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1623
小学生毎年3月末が近づくと、「年度末で忙しい」という声が聞こえてきます。学生時代は4月初旬に学年が変わったり、進学して学校が変わることで、特に年度末(3月末日)にこだわることがなく「忙しい」という意味がよくわかりませんでした。

社会人になってからその”大人の事情”を知ったのですが、役所や多くの企業では3月末に締めの決算があるので、その前に当年度予算を使い切ろうとか、売上を少しでも増やすために無理矢理商品を顧客に押し込んだり、逆に利益が多く出そうなので、4月以降に必要なものを3月末までに買ってしまい決算にその経費を反映させようといったことがよくおこなわれます。

ところで、この4月1日が年度初めで3月31日が年度終わりというのは、ちょっと中途半端でどういう理由があって決まったのかずっと不思議に思っていました。

調べてみると、、、、こ、これは!という、とんでもない事情がきっかけだということを発見しました。

その理由は後回しにして(ガタッ)、日本では7世紀(飛鳥時代)に律令制度が唐(中国)から導入され、そのひとつに旧暦1月から旧暦12月までを1年(度)とする制度が生まれたそうです。

それが長く続きましたが、新しくできた明治政府の大蔵省が明治2年(1869年)に、新米の収穫期に合わせた旧暦10月から旧暦9月までを会計年度とすることに変更します。

つまり、新米を収穫し、納税(上納)する10月から新年度ということでしょうか(旧暦10月1日は新暦の10月下旬頃)。米本位制は江戸時代までのことかと思っていましたが、近代明治政府でも使っていたわけです。

ところが明治5年(1872年)には、旧暦(太陰暦)から新暦(グレゴリオ暦)に変更となるタイミングで1月から12月を会計年度とすることが政府で決まり翌年明治6年から実施されます。

さらに混乱は続き、その明治6年に地租改正法が制定され、その地租の納期(最初の納期が8月)に合わせるため、明治8年からは7月~翌年6月の会計年度に変更されます。なぜ地租に合わせなきゃならなかったのか意味がわかりません。

さて、この後のことですが、明治15年(1882年)に、その後日清戦争へとつながっていく壬午事変が朝鮮半島で勃発し、大軍が海を渡る必要から帝国海軍の急拡張が必要となります。

明治17年度にはその莫大な財政赤字の穴埋めをするため、翌年度(明治18年度分)の酒造税の税収を前倒して繰り入れるという荒技が使われます。どうして酒造税?というのも意味不明です。

これを是正するため苦肉の策として、酒造税の納期(最初の納期が4月)に合わせ、明治19年4月から翌年3月を会計年度に変更することが決まりました。

もう無茶苦茶なつじつま合わせの荒療治が現在まで続く4月~3月の会計年度となっています。

日本の会計年度(その他多くの公的な年度)が、4月~3月なのは、このようにふざけた理由で決まったわけで、なにか合理的で日本風土や季節、科学的な理由に合わせた年度の設定ではないと言うことです。

この会計年度のように使われる「年度」は、会計以外にも民間企業(株式会社)の「事業年度」や、「貿易年度(1月~12月)」「米穀年度(11月~10月)」「麦年度(7~6月)」「砂糖年度(10~9月)」「酒造年度(7~6月)」「いも年度(9月~8月)」「でん粉年度(10月~9月)」「肥料年度(7~6月)」「農薬年度(10~9月)」など様々な年度があります。あまり聞いたことはない年度が多いですが。

世界の国々の会計年度はどうなっているかというと、

1月~12月制 中国・韓国・台湾・フランス・ドイツ・オランダ・ベルギー・スイス・ロシア・南米諸国など
4月~3月制 日本・インド・パキスタン・イギリス・デンマーク・カナダなど
7月~6月制 フィリピン・ノルウェー・スウェーデン・ギリシア・オーストラリアなど
10月~9月制 タイ・ミャンマー・アメリカ・ハイチなど

となっています。意外にも各国でいろいろあるのですね。4月~3月なんて日本ぐらいだろ?と思っていたら、イギリスやカナダ、インドなど結構メジャーな会計年度です。

学校が4月に始まり3月で終了するのは、やはり国の会計年度と関係があるそうで、国や自治体等の予算で学校が運営される小中学校の義務教育校や国公立学校が4~3月で決まれば、他の私立学校もそれに合わせることになります。

事業年度を自由に決めることができる株式会社では4~3月の3月末決算というのは、年1回決算の事業会社全体ではわずか19%しかありません。意外でしょ?(データ出典:ニッセイ基礎研究所)

しかし資本金1億円以上の企業で見ると54%、資本金100億円超の企業では74%となります。中堅企業や大企業は3月末決算が多いということです。

個人経営などの零細企業だと、あまり3月末決算にこだわらず、9月末締め(11%)、12月末締め(10%)の企業が比較的多いということです。

逆に少ないのは11月末締めと1月末締めで4%程度です。

そう言えば私が新卒で入社した会社(当時は資本金3千万円の小企業)は、決算が1月末でした。その後、会社の規模が大きく(現在は東証一部)なって、様々な不都合があり、決算時期の変更をしたことを思い出しました。

【関連リンク】
1525 異動や引越は喜び楽しめ
1318 3年以内に3割以上の人が辞めちゃうけど
1216 新卒学生の就職先選定の条件
727 大学生の就職率推移と卒業後の進路



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1622
このブログの元になった「リストラ天国」WEBサイトをスタートしたのが、リストラに遭って無職になったた2002年の4月のことです。

ということは、来月(2022年4月)で20周年!アニバーサリーです。

記念日というと、2002年の開設当時に、ホームページ制作の参考にさせていただいた「リストラ記念日」というサイトがありました。今はなくなっているようですけど。管理人さん、元気にしていれば良いのですけど。

途中、仕事が忙しかったり、モチベーション低下だったりで、ブログやサイト更新が滞ったこともありましたが、2009年9月以降は頑張って更新し続けています。

2002年にこのWEBサイトを作ったときの話しを少しだけ書いておきます。

元々、リストラに遭うまで勤務していた仕事がIT系企業だったこともあり、HTML言語の勉強のためにとIBMのホームページビルダーを購入していたので、それを使って当時加入していたインターネットプロバイダーが無料提供してくれていたサイトへホームページを作ったのが最初です。

同時に、ジオシティーズ(GeoCities)という無料でホームページが作れるサイトを利用し、そこの機能としてあった日記を作ったのが、その後プロバイダーの変更やジオの閉鎖などを経由して現在のブログに至っています。

2002年当時はまだブログというものがなく、ホームページに日記やBBS(掲示板)を備えるというのが普通でした。

つまり日記に書いて、読んだ人が別のページにあるBBSに意見や感想を書いてくれて、それに返事するというような感じです。

また当時は、気軽に相談ができるようにと、メアドを登録した人全員に同時配信されるメーリングリストというサービスも利用しました。現在は個人情報保護などもあり、そういうサービスを個人がおこなうのは難しいですね。

コメントやトラックバックなどの機能を備えたブログという便利なサービスが2005年頃から急速に普及してきたことで、だいぶんと遅れましたが2010年1月から日記だけを切り離し、無料で利用ができる忍者ブログに「おやじの主張(リストラ天国*日記*)」を開設しスタートさせました。

記念すべきブログの初投稿
九十九里浜で初日の出 2010年1月1日 (金)

このブログも12年が経過していることになります。この間、多くのブログサイトが閉鎖されたり、別の会社に吸収されたりして引っ越しを余儀なくされた人も多いと思いますが、幸いにも忍者ブログは問題なく続けてくれて助かっています。

ホームページのほうは、ジオシティーズ(当時はYahoo!ジオシティーズ)が2019年3月末で無慈悲にも閉鎖されることになり、2018年12月に現在のさくらインターネットのレンタルサーバへ引っ越しをしました。

有料のさくらのレンタルサーバを選んだのは、値段が安いことと、初心者にもわかりやすいこと、それに国内では比較的大手プロバイダーなので、今後何度も吸収合併などで変更や移動の面倒が少なそうという理由です。

時間もいっぱいあることなので、もっといろいろなことがネットでできないかなと考えていますが、知識も乏しく、亀の速度でチマチマとやっていこうと思います。

最後に2017年3月から2022年3月までの5年間でよく読まれた記事ベスト3を書いておきます。

1.洗面化粧台をDIYで交換 その1準備編
2.マイカーで東京から京都まで旅行する場合 その2
3.ロバート・B・パーカー「スペンサーシリーズ」全巻まとめ

30周年に向けて頑張ります。

【関連リンク】
1299 ジオシティーズ閉鎖によるサイト移転作業
991 リストラ天国15年目に向けて
959 今でもよく読まれている過去のブログは?


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1621
人工股関節へ置換する手術を終えそのリハビリを兼ねてウォーキングをするようになったのが、2016年の8月頃からですが、単に歩くだけではつまらないので、スマホに歩数計アプリを入れてカウントするようになったのが2017年2月9日です。

その2017年2月からの歩数をデータにして残してきましたが、今年2月で丸5年が経過しました。自己満足でしかないですが、5年間をひとつの区切りとして中間決算の歩数をまとめておきます。

まず、ウォーキングは、会社休日など出社をしない時が中心でしたが、出社すると通勤やランチタイムなど歩く機会があり、ほぼ目標としていた1日6千歩平均を維持してきました。

たった1日6千歩?と医療や介護、販売系など立ち仕事や営業職の人からは笑われそうですが、人工股関節手術のあとで、うまく歩けない時期があり、そのリハビリということと、仕事は内勤でほとんど動くことがないので、そんなものなのです。調子が良くて気候も良い日には1万歩を歩くことも稀ではありません。

そして2020年からはコロナ禍で在宅勤務がメインとなり、2021年夏にはビジネスからリタイアしたため毎日のウォーキングが日課となります。

在宅勤務になって以降は、リハビリと言うより、通勤も外出もなくなると身体がなまってしまいメタボになりそうという恐怖から、そのままウォーキングを継続するモチベーションになりました。

計算では1日6千歩だと、1ヶ月で約18万歩になります。
1年だと216万歩です。
5年間で1080万歩と1千万歩を超える計算です。

実際のところはどうでしょう。

2022年2月8日(計測スタートから5年経過後)で、11,366,052歩と1千万歩はクリアしました\(^o^)/

逆に割っていくと年間平均227万歩、1ヶ月平均18万9千歩、1年365日として1日平均6、228歩となります。一応、1日目標6千歩から3%増しと無難な着地です。

2017年の夏にはもう片方の人工股関節手術をしたので、2週間ほどほとんど歩けなかった期間や、終日雨が降ったり雪が積もって歩くのが危険で歩かなかった日なども含んでいます。

さて、この5年間の11,366,052歩を、東京から一直線に地球上(海の上も含め)を歩き続けたとしたら今はどこに達するかというロマンあふれる検証というか仮定ですが、1歩あたり歩幅を70センチとすると、その5年間の総距離は7,956kmになります。

どちらの方角へ向かうかで変わってきますが、東京から7800km~8100kmの範囲で各国の首都までの距離を調べると下記の通りです。距離は「りに帳」から引用しました。

国名 首都 東京までの距離
フィンランド ヘルシンキ  7838km
ジョージア トビリシ 7839km
トンガ ヌクアロファ 7883km
エストニア タリン 7897km
オーストラリア キャンベラ 7922km
アルメニア エレバン 7951km
ニウエ アロフィ 8055km
アラブ首長国連邦 アブダビ 8071km

ヘルシンキぐらいはわかりますが、あとの国の首都ってあまり馴染みがなくピンときません。

その他有名どころではインドのデリー(5852km)、アフガニスタンのカブール(6281km)、ロシアのモスクワ(7497km)、イランのテヘラン(7681km)などはもう通り過ぎました。

戦火にまみれているウクライナのキエフまではあと250km、2月8日からあと2ヶ月ほど(4月上旬頃)には到着します。支援物資を担いでいかなきゃ、、

ちなみに、東京から地球の真裏になる一番遠い国の首都は、ウルグアイのモンテビデオで18,579kmです。その次に遠い首都はアルゼンチンのブエノスアイレスで18,374kmです。

この5年間の歩くペースで、東京の裏側まで行くにはあと11年半ほどかかりそうです。

11年か、、、歩けるかどうかよりも、生きているかどうかってところです。

【関連リンク】
1543 ウォーキングを継続するための工夫
1132 歩数計とともに
1107 意外と楽しめる歩数計

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1620
思いつきで世界は進む─「遠い地平、低い視点」で考えた50のこと (ちくま新書) 橋本治

この新書は筑摩書房のPR誌「ちくま」に2014年から2018年に連載されていた著者のエッセイ「遠い地平、低い視点」を、整理して再構成したものです。

このPR誌「ちくま」のバックナンバーは、今でも読めますので、ランダムで良ければそちらでどうぞお読みくださいって感じです。

小説家でもあり評論家としても活躍されていた著者の小説は過去に「リア家の人々」など2作品、新書も1作品を読んでいますが、3年前の2019年にその作品のひとつの新書をたまたま読んでいるとき、テレビで亡くなられたという報道があり驚きました。享年70歳でした。

この新書は、その時々の時事問題や、著者が日常で気になることが、特にテーマを決めず(一応テーマらしき分類はされていますが)にとりとめない話です。

なにか新たな発見がある新書ではなく、著者の世界観がよくわかるもので、ファンの人には楽しく読めそうです。

特にファンではない人には?

それなりに素通りして読めます。

★☆☆

著者別読書感想(橋本治)

 ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟

つまをめとらば (文春文庫) 青山文平

著者は団塊世代生まれの作家さんで、2011年にメジャーデビューされました。今回作品を読むのは初めてです。直木賞という金字塔はやっぱり偉大です。

2015年単行本、2018年に文庫化された6篇の時代もの小説短篇集で、2015年の直木賞を受賞した作品です。短篇は「ひともうらやむ」「つゆかせぎ」「乳付」「ひと夏」「逢対」「つまをめとらば」の6篇です。

いずれも江戸時代の下級侍やその家族を主人公とした時代物小説で、まだ維新の兆しはなく、平和な時代が長く続き、戦う武士からプライドだけは高いサラリーマン侍に変わってしまっている時代です。

そうした平和ボケ?している世界観は、今の平成・令和時代の日本とも相通じるかもしれません。

歴史小説や時代もの小説を読むと、まるでその数百年前の世界をのぞき見てきたかのように描かれていて、そうした単に浅い知識だけではダメで、目の肥えた評論家や審査員をもうならせる文章力と創造性はどのようにして得られるのか、いつも不思議に思います。

短篇集なので、特に内容はいちいち書きませんが、下級武士の身分、お役目、お金、副業、妻や母親との関係など、庶民に近いというか、現在のサラリーマンの悲哀を読んでいるような感じで面白く読めます。

★★☆

 ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟

ガッツン! (双葉文庫) 伊集院静

2013年に単行本、2016年に文庫化された麻雀を通して成長していく若者達を描いた長編小説です。

舞台が神楽坂周辺で、行ったことのある人なら馴染みのあるお寺や神社、坂道などが出てきてなんとなく主人公達の姿が生き生きと思い浮かべられそうです。

主人公は、東京の三流私立大学へ通う山口県出身の貧乏大学生、東大と思える大学に通う静岡出身の秀才大学生、神楽坂の料亭の跡取り娘で学習院に通う女子大生の3人がふとしたことがきっかけで出会い、その後麻雀をともにする仲になっていきます。

麻雀小説というと、アングラな雰囲気が漂い、大金が飛び交い、生きるか死ぬかのような対決が多いのですが、こちらは大学生のお遊び麻雀の延長なので、最低限のお金こそ賭けますが、レートは低く、貧乏大学生向けの設定となっています。

著者は麻雀に造詣が深いことはよく知られていますが、同時に「麻雀放浪記」などで有名な阿佐田哲也氏に見出されて、作家になったこともあり、本著でもバーの隅で眠りこける「伝説の雀士」として描かれています。

2015年に亡くなった白川道氏の小説でも、よく主人公が麻雀を打つ場面がありましたが、そういうシーンを読む度に、若い頃によくやった麻雀を弱い癖にやりたくなってしまいます。

今は、パソコンの中にオンラインではない昔ながらの麻雀ゲームを入れていますので、時々引っ張り出して楽しんでいます。

★★☆

著者別読書感想(伊集院静)

 ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟

真昼なのに昏い部屋 (講談社文庫) 江國香織

2010年に単行本、2013年に文庫が発刊されていますが、初掲載は週刊現代に2009年に連載されていたものです。

奥泉光氏の巻末の解説に書いてありましたが、あまり見かけない複数人の視点で物語が進んでいく「三人称多元」というスタイルで書かれていて、最初のうちはどうも違和感がつきまとい、それに慣れるのに少し時間がかかりました。

つまりそれぞれの視点ごとに、物の見方、考え方、心理状態が違うので、その都度頭の中で切り替えていく必要があります。慣れればそれも心地よいのですけどね。

内容は、不倫小説で、経済的にも生活にもなにも不満がない恋愛結婚した専業主婦と、近所に住む妻子をアメリカに残したままで日本で単身生活しているアメリカ人が、お友達の範囲を超えてくっついてしまうというベタとも思える内容です。

浮気される旦那さんにもまったく問題(妻の言い訳をちゃんと冷静に聞かなかったとか)がなかったとは言えませんが、男性視点ではこれで旦那さんを責めては気の毒だと思います。

あるいは女性作家さんが主に中高年男性が読む週刊誌の掲載と言うことで、女性視点で満ち足りた結婚生活の中で、精神的な不満足を刺激的に伝えたかったのか?と思えてきます。

そういうわけで、男性側からすると、「なぜ?」「どうして?」という理解不能な展開となっていき、後味は決して良くありませんでした。

★★☆

著者別読書感想(江國香織)

【関連リンク】
 2月後半 退廃姉妹、冬の旅、彼が通る不思議なコースを私も、IQ、かなたの子
 2月前半 流、女神記、遠い山なみの光、新・日本の階級
 1月後半 風味絶佳、美しい家、老老戦記、イッツ・オンリー・トーク、百年法(上)(下)
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1619
暖かくなってきて関東でもそろそろ桜が開花する日が近くなってきました。来週にでも開花宣言が出そうです。

というか、昨年(2021年)と一昨年(2020年)は、東京の開花日は早く、3月14日に開花宣言が出ましたので、今年はここ2年間の中で遅めの開花宣言ということになりそうです。

個人的に思うのは、もう昔のイメージになってしまいましたが、桜が満開になるのが入学式シーズンで、その1週間ぐらい前が開花日というイメージを持っていました。

つまり、3月末頃に開花し、4月上旬に満開を迎えるという体感的なイメージです。

確かに、1970年頃までは関西、関東とも概ねそういうタイミングで開花していましたが、この5、60年間で温暖化の影響なのかわかりませんが、開花日が徐々に早まり、4月上旬の入学式にはもう桜は散った後という年も少なくなさそうです。

東京の開花日を決める標本木(標準木は間違い)は、靖国神社の中にあるソメイヨシノです。その標本木の中で5~6輪が咲けば開花日となり、全体の8割が咲くと満開となります。

その開花日の推移を東京において1953年(昭和28年)から2021年(令和3年)までの68年間の桜の開花日をグラフにしてみました。データの出典は気象庁です。またグラフの赤い線は近似曲線です。



近似曲線を見ると、1953年(昭和28年)は東京の開花日が4月1日頃でしたが、68年後の2021年には3月22日頃と、およそ10日ほど早く開花する傾向にあります。

では現在どの地域なら3月末に開花、入学式や始業式がある4月8日前後に満開を迎えるかと調べると、松江や仙台、福島、金沢あたりのようです。

今年2022年の東京の開花予想は、日本気象協会は3月23日(満開予想3月29日)、ウェザーニューズは3月20日、日本気象(株)は3月23日、Qnewニュースは3月19日、ウェザーマップは3月21日と、概ね3月19日~23日の5日間に収まっています。

さてどうなるでしょうか?

この記事は2022年3月10日に書いていますが、開花予想日は日々更新(修正)されて(ズルイ)いきます。

【関連リンク】
1460 時計を必要としない世界
1421 春うらら、高齢者はひたすら歩く
359 靖国神社へお花見と遊就館見学

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