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1532
6年前に書店数の推移を書きましたが、その後も着実に減り続けています。

書店数や出版業界売上減と未来 2015/9/9(水)

また、同じく衰退が顕著な喫茶店と比較した長期的な書店数推移を2年前に書いています。

絶滅危惧種の喫茶店と書店数推移 2019/10/26(土)

私自身も、近所にあった大きめの書店が5年ほど前に閉店してから、新刊本を販売する書店へ行くことはめっきりと減りました。

古書を扱うブックオフにはよく行きますが、どうしても新刊本を買いたい場合は、通販で買ってしまうことが多くなっています。そういう人が増えていくことを考えると、リアルな新刊本中心の書店が減るはずです。

2019年までの全国書店数推移(出典:アルメディア)です。グラフは単なる右下がりで、気持ちが暗くなるので今回はなしです。

全国書店数推移(出典:アルメディア)
書店数 減少数
1999年 22,296
2000年 21,495 -801
2001年 20,939 -556
2002年 19,946 -993
2003年 19,179 -767
2004年 18,156 -1,023
2005年 17,839 -317
2006年 17,582 -257
2007年 17,098 -484
2008年 16,342 -756
2009年 15,765 -577
2010年 15,314 -451
2011年 15,061 -253
2012年 14,696 -365
2013年 14,241 -455
2014年 13,943 -298
2015年 13,488 -455
2016年 12,526 -962
2017年 12,026 -500
2018年 11,446 -580
2019年 11,024 -422
20年間減少数 -11,272

この20年間で、1万店以上が減り、書店の数はちょうど半分になっています。そこで働いていた何万人という人達はどこへ行ったのか気になるところです。

この調査では2019年の書店数は11,024店ですが、別のデータ、日販の「出版物販売額の実態」の書店数は2019年度で9,242店となっています。

書店というのは文具店や雑貨店などと兼業されていたり、新刊書がメイン(書店)か古書がメイン(古書店)かなどの区分が難しいのでしょう。

もっと言えば、雑誌や人気本を置いているコンビニやキオスクなども厳密に言えば書店的な機能を持っているとも言えますから、書店の判断で調査会社ごとに多少の違いは出てきます。

それはともかく、リアルな書店の良いところは、特に新刊本や雑誌を手に取って、パラパラと中身を少し見たり、文庫ならカバー裏面のあらすじを読んで、買うかどうかを決めることができます。

外勤の仕事をやっていたときには、大雨が降っているときや、いまいち仕事に乗り気がしないときの避難先として大型書店はたいへん重宝しました。

先月ですが、朝日新聞を読んでいたら、こういう記事がありました。

講談社、文庫本をフィルム包装 もう立ち読みできない?(朝日新聞)
出版大手・講談社(東京都文京区)が小説などの文庫本のフィルム包装を始めた。同社は「消費税を含んだ総額表示に対応するため」と説明する。書店や消費者からは「立ち読みを通じた本との出会いの機会が減ってしまう」などと残念がる声も出ている。文庫本は立ち読みできない時代が来るのか。

すでに立ち読みが慢性化していた漫画本や週刊誌のフィルム包装はすっかりお馴染みの光景でしたが、これからは一般書籍にも波及していきそうです。

透明フィルムなので、文庫裏面のあらすじを見るのには不都合はなさそうですが、中身については通販と同じで、文字の大きさ(これは高齢者にとって大事)や、章立てなどザックリした内容などわからないままでの購入となります。

ただ昨今のなんでもかんでも消毒ブームからすれば、不特定多数の他人が触った書籍ではない清潔な本を買えるというメリットはあるのでしょう。ひどいオヤジは指に唾をつけてページをめくったりしていますからね。

ま、包装するしないどちらにも理由や必然性があるわけで、長々と立ち読みする人は昔から書店の敵でもあるわけなので仕方がない気もします。

とすると、これからのリアルな書店は、時間(通販ではなく書店へ行く時間的余裕がある)と、お金(古書や新古書ではなく手の垢が付いていない書籍)がある、いわゆるお金も時間もある富裕層向け対象と言うことになっていきそうです。

さらに高じて、デパートの外商のように、そうした富裕層向けに定期的に自宅まで新刊書を持って販売しにきてくれる書店や、高級ソファーに座って、ゆっくり選ぶことができる会員制書店のような形態(すでに聞いたことがある)が出てくるのかも知れません。

【関連リンク】
1512 2021年版出版社不況
1377 絶滅危惧種の喫茶店と書店数推移
1097 出版不況と電子出版の行方
954 書店数や出版業界売上減と未来

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1531
ふりだしに戻る (角川文庫)(上)(下) ジャック・フィニイ

昭和48年というから1973年に日本で単行本が発刊され、平成3年、1991年に文庫化された長編小説です。原題は「TIME AND AGAIN」で、直訳すると「何回も」で、翻訳本のタイトルは意訳でしょう。

著者の小説は、2015年に、短編集「ゲイルズバーグの春を愛す」(1960年)を読んでいます。

6月前半の読書と感想、書評(ゲイルズバーグの春を愛す) 2015/6/17(水)

今回の長編小説は、SFともファンタジーともミステリーとも言える、いろんな要素を含んだ歴史タイムスリップ小説です。タイトルをみた時は、なにかコミカルな小説かな?と想像していましたが、そうではありませんでした。

つい先月、「100年前の日本とは? 2021/3/10(水)」というのを書きましたが、この小説では、ほぼ100年前のニューヨークへタイムスリップします。

よくあるタイムトラベル小説と違い、そのタイムスリップが主要な話しではなく、ニューヨークという街が、100年前からどのように変わってきたのか?という街の変遷や、実際に当時起きた事件や出来事を現在と結びつけていたりすることが特徴的です。

ニューヨークの街がどう変わった、現在ある建物が建築当時どうだったか?なんて多くの日本人にはわからないし興味もわかないでしょうけど、そこは当時の写真やイラストレーターの主人公が描く絵で誰でもその変化がわかるようにできています。

例えばジョン・レノンが住んでいてその前で殺された「ダコタ・ハウス」は1884年築の高級マンションで、主人公はその現在の「ダコタ・ハウス」から、建築されて間もない、周囲にはほとんどなにもない「ダコタ・ハウス」へ時空を超えてたどり着きます。

この小説が書かれた1970年にはまだジョン・レノン殺害前で、現在ほどは有名ではありませんが、歴史ある高級マンションであることに変わりありません。

「ダコタ・ハウス」の名称の由来は、この小説では「当時の田舎町の象徴みたいなダコタ準州のように周囲になにもない閑散とした場所にある建物」という意味から名付けられたと書かれています(諸説あり)。

結構な長編作で、ちょっとかったるいところもありますが、今から50年前に書かれた小説にしてはまったく古びたところはなく(過去へ行くので当然ですが)、面白く読めました。

★★☆ 

著者別読書感想(ジャック・フィニイ)

 ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟

極上の孤独 (幻冬舎新書) 下重暁子

2018年に発刊された書き下ろしエッセイの新書です。著者の作品は過去に「家族という病」(2015年)を読んでいます。残念ながらあまり面白かった印象はありません。

2015年10月後半の読書と感想、書評(家族という病)

本文に何度か出てきますが、著者は2017年に亡くなった野際陽子さんとNHKアナウンサーとして1年後輩ということは驚きというか、同年代の方だったのですね。今年85歳になられます。

今回のテーマは、「人間、誰も孤独であり、群れずにその孤独に耐えうる感性を身につけよ!」という感じでしょうか。

でもさ、考えたけど、人によっては、一生孤独を感じず、友人や家族、親戚などといつも周囲には人がいて、それが楽しいという人も多いんじゃないかなと。

いえ、私自身は孤独が好きで、できるだけ旅行もひとりで、部屋も個室(書斎)で、もう辞めたけど仕事もひとりでする仕事が好きだったので、孤独の魅力やありがたさはよくわかっていますけど、それは私だからであって、人それぞれなんだろうなぁーってずっと思っています。

特に、今も昔も他人に頼りたがる人って多いでしょう。「親方日の丸」みたいな慣習も、結局は国がなにかしてくれる、考えてやってくれるから、自分では考えなくても良いみたいな風土が日本人に染みついています。

国や政府は、そうした「お上意識」が国民に強く根付いていることが最善で、一番統治しやすく与しやすいことを知っています。

一方の国民も、そのほうがなんたって楽だし、なにか問題が起きれば、責任は国にあると言えるし、多少理不尽なことも粛々と受け入れているところがあります。

孤独な人生をおくるより、群れていつも誰かに命令されたり指示されることが人の習性なのかも知れません。それゆえに、孤独を愛する人っていうのは言うほどには世間ウケない気がします。

★★☆

著者別読書感想(下重暁子)

 ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟

ゼロの迎撃 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ) 安生正

「このミステリーがすごい!」の2012年大賞を受賞した「生存者ゼロ」(2013年)から続く「ゼロシリーズ」の第二作目として、2014年に単行本、2015年に文庫版が出版された長編小説です。

主人公は、自衛隊(防衛庁)情報本部統合情報部三等陸佐で情報分析官です。

巨大な台風が日本に上陸しようとしている時、最新兵器で武装した謎の集団が東京各地でテロ活動を展開し、東京を大混乱に陥れます。

誰が何の目的で?というのがわからないまま、警察では対抗できない激しい市街戦のため、政府は自衛隊へ出動命令を出すために右往左往します。

元々、自衛隊は外敵から日本を守るシステムを構築していますが、すでに国内に入り込んだゲリラ部隊を排除するため、国民の生命や財産を巻き込みながら戦う想定がなく、様々な法的根拠が議論されていきます。

主人公はそうした政治的な圧力や法律との狭間に悩みつつ、テロのリーダーの目的や思惑を考えて主導的に手を打っていきます。

実際に、原発や皇居、首相官邸、自衛隊基地を狙うような重要拠点への集中攻撃テロよりも、人口密集地帯にゲリラ的に紛れ込み、様々なところで火の手が上がるテロ集団の方が、迎撃する側からするとやっかいなことでしょう。

ま、ちょっとリアリティがない展開になっていきますが、大都市の中で大きな組織的なテロが起きた場合、警察の頭ごなしに自衛隊がどこまで手を出せるか、その能力は?という想定には、考えさせられる面白い展開かも知れません。

テロの最後の終わり方、そのテロの最終目的は、ちょっと不完全燃焼で残念な感じです。

★☆☆

 ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟

チェーン・ポイズン (講談社文庫) 本多孝好

直訳すると「毒の連鎖」という2008年に書き下ろし単行本、2012年に文庫化された長編ミステリー小説です。

著者の作品は、いずれも短編小説集ですが「FINE DAYS」(2006年文庫刊)を2006年に、「MOMENT」(2005年文庫刊)を2013年に読んでいます。こういっちゃなんですが、やや暗めの内容が多そうな作家さんです。イヤミスってことではないです。

2013年8月前半の読書と感想、書評(MOMENT)

自殺を考えている人に「1年待てば眠るように楽に死ねる薬をあげましょう」という謎のメッセージを伝えていることがわかり、週刊誌記者が調べ始めますが、話しは単純でややガッカリものでした。

あまりにも登場人物のバックグラウンドがなさすぎて、推理する楽しみもないし、後で都合良く出てくる事実がすべてで、なにか騙されたような気分です。

30代で職場で浮いていて退職した女性、脚光を浴びた一流のバイオリニストでありながらも難聴に罹った若い男性、妻子を交通事故で亡くして生きる気力をなくした男性、それぞれに自殺する原因はあるものの、知らない人から楽に死ねるクスリを提供すると言われて、それを真に受けるのかどうか、どうもリアリティさに欠けるような気がします。

世界の中でも自殺者が多い日本ならではのテーマでもありますが、自殺が多いのは40歳以上の中高年であって、20代や30代はそれほど多くはないのですけどね。

★☆☆

著者別読書感想(本多孝好)

【関連リンク】
 4月前半の読書 獄中記 煉獄篇、さよなら、ニルヴァーナ、邪馬台国殺人紀行、眠りの森
 3月後半の読書 証言拒否 リンカーン弁護士、コンビニ人間、官報複合体、レプリカたちの夜
 3月前半の読書 武田信玄 風の巻、林の巻、火の巻、山の巻 新田次郎



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1530
現在は、住宅地の一戸建てにもう30年近く住んでいます。家は建売の安普請だったこともあり、かなり老朽化が目立ち、内外ともあちこちにひび割れが目立っています。

当時、9棟が同時に建築され、この2~3年のあいだに2軒が売却されましたが、中古住宅として売り出されたのではなく、いったん更地にして、新築されて販売されました。それほど老朽化が進んでいるということです。

ま、安い中古物件より、高くても新築に飛びつきやすい日本人の新築神話ということもあるでしょうけど。

また自宅の周辺には、バブル直前の40年ほど前に大手不動産会社が開発した、駅からはやや離れた場所に大規模な住宅地があり、そういうところを散歩していると、住人はリタイアした団塊世代と思われる人が多く、さらに解体されて更地にしたままだったり、放置されたりしている家が目立ちます。

そういうことを考えると、一生モノの家を買うならば、やはり立地というか、駅へのアクセスの良さが重要だなぁと思います。駅から近ければ、不要になったとき少なくとも土地の売却は簡単でしょうから。

よく、スーパーやコンビニが近くにあるから、駅から遠くても生活に便利という人もいますが、何十年とそこで暮らすことを考えると、スーパーもコンビニもなくなってしまうことがあります。

大都市圏であれば、駅はその点簡単にはなくなりませんので、駅近というのは最強なのです。

学校が近いというのは功罪あって、子供が小さな時には便利さを実感しますが、子供が卒業してしまうともう学校は邪魔なだけで、風が強いときには校庭の砂が巻き上がり、洗濯物を外に干せない、通学時にはガヤガヤとうるさく、チャイムやイベントの時の放送や音楽がうるさいということになります。

さて、その自宅ですが、今のところは悪くなった箇所は小規模に補修しながら終の棲家にしたいと思っています。

数年ぐらい前からポストに「この地域で家を探している人がいます!」というチラシがよく入るようになりました。

「へぇーこの辺りは人気エリアなんだな?」と勝手な解釈をしていましたが、よく考えればそれっていわゆる営業トークのひとつで、すべてのエリアでエリア名だけ変えて印刷し配布しているんだろうなぁって思ってました。

それを裏付けるように下記の記事を読みました。

自宅に「家を売りませんか?」というチラシが頻繁に入る理由(幻冬舎ゴールドオンライン)
世の中には、「家の売却はむずかしい」という情報が氾濫していることを十分に知っていても、それを見た人は、「私の家は売却できるかも?」とか「私の家にはほかの人が認める価値があるのかも?」と思ってしまうようなコピーが並んでいるはずです。
チラシそのものはいたって素朴でシンプル、言い換えると安っぽいものですが、中身のコピーはできるだけ売る気にさせる・・・、たとえ買い仲介業者のポジションに立つ不動産会社でも、なんとか売り仲介の立場になりたいと、それなりに知恵を絞っているのでしょう。

最近、家のポストに入っていた大手不動産会社のチラシはこのようなものです(一部モザイクかけてます)。

それぞれのエリア(○○ △丁目)が個別に印刷できるよう白抜き部分があります。

このピンポイントにエリアを記載することで、受け取った人の気持ちをググッと引き寄せるのでしょう。

チラシの裏面には、「即日回答FAX査定」と個人情報を書いて送れるようになっています。

今どきFAXでもないだろ?と思いますが、団塊世代以上の家ではまだFAX付きの固定電話が普通にありそうです。一応スマホで読み取れるQRコードもついていますが。

上記は大手不動産会社のものですが、もっと簡単でモノクロコピー?的な「この地域(学区)で家を探している人がいます!」「希望価格○千万円以上」と書かれたチラシもよく見かけます。

こうしたチラシを日常的にみていると、そこの住人は良い気分にさせられます。でも、いざ、売ろうとしたときにはガッカリすることになりそうですが。

あと、これとは別に、「排水管高圧洗浄キャンペーン」のチラシも最近よく見ます。

特徴は、「通常一戸建ての場合30,000円~50,000円前後かかる高圧洗浄」が、「3,000円(税別)」と大きく書かれていて目を引きます。

さらに「地域一斉工事により格安にて実施」とお得感を演出しています。

また申込期限を大きく赤字で書いて期間限定ということを強調します。

ただ、下の方には小さく「1箇所3,300円。約4mごとに1箇所扱い」などと書かれています。

決して、詐欺商法ではないでしょうけど、キッチンや洗面所、トイレ、お風呂など数カ所のを配水管(外と内側の各2箇所)を頼めばすぐに数万円になり、さらに洗浄効果を高める洗浄剤を使うとプラス1回数千円が必要となり、決して3,300円ポッキリとはいかないのが普通だそうです。

また、こうしたサービスは広告している会社が自ら動くことはほとんどなく、それぞれの地域に応じて別の業者や自営業者に依頼することが多く、その工事の質や対応がバラバラで、不満が多いケースもあるようです。

地域密着で事務所を構えて商売するならば、悪い評判が立つと致命的ですが、こうした1回こっきりの仕事だと、仕事を取ったモノ勝ちです。

要はどちらも「まず客をつかむという目的のチラシ」だと言うことです。案外高齢者が多く住む住宅街だと、こうした手作り感いっぱいのチラシが一番効果が高いのかも知れません。

世の中、善人ばかりではないのと、お得な話しなどないことを肝に銘じ、チラシや甘い誘惑には十分に注意しましょう。

【関連リンク】
1303 持ち家か賃貸かは、引退後に大きな差が付く
1237 リフォーム講座へ参加してみた
1103 高齢者の賃貸アパート入居問題
771 続:浴室のユニットバスへのリフォーム前編



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1529
仕事を辞めてから、今さらながら時々思うのは、仕事には「人に命令・指示をされてする仕事」と「人に命令・指示をする仕事」の二通りがあったなぁということ。

あと、命令・指示される前に、自分で考えて自主的におこなう仕事もありますが、それはさておきます。

ボリュームはおそらく圧倒的に「人に命令・指示をされてする仕事」のほうが多いでしょう。割合からすると10:1か、もっと100:1ぐらいの割合かも知れません。

当然ながら、割合的に少ない「人に命令・指示をする仕事」をする人のほうが、「人に命令・指示をされてする仕事」をする人よりも貴重と考えられています。

なぜって言われても、できる人が少ないからというしかありません。

人は誰かに命令や指示をされて動くほうが楽ですから、口には出さなくても自然とそれを求めます。

ちょうど捕食動物から身を守るために習性としていつも群れになって行動・生活している野性の草食系動物や小さな鳥類などがそれです。

一般的に人に命令をし、指示をするためには、より大きな責任を負い、時には胃に穴が開くほど悩み考えなくてはいけないこともあります。

そしてもしその判断や指示に間違いがあり失敗したときには、針のむしろに座らされることも覚悟しなければなりません。

そうした「人に命令・指示をする仕事」は誰でもができることではないですが、決して家柄や先天的な才能ではなく、経験や知識、行動力、そして「それをしたいという強い意志」によって後からでも備わることができる能力です。リーダーシップがそれに近いかも知れません。

長くビジネスをやっていると、そうした「人に命令・指示をされてする仕事」ができるチャンスが稀ではありますが必ずあります。

そのチャンスを一歩前に出てモノにするか、そのチャンスから逃げ出したり敬遠して「人に命令・指示をされてする仕事」に引き下がって安住することを望むかで、その人のその後の可能性や、生々しい話しでは生涯獲得できる所得が何倍も大きく変わってきます。

ちょっと飛躍した話になりますが、若い官僚が数年で退職するケースが増えてきていると国会でも話題になりました。

コロナで激務に ~霞が関の官僚にいま何が~(NHK)
内閣人事局などによると、昨年度、自己都合で退職した20代官僚は87人。6年間で4倍以上に急増しました。また、20代の官僚の14.4%、実に7人に1人が「数年以内に辞めたい」とも答えています。
官僚のなり手も減っています。今年度、国家公務員の採用試験(総合職)に申し込んだのは1万6730人と、5年前に比べて23%も減少しました。

若い人のライフワークやキャリアプランなどの変化など、様々な理由はあるでしょうけど、私が思っているのは、以前なら国を動かしているのは、ころころと数年で変わっていく大臣や政治家ではなく、実質は専門家集団の官僚だという自負がありました。

2009年の総選挙で自民党が惨敗し、民主党政権が誕生しました。そこで民主党はいきなり「政治主導」を打ち出し、官僚の力を削ごうとしたため、官僚から総スカンを食らって、結局はガタガタになってしまいました。

国民は「やっぱり自民党じゃないとダメね」ということで、自民1強時代に入りますが、そこで打ち出したのが、民主党がやろうとしてできなかった、官僚の人事権を政治家が握る官邸主導政治です。

人事権を握られた官僚の行動はと言うと、もうあえて書くまでもないことですが、政治家への忖度や、過度のヨイショのため、それにコロナ禍が加わり若手官僚が疲弊し、しらけてしまうことになります。

そりゃそうです。

以前なら、官僚が主導して法律が作られ、政治家を動かし、結果、国を動かしてきたのに、急に政治家主導、官邸主導になり、自分たちのプライドも、利権も、自由な意志も、崇高な志も奪われてしまったうえに、今まで阿吽の呼吸で全面的に任されてやってきたことが、素人同然の政治家に事細かくレクチャーして了解をもらわないといけないので仕事量だけは増えていきます。

官僚制度は明治時代以来、営々と国に根ざしてきたことで、自他とも認める優秀な人達が使命感を持って役所に入ってきたのが、「人(素人の政治家)に命令・指示をする仕事」から「人(素人の政治家)に命令・指示をされてする仕事」に変わってしまったことで、若い人が官僚という仕事から逃げ出しているということなのです。

ひとつよく勘違いする人がいるので書いておくと、「人に命令・指示をする仕事」は自分で手を挙げてすぐにできるものではなく、その人の実績や行動力、もっと言えば発言の重みや誠実性、対人関係能力などから、彼(彼女)に「人に命令・指示をする仕事」をやらせてみようと、誰かが推薦してくれて初めてできることだと言うことです。

もし、「自分は上司に理解されないからつまらない仕事ばかり」「いつまで経っても昇進しない」というのは、それは上司が悪いのではなく、自分のことがよくわかっていないというだけというケースがほとんどだと言うことです。

【関連リンク】
1163 フラリーマンの哀愁
903 私の想像を超えるビジネスマナー崩壊
807 労働人口と非労働人口推移と完全失業率
792 ビジネスにおける私的リーダー論

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1528
お薦め小説 2021年版(国内小説)」や「お薦め小説 2021年版(海外小説)」を以前書きましたが、今回は、お勧めの新書やエッセイ、ノンフィクション、ビジネス書から選んでみます。

新書やエッセイ、ノンフィクション、ビジネス書の蔵書は全部で約200冊あります。しかしあいにく日記で読書感想を書き始めたのが2012年頃からで、それ以前に読んだ中にもお勧めのものは数多くありますが、今回は感想を書いた2012年以降、2020年までに読んだ中から20冊を選びました。

書籍タイトルのリンク先は私が過去に書いた複数書籍の感想記事へ飛びますが、記事の下の方にある場合は下へスクロールをして見てください。

大往生したけりゃ医療とかかわるな
誰しもいつかは迎えることになる往生。その死への旅をどうすれば人間らしく尊厳をもって向かえることができるかを老人ホームの医師でもあり、市民グループ「自分の死を考える集い」を主宰する中村仁一氏が現場で経験したことから書いたものです。
タイトルが刺激的で、当然他の医者や医師会などからは反発を招き、様々な反論や批判を浴びることになるというのも本人は承知の上です。
基本的にこの本では高齢者の老衰死を扱っているので、まだ若い人へのメッセージではありません。…
中村仁一
累犯障害者
著者の山本譲司氏は、演歌歌手山本譲二氏とは違い、民主党の衆議院議員でありながら、2001年に秘書給与流用の詐欺容疑で実刑判決を受けた方です。
秘書給与として支給されたお金を事務所の運営費などに充てていたわけで、もちろん犯罪行為にあたりますが、自分か親が金持ちでない若手議員は、そうしてやりくりでもしないと、まともな議員活動ができないという実態もあるのでしょう。
当時は辻元清美衆議院議員など何人かの議員に同様な公費流用が指摘されていたに関わらず、現職の議員で実刑を受けたのはこの山本氏だけで(辻元氏は執行猶予付き)、一種みせしめ的な逮捕・起訴・実刑判決だったようにも思えます。…
山本譲司
人間の土地
1939年と言いますから今から75年も前に出版されたサン=テグジュペリのエッセイ集で、主として第二次大戦前の民間航空機のパイロット時代の話しがメインです。
小説ではないので、特に物語があるわけではなく、パイロットという仕事を通して、世界中で見てきたもの、感じたこと、友情やアフリカの奴隷制度など、幅広い話題で淡々と書かれています。
特に「砂漠のまん中で 」では、サハラ砂漠の上空で砂嵐に巻き込まれ前後不明となり、砂漠に不時着したときのことが書かれていますが、この死をもっとも身近に感じた時にあの名作「星の王子さま」の着想を得たと言われています。…
サン=テグジュペリ
冷血
1958年に発刊された「ティファニーで朝食を」が映画化されそれで一躍有名になったアメリカの作家さんですが、19歳の時に始めて作品を世に出し、60歳の時に心臓発作で亡くなるまで40年あったわりには作品数は少なく、短編集を含めて12作品だけです。
この作品は1966年に書かれたカポーティの最後の長編作品で、1959年に実際にアメリカで起きた一家殺人事件が元となっています。…
カーポティ
旅をする木
著者は1952年生まれで、慶応大学生時代に写真で見たアラスカの動物や自然に魅了され、ついにはアラスカ大学野生動物管理学部に入学(中退)するほどのアラスカやその自然が好きな写真家、冒険家です。
しかし1996年にテレビ番組の取材で滞在していたロシアのカムチャツカ半島南部のクリル湖畔でヒグマに襲われ死亡されています(享年44歳)。…
星野道夫
日本は世界5位の農業大国 大嘘だらけの食料自給率
著者の浅川氏は1974年生まれの雑誌「農業経営者」の副編集長で、株式会社農業技術通信社の専務取締役です。
いわゆる農業ジャーナリストといったところでしょうか。この本は2010年に発刊されていますが、その後もこの手の本を出しておられ、2012年には続編とも言える「TPPで日本は世界一の農業大国になる」が発刊されています。…
浅川芳裕
20歳からの社会科
すでにあちこちで語られていて多くの人は知っていながらも、政治家含めどうすることもできずにただあきらめているという感がある、日本の高齢化社会、格差社会、外交、未来の課題に真正面から向き合い、様々な学者や識者と言われる人が、わかりやすく解説しています。内容は、第1章 高齢者の意見が通りやすい国 第2章 どうすれば若者が社会を動かせるのか 第3章 今の若者が担う外交で日本は生き残れるか 第4章 年金や医療費を誰が支えるのか 第5章 人が減り、教育に熱心でなくなった国 第6章 未来の地球に何を贈るのか…
明治大学世代間政策研究所
里山資本主義 日本経済は「安心の原理」で動く
2010年に出版されて大ベストセラーになった「デフレの正体」の筆者とNHK広島取材班がタッグを組んだ作品です。
里山と言えば、少し前ならTOKIOのダッシュ村をふと思い出したりしますが、あのような山間に囲まれた地で農業を中心に半自給自足をおくっている昔ながらの風景です。
アメリカを中心とする「マネー資本主義」に対応した「里山資本主義」という造語を新たに作り、今後経済が縮小していく日本において、ある一定の人口を支える基礎的な生活パターンとして、里山で暮らすという選択肢を提案しています。…
藻谷浩介・NHK広島取材班
日本人の死に時 そんなに長生きしたいですか
同じ医師でありながら作家として二足のわらじをはく恵まれた才能を持つ人は多いのですが、その医師の中でも大病院や大学病院の中で働く医師とは違い、在宅医療の医師であることが特徴的です。
在宅医療の本質は、終末医療に大きく関わっています。またグループホームや軽費老人ホームなど、医師が常駐しないホームへ訪問医師として関わることも多く、患者はおしなべて高齢者で、様々な健康問題を抱え、特に認知症患者と関わるケースも多そうです。…
久坂部羊
福翁自伝
ネット上のお勧め本のリストを見て購入してはみたものの、約2年半ほど読まずに本棚の肥やしとなっていましたが、別のところで「この本はめちゃ面白い!諭吉ってファンキーで生き方がロックだ!」という絶賛?する評判を聞きおよび、暮れの忙しいときに読み始めました。
この本のことはWikipediaには「1898年(明治31年)7月1日から1899年(明治32年)2月16日まで計67回にわたって「時事新報」に掲載され、単行本は1899年(明治32年)6月15日に刊行。今日でも慶應義塾大学では毎年、新入生に配布されている」と書いてあります。…
福沢諭吉
戦艦大和
この戦記は、戦後まもなく吉川英治の勧めで執筆され、1946年に雑誌に掲載される予定だったのが、GHQの検閲で出版ができず、1951年のサンフランシスコ講和条約後の1952年になってようやく出版ができたという「戦艦大和ノ最期」を元としています。
当初はノンフィクションだと思っていましたが、生き残った他人に聞いた話や、著者の推測や想像で書かれた部分も混じっているようで、公式にはノンフィクションではなく戦記文学のジャンルに入るようです。…
吉田満
定年後のリアル
多くの新書を中心とする著書を書いている著者の2010年単行本、2013年に文庫版が発刊されている新書的な文庫本です。その後、この本の売れ行きがよかったのか、二匹目のドジョウ的に「定年後7年目のリアル」(2014年)、「さらなる定年後のリアル」(2015年)と次々定年本が出ています。自分のことを、そのまま書くわけですから割と楽にかけそうですね。…
勢古浩爾
フェルマーの最終定理
17世紀に数学者フェルマーが残した「3以上の自然数nについて、xn(xのn乗)+yn(yのn乗)=zn(zのn乗となる自然数の組(x,y,z)は存在しない」という定理について、フェルマーが「証明できるけど余白がないので書かない」とした証明を、360年後にやってのけた数学者アンドリュー・ワイルズのノンフィクションドラマです。
なにか難しそうで最初はためらわれましたが、多くの先駆者達のお勧め本に上がっていましたので、思い切って買ってきて読んでみました。…
サイモン・シン
「子供を殺してください」という親たち
著者は精神障害者移送サービスを営み、精神に異常を来した人と直接に接してきた方で、このノンフィクションは、2015年に文庫が刊行されています。
まずタイトルに驚かされますが、当初はどうせ引きの良い派手なタイトルだろうぐらいに思っていましたが、あに図らんや、どうしてどうして、精神的におかしくなった人とその家族の葛藤が、現場からの緊迫感、臨場感、悲壮感が漂うドキュメンタリーとして展開され、読みながらその話しに息をのんでしまいます。…
押川剛
言ってはいけない 残酷すぎる真実
宝島30の元編集長だった著者は、名前を見ると女性ジャーナリストだと思っていましたが男性です。小説もいくつか書いておられますが、著書を読むのはこれが初めてです。
タイトルだけ見ると「大げさな~」と思っていましたが、中身はもっと過激、こんなこと書いて良いの?というようなことがズバズバ出てきます。炎上商法も真っ青な感じで、恥ずかしながら衝撃を受けてしまいました。…
橘玲
バッタを倒しにアフリカへ
著者は芸能人ではなく、日本の農学者であり昆虫学者の方で、1980年生まれと言うから今年で不惑の40歳、研究者としては若い方です。実は、表紙(カバー)に載っているバッタのかぶり物をした著者らしい人物から、売れないお笑い芸能人が、ネタとして本を書いたぐらいにしか思ってませんでした。本書は、2017年に出版され、中央公論・新書大賞などいくつもの賞をとった作品です。…
前野ウルド浩太郎
陰翳礼讃
難しい旧漢字のタイトルは「いんえいらいさん」と読みます。今の漢字で書くと陰影礼賛となります。
1933年から雑誌に連載され、1939年に単行本として発刊された随筆(エッセイ)です。今回読んだ文庫は1975年初版、2008年改版の中央公論新社版です。
実はこの本は、2015年2月に購入したまま、5年半も塩漬けにしていました。特に理由はないのですが、タイトルをみただけではやや重々しい感じがしていました。…
谷崎潤一郎
無私の日本人
映画で有名になった「武士の家計簿」などの著書がある磯田氏は、今やテレビの歴史番組の解説者として欠かせないキャラクターとなっているユニークな学者先生です。
私も毎週欠かさずNHK BSの「英雄たちの選択」を録画して楽しく見ています。それにしても、古代天皇から、昭和時代まで、どうしてそんなに詳しいの?と思えるぐらい博学で、しかもテレビに向いた雄弁な方です。…
磯田道史
おとなの教養 私たちはどこから来て、どこへ行くのか?
2014年に発刊された新書ですが、ベストセラーとしてよく知られています。なにかありふれたタイトルですが、書かれているテーマは(1)宗教、(2)宇宙、(3)人類の旅路、(4)人間と病気、(5)経済学、(6)歴史、(7)日本と日本人と7章立てです。
ジャーナリストの著者ですが、2012年から理系のエリートが集う東京工業大で教鞭をとることになり、そこのリベラルアーツ(現代の教養)センターに属し、学生に理系バカにならないよう、理系以外の教養を身につけてもらおうとしています。…
池上彰
日本軍兵士―アジア・太平洋戦争の現実
2018年に「アジア・太平洋賞特別賞」や、2019年の「新書大賞」1位の本書は、2017年に発刊された硬派な新書です。
新書というと、著者の自己満足的な自慢話しと事業の宣伝に終始しているものが多く、うんざりしているのですが、最近読んだ「バッタを倒しにアフリカへ」、「人口と日本経済 - 長寿、イノベーション、経済成長」、「それでも、日本人は「戦争」を選んだ」など、良いものも時々混じっているので、欠かせません。…
吉田裕


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