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前回「ケーブルテレビの契約見直し」ではCATV会社のビジネスモデルについてそのメリットとデメリットなどを書きましたが、平常時においては、便利で使い勝手がいいことは認めないわけにはいかないでしょう。だから現在では国内でも50%を超えるまでに普及が進んできました。

元々地域に1社だけと決まりがあったCATV会社ですが、現在はその優位性は薄まり、ネット(電話線や光ケーブル)を通じた動画やテレビ放送の配信サービスが拡がり、ユーザーからすれば選択肢が増えてきました。

それだけに今までは競争相手がなく保護もされて好調に推移してきたケーブルテレビ会社も、ここ数年は価格競争を含む仁義なき戦いを繰り広げています。

CATVの契約を見直したいという欲求は以前からありましたが、テレビ・ネット・電話と複雑に絡まっていて、なかなか思い切れませんでした。

それがケーブルテレビ会社の思う壺にはまってしまっているのですけどね。

子供がまだ小さいときは、ディスニーチャンネルやトムとジェリーのアニメなど、子供受けする番組がケーブルテレビではいくつもあって、それなりにCATVと契約するメリットがありました。

現在では子供も大きくなって、それぞれにPCかタブレットを持っていて、テレビは通常の地上波とせいぜいBS放送が見られれば、それ以上に求めることはなくなってきました。

それを象徴するのは、やたらとテレビ番組にネット上の動画を再利用した番組が増えてきたことです。ニュースでもバラエティでもすでにネット上にある動画コンテンツなどをテレビでやたらと使うようになりました。

つまりネット環境があれば、もうテレビはさほど重要性、必要性がなくなってきたということでしょう。テレビ局もネット動画を扱うことが、結局は自分(放送)達の首を絞めるってことがわかっていないみたいです。

だって先にネットで見られるのに、あとでテレビでわざわざ同じ動画をみたくはないですから。

ケーブルテレビを解約して、地上波のアンテナを自前で立てれば(BSはすでに自前のアンテナを立てて利用中)、新たに契約が必要となるのはネット(プロバイダ含む)と電話回線です。

そこで、調べてみると一番高そうなNTTの回線とネット接続料金では、「フレッツ光+プロバイダー代」で月間6,000円程度、電話はひかり電話1,500円で合計7,500円※1。NHK受信料の支払いがBS含めて2,065円(1年一括払いの1ヶ月分)で合計9,565円。もちろんNTT以外のもっと安いネット接続&プロバイダー契約も可能です。

※1 (参考)ヨドバシカメラ NTT東日本 光 with フレッツ


ただし、地上波テレビアンテナ(約1万円)と録画機能付きセットボックスに代わるチューナー付きHDDレコーダー(約4万円)は新たに購入する必要があります。この5万円の初期費用を、仮に耐用年数5年間として割ると月間約800円ほどになり、上記の9,565円と合わせると月10,365円の負担となります。意外にかかるものです。

しかし毎月12,000円(テレビ、ネット、録画機、NHK受信料、電話料含む)ほど支払っているケーブルテレビの契約より、月間1,600円ほどの節約となります。

逆に言えば、いまのケーブル会社の契約が1,600円以上下がれば、しばらくは継続してもいいかってことになります。たかが月1,600円と言うなかれ、平均寿命まであと30年とするとその総額は58万円になります。

さらに電話やネットの乗り換えの際、家電量販店などへいくと目につきますが、PCやタブレットなどを買う時に、同時に光ネット契約をすれば最大5万円引き!とか、3万円キャッシュバックとかの広告があります。

つまり乗り換えをする時は従来契約している業者へ数万円の解約料や工事代などを支払う必要がありますが、それらを上手く利用することで、補って余りある特典が用意されているということです。

ただ最近そのゼロ円商売にいろいろと問題があって、そうしたキャンペーンは下火になってきましたが、探せば2年以上の契約をすれば数万円のキャッシュバックとかまだまだあります。※2

※2 (参考)株式会社25「のりかえでおトク!最大122,700円還元!


そうしたことを下調べして乗り換えも考慮した上で、ケーブルテレビ会社に電話をかけて安いプランへの契約変更を申し出てみます。

私 「現在のテレビ契約を一番安いのに変更したいのですが
ケ 「お調べします・・・・えーと、契約期間途中ですので、契約変更の場合、変更料金が2万円、工事費が3.5千円が別途かかりますがよろしいですか?(軽くジャブで「変更すると損するぞ!」と言いたいらしい」
私 「なにそれ?契約期間ってもう10年以上契約していて、前回契約を変更してからも3年以上経っているんだけど」
ケ 「いえ、以前に契約を変更された時から1年ごとに更新をしていて・・・」
私 「3年前に契約変更した時、2年間は途中解約ができない、する場合は違約金が発生と聞いたけど、もう2年間過ぎているので問題ないでしょ?」
ケ 「いえ、毎年1年ごとに更新月があって、決まった月でないと違約金が・・・」
私 「更新って3年前に契約した時以降は手紙にしろ電話にしろ一度も連絡をもらった記憶がないのだけど」
ケ 「いえ、確かにご自宅に電話して確認しております。記録によるとお相手は奥様だったようです」
私 「ケーブル会社との契約先は私であって、契約書の名前もそのようになっているハズだが。妻は関係ない」
ケ 「・・・」
私 「つまり、なにか、契約のことなどなにも知らない家人に電話で伝えたから、それで延長の契約が成立したというのか?」
ケ 「・・・」
私 「それで更新契約が成立しているので、例え変更でも多額のペナルティを支払えと言うのだな?」
ケ 「・・・」
私 「わかった、そのような理不尽なことを言う会社とはすぐに契約を打ち切りたい。ペナルティ払えと言うなら払うから、すぐ解約してください」
ケ 「(ホッとしたような感じで)それなら解約の担当者へ回しますので」
・・・・
ケ 「解約担当の○○です。お調べしたところ解約に必要な費用は○×で、その手続きには▲■が必要です」
私 「わかりました、今月末で切り替えをするから手続きしてください
ケ 「今回は元々安いプランへの変更をご希望されていたのですね?それでペナルティが発生するということでご迷惑をおかけしてすみません」
私 「10年以上黙々といいなりに支払い続けてきたのに、プランの変更を申し出たら違約金とかわけわからない」
ケ 「申し訳ありません。それで解約してどうされるおつもりでしょうか?」
私 「これから調べるが、電話は元々NTT加入権もあるし、ネットやテレビはとりあえずNTTフレッツ光の契約かな」
ケ 「そうですか、、、、」
私 「すぐに解約手続きしてください」
ケ 「電話の切り替えに工事日を決める必要があり、今のところ空きがあるのは◎日か◇日で・・・」
私 「では業者を決めて、その空きのある日で工事日を調整すればいいのですね?」
ケ 「その通りです」
私 「ではそうさせてもらいます。解約の手続きは以上ですか?」
ケ 「あのー、ひとつご提案なのですが、、、」
私 「(心の中で)やっときたか)」
ケ 「プラン変更の費用は今回特別になしにさせていただいて、さらに新規加入者と同様に、1年間は基本利用料から毎月900円を差し引かせていただくということで、引き続きご利用いただけないでしょうか?」
私 「うっ、、、(しばらく絶句したように見せかけ)それができるのなら最初に言ってよねぇ、、、」
ケ 「なにぶん複雑な社内手続きがありゴニョゴニョ、、、」

てな感じ(多少脚色あり)で交渉し、本来は2万円ほどの契約変更ペナルティを結局ゼロにして、CATVのテレビプランを1,500円/月ほど下げ、さらに1年間限定ではあるけど、基本料が900円ほど安くすることができました。

契約変更時の工事費(数千円)はさすがに削れないとのことで発生します。いやしかし何事も面倒がらずに交渉してみるものです。

但し、この解約担当者という職種の方、海千山千のつわもので、解約を申し出る相手をなんとしてでも引き留める最後の砦として、活躍しています。まず普通の人では解約したくてもさせてくれないでしょうね。

なにがと言えば、単に料金が高いとゴネているのではないか?とその解約本気度をあの手この手で探ってきます。

具体的にはどこと契約するつもりか、切り替え工事の日はどうするのかなど詳しく聞いてきます。つまり変更の手続きは新たな費用も発生していろいろと面倒ですよとほのめかしてきます。

つまり解約するのが本気かどうか、乗り換える先はどこか、そこと優劣比較をして弱点を探しているのでしょう。

今回も、ケーブル撤去工事の日程や電話の切り替えの工事日を決めたあとの最終段階になってから(つまり解約、切り替えがいよいよ本気だということがわかってから)、ようやくペナルティなしや値引きの条件提案をしてきました。

今回、当初の目算通り、テレビ(NHK視聴料含む)+ネット+録画機能付きセットボックス+固定電話で、月間9,600円程度へと2.4千円ほど下げることに成功しましたが、そろそろ解約してもいいかなと思っていたケーブルテレビは説得されて引き続き利用することになりました。

そのようにケーブルテレビの契約解約が難航することを知っている競合のフレッツの代理店などは、契約解除手続き一切を代行してくれるところがあります。

それは上記のようにケーブル会社から譲歩案を提案されたり、割引を条件に乗り換えする気持ちを翻されないためです。なので、親切心で解約手続きを全部やってくれるわけではないので恩に着る必要はありません。

今後ですが、私の中では、この割引がある1年のあいだに地上波テレビアンテナのDIY設置をし、ネット回線の品質チェックと乗り換え特典の精査をおこなって、一気にケーブルテレビとおさらばすることを目論んでいます。

固定電話に関しては家族全員が携帯を持っていて、固定電話で通話はほとんどおこなわないので、あってもなくてもいいかなと。契約するなら基本料が安いところで。

こうした交渉や乗り換えの手続きが面倒だからと特になにもせず、言われるままに淡々と日々無駄なお金を支払い続けているものって探せばいくらでもありそうです。

電気やガス、水道のような公共料金は仕方がないとしても(それでも電気の場合、契約電圧を下げることで基本料が下がったりします)、それ以外の契約は時々見直す必要がありそうです。

まだ購読しているのか?って驚かれそうですが、新聞(月4,037円)も最近は土日曜日に、しかもチラッとしか読まないのでやめようかな、、、


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