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厚生労働省統計の平成 28 年簡易生命表では、日本人の平均寿命は男性が80.98 年、女性は 87.14 年となっています。

平均寿命は0歳児の寿命のことですから、それぞれの現在の年齢でみる平均余命を見ると、

年代別の平均余命
40歳 男性41.96歳 女性47.82歳
50歳 男性32.54歳 女性38.21歳
60歳 男性23.67歳 女性28.91歳
70歳 男性15.72歳 女性19.98歳

となっています。

60歳を迎えた男性は、平均余命の23.67歳を足すと83.67歳が平均的な寿命ということになります。

その60歳で還暦を迎えた人は、「あと23年も生きるのか~、もう一仕事できそうだな~」って考えそうですが、そうは問屋が卸しません。

平均余命のうち、健康寿命(日常生活に制限なく健康でいられる年齢)は、そう長くはなく、2013年の統計では男性は71歳、女性は74歳となっています。

つまり、いま60歳の人が、健康で過ごせる平均は男性で11年、女性でも14年ということで、60歳の男性なら23年間の余命のうち11年間はまぁ健康ですが、あとの12年間は健康ではない状態です。

健康でないと言っても、いきなり寝たきりになるわけではなく、どの程度健康を害するかは人それぞれで、また実際に健康を害するかどうかも千差万別でひとくくりにはできませんが、統計上ではそのあたりで健康を害する人が多いのも事実だと認識しておかなければなりません。

また、現在の健康寿命の統計手法や健康寿命に対する一般認識がずれているのでは?という意見もありますので、付け加えておきます。

本当の健康寿命は、男性82歳、女性85歳(INSIGHT NOW!)

それはともかく、よく話しに聞くのは、70歳で元気でピンピンしていた人が、あるとき歩行中につまづいて、足の骨にヒビが入り、それがなかなか完治せず、その日を境にほぼ寝たきりや車椅子生活になってしまったというようなことがあります。

若いときなら骨にヒビが入っても、数日間の安静で骨はくっつき、大事に至らないのですが、高齢者の場合、骨がもろくなっていて、骨折しやすくしかも快復力がありません。

また若い人は仕事や遊びや趣味のため、骨折後も多少無理をして歩いて、筋肉の衰えが最小で抑えられますが、高齢者は痛い思いをしてまで運動する必然性がないので、しばらく安静にしていると、ますます筋肉が衰え、元通りには戻らず、リハビリで歩こうとしても思うように歩けず結果的に車椅子が手放せないということになります。

一昨年と昨年に病院のリハビリ室へ行くことがありましたが、その時に、理学療法士が一生懸命に患者を立たせ、歩かせようとするのですが、「嫌だ」「無理」とごねている高齢者が結構いました。

 ◇  ◇  ◇  ◇  ◇

最近では60歳で定年を迎えて晴れてリタイヤとはなかなかいきません。

2013年から施行された改正高年齢者雇用安定法により、通常なら65歳までの定年延長や継続雇用が一般化してきています。

そして65歳で、40年以上と長かったサラリーマンをようやく卒業したと思ったら、健康でいられる時間は残り男性で6年間、女性で9年間という短さです。

なにか役目を終えたカマキリの雄が、雌に喰われてしまうみたいで哀れに見えてきますが、それを思うと、引退後の老後というのは、実質上、病気や怪我との闘いに明け暮れるというのが実際のところなのかも知れません。

最近読んだ「定年後 - 50歳からの生き方、終わり方 楠木 新著」や「老後に本当はいくら必要か 津田倫男著」にも書かれていましたが、引退後は、若いときや子供がいる時とは違い、交際費や外食費など不要となり、また食事の量も質も落ち、お金を使うことがないというのは事実のようで、不定期にかかるのはせいぜい日々の医療費や孫への小遣い程度ということになります。

これは、健康ではない期間が、健康な期間よりも長いということに関係しているのかも知れないなぁって思うのです。健康だったらより行動的に旅行へ出掛けたり、外食したり、趣味にお金を使うでしょうけど、健康を害すると、そうしたお金のかかりそうなことはなくなります。

たまたま見かけた記事ですが、『「男性6年・女性9年」思ったより短いセカンドライフを考えてみませんか』(ファイナンシャルフィールド)にも、健康寿命とお金について、書かれていますので、ご参考にしてください。


【関連リンク】
1098 自分の寿命を選べるかという重い話し
1013 5年生存率と余命宣告
1005 泉質による温泉健康法
985 高齢者の健康には会話が重要だということ
737 日本人が罹りやすい病気



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