忍者ブログ
リストラ天国 ~失業・解雇から身を守りましょう~ HomePage https://restrer.sakura.ne.jp/
Calendar
<< 2024/11 >>
SMTWTFS
1
3456 78
10111213 1415
17181920 212223
24252627 282930
Recent Entry
Recent Comment
Category
1104   1103   1102   1101   1100   1099   1098   1097   1096   1095   1094  

[PR]

Amazonタイムセール

ホーム&キッチンの売れ筋ランキング 

枕・抱き枕の売れ筋ランキング

旅行用品の売れ筋ランキング


ミラーレス一眼の売れ筋ランキング 

空気清浄機 タイムセール

掃除機の売れ筋ランキング

ペット用品の売れ筋ランキング


1409
たまには右上がりの気持ちのよいグラフを見てみたなぁ~と思ったのと、あまり比較することがない、GDP(日本の一人あたり名目上GDP)と平均寿命をひとつのグラフにしてなにかが見えてこないかなと作ってみました。

右上がりのグラフって、ビジネスマンにとっては条件反射的にワクワクしますし、できればいつでもこうありたいものです。

さて、そのグラフは、

日本の平均寿命推移(折れ線)と国民ひとりあたりGDP(棒)推移比較


少し解説すると、国の総合力を示すGDP(国内総生産)は、2019年時点で、アメリカ、中国に続いて日本は3位で、国民一人当たりGDPは以前から26位辺りをウロウロしています。つまり、ひとりあたりの労働生産性はあまり良くないって事です。

国単位のGDPは、やはり人口が多いところが有利ですので、予想では8年後の2028年にはインドに抜かれ世界4位に後退することが確実視されています。

一人当たりのGDPは、そこそこに産業があり、国民の数が少ないほうが有利で、1位はルクセンブルグ、2位はスイス、3位はマカオ(2018年)です。マカオは中国にカウントされていないのですね。

これから日本の人口はどんどん減っていきますので、トータルのGDPは良くて横ばいか、下がっていく傾向にありますが、一人当たりGDPは、これから上がっていく可能性があります。

それには、労働者の生産効率を上げ、労働人口が減っても、トータルのGDPを下げないことが肝心です。

折れ線グラフの男女ともに平均寿命が前年より下がったのは、この40年間で1995年の阪神淡路大地震や、2011年の東日本大震災の時を含め計6回あります。40年で6回ですから残りの34回(85%)は上がるか横ばいと言うことです。

一人当たりのGDPは、この同じ40年間で、2001年~2003年頃のITバブル崩壊の時や、リーマンショックの2008年~2009年など、8回前年から下がっていますが、残り32回(80%)は前年を上回っています。

失われた20年とか30年とか言われていますけど、一人当たりGDPの結果だけみると、全般的に右肩上がりで景気がよさそうです。意外な感じです。

このグラフを作ろうとしたのは、もしかしてGDPと平均寿命になにか関連性があるか?と思いましたが、前年割れが一致したのは世紀末不況?の1999年と、2011年の東日本大震災の時の2回しかなく、どうも関連性はなさそうです。

以前、作った、失業者数と自殺者数には相関関係が見られましたが、今回は単に、右肩上がりっぽいデータを集めて作ったという感じだけで終わりました。

575 自殺者数と失業者数の相関関係

そうこうしていると、ちょっと景気について気になる記事を発見。

日本が圧倒的に「低賃金の暮らしにくい国」に堕ちた真相 訪れる“最悪の未来”とは(ITmedia)
たくさんのモノやサービスが取引されればGDPは増えていくが、売買には貨幣を仲介させる必要があるので、物価という概念が出てくる。もし取引が活発で、次々と商品が売れる状況になった場合、一部の事業主はさらにもうけようと価格を上げる。
(中略)
こうした現象が続くと、賃金が上がって物価が上昇し、それがさらに賃金を押し上げるという循環が発生する。取引が活発になると、まずは人員が必要となるので、どちらかというと賃金が先に上がり、その後に物価がついてくることが多い。これが好景気に伴うインフレ(物価上昇)であり、日本以外の諸外国は過去20年、そのような状況が続いてきた。この逆の循環がデフレであり、商品が売れないので、人が余り、賃金が下がるという悪循環になる。

つまり、日本以外の先進国や準先進国は、賃金上昇、物価上昇のサイクルで、GDPも上がってきたのに対し、日本は「(一人当たりのGDPは上げてきたのに、)賃金は下降、物価もデフレがなかなか脱却できないでいる」ということがわかりやすく書かれています。

時の政府は、「なんちゃらミクスで今年もベアが上がった!」とほざいてますが、その賃金統計に出てくる数字のほとんどは大企業の場合で、その大企業のデータを元にして公務員の昇給に当てはめているだけです。

そして例え大企業や公務員だけのベアが上がっても、全労働者数6700万人中、大企業の従業員と国家・地方公務員の数を全部足しても270万人程度、わずか4%だけの特権階級?の話しに過ぎません。

だからいくらそうした特権階級の人の給料が上がっても、労働者全体では所得が伸びず、逆に非正規社員が増えていることもあり、下がっていっているのです。

その流れで、政府が無理くりGDPを上げようとして、所得は下がっていくのに物価だけが上がってしまうという、恐ろしい未来「不況下のインフレ」という事態を恐れているとこの記事では締めています。

【関連リンク】
1193 引退後は健康年齢までの期間が重要
1098 自分の寿命を選べるかという重い話し
1013 5年生存率と余命宣告
498 失業率推移ではなく失業者数推移でみると
245 寿命と余命について



リストラ天国TOP
おやじの主張(リストラ天国 日記INDEX)
著者別読書感想INDEX

PR

コメント
お名前
タイトル
文字色
メールアドレス
URL
コメント
パスワード   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
ブログ内検索
プロフィール
HN:
area@リストラ天国
HP:
性別:
男性
趣味:
ドライブ・日帰り温泉
自己紹介:
紆余曲折の人生を歩む、しがないオヤヂです。
============
プライバシーポリシー及び利用規約
Template & Icon by kura07 / Photo by Abundant Shine

Powered by [PR]


忍者ブログ