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2013年から続けてきたこの年間ベスト書籍は、今回で8回目となります。

いや~飽きっぽい性格に関わらず、また誰からも評価されることもないのに、よく続いているものです。とりあえず10回までは続けてみたいです。

1295 リス天管理人が2018年に読んだベスト書籍
1191 リス天管理人が2017年に読んだベスト書籍
1093 リス天管理人が選ぶ2016年に読んだベスト書籍
993 リス天管理人が選ぶ2015年に読んだベスト書籍
886 リス天管理人が選ぶ2014年に読んだベスト書籍
784 リス天管理人が選ぶ2013年に読んだベスト書籍
676 2012年に読んだ本のベストを発表

まず2019年の1年間に読んだ書籍は全部で108作品で、冊数としては115冊(上下巻などあるため)。冊数で見ると、月あたり平均9.6冊読んだことになります。

前年の2018年は99作品110冊でしたので、作品数で9作品、冊数で5冊増えています。2018年は4巻からなる「村上海賊の娘」など複数巻の作品が多かったため作品数が大きく減っています。

さて、今年の大賞発表も、
■新書、エッセイ、ノンフィクション、ビジネス部門
■海外小説部門
■国内小説部門
の3つの部門でそれぞれおこないます。

先に断っておきますが、諸般の事情から旧作や文庫本ばかり読みますので、出たばかりの新刊本はまず読みません。したがって新刊本は大賞候補には入ってきません。その点が多くの書籍の賞とは違います。

■新書、エッセイ、ノンフィクション、ビジネス部門

2018年は26作品だった新書、エッセイ、ノンフィクション、ビジネス部門の対象作品は、2019年は29作品を読み、前年より少し増加しました。

しかし、大賞候補作品はというと、これといった突出した作品がなく、中庸な作品が並び立つことになりました。言い換えると昨年は不作の年(昨年発刊された本ということではなく、昨年読んだ本という意味)と言わざるを得ません。

29作品の中から、大賞候補作は18作品あります。

謎解き 関ヶ原合戦 戦国最大の戦い、20の謎 桐野作人
「やりがいのある仕事」という幻想 森博嗣
「日本の四季」がなくなる日 連鎖する異常気象 中村尚
アンガーマネジメント入門 小林浩志
ひとり暮らし 谷川俊太郎
ファスト風土化する日本 郊外化とその病理 三浦展
言ってはいけない 残酷すぎる真実 橘玲
新個人主義のすすめ 林 望
生きる悪知恵 正しくないけど役に立つ60のヒント 西原理恵子
地方消滅 東京一極集中が招く人口急減 増田寛也
日本農業への正しい絶望法 神門善久
非属の才能 山田玲司
美学への招待 佐々木健一
不死身の特攻兵 軍神はなぜ上官に反抗したか 鴻上尚史
本能寺の変 四二七年目の真実 明智憲三郎
未来の年表 人口減少日本でこれから起きること 河合雅司
友がみな我よりえらく見える日は 上原隆
堕落論 坂口安吾

この中から、大賞は、、、、、、、、

言ってはいけない 残酷すぎる真実 (新潮新書) 橘玲 著

ということにしておきます。

感想は、
1313 3月前半の読書と感想、書評

私自身、皮肉が好きな嫌みなヤツですので、こうした世間の空気読まず「事実とは違って本当はね、、」っていう暴露本的なものが肌に合っているというか、好感を感じてしまいます。やや偏向してますね。

皮肉にしても暴露にしても「だったらそれがどうした?」って言われかねませんが、こうした裏に隠されたり、誤魔化されている世界を垣間見て、「ヤレヤレ」と深くため息をつくのもワルかないかな~という歳になりました。

 ◇   ◇   ◇   ◇   ◇

■海外小説部門

海外小説は、2018年は9作品(13冊)だったところ、2019年は8作品(9冊)と少し減りました。これだけAI活用の機械翻訳ブームが来ていても、翻訳小説にはまだ応用できていないらしく、したがって、時間あたりの賃金が高い有能な人の手作業での翻訳のため、原価が高くなり、なかなか手を出せないのと、次々新たな作家さんが出てきてどの作品が自分にあっていそうかよくかわからず、つい安全策をとって、新書や国内小説へと向かってしまいます。今年はもうちょっと意識して海外作品を読みたいと思います。

大賞候補作品は下記の7作品からです。

Yの悲劇 エラリー・クイーン
悲しみのイレーヌ ピエール・ルメートル
その女アレックス ピエール・ルメートル
暗夜を渉る ロバート・B・パーカー
ものすごくうるさくて、ありえないほど近い ジョナサン・サフラン・フォア
湿地 アーナルデュル・インドリダソン
彼女のいない飛行機 ミシェル・ビュッシ

結構迷います。シンプルで上質なミステリーと言えば名作「Yの悲劇」ですが、読み物として楽しいのは「湿地」や「彼女のいない飛行機」など。国内でも大流行しているイヤミスな「悲しみのイレーヌ」「その女アレックス」などは私の中ではイマイチです。

ここは心を鬼にしてえいやっ!と決めると、大賞作品は、

湿地 (創元推理文庫) アーナルデュル・インドリダソン著 に決定!

感想は、
1344 6月後半の読書と感想、書評

著者は日本と馴染みが少ない、アイスランドの作家さんで、北欧ミステリーという言葉もあとで知りました。作品は地元で2000年に発刊され、日本語翻訳版はだいぶんと遅れて2012年に出ています。

有能なベテラン刑事が主人公で、通りすがりの強盗殺人ではないかと思われた事件に違和感を感じ取り、殺された孤独な老人の過去を調べていき、犯人を追い詰めていくミステリーです。

刑事物の小説は星の数ほどありますが、タイトル通り、湿気でジットリと粘つくような場面が目に浮かびそうになる文章はとても印象に残ります。

 ◇   ◇   ◇   ◇   ◇

■国内小説部門

最多の国内小説は2018年に64作品(71冊)でしたが、2019年は71作品(77冊)とやや増加しています。

できるだけ意識をして偏らないように、古いものから新しいもの、男性作家も女性作家も、ベテランから若手まで幅を持たせて読むようにしています。

そうすると、古い小説は廃刊の危機などを乗り越えて、本当に良いものだけが残っていきますので、評価はどうしても古い作品に有利となってしまうのはやむを得ないかも知れません。

過去の国内小説部門の1位を書いておくと、

2012年 「あかね空」 山本一力
2013年 「東京セブンローズ(上)(下)」 井上ひさし著
2014年 「東京タワー―オカンとボクと、時々、オトン」 リリー・フランキー
2015年 「屍者の帝国」 伊藤計劃×円城塔
2016年 「八甲田山死の彷徨」 新田次郎
2017年 「漂流者たち 私立探偵・神山健介」 柴田哲孝
2018年 「紀ノ川」 有吉佐和子

と、古いものから、割と新しい作品まで、無難なところに落ち着いているような感じです。

さて、今年は、どういう結果となるでしょうか。

全71作品の中から大賞の候補は下記の12作品です。

アキラとあきら 池井戸潤
ノボさん 小説正岡子規と夏目漱石 上・下巻 伊集院静
ハサミ男 殊能将之
国境(上)(下)  黒川博行
手のひらの音符 藤岡陽子
赤ひげ診療譚 山本周五郎
占星術殺人事件 島田荘司
地層捜査 佐々木譲
田園発港行き自転車(上)(下) 宮本輝
夜と霧の隅で 北杜夫
約束の海 山崎豊子
俘虜記 大岡昇平

ベテラン作家さんや、売れっ子作家が並びますが、この中から大賞の1作を選ぶとすれば、、、

赤ひげ診療譚 (新潮文庫) 山本周五郎著 に決定!

感想は、
1370 9月後半の読書と感想、書評

今回は昨年に続き60年以上も前の古い小説(1959年発刊)が大賞となりました。2018年の国内小説大賞も偶然ですが、同じ1959年刊の小説「紀ノ川」(有吉佐和子著)でした。

やはりよいものは時代を問わず読み継がれ、そしてそれは決して色あせていかないということでしょう。

30年ほど前にレンタルビデオでこの小説を原作とした映画を借りて見ましたが、その時は登場人物達の背景がよくわからず、単に黒澤明監督の名作映画ということと、三船敏郎演じる主人公だけをうっとりして見ている感じでした。今回、年末にBSで放送されていたので録画し、お正月にゆっくり見ることができました。

そうしたことから、私的には、まず小説で、時代や登場人物の背景を知ってから映画を見るというのが好きです。

 ◇   ◇   ◇   ◇   ◇

国内小説の次点として2作品あげておきます。

ノボさん 小説 正岡子規と夏目漱石 (講談社文庫) 上・下巻 伊集院静著

感想は、
1374 10月前半の読書と感想、書評

約束の海 (新潮文庫) 山崎豊子著

感想は、
1296 1月前半の読書と感想、書評

この選考は新鮮味がなく、ベテラン作家さんの作品となってしまいましたが、ここは奇をてらうことなく、いたって真面目に検討した結果です。

「ノボさん」は、明治初期に活躍した文人であり詩人、正岡子規を主人公にした伝記的な作品ですが、同級生でもあった夏目漱石との友情をメインにもってきて、面白い作品に仕上がっています。

夏目漱石は長生きして数多くの作品を残しましたが、短命に終わった子規(34歳没)の生涯と、そのユニークな発想や行動を、あの老けた感じで頭でっかちの横顔の写真からは想像できない行動的な人物像を描いています。

正岡子規は日本で野球普及に大きく貢献した人物で、そのつながりから、野球好きな著者が子規をテーマにした小説を書こうとしたのは自然な成り行きでしょう。


「約束の海」は、著者の遺作となった作品ですが、著者独特の実際に起きた事件や事故をモデルにした小説の集大成という気がします。

ただ残念なことに、この小説は第1部と第2部で終わり、本来はクライマックスとなる予定だった第3部に至れず亡くなったのは残念です。

さて、今年はまたどんな名作に出会えるかワクワクドキドキ楽しみです。



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