忍者ブログ
リストラ天国 ~失業・解雇から身を守りましょう~ HomePage https://restrer.sakura.ne.jp/
Calendar
<< 2026/07 >>
SMTWTFS
1 23
5678 910
12131415 1617
19202122 2324
26272829 3031
Recent Entry
Recent Comment
Category
1589   1588   1587   1586   1585   1584  



1899
愛と哀しみの旅路(原題:Come See the Paradise) 1990年(日本公開1991年) 米
監督 アラン・パーカー 出演者 デニス・クエイド、タムリン・トミタ

愛と哀しみの旅路
原題を直訳すると「楽園を見に来て」という意味ですが、日本向けには大層なタイトルに変更されています。

1982年のリチャード・ギア主演の大ヒット映画「愛と青春の旅だち」(原題:An Officer and a Gentleman)にあやかったのかなと思わずにいられません。

内容は、太平洋戦争が始まり、アメリカに在住していた日系人が、敵性国民として収容所に集められたことがテーマになっています。

同時期に読んだジェイミー・フォード著の小説「あの日、パナマホテルで」(2009年)は、この映画で主人公達が逃避行するシアトルが舞台で、同じように日系人が収容所に送られる物語でした。

どうも低予算で作られたのかな?と思うようなあっさりした内容ですが、戦中にアメリカ国内に住んでいた日系人のいわれがない差別と迫害には悲しい限りです。

でも逆に言えば、鬼畜米英と言って、日本に住む欧米人を迫害していた日本人も同じだったことも忘れてはいけません。

こうしたアメリカの恥ずかしい歴史を、日系人とアメリカ人の恋愛を主軸において映画(元は小説)にするところが、アメリカ人の懐の深さだと思いますが、現在のような身勝手なMAGAが主軸のアメリカ人にはそういう反省を描くような映画は作れないでしょう。それは国民人気が高いことを利用し、身勝手で高ピーな女王様が実質的に君臨する日本も同じですけど。

★★☆

 ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟

東京暗黒街・竹の家(原題:House of Bamboo) 1955年 米
監督 サミュエル・フラー
出演者 ロバート・ライアン、ロバート・スタック、山口淑子、早川雪洲

東京暗黒街・竹の家
タイトルを見たときは東映か日活の日本ヤクザ映画かと思っていたら、まったく違って戦後10年近く経った東京で撮影がおこなわれたアメリカ映画でした。

アメリカ人(監督)が見たステレオタイプな日本と東京という図式で、やたらと富士山や芸者、格子戸、竹すだれ、庶民の着物姿などが強調されます。

Wikipediaによると、オープニングで出てくる富士山の前を走る蒸気機関車のロケでは、山梨県の富士山麓電鉄(現・富士山麓電気鉄道富士急行線)の富士吉田駅と河口湖駅の区間約5kmを、20世紀フォックス社が借り切って撮影したそうです。

公共的な旅客鉄道を3日間運休させて映画のロケに使うという、当時のアメリカと日本の力関係がよくわかります。

内容は、アメリカ人の犯罪組織が、東京で次々に現金輸送車などを襲う事件を起こしますが、警視庁にアメリカ軍が協力し、犯罪組織へアメリカ軍人のスパイを潜入させて一網打尽にしようと画策します。

が、ストーリーの内容や、登場人物の日本語、所作などがかなりいい加減で、おそらくセリフのあるエキストラの多くはアメリカから東洋人俳優を連れてきてそれを使っているような感じです。

準主役の山口淑子や早川雪洲は、アメリカで映画に出ていて、アメリカ流の映画撮影に慣れていることもあり、監督としても使いやすい俳優だったでしょう。

そうした内容より、この映画の魅力は、1955年の東京がフルカラーで撮られた映像にあり、記録としても価値があるものです。

ロケ地は、東京都は八ツ山橋(古い京急が走っています)、国際劇場、佃島、日本橋箱崎町、隅田川、銀座、法務省旧本館、桜田門、帝国ホテル、浅草の松屋デパート屋上遊園地などで、それらがカラー映像で見られるのは珍しいです。

★★☆

 ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟

トラフィック(原題:Traffic) 2000年(日本公開2001年) 米
監督 スティーヴン・ソダーバーグ
出演者 マイケル・ダグラス、ベニチオ・デル・トロ、エリカ・クリステンセン

トラフィック
アメリカとメキシコを舞台に、3箇所で起きる麻薬撲滅対策を同時進行でドキュメンタリー風の群像ドラマとした作品で、アカデミー賞で監督賞、助演男優賞、脚色賞、編集賞の4部門を受賞しています。

その同時進行する三つの物語は見る人がわかりやすいように、カラーの色味を変えてあり、舞台が変わったことがよくわかります。登場人物が多いので、そうした工夫はぼんやりと見ている観客(私)としては助かります。

麻薬撲滅担当の大統領補佐官に任命された判事役がベテラン俳優のマイケル・ダグラスで、離れて暮らしている若い一人娘が麻薬に溺れていく問題を抱えながら、着々と手を打っていきます。

メキシコとアメリカ国境付近では、メキシコの麻薬取締官のコンビが摘発を続けていますが、軍に手柄を横取りされたり、警察上層部の腐敗に悩まされ続けます。

ロサンゼルスでは、捜査官が人種問題を抱えながらも麻薬取り締まりに力を入れ、ようやく元締めの麻薬王を捕らえ、裁判に持ち込みますが、部下の証言を阻止するためにそれまで夫が麻薬王とは知らなかった妻が、証人の殺害を仲間に指示をします。

人間ドラマと、ドキュメンタリーのような動き回るカメラワークをうまく組み合わせ、スピード感を持ちつつ淡々と進んでいく内容で、これは新鮮で良かったです。

★★★

 ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟

トゥモロー・ワールド(原題: Children of Men) 2006年 英・米
監督 アルフォンソ・キュアロン
出演者 クライヴ・オーウェン、ジュリアン・ムーア

トゥモロー・ワールド
原作はP・D・ジェイムズ著のディストピア小説「人類の子供たち」です。

公開の2006年から21年後の2027年の近未来ということですから、設定はもう1年後ということになりますが、原因不明ながら世界中で女性が次々と流産し、子供がまったく生まれなくなってから18年が経ち、人類の危機が迫り世界中が混乱しています。

そんな中ではイギリスだけが、国内の暴動を軍がかろうじて抑えていますが、あるテロ組織の中に、奇跡的に妊娠した不法移民の女性を匿っていて、安全に出産と育児ができるヒューマンプロジェクトの船へ送り込むため、役人の主人公を脅迫し通行証を要求します。

巻き込まれた主人公は、妊婦や助産師、テロリストのリーダーなどと一緒に検問所へ向かいますが、そこで暴動に巻き込まれ、そこから逃亡劇が始まります。

人類の希望となる赤ちゃんは無事生まれるのか?そして生き延びることができるのか?という話ですが、とにかく主な登場人物が次々と死んでいくという悲惨な内容です。

また、撮影と映像には、長回し手法があちこちで使われていて、長いものは5分以上主人公を追いかける迫力のある緊迫した映像が使われていて見どころは満載です。

しかし後味はスッキリとはしない、命の重さを実感する重たいドラマでした。

★★☆

 ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟

アウトロー(原題: Jack Reacher) 2005年 米
監督 クリストファー・マッカリー
出演者 トム・クルーズ、ロザムンド・パイク

アウトロー
アイドル映画と言ってしまうと申し訳ないですが、人気絶頂のイケメン男優が、美人弁護士を救うために身体を張ったアクション全開映画です。

主演のトムは、今回は陸軍の憲兵隊でイラク駐留経験があり、現在は退官後自由気ままなアウトロー生活をしています。

そのイラク時代に4名の味方側ではあるものの集団レイプ犯を射殺した米軍の狙撃手が、今回、無差別狙撃事件で罪を着せられ、移送中に暴行を受け意識不明になりますが、その前にイラク時代に自分を捕まえた主人公を呼べと警察と検察に伝えていました。

その意識不明の狙撃手の弁護士と、主人公の元憲兵が、事件を追っていくと、妨害が入り始めます。

カーアクションあり、銃撃戦あり、素手での殴り合いありと、持ち前の魅力を振りまいていますが、トップガンのような最新兵器や、ミッションイン:ポッシブルのようなユニークな装備、スマートなアクションではなく、汚れた泥臭い男を演じています。

この監督と主演のトムとで、ミッション:インポッシブルの5作目以降はタッグを組むことになりますから、この映画での相性が良かったのでしょう。

★★☆

 ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟

劇場版 TOKYO MER~走る緊急救命室~ 2023年 劇場版『TOKYO MER』製作委員会
監督 松木彩 出演者 鈴木亮平、賀来賢人、中条あやみ
 
劇場版 TOKYO MER
2021年にTBSのドラマとしてスタートした作品をさらにスケールアップした劇場版です。

ところでドラマを見ていないと、「MERとはなに?」と思いますが、「Mobile Emergency Room」の略称で、手術室がある大型車で機動的に緊急医療をおこなうチームのことで、実在はしません。

こうした日本製パニック映画は数々見てきましたが、今回出動したオープニングの航空機火災や横浜ランドマークタワーの火災など、CGを多用しながらも本物を見るような迫力がありました。

しかし実在する横浜ランドマークタワーがテロリストにより爆破され、火炎にまみれるという設定で、よくタワー側が協力し、撮影を許可したものだと思います。

どうして横浜の災害にTOKYO MERが出動?と思ってしまいましたが、大規模災害時には広域協力が決められているようで、当初はサポート的に出動しますが、展望台のある最上階に残された客に重傷者が出たことで、「待っているだけじゃ、救えない命がある」がポリシィのTOKYO MERが同じく協力に来ていた東京消防庁即応対処部隊とともに70階の階段を駆け上っていきます。

ちょっと危険な場面や情緒的なシーンで引っ張りの時間が長く、そこだけはちょっとしらけてしまうのと、あれこれと物語を多く詰め込みすぎって気もしました。

★★☆

 ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟

去り行く男(原題:Jubal) 1956年 米
監督 デルマー・デイヴィス
出演者 グレン・フォード、アーネスト・ボーグナイン

去り行く男
監督のデルマー・デイヴィスは、「折れた矢」や「襲われた幌馬車」などの西部劇映画を多く撮っています。

今から70年前の私が生まれる1年前の1956年映画ですが、豪華なシネマスコープでカラー化されていて、また西部のワイオミング州をロケ地としてロッキー山脈など壮大な自然の中で撮影されています。

当時はまだカメラやフィルムの性能が悪く、屋外ロケばかりでフルカラー映画というのは難しかったと思われますが、さすがにハリウッド映画は優れています。

原題は、主人公の名前ですが、それでは意味不明とばかりに、日本語版のタイトルは、主人公の放浪するカウボーイを表現しています。

物語は、行き倒れていたカウボーイの主人公を助けて自身の牧場で雇ってくれることになりますが、そこには意地の悪い同僚の牧童がいて、なにかと対立していきます。

そして牧場主の妻と主人公が姦通していると同僚が牧場主に伝えることで、妻に本当はどうなのかと詰め寄りますが、モーションをかけてもまったく相手にしてくれない主人公を恨み、ウソの関係を伝えます。

こうした妻の不義を疑って嫉妬に狂う物語は、シェイクスピアの「オセロー」から着想を得たという内容で、主人公の牧童が牧場主の妻を寝取ったという虚偽から、殺人に至る事件が起きてしまいます。

70年前のアメリカ映画だけに、勧善懲悪は必須で、穏やかなエンディングです。

それにしても脇役ながら、窮地に主人公を助ける役として、まだブレークする前の当時35才のチャールズ・ブロンソンが出演しています。

★★☆

【関連リンク】
2026年3~4月にみた映画 フォードvsフェラーリ(2019年)、裸の拍車(1953年)、陸軍中野学校(1966年)、荒野に生きる(1971年)、女相続人(1949年)、プロフェッショナル(1966年)、ドライブ・イン・マンハッタン(2023年))

2026年1~2月にみた映画 奇跡のシンフォニー(2007年)、新解釈・三國志(2020年)、スターゲイト(1994年)、99.9-刑事専門弁護士-THE MOVIE(2021年)、閉ざされた森 (2003年)、キャメラを止めるな!(2022年)

2025年11~12月に見た映画 サンセット大通り(1950年)、メカニック:ワールドミッション(2016年)、インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア(1994年)、マッド・シティ(1997年)、黒蜥蜴(1968)、1917 命をかけた伝令 (2019年)、アフタースクール(2008年)、ダンケルク(2017年)

[PR] Amazonタイムセール/売れ筋ランキング

Amazonタイムセール

ホーム&キッチンの売れ筋ランキング 

枕・抱き枕の売れ筋ランキング

旅行用品の売れ筋ランキング

ミラーレス一眼の売れ筋ランキング 

空気清浄機 タイムセール

掃除機の売れ筋ランキング

ペット用品の売れ筋ランキング


リストラ天国TOP
おやじの主張(リストラ天国 日記INDEX)
著者別読書感想INDEX
PR

コメント
お名前
タイトル
文字色
メールアドレス
URL
コメント
パスワード   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
ブログ内検索
プロフィール
HN:
area@リストラ天国
HP:
性別:
男性
趣味:
ドライブ・日帰り温泉
自己紹介:
紆余曲折の人生を歩む、しがないオヤヂです。
============
プライバシーポリシー及び利用規約
Template & Icon by kura07 / Photo by Abundant Shine

Powered by [PR]


忍者ブログ