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コロナ禍が拡がる前までは、フリーランスで働く人達は、会社の枠の中に閉じ込められている人達から羨ましがられ、評論家には褒め立てられ、国や政府からも働き方改革の見本のように言われてきました。

本人の才能や恵まれた運などによって違いますが、そこそこ収入も得られ、中にはサラリーマンでは手にすることができない報酬を得て、得意満面な姿が雑誌などで盛んに紹介されていました。

またフリーランスを含む個人事業主も後継者不足というネガティブな要素もありつつ、一国一城の主という満足と、家族が暮らしていくぐらいの収入は、優遇されている税制もあり、一生を雇われ人で終わりそうな人達から羨望の目で見られていました。

そうしたフリーランスと言われる働き方をする人は、1000万人を超え、生産年齢人口(15歳~64歳)7,596万人(2017年)の学生など収入を得ていない人を除いた1年間で収入があった人口約6000万人の17%にも達しています。

フリーランスの内訳は、プロフェッショナル系の「自由業系フリーワーカー」が53万人(5%)、法人経営者などの「自営業系独立オーナー」が322万人(29%)、「副業系すきまワーカー」が454万人(41%)、バイトの掛け持ちなど「複業系パラレルワーカー」が290万人(26%)とのことです。

そのフリーワーカーの経済規模はおよそ20兆円で、日本の国内総生産(GDP)536兆円の3.7%を占めています。20兆円というと、中古住宅市場やゲーム業界の規模と同等です。

それはともかく、今回の思いもよらなかったコロナ禍のような非常事態に陥ると、その影響は活動運転資金に余裕がないフリーなど個人事業主を直撃します。

副業でやっていた人は、大きな借金さえなければ収入はあるので問題はありませんが、アパート経営など大きな借金をして運用している場合、本業が手に付かない状況かも知れません。

政府や自治体からの補償もわずかながらありますが、元々は収入が安定しないフリーランスの仕事ゆえ、こうした非常事態においては、企業からは非正規社員などと同様、雇用(委託)の調整弁として使われることも多そうです。

おそらく、今まで盛んに脚光を浴びて得意満面だったフリーランスはもちろん、必死に歯を食いしばってフリーで居続けようともがいてきた人達の多くは、大なり小なり影響を受けているはずで、中には致命的な被害を被っているフリーランスも多いのではないでしょうか。

資金が潤沢で、内部留保がしこたまあって、無借金経営のフリーランスというのはあまり聞かないので、一般的には2~3ヶ月売上が半減すれば運転資金に行き詰まるのが普通だからです。

一方、大手企業はと言えば、ここ数年リーマンショックに散々な目にあった記憶がまだ生々しく残っていて、内部留保に努めてきました。そのおかげで、公務員はもちろん、大手企業の正社員は、夏・冬のボーナスには影響がでるでしょうけど、日々の給料にはなんら影響は及ぼしません。

2018年には企業の内部留保は過去最高の463兆円に達し、政治家や評論家はこぞって、内部留保を取り崩して社員の給料や研究開発、設備投資に回せ!と脳天気にわめいていました。

そしてこのコロナ禍が起きましたが、レナウンのような過去から経営状況が悪化していたところは別として、ほとんどの大手企業は、もし半年から1年ぐらいの休業要請があってもはまったく揺るがないレベルというのが実態です。

もし政治家や評論家が言うように、着々と内部留保してこないで、放漫経営をしていたり、あるいは、闇雲?に方々の企業へ大金を投資していたりすればソフトバンクのように大赤字となり、今回の2~3ヶ月の休業要請や生産停止で大企業ともいえども資金がショートして経営も傾いていたでしょう。

結果論ながら、リーマンショック後、内部留保に邁進してきた経営陣は先見の明があり、有能だったということです。

ただ、ポストコロナはフリーランスが活躍出来る時代だという人もいます。

ポストコロナに起こる5大変化「今は苦境のフリーランスが台頭する」(DIAMOND online)
経済においては、「フリーランスなど独立請負人によるギグエコノミーが台頭すること」が考えられる。(中略)
独立請負人は、Uberなどの運転手、芸術・エンターテインメントの担い手、各種インストラクターだけにとどまらない。テレワークや業務の外部化などが進み、企業の業務の一部を請け負う独立請負人は大変多く、これからも増える傾向にある。今後の経済の重要な担い手であるといってよい。

確かに中長期的にみると、今後ますますフリーランス的な働き方や、仕事の外注が増えていくでしょう。問題は、今後数年間は続いていきそうなコロナ禍と向き合いながら、資金力のないフリーランスが持ちこたえられるのか?という疑問はあります。

どちらかと言うと、こちらの悲観的な見方のほうが可能性は高い気がします。

アフターコロナは想像を絶する時代が待ち受ける」(bizSPA!フレッシュ)
アフターコロナといわれる時代、確実に大恐慌が到来します。私含めリーマンショックを経験していない平成生まれの人間は、今までぬるい環境で生きてきたわけですから、想像を絶する阿鼻叫喚の時代が待ち受けていることを覚悟しなければいけません。

さて、数年後、社会は、そしてフリーランスはどのような姿を呈しているのか、それは誰にもわかりません。

【関連リンク】
1068 個人事業主の中でもフリーランスとしての働き方
938 成功者の美徳
539 コンサルタントという職の謎



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