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1662
正式なユダヤ教の教えでは「頭の角を丸めてはならず、あごひげの角を傷つけてはならない」とされていて、男性でもカミソリで髭を剃ることが禁止されています。

なので熱心な信者は長い髭を整える程度で伸ばし放題でしたが、さすがに日常的にそれは無理があるとみえて、現在は電気シェーバーで髭を剃ることは可能となっています。電気シェーバーならカミソリのように直接地肌を削るのではないという(苦しい)解釈からです。

その電気シェーバーの歴史は、オランダの電機メーカーのフィリップスが1939年に回転式電気シェーバーを発売したのが最初で、続いてドイツのブラウンが11年後の1950年に現在では主流となっている往復式シェーバーを発売し、その2社が世界の電気シェーバーをリードし一気に世界に拡がっていくことになります。

1950年と言うと、日本国内ではまだ社会は貧しく、冷蔵庫や洗濯機など白物家電ですら十分には普及していませんでした。

そんな中でも早くに電気シェーバーに目を付け、国内に普及させるべく当時の松下電器(現パナソニック)が国産初の電気シェーバーを1955年(昭和30年)に売り出します。当時は「電気カミソリ」と呼ばれていましたが高価なものでした。

その松下電器製の電気シェーバーの特徴は、ブラウンの往復式シェーバーのモノマネでしたが、やがて1980年代にはカミソリと同様に石鹸を顔にぬって剃ることができる完全防水タイプのドライ&ウエット、そして1990年代に高速モーターを利用したリニア駆動ラムダッシュを発売し、国内では先行していたブラウンやフィリップスのシェアを一気に追い抜き、現在では40%を超えるシェアを持っています。

私も1970年代後半頃、当時は安い電池駆動の回転型(メーカーは不明)から始まり、やがて松下製のドライ&ウェット、そしてラムダッシュへと着実にステップアップし、現在もラムダッシュの安い普及品(3枚刃)を何度か買い換えながら使っています。

しかし、いつも思うのが散髪屋さんで顔を剃ってもらったあとのツルツルの気持ちよい肌の感触が、電気シェーバーではどうしても得られません。

毎朝出勤のため忙しい朝には電気シェーバーは重宝しますが、現在のように引退した今は朝は忙しいわけではないので、電気シェーバーとカミソリを併用して使っています。

毎日カミソリを使うと、プロの理容師ではないのでどうしても深く剃ってしまい肌を傷めてしまいます。なので、カミソリは1週間に1~2度だけ使ってさっぱりするようにしています。

カミソリで有名なメーカーと言えば1903年に世界初のT字型の替え刃式カミソリを発売したジレットが有名ですが、この本体を安く(あるいは無料で)配り、消耗品の専用替え刃を繰り返して購入させることで儲けるビジネスは「ジレットモデル」と言われ、その後はコピー機やプリンターなど様々な分野で活用されています。

電気シェーバーも、替え刃(外刃と内刃)だけ購入しようとすると、新しい刃が付いた新品の本体とそう変わらないほど高額だったりすることがあります。

ラムダッシュで言えば、同じ刃を使ったラムダッシュではない安い電動シェーバー本体を買う方が、替え刃だけを買うより安いという変な現象が起きています。その場合は、安いモデル本体から刃だけ外して本体は廃棄するというSDGsに逆行し精神衛生に良くない行為がまかり通っています。

消耗品の替え刃の交換も大切ですが、長く使っているとどうしても充電池の能力が落ちてきて、すぐに電池切れが起きます。

その場合は、ちょっと面倒でも同じ充電池だけを購入して自分で交換すると電池の持ちが断然良くなります。

但し一度本体を分解すると、どうしても防水性能が落ちてしまいますので、自己責任と最終手段と考える方が良さそうです。

【関連リンク】
1084 LED電球にすべて交換完了!
899 疑うことを知らぬ、お人好し日本
626 男の朝は電動シェーバーから


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1661
グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち(原題:Good Will Hunting) 1997年 米
監督:ガス・ヴァン・サント 出演者:ロビン・ウィリアムズ、マット・デイモン

第70回アカデミー賞では助演男優賞と脚本賞を受賞した映画で、当時はまだ無名だった主演のマット・デイモンが大学在学中に共同で執筆した脚本の映画化です。

あまりにもうまく出来過ぎてていますが、天才的な頭脳を持ちながら貧しい家に生まれ、幼い頃に親から捨てられて孤児となったトラウマで、うまく人間関係を構築できず非行を繰り返していた青年が、仕事で大学の教室を清掃するかたわら、掲示板に張り出されていた数学の難問を簡単に解いたことを大学教授が気がつき、彼を友人の心理学者の元へ連れて行きます。

その心理学者も妻に先立たれ失意の中にいることで、青年と老学者とが最初のうちは反発し合っていたものの、様々な困難を乗り越えて打ち解けていき、お互いを深く信頼していくというハッピーエンドものです。

いかにも若者が夢見るような成功のドリーム物語ですが、「一流の数学者が驚くほどの天才的才能を持った貧しく学のない若者」という前提があってのことで、才能には努力とか忍耐とか研鑽というものなどはなく、「オレは元々できるヤツだからチャンスさえあればビッグになれる」というアメリカ人にはわかりやすいストーリーは、もっと複雑な日本人の感性にはちょっと向かない感じです。

映像は美しく心理描写が繊細で、良い映画だと思いますが、うならせるほどのものではないです。

★★☆

 ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟

トム・ホーン(原題:Tom Horn) 1980年 米
監督:ウィリアム・ウィアード 出演者:スティーブ・マックイーン、リンダ・エバンス

好きな俳優、スティーブ・マックイーンの晩年の映画で、撮影中に悪性の中皮腫の診断が下され弱った身体に鞭打って撮影された映画です。

そのためなのか、若い元気だった頃と比べて、なにか哀愁が漂い全体を通して疲れた感じがするのは、死期が迫っていることを知っているからそう感じてしまうのか、よくわかりません。

トム・ホーンは、実在する西部開拓時代の元陸軍兵で、ガンマンで賞金稼ぎ(賞金のかかった悪人を追いつめ殺すか自首させる)を生業としていました。

政府軍と度々戦闘を起こしていたネイティブアメリカンでアパッチ族の首領ジェロニモを投降させたことで一躍有名となります。

映画では、すでに有名人となっていたトム・ホーンが、西部の町へやってきたとき、町の有力者に頻発する牛泥棒を捕まえて欲しいと頼まれ銃撃戦の後に泥棒一味を一掃しますが、その後で起きた無抵抗の牧童の少年が何者かに射殺されるという事件が起き、その射撃の見事さから犯人とされて死刑が執行されるまでを描いています。

スティーブ・マックイーンは撮影後まもなく、1980年に50歳の若さで亡くなります。この「トム・ホーン」と「ハンター」が1980年に公開された2本が遺作となりました。

死因は、アスベストによる中皮腫を発症し、その後腫瘍が身体のあちこちへ転移したことでした。

カーレースの時に着ていたレーシングスーツやヘルメットに当時使われていたアスベストが原因とか、俳優になる前、海兵隊で従事中、船内のパイプ掃除でアスベストに被曝したとか、映画のセットで当時はよく使われていたアスベストが原因だとか様々言われました。

それ以外にも、この「トム・ホーン」もそうですが、アメリカが原爆実験で使っていたネバダ州の地域で長期滞在して西部劇のロケを若い頃からおこなっていたからというものまでありました。

我が青春のヒーロー、スティーブ・マックイーン 2015/12/19(土)

★★☆

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わが谷は緑なりき(原題:How Green Was My Valley) 1941年 米(日本公開1950年)
監督:ジョン・フォード 出演者:ウォルター・ピジョン、モーリン・オハラ

1941年のアカデミー賞で、作品賞、監督賞、助演男優賞、美術賞、撮影賞を受賞する名作映画です。

映画が公開されたのはちょうど太平洋戦争が開戦した年ですので、日本で公開されるのは戦後5年が経ってからのことになります。

舞台は19世紀末頃の英国ウェールズにある炭坑で、そこで多くの労働者と共に親子で炭坑夫として働く家族を中心に、労働者の日々の暮らしが淡々と描かれています。

タイトルは、当時の幸せだった時のことを思い浮かべた主人公が、昔のことを回想して思ったことです。

労働組合を作り、ストを起こそうとする息子達とそれに反対する温和で誠実な父親、川に落ちた母親を助けるために川に入り、足に重度の凍傷を負った息子、町の教会に赴任してきた若い牧師と恋仲になる娘など、様々なことが起きます。

主人公の息子は6男で、唯一学校へ通うことができ、そこで炭坑夫一家と馬鹿にされ喧嘩しますがコテンパンにやられます。炭坑夫達がその怪我した主人公にボクシングを教え込み、次の喧嘩では勝ってクラスでも一目置かれるようになります。

しかし長男が事故死したり、他の兄たちも炭坑から離れていき、主人公は学校を辞めて再び炭坑へ戻ってきます。

モノクロ映画で、ちょっと退屈な時間もありますが、人が生きる力を感じさせられる力強い映画です。

★★☆

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ダイ・ハード/ラスト・デイ(原題:A Good Day to Die Hard) 2013年 米
監督:ジョン・ムーア 出演者 :ブルース・ウィリス、ジェイ・コートニー

お馴染みの、ついてないニューヨーク市警警察官「ジョン・マクレーンシリーズ」の5作目です。

シリーズ第1作目の「ダイ・ハード」(1988年)から25年が経っていますので、第1作公開時は33歳だったブルース・ウィリスも、この5作目公開時には58歳となり、映画の中で演じる主人公の子も大きくなっています。その割には派手なアクションが多い内容ですけど。

ダイ・ハードのシリーズでは初のアメリカ国外での活躍となりますが、本人ではなく息子がCIAの工作員として潜入中のモスクワでトラブルに巻き込まれ音信不通となり、それを救出するため出掛けていきます。

9年前の映画ですからモスクワでのロケハンは問題なくできましたが、ウクライナ侵攻以降は米ロ関係が悪化していて、今ならとてもアメリカ映画のロケはできないでしょう。

モスクワでは派手で無茶苦茶なカーチェイスが次々と展開されます。カーチェイスの撮影で使われた車は650台、そのうち132台が全壊、残りも相当なダメージを受け、カーチェースに要した総額はなんと約10億円と言われています(wikimedia)。

どうでもいいことですが、10億円あれば日本映画なら何本も製作できそうです。ちなみにカンヌで評判となり、米アカデミー賞で国際長編映画賞を受賞した「ドライブ・マイ・カー」の製作費は1億5000万円ほどです。興行収入31億円を超えた「カメラを止めるな!」の製作費は300万円です。

このド派手なカーチェイスを見るだけでもこの映画を見る価値がありそうだと思います。内容はともかくとして。

ブルース・ウィリス(67歳)は今年3月に俳優を引退することが発表されましたので、事実上ブルース・ウィリスが主役を張る最後のダイ・ハードシリーズということになりました。

もし続編が作られるとしたら、今回息子のジャック・マクレーン(ジェイ・コートニー36歳)が活躍したので、彼を主人公とした「ついていない遺伝子」が描かれるのでしょう。

★★☆

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赤毛 1969年 三船プロダクション 東宝
監督 岡本喜八 出演 三船敏郎、寺田農、高橋悦史

幕末の混乱時に官軍の先鋒として民間有志で組織された赤報隊を描いています。と言っても赤報隊全体ではなく、百姓上がりの一隊士の物語です。

赤報隊と言えば1987年に朝日新聞社を武装して襲撃するテロを起こした集団を思い浮かべてしまいますが、本当の赤報隊は、幕末に活躍した割には影の薄い存在です。

リアリティのあるものではなく、官軍に良いように使われた上、用が済めば官軍に粛正されるという悲劇の隊というのは史実ですが、コミカルな場面も多くあり、エンタメ志向が強い作品です。

劇中とラストに登場する村民が踊り狂う「ええじゃないか」は、その後1981年の今村昌平監督映画「ええじゃないか」を彷彿させます。もちろんこちらが最初です。

主人公の赤報隊の一隊士が、先鋒としてひとりで自分の出身の沢渡宿へ乗り込みます。

その際に、隊長に頼み、赤報隊の隊長の証である赤毛のカツラを貸してもらい、その鮮やかな赤色がこの映画では多くの場面で印象的に使われます。

そしてそれまで宿を仕切っていた奉行を平伏させ、金貸しからは証文を取り上げて農民の借金をチャラにし、借金がある女郎衆も開放します。

しかし、宿で集めた軍資金を隊長の下へ届けるために使者を送ったところ、すでに赤報隊は官軍に葬られ、使者も斬られ、官軍は鉄砲で武装して宿に攻めてきます。

生きていればまたチャンスはあると母親に諭され、一度は逃げようとしますが、夫の命乞いをした妻が射殺され、赤鬼の如く怒った主人公ですが、あえなく官軍に討たれてしまいます、、、

侍の姿が一番似合う三船敏郎ですが、今回もその期待を裏切ることなく幕末の官軍とは言え侍姿で終始します。

でも斬り合うシーンはほとんどなく、最後の官軍の一斉射撃で討たれるシーンでは、日本刀を振り上げた侍が一斉射撃の銃弾に倒れる2003年の映画「ラストサムライ」より34年も前に早々と演じていました。

★★☆

【関連リンク】
2022年5~6月 ひとごろし(1976年)、グリーンブック(2018年)、ブラザーズ・グリム(2005年)、聲の形(2016年)
2022年3~4月 22年目の告白 -私が殺人犯です-(2017年)、ガール・オン・ザ・トレイ(2016年)、トキワ荘の青春(1996年)、我等の生涯の最良の年(1946年)
2022年1~2月 私は告白する(1953年)、デビル (1997年)、新解釈・三國志(2020年)、カーボーイ&エイリアン(2011年)、救命士(1999年)、フェイク シティ ある男のルール(2008年)



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1660
ホンダは個人的に好きな自動車メーカーで、1980年代から1990年代にかけて、都合10年間ほどホンダの乗用車を新車で購入して乗っていました。

戦前、戦後の何もない中で自動車修理業者に丁稚奉公し、やがて修理業をおこなうかたわら、原動機付き自転車から始めて世界のHONDAを作り上げた本田宗一郎氏の立志伝心物語は有名です。

世界の自動車販売台数ランキング(2020年)ではホンダは8位ですが、これはグループ(日産とルノーのような)を作らず、独立系としておこなっているためで、国内でのブランド(メーカー)別販売台数(2021年)ではトヨタに次いで2位です(1位のトヨタとは大差がついていますが)。

ところがこのところホンダに元気がありません。

2018年の国内販売台数は363,565台(前年比96.0%)、、2019年は348,061台(前年比95.7%)、2020年は283,774台(前年比81.5%)、2021年は268,186台(前年比94.5%)と、このところずっと前年を割っています。

しかもホンダが悩ましいところは、数は出るけど安いために利益が少ない軽自動車の販売数が多く、儲けが多い中級~上級車の販売が振るわないことです。

その中でも数年前まで国内販売で大健闘していたのがコンパクトSUVのヴェゼルです。

初代ヴェゼルは2013年12月に登場し、小型車フィットのシャーシを使い、スタイリッシュなデザインと、車高やシート座面が高くて使いやすく、しかもフィットのベースを利用しているので量産効果から安く製造でき、比較的安価で提供されました。

それが給料の上がらない若者にも、広い室内を必要とするファミリー層にも、そして若作りな高齢者にも人気でした。

その初代ヴェゼルはライバルが多い国産SUVの中において、2014年から3年連続でSUV販売台数ランキングでトップを走っていました。



そんな人気車種だったヴェゼルがフルモデルチェンジ(FMC)をしたのが昨年の2021年4月のことです。



販売直後には「ホンダ 新型ヴェゼル、発売後1ヶ月弱で3万台を受注!」とリリースが出たようですが、通常FMCすれば買い替え需要などで一時的に販売想定を超えるのは当たり前のことで、公表の3万台が多いのか少ないのかよくわかりません。

では2021年4月以降の販売成績がどうなったかというと、、、コロナ禍のせいで、半導体や部品調達に遅れが出たこともあったでしょうけど、FMC直後の盛り上がりは限定的に終わり、すでに初代ヴェゼルのモデル末期の頃とあまり変わらない販売台数に落ちてきました。

発売開始の3ヶ月目から12ヶ月間の販売台数を比較すると、初代ヴェゼルが96,245台に対して、ヴェゼルから新型ヴェゼルへの乗り換え需要があるはずの2代目ですが57,165台と59%に過ぎません。

2020年にベースとなる4代目の新型フィットが登場したときは、愛らしいスタイルなど、これは女性ユーザーにはウケそうと思いましたが、そのすぐ後にでてきたヤリス(旧ヴィッツ)が、性別問わず、幅広い年齢層に様々なスタイルや動力を用意し、そのクラスの需要をガッポリと持っていってしまい、フィットも苦戦を強いられています。月間目標が1万台に対し、それを超えたのが発売直後の2020年3月だけというていたらくです。

そのイマイチ支持されていないフィットと同じシャーシを利用した新型ヴェゼルを見たときは「なんじゃこりゃ?」と思いました。

私のデザイン感覚なんてド素人だから、今の人はこういうデザインこそ「新しい!」「素晴らしい!」「美しい!」という感覚なのかな~と思っていましたが、その後の販売台数を追いかけてみると、やっぱりこの2代目ヴェゼルは明らかに失敗作ではないかと思います。

もちろん人気や売れるかどうかはスタイルだけの問題ではないでしょうけど、大きな要因であることは間違いありません。

なんとなくですけど、中国ではこのヴェゼルはHR-Vという名称で販売されていますが、中国人を強く意識した(中国人が好きな)デザインのような気がします。

下記のグラフは、2014年1月から2022年7月までのヴェゼル販売台数推移です。紺色は初代ヴェゼル、ピンク色は2021年4月にFMCした2代目です。



初代ヴェゼルの月間販売目標は2014年の当初は控えめに4千台、ところがすぐに1万台を超える月も出てきて、2015年の途中から5千台へと変わりました。新しいヴェゼルはどこからそのような自信があったのかわかりませんが、最初から目標数は5千台でした。

ところがFMCの販売開始の2021年4月から2022年7月までの16ヶ月のあいだに目標の5千台を超えたのはたった5回だけで、これを散々と言わずしてなんと言うのでしょう。繰り返して言いますがFMC直後でこれです。

初代ヴェゼルは7年と3ヶ月で予想を上回る46万台以上販売しています。つまりそれだけの買い替え需要が新型には現在から将来に渡って見込めるわけですが、残念ながら、次に同じコンパクトSUVを求めたとしても次はヤリスクロスやカローラクロス、日産キックス、マツダCX-3、来年にはFMCするC-HRへと移っても驚きはしません。

自動車ジャーナリストの故三本和彦氏は常々「ホンダのびっくり箱」と好意的にそのユニークなデザインや技術を高く評価していましたが、もし今、昔やっていたような「新車情報」に出られたらなんと言われるでしょうか。毒舌でならした方ですのでホンダにとっては耳が痛い言葉になるでしょう。

ホンダは言うまでもなく既にビジネスの主力は海外向け(輸出と現地工場)にあり、国内向けに注力しているのは軽自動車と小型2ボックスのフィットや小型ワゴンのステップワゴンぐらいなもので、もう需要が減っていくばかりの国内の客にはあまり関心がないように見えます。

しかし海外のビジネスも、欧州はもとより、韓国や中国メーカーとの激しい競争や世界戦略としてメーカー同士がつながっていく中で、どことも資本提携などはしない自主独立、別の言い方をすれば孤立無援の闘いを挑んでいるホンダに勝算はあるか?というと、決して安泰とは言えません。

この不細工なヴェゼル(失礼!)が、国内では不評だけど、海外では好評なんだ!と自信と数字をもって言えるのであれば仕方がありませんが、もしそうでないのなら、ホンダの凋落が、少なくとも国内市場において既に始まっているのかも知れません。

【関連リンク】
1645 BMWミニの勢いとVWゴルフの落日
1617 2021年の車種名別販売ランキングとEV化
1614 自動車整備士に未来はあるか?



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1659
R帝国(中公文庫) 中村文則

讀賣新聞に連載され2017年に単行本、2020年に文庫化された長編小説です。

近未来の日本のような架空の島国「R帝国」が隣国から突然侵略攻撃を受けますが、それは実はR帝国の政府が密かに仕組んだ謀略だった?といったノリのSF的政治小説です。

主人公は、野党議員の秘書ですが、どうして秘書ごときが、与党政府の重鎮に呼ばれて頼み事をされるのかやや無理な設定もいっぱいありますが、要は国家権力を一部の人間が握るとなんでもできちゃうと言う警告をやんわりとしているのでしょう。

地下に潜って綿々と続く反政府活動組織や、一握りの上級国民と、その他大勢の貧しい国民を支配するため、他国に蹂躙される地域を見せることで戦争を肯定的にとらえさせようとする政府との駆け引きなど、よく考えられています。

そういう意味では2月に読んだ山田宗樹著の「百年法」(2012年)も、独裁者が国家権力を握った闇が主に描かれるポリティカルSFミステリーで、なんとなく似た感じを受けました。

現在の日本はと言えば、隣国の共産党一党支配体制を厳しく批判しておきながら、ほぼ同様に圧倒的な一党支配体制が続く自国のことはすっかり忘れ、それをなんの疑問も持たずに受け入れているマスメディアや国民へ恐ろしさを感じます。

強い一党独裁体制になれば、本来は国民の僕たる役人は党の支配下に置かれ、政府や大臣に忖度するのが当たり前となり、マスメディアは太平洋戦争時の報道規制や検閲を忘れ、政府発表をそのまま垂れ流し、政府や党の有力者に近い人物や、選挙の時に支援してくれるならば反社会勢力であろうとなかろうと関係なく、様々な点で特別に優遇されます。

そういった思想や信条などはこの小説では露わにしていませんので、誰が読んでも政治スペクタルを楽しめます。ただ最後はあまりハッピーな終わり方ではないので、消化不良のままで終わってしまいますが。

著者別読書感想(中村文則)

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レインツリーの国(角川文庫) 有川浩

映画にもなって大ブレークした「阪急電車」(2008年)からもう14年が経つのですね。そろそろ直木賞の受賞なども近づいていそうな作家さんです。

本著は、著者の人気シリーズ「図書館戦争」のエピソードとして使われた内容を元に書き下ろした作品で,
Boy Meets Girlの恋愛小説です。

2015年には、三宅喜重監督、玉森裕太、西内まりや主演で映画が公開されています。

中学生の頃に読んで気になっていた小説を大人になってから偶然見つけ、それについてネットで調べていると感想が書かれている個人サイト「レインツリーの国」があり、そこで嬉しくなって自分の感想を書き込んだことから個人サイトの運営者とメールでのやりとりが始まります。

何度かメールでやりとりした後、一度実際に会って話しがしたいと持ちかけ了解してもらいます。

実際に会ってみて最初はちょっと変わった女性?ぐらいにしか思わなかったら、実は耳がほとんど聞こえない障害を持っている女性ということが判明しますが、ますますその彼女にのめり込んでいくことになります。

ま、理想的な恋愛ということなのでしょうけど、普通の男女ではなく、障害者と健常者の考え方の違いや、障害の程度で同じ障害者同士でも様々あることなど、よく取材などをして盛り込まれています。

レインツリーとはアメリカ産のネムノキのことで、日立のCMで出てくるあの大きな樹のことです。日本では障害者支援や福祉事業の名称でよく使われています。

著者別読書感想(有川浩)

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冷蔵庫を抱きしめて(新潮文庫) 荻原浩

2015年に単行本、2017年に文庫化された短篇小説集で、「ヒット・アンド・アウェイ」「冷蔵庫を抱きしめて」「アナザーフェイス」「顔も見たくないのに」「マスク」「カメレオンの地色」「それは言わない約束でしょう」「エンドロールは最後まで」の8篇が収録されています。

著者の作品は、文庫になってから見つけると進んで買って読んでいますが、好きなのは「明日の記憶」や「僕たちの戦争」などの長編小説で、今回の著作のようなテーマがバラバラの短編小説はイマイチ好きではありません。

とは言っても、先日読んだ直木賞受賞作「海の見える理髪店」は上手い!というのと、イマイチ~というのが混ざっていて、当たりに会えばラッキー、それ以外は軽く流せばいいかぁーと読んでみました。

こうした短編小説で、特に女性が主人公のものは、同様に見つけたらすぐに買う作家さんの一人奥田英朗さんには残念ながら及びません。比べられたくはないでしょうけど、どうしても同世代の人気現代エンタメ作家さんとして比べてしまいます。

中身ですが、あまり印象に深く残ったものはなく、DVや摂食障害、顔の醜形恐怖症、失語症など様々な社会問題化しているそれぞれの事象をテーマにしたもので、したがってあまり爽やかでもなければ、コミカル風に書かれていても腹を抱えて笑えるモノでもありません。そういうのばかり集められても、、、という気持ちがあります。

★☆☆

著者別読書感想(荻原浩)

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追撃の森(文春文庫) ジェフリー・ディーヴァー

読むのは3作目の著者の作品ですが、外れがない上手い書き手さんという印象です。この作品は、2008年に初出、翻訳版は2012年に発刊されています。

文庫で560ページを超える長編サスペンス小説で、原題は「The Bodies Left Behind」、直訳すれば「残された死体」という意味です。

アメリカの広大な森林公園近くの湖畔にある福祉職員と弁護士の夫婦の別荘に二人組の殺し屋が現れます。福祉職員の夫が携帯電話で警察に電話しようとしますがすぐに叩き落とされ、すぐに切れた通報を不審に思った警察は近くに住む女性の保安官補をその別荘に向かわせます。

その保安官補が主人公になりますが、殺された夫婦の友人で別荘に招待されていたという女性とともに、目撃者を殺そうと追いかけてくる二人の殺し屋から森林の中へ逃げ込みます。

武器や無線、携帯電話などはなく、ショットガンや拳銃、森の中で迷わないようにGPSや地図を持った殺し屋の執拗な追跡をかわしていくジェットコースターサスペンスというのが、単純に頭の中でわかりやすくイメージ化しやすくなっています。

この手の小説は、ドラマや映画など映像化がしやすいような作風になることが多く、わずか1日に起きることが延々と数百ページにわたって繰り広げられます。

水戸黄門じゃないけど、女性主人公が無事に生き延びるだろうということは簡単に想像できますが、別荘で起きた殺人事件はそう単純でなく、様々なトリックが仕掛けられていてそちらのほうへと話題は移っていきます。

森林での殺し屋との対決と、別荘での夫婦殺人事件、この二つの別々の小説を読んだようなお得な気持ちになりました。

★★★

著者別読書感想(ジェフリー・ディーヴァー)

【関連リンク】
 8月前半の読書 ラプラスの魔女、幸福な王子(ワイルド童話全集)、忘れられた巨人、献灯使
 7月後半の読書 よもつひらさか、中庭の出来事、わらの女、P・O・Sキャメルマート京洛病院店の四季
 7月前半 覘き小平次、デス・エンジェル、硝子のハンマー、老いと記憶 加齢で得るもの、失うもの

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1658
これほどの猛暑となった夏場にエアコンや給湯器、冷蔵庫などが故障すると、普段の生活が一変しかねません。幸い今のところは大丈夫ですが、知人で冷蔵庫が故障し、急いで注文したそうですが、配送までに数日かかり、その間は買い置きもできなくなるという不運に見舞われた方がいました。

一般家庭で使用する電気製品や器具は何年ぐらいの耐久性があるのでしょうか?

大手家電メーカーの資料によると、補修部品の保有期間は下記の通りです。つまりそれを超えて故障しても修理はできないと言うことです。

テレビ 8年
冷蔵庫 9年
電子レンジ 8年
炊飯器 6年
洗濯機 6~7年
エアコン 10年

もちろん上記の補修部品保有期間が過ぎても壊れなければその後もずっと使い続けられるわけで、さらに使用頻度や使用環境などによって耐久性は変わってくるでしょう。

ある程度、家電品の寿命がわかれば「壊れる前に替えてしまう」ということも可能ですが、上記を見ると、概ね故障しなければ10年で買い換えというのが妥当そうに思えます。

耐久性能で気になるのは、根拠とするものはありませんが、

*国内メーカーが国内の工場で製造した製品
*国内メーカーが海外の工場で製造した製品
*外国メーカーが海外の工場で製造した製品

で、それぞれ違うような気がします。

個人的にそれを強く感じたのが、照明器具で有名な山田照明の「Zライト」という1950年代から販売が続くロングセラー製品です。

そのZライトを最初は1980年に購入しましたが、その製品は国内製造品で、ほぼ毎日使用して30年近く壊れませんでした(電球の球切れは別)。

そして2010年に買い換えた二個目の「Zライト」は、製造が中国となっていて、やや不安もありましたが、国内メーカーの製品と言うこともあり信用して購入しました。

しかし今度は10年ほどで内部の配線がショートし壊れてしまいました。1個目の30年間使ったZライトとほぼ同様の故障で、内部でパチッ!と音がして壊れました。

同じ国内の名門メーカーの製品でも国内生産と海外生産では品質に大きな差があるということを身にしみて感じました。昨今は円安でもあることだし、メーカーは、品質が良くなるのであれば、もう一度国内生産に方針変更してもいいんじゃないかなと思います。

別に、「日本人サイコー!Made in Japanサイコー!」とか根拠のない話しをしたいわけではなく、80年代頃から際立っていた「日本製品の過剰品質」の伝統と、丁寧な「匠の技」が今も少しは残っていて、それが耐久性能にも影響しているような気がします。

その過剰品質のために「高くて売れない」というジレンマに陥った家電業界の暗黒史があるわけですが、SDGsを考えるなら次々と家電製品を使い捨てにするより、20年、30年と安心して長く使えるモノこそ重要だと思います。

そこで、少し過去のデータを引っ張ってきて、我が家の電気製品の買い換えタイミングを見てみました。

まずテレビ(我が家のリビング用)ですが、過去の買い換えタイミングは、記録のあるところからですが、1998年5月(国産)、2005年3月(国産)と2度購入し、さらに2010年5月(国産)に2005年購入のテレビが故障したため保障契約で新しい製品に無償交換してもらい、現在2022年8月時点ではそれを利用しています。

つまり最初の1台が7年間、2台目が5年間、現在使用中のものが12年経過ということで、我が家での平均耐用年数は現時点では8年間ということになります。

現在使用中のテレビは国産ですが、メインの液晶パネルは中国製と聞きました。すでに12年間経過していて、色も全体的に暗く悪くなっているので近いうちに買い換えることになりそうです。今購入すると国産メーカーのものでも間違いなく海外製造品になりそうです。

  ◇   ◇   ◇

次にエアコンは、建売住宅を購入したのが30年前(1992年8月)で、その時にエアコンは全部屋に設置済みでした(いずれも国産)。エアコンは家電の中では今でも国産品が多いそうです。

そのエアコンが故障または老朽化して交換したのが、4台中2台が2005年4月(同)、もう2台を交換したのが2011年5月(同)です。

つまり2台の耐用年数は13年、残り2台の耐用年数は19年ということになり、現時点での平均は16年と言うことになります。いずれも国産品でよく頑張ってくれています。

ただ2005年に交換した2台のエアコンは今年で17年目です。そろそろヤバイかも知れません。

  ◇   ◇   ◇

洗濯機は、2004年11月と、それが故障したので現在使用中のものを2017年12月に購入しています。

2004年に購入した国内メーカー(国内製造)のものは一度故障して修理に来てもらいましたが、ハードな利用(5人家族で毎日1~2回使用)にもかかわらず13年間も活躍してくれました。

2017年購入のものは国内メーカーですが、海外工場での製造なのでどこまで耐久性があるかちょっと不安に思っています。

  ◇   ◇   ◇

冷蔵庫は、1999年6月に買い換えて以降、23年間、特に故障もなく現在も使っています。国内メーカーで当時の製品はまだ国内製造でした。

おそらく昨今の製品は国内メーカーのものでも海外製で、ずっと省エネで、庫内も広くて使いやすいのでしょう。

今のところは元気に動いてくれているので、買い換えのタイミングがありません。さすが重電の雄、日立製作所製!です。

  ◇   ◇   ◇

炊飯器は、2009年12月(国内メーカー、国内製造)と、それが故障した2016年1月(同)に購入し、現在もそれを使っています。

耐用年数は7年間と、現時点で6年間です。耐用年数からすれば、2016年に購入した多機能(圧力IH)製品だけに、そろそろ壊れるかも知れません。

  ◇   ◇   ◇

一番買い換えの激しい家電?がパソコンで、1998年2月、2000年7月、2001年12月、2004年7月、2010年6月、2017年3月にデスクトップ型を購入しています。

買い換えサイクルは、2年、1年、3年、6年、7年、5年(現在使用継続中)となっています。いずれも外国メーカーの海外での製造品です。

パソコンに関しては故障する場合もありますが、それ以外に自分でハードディスクを交換したり、最近は安くなったメモリーやSSDを追加したりして寿命を延ばしています。そして一定期間が過ぎると元々のCPUやグラフィックボードなどの力不足で、買い換えを迫られます。

徐々に耐用年数が延びていて、以前良く言われた「2~3年毎に買い換え」ではなくなってきています。

それでも快適性や突然死を避けるには、5~6年での買い換えは必要そうです。今のPCが5年ですから近いうちに買い換えとなりそうです。

  ◇   ◇   ◇

コーヒーメーカーは、ほぼ毎日1~2回使用しています。昔は豆を挽く機能がついたものを使っていましたが、ここ20年ぐらいはドリップするだけのものを使っています。

購入履歴があるものは、1998年8月(国産)、2014年4月(国内メーカー、海外製造)、2018年10月(外国メーカー、海外製造)で、耐用年数は6年、4年、4年(現使用中)です。こういう単純な製品なら10年ぐらいは持って欲しいところです。

前々回と前回のものは、いずれもサーバーがガラス製で、それが割れたことで本体ごと買い換えました(専用のサーバーだけを購入するのと本体ごと購入するのとあまり値段が変わらないため)。

現在のサーバーは保温ポットタイプのステンレス製なので割れることはなく、本体が故障しない限りは使えそうです。しかも外国メーカー/海外製造と言っても日本と同様の工業国のドイツ製ですから長寿命を期待しています。

いずれにしても、家電製品は消耗品でもあるので、どれほどメンテナンスをしていても壊れるときには突然動かなくなってしまいます。

特に複雑な機構が組み込まれた製品ほど、故障する確率は高く、高い製品だから故障しないというわけではなく逆だということです。

エアコンでも様々なセンサーや掃除機能が組み込まれた複雑な製品が多く出ていますが、個人的には容量(6畳タイプとか)だけ気をつけて、できるだけ安くて機能がシンプルな製品を選んでいます。

すでに、一般家電製品ではエアコンと炊飯器を除き国内製造品を見つけるのは難しくなってきています。ちょっと残念な思いがしますが、それはメーカーの責任だけではなく、我々消費者が、安さでそれ(外国製)を選んでしまった結果でもあるのでしょう。

【関連リンク】
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