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先般「男の更年期障害について調べてみる」を書いたとおり、ここのところしっかり休息や睡眠をとっても身体の疲れやこり、筋肉痛が取れず、さてどうしたものかな?って困って、一度本格的なマッサージを受けてみようと思い立ち、通勤途中にある店に予約して行ってきました。

以前、まだ「変形性股関節症」の診断が下る前に、足の調子が悪くてカイロプラクティック(西洋整体)へ通ったことがありますが、本格的なマッサージは旅先で温泉やビジネスホテルで受けるマッサージ以外は初めての経験です。

そう言えば子供だった頃、まれに「あんまさん」と呼ばれるマッサージ師が自宅にやってきていたことを思い出します。

当時はマッサージ店というのはあまりなく(田舎だったので)、職業別電話帳を見て、比較的近所にある自営業?的なマッサージ師さんに電話をして家に来てもらうというのが主流でした。

実はこのマッサージというお仕事ですが、国家資格で「あん摩マッサージ指圧師」という、難度が高い資格があり、本来は「マッサージ師」を名乗るのであればこの資格を取らないといけないのですが、一般世間で言うところのリラクゼーション系マッサージ店に勤務する従業員で、この資格をちゃんと取っている人は少ないそうです。

例えば急拡大している「てもみん」というコンビニマッサージ?チェーン店の広告には「マッサージ」や「指圧」という文言は入っていませんが、誰もが知っているように、マッサージや指圧(の類似行為?)をおこなっています。

これと同様なリラクゼーションサロンは全国に相当数あり、正式なマッサージ業、指圧業との間でトラブルが起きるいわゆる「無資格マッサージ士問題」があります。

また同様に「整体」や「カイロプラクティック」というのも、民間団体が「整体師」という民間資格を作っておこなっているケースが多く、法的な決まりがあるわけではなく、そういう意味では厚労省管轄の病院やクリニックのような公に認められたものではありません。

そうした法規制外の医療・マッサージの類似行為により、骨折したり下手をすると死亡するという事故も発生していますから、あくまで利用は自己責任の範囲でしょうね。

すぐに法の規制を求める人もいますが、国家統制や規制などは役人の懐を肥やすだけで、少ないに超したことはないので、なんとも言えません。

ややこしいのは店名に「治療院」と名がつくところも、上記の国家資格者がおこなっているところと、そうではないリラクゼーションサロンと同じ形式のところがあったりして利用者は混乱しそうです。

国家資格の「あん摩マッサージ指圧師」を取得するには、通常ならば3年制の学校へ通い、「あん摩師」「マッサージ師」「指圧師」のそれぞれの試験を受けなければなりません。それほど訓練や知識が必要なお仕事なのですね。

資格を得るためにかかる費用はなんとひとつの資格だけで400~500万円以上と、ハードルが高く、そこまで投資をして資格を取らなくても、実地で経験を積めば上記のようなリラクゼーションサロンで引く手あまたというのが現状なだけに、この国家資格の意味と価値がどこまであるのか?って議論にも発展していきそうです。

簡単な見分け方としては、例えばマッサージ(手もみ)なら、1時間の料金が5,000円未満ならばほぼ無資格、それ以上なら有資格者と思っていいでしょう。もちろん例外はあります。

無店舗の個人営業でやっている場合と、提携しているホテルに仲介料を支払っている店では原価が全然違ってきますので、料金だけでは判断がつきません。そのビジネスホテルなどと提携しているマッサージ師も有資格、無資格両方のケースがあるそうで、特に法的に決まりや制限はないそうです。

さて、私が予約して行ってきた店もリラクゼーションサロンと銘打つ正式にはマッサージ店ではない形態のチェーン店です。

先日、身体中がだるくて仕方ないとき、空いていないか店に寄って聞いてみたところ、中には中年男性がひとりで客を施術中で(入り口ドアを入ると中がすべて見える)、2時間先まで予約が埋まっていると言われました。

そこで今回は先に電話をして、空いている時間をあらかじめ予約しておきました。予約したのは全身ほぐし(マッサージ)+足つぼの60分コースです。ここもネット上の広告にはマッサージとか指圧という文言はどこにも入っていません。金額は3,500円ほど。

予約した時間の15分前に店に着き、店内に入るも、唯一のスタッフ(中年女性)は電話中で、しかも来客(私のこと)は無視したまま、電話で世間話を続けています。「あちゃーひどい店に来ちゃったな」と思いました。

仕事の大事な電話中でも、せめて、一度話しをさえぎって、客に対して「おかけになってお待ちください」とか普通言うでしょう、、、3~4分電話をしている女性の前でボケッーと立たされてました。

以前立ち寄ったときは中年男性のスタッフがマッサージをしていたので、その女性は事務スタッフなのかな?って思っていたら、マッサージ師(正確にはリラクゼーションスタッフ?)でした。

なんでもこの店専任のスタッフはいないらしく、同じチェーン店の近所にある基幹店から、毎日日替わりで派遣されてくるのだそうです。

マッサージ師はそこそこの年配(40代後半ぐらい?)で、聞くと15年ほどこの仕事をやっているとのこと。資格をもっているのかどうかは聞くのを忘れましたが取っていない感じ。

まず狭い更衣室で、渡された薄いスエットシャツと短パンに着替えてマッサージに入ります。

うつぶせになって背中~足までを丁寧にマッサージしてもらい、その後は仰向けで足の裏をグリグリと痛いぐらい刺激してくれます。中年女性にしてはなかなか力もあり、評価できるほど私は経験がないけど、十分に効きましたので、まぁ巧いほうだと思います。

どういう客が多いのか?って聞くと、男性は「外勤営業途中の空いた時間にちょこっと寄る」、女性は「仕事を終えて疲れをとるために寄る」、あとは男女とも「会社を休んだので、平日の昼間にちょっとリラックスするために寄る」っていう感じが多いらしい。

男女比では女性のほうが多いとのこと。施術中に予約なしで直接訪ねてきた二人の客も女性でした。

希望が多いコースも、仕事中の人は30分のほぐしコース、会社帰りの人は45分か60分のほぐしコース、平日昼間に来る人は60分以上の長めのコースで人それぞれとか。

全部終わってみると、来店してから1時間半ぐらい経っていましたので、60分コースとは言いながら、多少は長めにやってもらえた感じです。次の予約がすぐ入っているかどうかにもよるのでしょう。

店にはその人だけしかいないので、マッサージ中に予約の電話が2本、予約せずの来店客のために2度ばかり離席があり、短時間ですが中断をしたのでそんなものなのでしょう。こういうひとりでなにもかもやっている店はたいへんでしょうね。

初めての経験でしたが、最初に少し待たされた以外、不満な点はなく、好印象です。

身体のこりというか違和感が和らぎ、その日の夜はぐっすりと眠ることができましたし、翌日は気のせいか身体も軽くなった感じです。今後も月に1回ぐらいは通ってみてもいいかなと思う体験でした。


【関連リンク】
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