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日本の領土の中に、定住者がいる島(有人離島)の数と、無人島の数は各々どのぐらいあるでしょうか?

答えは本州や北海道など定住者のいる有人離島は432、無人島はなんと6,415あるとのことです(Wikipedia)。

有人島を含む島の数では世界の中で第8位ということです。

世界1位はスウェーデン、2位はフィンランド、3位はノルウェーなどで、もっと多いかなと思っていたインドネシアは5位、フィリピンは7位となっています。

そうした世界の中でも島が多い日本の無人島の中で、もっとも大きな島は北海道最西端の日本海上にある渡島大島で火山島です(写真は小笠原諸島の西之島)。

個人的には、無人島と言えば、子供の頃に本で読んだ「ロビンソン・クルーソー」や、テレビで夢中になった見た「冒険ガボテン島」のイメージで、なにか夢とロマンを感じます。でも実際は、その島に誰も住まない(住めない)理由があり、厳しい環境で思っていたのと違うのでしょう。

そう言えば、トム・ハンクス主演の「キャスト・アウェイ」(2000年)は、素晴らしい無人島漂流映画でした。

飛行機事故で奇跡的にひとり無人島で生き残った主人公が、厳しい環境の中で何度も挫折を味わいながらもたくましく島からの脱出を試みる内容です。

ザ!鉄腕!DASH!!というテレビ番組で、瀬戸内海にある愛媛県松島市に属する無人島の由利島を番組の中では「DASH島」と勝手に名付けて、TOKIOのメンバーとスタッフ達によって開拓されつつありますが、この島は昭和40年(1965年)頃までは島民が普通に暮らしていました。番組内でも当時の建物や設備がよく出てきます。

そうした無人島は、定住者こそいないものの、現在でも様々に利用されている島がある一方、利用されていない島が圧倒的多数を占めています。

利用できない理由はそれぞれあり、元々は海底火山の噴火や隆起でできた島が多いので、将来噴火のおそれがあり危険だったり、島全体が固い溶岩だらけで農業に向かない土地だったり、切り立った崖ばかりで資材を輸送するための港湾設備が作れなかったりします。

サンダーバードの基地のように、大金持ちが道楽として別荘に使う分には良いかも知れません。歌手のさだまさし氏も、故郷長崎に無人島を購入し、ずいぶん前ですが、ビフォーアフターでリフォームしていました。

それはともかく、日本では人口減少が進み、離島へのアクセスの便益がはかれず、過疎化した地域の島民は生活や家族のために島から移住するしかないということもあるでしょう。

しかし使われていない、何千もある無人島をなんとか有効活用できる方法はないのでしょうか?

眉を吊り上げられそうな、よからぬ事を言えば、

・放射能や細菌など、万が一のことが起きても被害が最小限で済む研究施設や長期保管場所
・死刑制度に代わり、近い将来に作られそうな無期刑の犯罪人の収監所
・処理能力が限界に近づいている産業廃棄物の処理場や埋立場所

あまり非難はされなさそうな使い方として

・完全自動化でロボットしかいない有害物質や騒音を出す無人工場建設
・不法入国者の強制帰国までの収監場所
・自衛隊や警察の訓練場所(すでに使われてます)
・映画やドラマの大規模セットとロケ地
・自動車や二輪車などの走行試験所、サーキット場
・民間ロケットの共同打上げ設備
・島全体を霊園としてお墓と各種宗教施設

などでしょうか。固くなった頭の私ではこれぐらいしか思い浮かびませんが、若い人に考えさせればもっと様々なアイデアが出てきそうです。

最近の環境保全の観点からは、自然をそのまま残し、様々な動植物の生息地として一番の天敵の人を近づけないという利用方法もありますが、すべての無人島をそのように保存するだけではなにかもったいない気もします。

でも、単にリゾート施設を作るとか、遊園地を作るなどは、もはや離島に作るメリットはなく、少子化し、高齢化社会においてはさほど需要もないのでダメで、それなら高齢者収容施設を作るというのも姥捨て山的でお勧めしません。

そこで、考えているのは、行き場がなく、今のままだと福島から一歩も外へ出せない放射能汚染物質や今後何十年もかけて取り出す核燃料廃棄物、そして海水に混ぜて海に流そうとしている汚染水について、これ以上議論をしても一歩も前に進みそうもない問題のひとつの解決方法です。

国や自治体が所有していて、近くに住民がいない遠方の無人島に、陸揚げする港湾設備と、数百年でも漏れ出したり壊れない巨大なコンクリート製の核廃棄物の棺を建設するというのが、もっとも現実的な解決法ではないのかと思ったりします。

ただ列島に点在している島は、海底火山が隆起したケースが多く、「数百年後でも噴火する可能性がある島だからダメ!」と言う人が必ずいます。また「万一の時、綺麗な海を汚染する可能性がある!」と言います。

でも、それを言えば予期しない自然災害が起きるのは、多くの人が暮らしている本土上でも同じですし、汚れた廃棄物を身近な場所に置いていることのほうが、国民の安全を守るべき国の罪は大きいのではないでしょうか。

もし反対をするのなら、より良い対案を出してから感情論ではなく、冷静に論理的に反対してもらいたいものです。

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