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786
日本茶といえば一般的には煎茶の緑茶を思い浮かべる人が多いと思いますが、種類としてはまず大きく抹茶と煎茶に分かれ、次に煎茶の中に小分類として玉露、煎茶、番茶、ほうじ茶、玄米茶、豆茶などがあります。お抹茶は茶道で使われている形式張ったあの苦いお茶ですね。そのいずれもが一般的に日本茶と呼ばれます。

それら日本茶全般を指す言葉として緑茶と呼ばれていますが、とても緑色とは思えない番茶やほうじ茶なども含まれますので、子供の時には緑茶と呼ばれることにちょっと違和感がありました。

調べてみると、緑茶は「摘み取った茶葉を加熱処理して発酵を妨げたもの」と定義されており、大分類では同じ製法の中国茶の龍井茶(ロンジン茶)、碧螺春(へきらしゅん)なども中国では代表的な緑茶と分類されています。

一般的な知識として中国のお茶と言えば緑茶ではない烏龍茶というイメージが強いのですが、実は現在でも中国茶の中では緑茶が一番よく飲まれており、元々は奈良時代あたりに中国から伝来した製造法なので、「緑茶=日本茶」という認識は誤っています。

烏龍茶(ウーロン茶)は「茶葉を発酵途中で加熱して発酵を止め、半発酵させた茶」と定義されており、緑茶とは別の青茶としての大分類となります。その種類は有名な鉄観音、凍頂烏龍茶などがありますが、意外なことに中国では一般的に飲まれているわけではなく、日本で言えば特別な機会にお抹茶をたしなむように、まれに飲まれているそうです。

ついでに日本では烏龍茶として一緒にされてしまうことが多いプーアル茶は、麹菌により数ヶ月以上発酵させる後発酵製法で、緑茶でも青茶でもなく黒茶の大分類となります。今まではそのプーアル茶や香りのいいジャスミン茶(花茶)なども烏龍茶の一種だと思っていましたが、あらためてその違いを認識しました。

一方、西洋で一般的な紅茶は「摘み取った茶の葉と芽を乾燥させ、もみ込んで完全発酵させたもの」を言い、発酵させるかさせないか、茶葉をもみ込むかどうかの製法が緑茶との区分で、決して茶葉の種類や茶を抽出したあとの色で判別するものではないということです。確かに紅茶の葉はもみ込まれてよじれているのが多いです。

さて、日本茶の話しに戻すと、まず日本で一般的によく飲まれている煎茶や番茶は、日本各地で茶葉が生産されていてそれぞれに特徴があります。煎茶と番茶の違いは茶葉の収穫時期などで製法はほぼ同じだそうです。

私の好きなほうじ茶は名の通り茶葉をコーヒー豆のように焙煎したもので、それが独特の香りを引き出します。ほうじ茶は比較的関西、特に京都などで日常的に飲まれていることが多く、そう言えば関東では番茶はよく見かけますが、こうばしい香りが立つほうじ茶にはあまりお目にかかりません。

そしてほうじ茶は焙煎することで苦味成分のタンニン(カテキンなど)が壊れ、渋味や苦味がなくなり、口当たりがさっぱりしています。胃に負担がかかるカフェインの量が少なく、子供や高齢者でも安心して飲用できることから病院での入院患者などにも出されています。

そう言えば、胃潰瘍で入院して4日間絶食したあと、食事の前に出されて最初に口に入れた(薬は別として)のがこのほうじ茶だったような気がします。

もうひとつ私の好きな玄米茶は、その名の通り炒った玄米を番茶に混ぜ込んだ緑茶で、玄米のこうばしい味と香りが子供の頃からとても好きでした。今も昼休みに自分でいれてよく飲んでいます。

ただこの玄米茶というのは茶葉はもちろんですが、炒った玄米の質によっても味や香りが大きく左右され、スーパーで買うティーバックでは残念ながらあまり美味しいものには出会えません。やはりちゃんと品質管理され、製造に手間をかけたお店で買わないと本当の玄米茶は味わえないようです。

先日、食べ物の糖質を減らしてダイエットをという記事を書きましたが、日本茶は基本的には糖質ゼロで、ビールや日本酒、ジュース類と違い、いくら飲んでも太りません。

私は朝はコーヒーを飲みますが、午後はその日の気分で抹茶(狭義の意味で普通の緑茶)、玄米茶、ほうじ茶、紅茶を選び、自分でティーバックをいれて飲んでいます。その都度缶コーヒーやペットボトルのジュースを買って飲むより、エコでふところにもそして健康にもよさそうです。

そう言えば関東中心に展開している喫茶室ルノアールでは、少し長居(30分以上ぐらいかな)する客に、途中で緑茶のサービスがあります。これは決して「早く帰れ」の合図ではなく、「どうぞゆっくりしていってください」という店のサービスで、私は熱くて茶碗に触れないぐらい煮立ったあのお茶が気に入っています。飲むときには茶碗をおしぼりでくるんで飲んでます。

アメリカなどでもダイエットブームや健康志向の波にのって、日本茶ブームが起きていると少し前にテレビで見たことがあります。伊藤園の「お~い!お茶」のペットボトルが頭脳労働するアメリカ人に大人気だとか。確かにどんな添加物が入っているかわからないコーラを飲むより健康的でしょう。

健康のことを考えると日本茶は最高ですね。ただしストレスなどで胃が荒れている人や、寝る前なのでカフェインを抜きたい時は、ほうじ茶を選ばなくてはなりません。それだけはお忘れなく。


【関連リンク】
759 糖質ダイエットについての備忘録その1
712 最近気になる食品の安全性
634 味覚の変化について
334 ミネラルウォーター飲んでますか?



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785
もうだいぶんと旧聞になってしまいましたが、今年の元旦の朝日新聞の別刷版で奥田英朗氏のコラムに個人的な考え方と断って「2020年東京オリンピックでの日本が果たすべき役割」を書かれていました。

それが以前から私が思っていた今後の日本が目指すべき方向性と合致していたので取り上げてみます。

奥田氏と言えば2004年に直木賞を受賞、2009年に発刊された「オリンピックの身代金」が吉川英治文学賞に輝き、ベストセラーとなり、昨年にはそれを原作とするテレビドラマ化もされました。

そのオリンピックつながりで朝日新聞社からコラムを依頼されたのかなと勝手な想像です。

新聞はもう手元にないので詳細は書けませんが、1964年の時は敗戦で焦土と化した東京は見事に蘇ったのだということを世界にアピールするだけでよかったのですが、今度の東京オリンピックでは成熟した文化都市でおこなうというという意味の他に、オリンピックをまだ自国では開催できないけれど、世界に誇れるスポーツの自国の英雄を待ち望んでいるアジア諸国に手を貸すべきだというものです。

近代オリンピックでみると、まだ金メダルをとったことがない国が東南アジアだけでもマレーシア、フィリピン、ベトナム、シンガポールなどがあります。比較的地域が近いアジアやオセアニアに拡げると、スリランカ、サウジアラビア、カタール、クエート、イラク、アフガニスタン、トンガなども金メダルをまだ獲得していません。

まだ金銀銅のいずれのメダルも獲得していないアジア・オセアニアの国は、カンボジア、バングラデシュ、ブータン、ミャンマー、ネパール、パブアニューギニア、パラオ、フィジー、サモアなどがあります。

過去に金メダルは獲得していても、極めて少ない国もたくさんあります。モンゴル2個、台湾2個、パキスタン3個、インドネシア6個、タイ7個、インド9個など(日本は金メダルだけで130個、金銀銅合わせて398個)。

それらの国は、スポーツができる環境が十分でなかったり、科学的な練習を取り入れられなかったり、優れた指導者やコーチがいなかったり、ハイレベルの練習相手がいなかったりで、国内においては、いつまで経っても世界の強豪に勝つことができません。

そこで6年後に日本で開催することで、それらの国からメダリストを誕生させるべく、今から優秀なそれぞれの国の若者を日本に受け入れて、最先端の練習と指導を日本の強化選手とともにおこなってはどうかという(奥田英朗氏の)提案です。

それで別に恩に着せようというものではなく、どうせ日本人選手の強化にお金をつぎ込むのならば、日本の選手にも刺激となり、そして日本古来の体罰や根性など非科学的トレーニングを一掃し、開かれたグローバルで高度な科学スポーツが実現できるようにも思え、日本人選手にとってもいいことだと思います(私の考え)。

そうした結果、メダルを取る選手が出てくれば、長い目でみるとその選手や一緒に招聘するコーチ、関係者、マスコミが、日本とそれらの国との間で様々な友情の架け橋となってくれることも考えられます。

上記にあげた国々は、これからまさに人口が増え、発展していこうとしている国ばかりで、日本(の企業)にとっては道筋さえできれば進出したい国々でもあります。

そうした経済問題だけでなく、成熟した文化国家として、またこのアジアという地域を代表しての開催ですから、1964年の東京オリンピックや、中韓でおこなわれた過去のアジア開催のオリンピックとは違い、自国のメダルの数を世界と競うのではなく、欧米では誰も知らないようなアジアの多くの国々が、日本とともに成長した証を世界に披露する大会にしてもらいたいものです。

どうしてもオリンピック誘致が決まると、やれ交通インフラ整備が、やれ新しい競技場が、やれ観光業がとなりがちですが、それよりもオリンピック開催はもとより、金メダルなど無縁だと思って冷めた目で見ている(たぶん)アジアの国々に対し、熱いハートの支援を日本が真っ先におこなうことがいままさに必要なのではないでしょうか。


【関連リンク】
765 労働生産性はむやみに上げるもんじゃない
754 東京オリンピックとこれから高まるビジネスチャンス
696 五輪競技除外候補とスポーツ競技人口
642 日本はインドともっと深く連携すべき
388 中国との関係について
365 ハイパーインフレは来るのか?



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784
2013年の1月から12月までに新旧刊の小説、ビジネス書など全86話(上下巻など分冊をすべてカウントすると98冊)を読みました。

月間に換算すると8.17冊となります。その中で、私のもっとも感動した本、ためになった本、人に推薦できる本をあげておきます。

予算の都合上、最新作(単行本)はまず読んでいませんので、あまたある書評の類とはタイミングが大きくずれています。

まずは昨年は気乗りせず、あまり読まなかったのですが、新書やビジネス系部門では、「寝ながら学べる構造主義 (文春新書)」内田樹著、「発達障害に気づかない大人たち (祥伝社新書 190)」星野仁彦著、「脳に悪い7つの習慣 (幻冬舎新書)」林成之著、「なぜ日本でiPhoneが生まれなかったのか?」上村輝之著、「「対話」のない社会―思いやりと優しさが圧殺するもの (PHP新書)」中島義道著あたりがその候補になりますが、特に「すごーくよかったなぁ」、「ためになったなぁ」と言い切れるものはありませんでした。

たいていの新書やビジネス本は、自己啓発、ポジティブシンキング、やる気を出す方法、クリティカルシンキング、もっと勉強しろ、意外な数字と統計、新発見ネタ、世の中の仕組みに騙されるな的なものが多く、それに対して最近私の気持ちが、先のことを考えばかりにどうもネガティブすぎるのかも知れません(反省してます)。

中島義道氏や内田樹氏の毒舌?やら愚痴などは気軽に読めて参考になる(二重取消線)面白いのですが、役立つ、タメになるかと言われると、私的にはちょっと違います。

若者や万人向けの本を読んで自己啓発するにはもう歳をとりすぎているのかもしれません。なんでも歳のせいにするのはよくないのですが(反省してます)。

したがって昨年の新書・ビジネス書大賞は「該当なし」ということで。今年はもう少し気合いを入れて新書・ビジネス本を読むよう心掛けます(反省しています)。

さて、世の中には、真面目に「小説を読む意味が分からない。」と言う人もいて、世間は広いようで狭く、狭いようで広いものです。これは価値観の相違というものでしょう。

なにも小説を読むことに理由は不要で、「人生に役立てよう!」とか「生きる糧となる」とか「ストレスが発散できる」というもっともらしい理屈で読むわけでもありません。強いて言うなら「そこに面白そうな小説があるから」読むわけです。私の場合。

ただ学生の頃や若いビジネスマン時代には、もう少し違った読み方をしていたかも知れません。例えば「恋愛の仕方」とか「日本経済の歴史」とか「大人の会話」とか「いろんな業界のこと」を知りたいがために小説を読んでいた時期もあります。

話しを戻し、次はノンフィクション・エッセイ部門です。全体の中では少ないのですが、こちらはキラッと光ったものがいくつかありました。

対象は、「タクシードライバー―一匹狼の歌 (幻冬舎アウトロー文庫)」梁石日著、「ガセネッタ&シモネッタ (文春文庫)」米原万里著、「遠野物語(角川ソフィア文庫)」柳田國男著、「三陸海岸大津波 (文春文庫)」吉村昭著、「父・こんなこと (新潮文庫)」幸田文著などで、その中から今さらと言われそうですが、「三陸海岸大津波」を強く推します。

もしこの本が東北沿岸各地の学校や企業の防災教育の教材として本格的に使われていたら、津波に対してもっと警戒心が保て、被害は最少に抑えられていたかもしれません。

吉村昭氏はすでにお亡くなりですが、この本をベースとして2011年の津波の話しも盛り込み、「続・三陸海岸大津波」を出版し、50年後、100年後のその時にぜひ役立ててもらいたいものです。また地震や津波の発生が多い国や地域に、各国語翻訳版を日本国が発行し、津波の怖さと知識を世界に向けてぜひ伝えてもらいたいものです。

遠野物語」柳田國男著は、最初は読むのに苦労しましたが、それもやがて慣れてくると旧漢字や文体も普通に飛び込んでくるようになります。現在では青空文庫でも読めますので、デジタル版で読むのが苦痛でない人はあらためて購入する必要はないでしょう。

小説部門ですが、外国人作家と日本人作家に分けて、多くの中から、私が推薦する作品からあげていきます。

まず日本の小説部門では、

きもの (新潮文庫)」幸田文著
神去なあなあ日常 (徳間文庫)」三浦しをん著
神様のカルテ2 (小学館文庫)」夏川草介著
東京セブンローズ (文春文庫)(上)(下)」井上ひさし著
ハルカ・エイティ (文春文庫)」姫野カオルコ著
一刀斎夢録 (文春文庫)(上)(下)」浅田次郎著
マンチュリアン・リポート (講談社文庫)」浅田次郎著
写楽 閉じた国の幻 (新潮文庫)(上)(下)」島田荘司著
そして、警官は奔る (講談社文庫)」日明恩著
散る。アウト」盛田隆二著
兎の眼 (角川つばさ文庫)」灰谷健次郎著
恋愛時代 (幻冬舎文庫)(上)(下)」野沢尚著

がイチオシってところです。

古い本もあり、新刊本中心の書店ではまず置いてないだろう作品も多く含まれています。

外国の小説部門では、読んだ作品中のほとんどがノミネートされますが、

死への祈り (二見文庫)」ローレンス・ブロック著
盗まれた貴婦人(ハヤカワ・ミステリ文庫)」ロバート・B・パーカー著
緋色の研究 (新潮文庫)」アーサー・コナン・ドイル著
時のみぞ知る クリフトン年代記 第1部 (新潮文庫)(上)(下)」ジェフリー アーチャー著

が秀逸作品。

外国人作家の小説は、それぞれのジャンルで一時代を築いたすでに著名な作家さんの作品ばかりでハズレはありませんでした。

で、いよいよその中から小説部門の大賞を発表します!

ダ、ダ、ダ、ダ、ダ、デン!

日本人作家部門からは「東京セブンローズ(上)(下)」井上ひさし著 1999年初出

外国人作家部門は「緋色の研究」アーサー・コナン・ドイル著 1887年初出

にそれぞれ独断で決定!

いずれも最近の話題本ではなく、古い本ですが、いいものはいつまでもいいものです。

読後の感想は、

「東京セブンローズ」 1月後半の読書 2013/2/6(水)

「緋色の研究」 9月前半の読書と感想、書評 2013/9/18(水)

にあります。

東京セブンローズ」の舞台は太平洋戦争前後の東京で、そこで暮らす普通の庶民が、戦時中という非日常生活の中で力強く一生懸命生きる姿を描き、文章からは下町の懐かしい風景と香りが漂ってきます。

おそらく私より10歳以上上の世代(団塊世代以上)には、一部自身の経験と重なる部分があったりしてたまらないでしょう。

セブンローズの由来は7人の占領軍の幹部達を相手にする娼婦達の名称ですが、それがこの小説の主題というわけではなく、あくまで市井の庶民が主役の小説です。

著者の井上ひさし氏は太平洋戦争終結の時はまだ東北の児童養護施設から小学校へ通っていた少年で、上京したのは戦後10年近く経って大学生になってからです。

それなのに、この小説では戦争前後の東京下町とそこで暮らす人々を、まるで見てきたように詳細に再現しているのは驚きです。


次点としては「写楽 閉じた国の幻」(島田荘司著)をあげておきます。現在でも謎が多い奇想天外な謎の浮世絵師写楽を、人気役者を思い切りデフォルメし、過去の常識やテクニックにとらわれない作風から、手慣れた当時の浮世絵画家ではなく、まったく異質の芸術家の作品ではないかと大胆な推理で読ませてくれます。
読後感想は、4月後半の読書 2013/5/1(水)

緋色の研究」は世界的に有名になったシャーロック・ホームズシリーズの第1作目作品で、軍医として赴いていた戦地から、ロンドンへ帰ってきた青年医師ワトソンが、独りで住むには家賃が高いとルームシェアができる借家を探していたところ、風変わりな学者(ホームズ)が住んでいる家を紹介され、そこに住むようになってから、二人の関係と役割が決まっていくという過程がわかって興味深いです。

そして主人公シャーロック・ホームズの活躍をワトソンという準主役が事件簿として語っていくという当時としては珍しいスタイルはこれも有名ですがエドガー・アラン・ポーの「モルグ街の殺人 」を真似たとも言われています。

このホームズシリーズはその後40年に渡り、短編を中心に60編が世に出され、テレビドラマ化、映画化、コミック・アニメ化はその数は知れません。

以上、いかがだったでしょうか?

もし推薦していただける本がありましたら、ぜひご連絡(コメント)をください。よろしくお願いいたします。どんなジャンルのものでも構いません。ただ読後の感想は当然ながら私の主観で書きますので、予めご了承ください。

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783
冷血 (新潮文庫) カポーティ

1958年に発刊された「ティファニーで朝食を」が映画化されそれで一躍有名になったアメリカの作家さんですが、19歳の時に始めて作品を世に出し、60歳の時に心臓発作で亡くなるまで40年あったわりには作品数は少なく、短編集を含めて12作品だけです。

この作品は1966年に書かれたカポーティの最後の長編作品で、1959年に実際にアメリカで起きた一家殺人事件が元となっています。

またこの作品はノンフィクションノベルという新しいジャンルを切り開いたものとして注目されています。

ノベルと言えばフィクション(想像で描いた物語)なわけですが、その前にノンフィクションがつくとどういう意味か混乱しそうですが、起きた事件と加害者と被害者、その双方の周辺にいた人達の事実を積み重ねていき、ある部分は作者の想像で描きながらも、重要なポイントは裁判記録や徹底した取材で、事実を元にして忠実に描かれた小説とでもいうのでしょうか。

もし現代で同じことをおこなえば、遺族や数多くの実名での登場人物から名誉毀損やプライバシィ情報漏えいなどですぐに訴えられそうなことも含みます。

事件は平和なカンザス州で牧場を経営する比較的裕福で、誰からも好かれている一家(夫婦と子供二人)の自宅で起きます。自宅といっても広大な牧場の中にあり、近くに住み込みで働いている夫婦の住まいを除くと、隣家といっても何キロも遠く離れた場所にしかない土地柄です。

一方、刑務所を出たばかりの二人の男が、同じ刑務所で耳にしたお金持ちの話しを思い出し、計画的に犯行をおこなうため、アリバイを準備し、遠くにあるカンザスの牧場を目指します。

そして犯行がおこなわれ、その殺害方法には相当の恨みがあるようにみえましたが、目撃者もなく、捜査はすぐに行き詰まってしまいます。マスコミは警察の無能ぶりを激しく叩く論調で、警察もほとんど犯人に結びつく証拠が残されていない中で必死の捜査を続けていきます。

犯人は誰からも疑われることなくまんまと犯行現場から逃げることができましたが、結局牧場には金は置いてなく、しかし元の仕事に戻ることもできず、メキシコや南部を二人で詐欺や泥棒を重ねながら放浪することになります。

しかし犯人のツキもそこまでで、やがてたれ込みから犯人が絞り込まれ、その足取りも警察の知ることになっていきます。

結果はわかっているものの、二人の犯人の考えや、心理状態などが迫真にせまる内容で、ノンフィクションと言いつつも十分に小説としての価値を見出せ読み応えがありました。

あとこの作品は1967年に映画化もされています(日本公開は1968年)。

著者別読書感想(トルーマン・カポーティ)

  ◇   ◇   ◇   ◇   ◇

死もまた我等なり:クリフトン年代記 第2部 (新潮文庫)(上)(下) ジェフリー アーチャー

時のみぞ知る:クリフトン年代記 第1部」では紆余曲折あった主人公が客船の乗組員としてアメリカに向かう途中、Uボートの攻撃をうけて船は沈没してしまい、かろうじて別の船に救助されたものの、訳あって同じ乗組員として働いていたアメリカ人が死んだことで、その男にすり替わろうとします。

しかしそれが裏目に出てしまい、上陸したとたん、いきなり殺人罪で逮捕されてしまうという盛り上げ方をして終わりましたが、そこからの続編です。

この小説では、貧しい家の生まれながら頭の良さをかわれ名門大学へ進むメーンの主人公以外に、その主人公と婚約する女性、ハイスクールの同級生で親友かつ主人公と婚約する女性の兄、その父親、主人公の母親という準主役達がいます。

そして一見するとバラバラに動いているその準主役達の目でも章ごとに時代が語られていきます。時代はナチスドイツの勢力がヨーロッパ中で猛威をふるい、主人公がアメリカに渡ってすぐ、アメリカも重い腰を上げて第二次大戦に参戦するという大きく世界が動いたタイミングです。

ストリーはぜひ読んでいただきたいのであえて書きませんが、第一部の感想でも書いたように、アーチャーの得意な「貧しさの中から努力をして身を立て、貴族や金持ちに対して自分の頭脳と周囲の仲間達に助けられながら、成功者に上り詰めていく」という物語で、エンタテーメントとしては一級品です。

さらに今回はアーチャー自身収監された経験から、主人公が刑務所に入れられ、その中でも才能を発揮していくという話しが手厚くなっているのが、過去の長編とは違う点でしょうか。

唯一残念なのは、世界的にベストセラー作家としてアーチャーも売れっ子となり、書けば売れるということからか翻訳(出版)権も高騰しているのでしょうけど、文庫の上下巻とも薄っぺらな約280ページ程度で各662円、上下巻で1,324円、第一部(上下)と第二部(上下)計4冊で総額2,690円。文庫でこれですから嫌になります。

だいたいページ数から言って上下巻に分ける必要すら感じません。今読んでいる盛田隆二氏の「二人静」(980円)は1冊の文庫で634ページです。

翻訳本ということを差し引いてもちょっと高過ぎるような気がします。デフレなのですからもっと安く刊行する努力が出版社にはないのでしょうかね。

今回は(文庫の)新刊本ということもあり、書店で購入しましたが、こうした文庫まで強気の値付けから、多くの人は図書館やブックオフなどへ流れてしまうのではないでしょうか?

著者別読書感想(ジェフリー・アーチャー)

  ◇   ◇   ◇   ◇   ◇

八つ花ごよみ (新潮文庫) 山本 一力

2009年に単行本、2012年に文庫版が刊行された8つの短編をまとめた時代小説です。

著者の山本一力氏は一昨年読んだ小説の中で私のベスト1となった「あかね空」で直木賞を受賞された時代小説が多い作家さんです。

この作品はタイトルにあるように花にちなんだ8つの短編集で、時代はいずれも江戸時代で、深川など下町辺りの庶民が主人公です。

こうした短編小説の場合、最近の傾向では独立した短編でも互いに関連があったり、同じ人物が登場したりという連作短編というパターンが多いのですが、これは時代背景は同じながらそれぞれがまったく別もの仕立てとなっています。

 1)路ばたのききょう
 2)海辺橋の女郎花
 3)京橋の小梅
 4)西應寺の桜
 5)佃町の菖蒲
 6)砂村の尾花
 7)御船橋の紅花
 8)仲町のひいらぎ

短編の場合、その人物や舞台設定の説明などに多くを費やしてしまうと、それだけで終わってしまいかねない危険性があります。それゆえに前の短編で使った同じ人物を次の短編でも登場させることで、その人物のことや時代背景などを省略できるというメリットがあります。

しかしその場合は、前編を読んでいるということが必要となり、週刊誌や月刊誌などに一編ずつ掲載する形だと、必ずしも前編が読まれているわけではなく、途中から読む人には意味がわからないということにもなりかねないので難しいところです。

著者の短編はこれが初めてですが、過去に読んだ長編と比べると、やむを得ないとは言え、いずれもストリーにメリハリがなく迫力もありませんので物足りなく感じました。

夫婦愛や親子愛、師弟愛などそれぞれに感動を呼びそうなテーマなのですが、なんだかボヤーとしたあっけない結末で、おそらくは読者がそれぞれに想いと余韻をふくらませればいいということなのでしょうけれど、どうもそれがうまくいっていないようです(私だけかも)。

短編の上手い作家は他にもいっぱいいるので、あえて著者の短編はもういいかなと。著者の書く長編小説の素晴らしさはよく知っているだけに、今後はまた長編を読んでみることにします。

著者別読書感想(山本一力)


【関連リンク】
 12月後半の読書 植物図鑑、四畳半神話大系、アイの物語、タクシードライバー 一匹狼の歌
 12月前半の読書 NHKへようこそ、舟を編む、死への祈り、美しい隣人
 11月後半の読書 三陸海岸大津波、聖女の救済、覇王の番人(上)(下)、うつくしい子ども

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782
終身雇用が壊れだしたのは1990年代頃からで、大手企業においてリストラの名を借りた実質的な指名解雇がおこなわれてきましたが、考えてみると中小企業ではそれ以前からずっと業績不振やワンマン社長の好き嫌いなど環境や感情の趣くまま、従業員解雇なんて普通におこなわれていました。

それは大企業たる新聞社やテレビ局において身近なものではなく、記事や番組で取り上げられることがなかっただけのことで、いざ大企業でもリストラがおこなわれるようになって始めて「これは危険だ」と取り上げられるようになってきました。

それはさておき、私(56歳)以上の人達のほとんどは、新入社員の頃、日本の代表的な雇用スタイルで高度成長を支えてきたとされる、終身雇用、年功序列が当たり前で、それが壊れるなんて信じていませんでした。

そして、新卒後の数年で会社を辞めて転職など、まるで人生の落伍者のように見られていましたし、20代の中途採用市場も極めて小さく、もしどうしても転職するならベテランの域に達した30代で、それも三顧の礼を尽くし誘ってくれるところがあってというのが普通だったように思います。

しかし私が新卒入社してから10年ぐらい経つと、新入社員(ちょうどバブル入社組)で入ってきた若者が平気で次々転職するようになり、時代が変わったと実感したモノでした。

しかしその時に転職した若者が入った会社は、より小さな企業ばかりで、それで成功したかというと微妙な感じがします。小さな企業はダメと言っているのではなく、できることやれることがさらに小さくなってしまう可能性が高いのです。

転職の場合、なにを持って「成功」か「失敗」かという明確な基準がありません。人材紹介会社の場合は、「成功」=「転職できた」、「失敗」=「転職できなかった」の二つの基準でハッキリしているのですが、求職者にとっては転職できたからすべて成功だったかというと必ずしもそうではありません。

例えば「転職して給料や待遇が上がり、就業時間は短くなり、仕事には成長性があり」となればほぼ「成功」と言ってもいいのでしょうけど、「給料は上がったが、めちゃくちゃに働かされ、身体を壊したり、家族との時間がなくなった」では、果たして転職成功と言えるのでしょうか?

「希望する企業ではなく給料は下がり将来性があるとは言えない仕事だけど、ワークライフバランスがとてもうまくまわり毎日充実している」となった場合、これも人の価値観によっては「転職成功」と言えるでしょう。

もっと言えば、30代で転職した場合、その後まだ30年以上働き続けるわけですので、その会社が将来どうなるか?という長期的な観点でも「成功」「失敗」が違ってきます。

私が新卒の時に会社説明会で回ったある中堅商社は、その時はとても私など無理とすぐにあきらめたほどの盛況ぶりでしたが、私が別の会社に入社して5年目に研修を兼ねて香港へ渡ったときに、ちょうどその中堅商社が倒産したことを知りました。

そういった会社がどう転ぶかは誰もわからないリスクを軽減するには、自らが会社に頼り切らないで、自分のスキルを磨き、難易度の高い経験を積むに限るわけですが、同時に信頼できる人間関係を構築しておくのがベターな選択でしょう。

案外自分のスキルや経験を必要とする仕事や業界って狭いもので、転職するとなにかしら昔の知り合いとつながっていたりするものです。

転職活動の際に、複数の応募者と競争することは普通にあり、その時の面接で、「その方なら勉強会で知り合ってよく知っていますよ」と面接者と共通の知人がいることが判明したり、「○○さんならいま当社の関連企業にいますよ」とか、不思議な縁に出会うことがあります。

そういうつながりがあり、しかもその知人から「彼なら採用して大丈夫」というお墨付きがもらえれば、これ以上の推薦状はありません。

そこで転職をするのに最適な年齢は?というと、以前から企業が一番求めているのは20代後半~30代前半で大手、中堅企業でしっかり業務経験を積んできた人達ということになるでしょう。

ただ、現在は若手の転職者が少なくなり、逆に30代後半~40代の転職希望者の増加で、転職平均年齢が上がってきているそうです。

転職者の平均年齢は31.0歳 高年齢層の転職者増により5年で2歳プラス(インテリジェンス調査)
人材サービス大手インテリジェンスによると、転職者の平均年齢は2008年に29・2歳だったが、13年には31・0歳と2歳上昇した。年齢別でも35歳以上の転職者の割合が08年の10%から13年には23%まで増えており、ミドル世代の転職が盛んになっていることがうかがえる。

少し前なら40代以降の転職はリスクが多く、よほどのハイパフォーマーや自信家以外は難しいと言われていましたが、最近はそうでもなくなってきているようです。

それとも転職したくてしたわけではなく、早期退職制度や転職支援制度で半強制的に追い出された人が、やむにやまれず転職をしているせいなのかも知れません。そこのところは、この調査からはハッキリとは読み取れません。

ただ職種別では、「30代以上の割合が最も多いのは「技術系(建築/土木)」の73.6%で、次いで、「技術系(機械/電気)」(63.9%)、「技術系(IT/通信)」(61.3%)が続きます。」とありますので、大手製造業などが大量に実施してきた工場閉鎖や海外移転のための大リストラの影響で技術系中高年者の転職希望が増えている可能性があります。

特に1971年~1974年に生まれた団塊ジュニア世代が40~43歳となり、この年齢ともなれば大手企業でも管理職に就く年代ですが、どこの企業でもこうした年代のポストが不足しているように思えます。技術系職においても同様です。

そう考えると、転職平均年齢(適齢期ではなく)は、この数の多い団塊ジュニア世代が牽引していると言えなくもなく、当面はその団塊ジュニア世代の年齢とともに上がり続けることになるのでしょう。

では転職適齢期はと言えば、考え方としては数の多い団塊ジュニア世代と対抗して勝てるのは若さか経験かということですので、今すぐならば「若さ」の20代~30代前半までか、「経験」の50代前半ということになるでしょうか。ただ50代での転職は、今も昔も超難関なことには変わりなく、即戦力&人脈しかありません。

私もあと4年で定年がやってきます。雇用延長の義務化から、数年の雇用延長はお情けでやってくれるでしょうけど、果たしてそれにすがるか、それともまた別の新しい仕事人生を切り開くか早々に考えなければなりません。


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