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前回の読書感想記事の中で少し書きましたが、保険について得られた知識を備忘録的にもう少し書いておきます。

内容は、荻原博子著の「保険ぎらい」から得られた知識やノウハウを元にして、個人的に経験したり調べてわかったことなどです。

個人的なことを書いておくと、生命保険はずっと共済保険、火災保険はローン終了後に共済のすまいる共済に加入、マイカーは長く外資系損保だったのが、東京海上日動を経由して現在はマイカー共済となり、主だった3種類(生命、火災、自動車)はいずれも共済となっています。

なにか共済が良いとか安いとかではなく、なんとなーく、調べて比べてみたら、結果的にそうなったと言うことで、共済の回し者ではありませんし、今はいろいろ不満があって、今後、火災保険と自動車保険に関しては別の損保に変えようと思っています。

窓ガラスの熱割れで火災保険は使えるか? 2021/6/26(土)

それはともかく、生命保険に関してです。

上記の著者で経済評論家の荻原氏はキッパリと保険は当たるか外れるかわからないあまり効率が良くないクジと書いていますが、生命保険の保障は死亡と病気(入院・通院)だけで、保障内容は大差なく、死亡や病気に罹る保険算出用の係数はどこも同じものを使います。

そこで保険に加入するならば、有名人を使って派手に広告・宣伝している保険や、多くの外交員と店舗を抱え、人件費や事務所費を多く負担している保険会社の保険代は、その経費の分だけ自ずと高額になるから、できれば知名度はないけど堅実にやっているネット保険などで保険料の安い保険に加入するのがお勧めとのことです。

保険会社に所属していて説明や相談にのってくれる保険アドバイザーやセールスにしても、保険加入者を増やすことで自分の収入が増える仕組みですから、加入者のことよりも保険会社や自分の成績に関係するほうを優先するのが当たり前です。

有名でない保険会社だともし倒産してしまったら?という疑問には、生命保険契約者保護機構というのがあり、掛け捨ての保険は保護される仕組みができているので安心です。しかし貯蓄型保険に関しては貯蓄の一部が削られてしまう(利率が同じではない)ことがあります。

そしてもうひとつ言うなら「大手保険会社はつぶれない」という神話は、日産生命(1997年破綻)、東邦生命(1999年破綻)、千代田生命(2000年破綻)、第百生命(2000年破綻)、協栄生命(2000年破綻)、大和生命(2008年破綻)など、バブル崩壊後に過去のものとなっています。

あと、満期保険金が受け取れる貯蓄型保険と、掛け捨ての保険の比較ですが、利率が5%以上と高かった1990年頃までに加入した保険でもなければ、現在の金利の低さ(0.3%前後)で、今後もし世の中の金利が上がってもそれには関係なく低いままの利率の貯蓄型保険はまったく無意味とこれもキッパリと荻原氏は斬り捨てています。

逆に言えば、1980年代に高い利率で貯蓄型保険を長期で契約しているならば、解約はしないほうがお得と言うことです。

つまり、満期で支払いのある生命保険は、満期で受け取れる預金分だけが上乗せされるだけで、しかも金利は低いので、別の方法でその分を運用する方が何倍もマシということです。

ま、面倒くさいから積み立て預金だと思ってという人は多いでしょうけど、保険会社にとってはタダみたいな金利で調達したお金をまとめて債券などに投資できてウハウハなんでしょう。それに上記に書いたように、万一破綻した場合はそのわずかな金利すら削られてしまうことになります。

テレビでは「持病があっても」「何歳になっても」という保険が盛んに喧伝されていますが、それらは基本的には割高な保険でうま味はないと言うことです。万一というなら少しでも貯金しておくほうがマシだそうです。

同様に「先進医療保障」や特約を謳っている保険も、最近は先進医療の多くが続々と健康保険の対象となってきていて、つまりまだ日本では認められていないような特殊な医療でない限り、3割負担の上、高額療養費制度がある健保が使えない先進医療にならないそうです。

子供が生まれると条件反射的に勧められる「学資保険」ですが、これも基本的には貯蓄型保険なので、1980年代ならともかく、極めて低い金利の現在は意味がないとのことです。

また学資保険の病気や怪我の保障も、通常の健康保険や、自治体がそれぞれおこなっている子供に対しての助成や医療費補助でまかなえるものが多くあり、保険としての意味は薄いとのことです。

その他、介護、個人年金、労災、iDeCo、火災保険についての保険やお金の問題なども紹介されていましたが、営業妨害にもなりそうなので、もっと詳しく知りたい人は買って読んでください。


【関連リンク】
1677 健保と健康診断
1548 窓ガラスの熱割れで火災保険は使えるか?
1376 台風と地震被害と保険について

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