りは例えばストレスや他の病気など原因が特定できやすく、そうした原因を取り除くことで、耳鳴りもやがて消えてしまうことが多いそうですが、加齢のせいや慢性的な耳鳴りを完全に取り除くことは無理とのこと。

もちろん正式な診断は耳鼻咽喉科へ行き、科学的におこなわなければなりませんが、病院へ通わずとも多少なりとも改善することができないものかといろいろ調べてみました。

先月NHKの「ためしてガッテン」では「ついに!耳鳴りが治る 原因解明&治療最前線」という安っぽい雑誌の見出しみたいなタイトルで放送がありました。残念ながら見逃してしまいましたが、ネットで簡単に説明が書かれています。


8年以上耳鳴りに悩むBさんは、耳鼻科に6軒も通ったものの一向に治らず、耳の中で常にセミが鳴いているような音がしているそうです。
Bさんの聴力を調べると、左耳の聴力が落ちていることがわかりました。加齢による難聴でした。

私たちは、耳から届く空気の振動を蝸牛(かぎゅう)という場所で電気信号に変えて脳に送っています。ところが、Bさんの場合、蝸牛の老化によって振動を信号に変えることができなくなっていたのです。

脳に電気信号が届くと、視床という場所が音の選別や調整を行います。 ところが、Bさんのように難聴によって脳に入ってくる信号が低下すると、視床は脳が電気信号を受け取るよう感度を上げるのです。

脳にはさまざまな電気信号が飛び交っているので、感度が上がっているとその信号をノイズとして感知し、耳から届いた音でもないのに、「キーン」といった音を作ってしまうのです。

感度を上げるのは一時的なので、通常であればすぐに感度はもとに戻ります。ただ、脳が興奮状態だと感度を上げ続けてしまうのです。つまり、耳鳴りとは、脳の異常な興奮で脳が作った音なのです。


なんとなく原理がわかったようなわからないような。

で、治療法(改善法)ですが、
脳の興奮によって起こる耳鳴り治療として使われているのが、補聴器です。 病院で補聴器をすすめられたBさんは、聞こえにくい高音と低音の音を増幅させることで、今まで脳に届かなかった信号が復活しました。すると、視床は感度を上げる必要がなくなり、その結果、耳鳴りも改善しました。

ふむふむ、それだけで改善するのならいいかも。でも補聴器って10万円以上もするんですね。高齢化社会に入ってメーカーはウハウハの大儲けでしょう。

耳鳴りが蝉の鳴き声に近いというのは、私もこのBさんのケースと同じですが、私の場合はそれを最初に感じたのがもう20年以上前というとまだ30代半ば頃の話しで、Bさんのような「加齢による難聴」とはちょっと思いにくいです。

それに「脳の興奮」って言ったって、こちとらずっと鳴りっぱなしで、いつでもどこでも耳をふさげばキーン(またはジーー)状態で、休まるときがありません。そんな24時間365日ずっと脳が興奮し続けているってことがあるのでしょうか。

結局耳鳴りとは静かな環境(または耳をふさいだ状態)で聞こえるものですから、周囲の音が常に入ってくる都会に住んでいると耳鳴りが気になるのは静まった夜に寝るときとか、ある程度絞られてきます。

また深夜でもバイクの騒音や、犬の鳴き声がしょっちゅう睡眠の邪魔をしてくれますので、最近は耳栓をして寝るまでになっています。

この耳栓をするともう耳鳴りの集中攻撃を受けますが、それでも延々と吠え続けるバカ犬のヒステリックな鳴き声よりも、またなにが楽しいのか、よほどストレスがたまっているのか、音量上げたマフラーを付けた集団で行ったり来たりする珍走族が撒き散らす重低音よりかは耳鳴りの法がずっとマシに思えてくるから不思議なものです。

いつかは耳鼻科へ行くことがあれば、ついでに耳鳴りについても相談しようと思いつつ、以前慢性鼻炎のため少しだけ通ってから30年ぐらい経ってから耳鼻科とは縁がなく、このままもういくこともないかなぁって思ってます。

なにか他に耳鳴り防止に効果のあるいい方法があれば教えてもらいたいものですが、「この壺を買えばたちまち・・・」とか、「先祖の霊を供養しなければ・・・」というのは遠慮しておきます。

今回のNHKの番組では「ついに!耳鳴りが治る」と、仰々しいタイトルでしたが、同様に「薄毛が劇的改善」とか「老眼がグングンよくなる!」などのタイトルが派手に踊っている高齢者向け健康雑誌の「健康365 」や「安心 」「壮快 」と変わらないのかなっていう感想です。


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