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今日から令和元年です\(^o^)/
令和元年5月1日

1326
ガール・オン・ザ・トレイン (講談社文庫)(上)(下) ポーラ・ホーキンズ

原題はThe Girl on the Trainで、国内では2015年に文庫として発刊されました。また2016年には監督テイト・テイラー、エミリー・ブラント主演で映画が製作され、日本でも公開されています。

主人公の女性は離婚をした女性で、その前の夫だった男性は、結婚当時に買った家で、別の女性と再婚して暮らしています。そしてその家の隣には幸せそうな若い夫婦が暮らしています。

主人公の女性は、ロンドンへ向かう電車の中から、その前の夫と暮らしていた家で再婚相手が幸せそうに暮らしている姿や、その隣の理想的な夫婦の姿を毎日鬱積した気持ちで眺めています。

それだけで、この女主人公ちょっと変なヤツ?って感じですが、そう、主人公の女性はアル中で、飲み過ぎたときには記憶をなくしてしまい、暴言を吐き、前の夫を始め多くの人に迷惑をかけ、仕事もそれで失っています。

そうした「電車の中から家をのぞいている」「アル中で記憶をなくす」というのがこのミステリーの最大要素というあまりにもお粗末な内容でした。

最後のクライマックスで判明する極悪人も最初の方でわかってしまいましたし、ミステリーファンにとっては物足りなさでいっぱいでしょう。

当然、記憶を失っていたことに起きたことはそのうちに思い出すし、電車の中から見たことの説明は無理矢理に意味を付けられるしという、それまでのモヤモヤしたのはなんだったの?ってくらい中身が浅く乏しいものです。

ま、暇つぶしぐらいに考えて読むには良いでしょうけど、映画までは見たいとは思わないです。
★☆☆

 ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟

自由とは何か (講談社現代新書) 佐伯啓思

著者は団塊世代の最後尾で育ってきた、今年暮れには70歳となる経済学者です。

この新書は今から15年前の2004年に発刊されています。2003年に米国を始めとする有志連合軍が、フセイン大統領が率いるイラクを攻撃した2003年の翌年にあたり、本書でもそのイラク攻撃に関して触れられています。

正直言って難解で哲学的で、やたらとヨーロッパの哲学者の主張が出てきて、自由というものをこれだけ難しく解説?した本って過去にあったでしょうか。知らないだけかも知れませんが。

一般的にいう「自由でいいなぁ~」って言葉は、現在の北朝鮮や、中東の難民キャンプ、軍事政権で圧政を強いられているアフリカ国々、80年前の日本では出てこなかったでしょう。

じゃ、今の日本社会やアメリカは自由なのか?と言えば、そうだという人もいれば、そうじゃないと言う人もいて問題は複雑になっていきます。

そうした自由に関する歴史や過去の哲学者などがこの自由についてどのように理解し定義していたのかなど、ハッキリ言ってどうでも良いかな?って話しが延々と続きますので、興味のを持った方は、蛍光ペンでも握りしめながら、覚悟してかかってください。

私は一応嫌々ながらも最後まで全文に目を通しましたが、「よくわからん、あと10回は読まないとわかりっこない」という結果に達し、自分の限界を痛切に感じたのでした。

★☆☆

 ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟

きらきらひかる (新潮文庫) 江國香織

1991年に単行本、1994年に文庫化された小説で、長編小説としてはこれがデビュー作品です。

1992年には松岡錠司監督、薬師丸ひろ子、豊川悦司などの出演で映画が製作されています。

上記の「ガール・オン・ザ・トレイン」の主人公と同じで、アル中、精神的にいっちゃっている女性が主人公という、同時期に読みつつちょっと混乱しかけました。

キッチンドランカーが増えているとか、女性の社会進出が増えて、ストレスフルになってその分精神障害になる人も増えているとかという話しも聞きますが、それにしてもこう続けて女性の精神にちょっときているアル中小説とはなんてこったです。

主人公は、結婚に積極的ではなかったものの、無理矢理設定されたお見合いで、訳ありの医者と意気投合してしまい、形だけの結婚をすることになります。

訳ありとは、つまりその男性医師はゲイで、男性の恋人がいるものの、両親から結婚すれば女性を好きになってくれるのではないかと無理にお見合いを設定されたという状況。

お互いに精神的に異常と同性愛者ということを相手の両親には伝えず、形式上の結婚をしてその後の日々が描かれていきます。

ま、LGBT活動華やかな時代ですから、こういうカップルがいても不思議ではないでしょうけど、夕飯は毎日ゲイの夫が作ってくれるし(医者ってそんな暇だっけ?)、妻は夫に恋人の彼氏のことをいつも聞きたがるし、どうなんでしょうかね。

そして、夫の彼氏や、主人公の友人、夫の勤務先病院の同僚(これまたゲイ)とか、入り乱れての、いかにも小説的でよくわからない人間関係です。

★☆☆

著者別読書感想(江國香織)

 ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟

Yの悲劇 (創元推理文庫 104-2) エラリー・クイーン

原題は「The Tragedy of Y」で、ドルリー・レーンを探偵役とする「悲劇」4部作のうち、前作「Xの悲劇」に続く第2部として1932年に発表された不朽のミステリー作品です。

ちなみにその4部作というのは、Xの悲劇(1932年)、Yの悲劇(1932年)、Zの悲劇(1933年)、レーン最後の事件(1933年)の4作品です。

エラリー・クイーンという名前は誰もが知っているほど有名で、私も若いときに何作かは読んだ記憶があります。

しかし、このエラリー・クイーンというネームは、二人の男性作家が共通で使っていたペンネームで、二人の漫画家の名前を統一した藤子不二雄みたいな感じなのですね。ハハ、今の今まで知りませんでした。

この作品を含む4部作は、そのうちのひとりの作家のペンネーム「バーナビー・ロス」で最初は発刊されたそうです。

これだけ古い作品ですから、いくつもの出版社から出版されています。私が買って読んだのは、1959年に第1刷が発刊された鮎川信夫訳の創元推理文庫です。

1959年と言えば、今とは違って、文庫の文字は小さく、今で言うところの差別用語が普通にバンバン使われていてなにか時代を感じます。

先般読んだ日本の古典的なミステリー小説で、中井英夫著「虚無への供物」の発刊は1964年ですから、これらの本場英国ミステリーを参考にし、影響を受けているなというのが読んでいて節々でわかります。

さてストーリーですが、お金持ちだった主人が水死体で発見され、どうもそれが自殺っぽいとされます。

その亡くなった主人の家族は大きなお屋敷で暮らしていて、その後連続してその屋敷内で不幸が襲います。

ロンドン警察に頼られて、前作「Xの悲劇」で活躍した老齢の探偵が、コツコツと調べていきますが、やがてとてつもなく恐ろしい事実をつかんでいくというミステリーです。

いやー、探偵ものミステリー小説は数多く読んできましたが、この小説では、犯人はまったくわかりませんでした。予想だにしなかったというか。さすが、長く名作として残るだけの作品です。

しかし最後のオチというか、決着の付け方は、うまくぼやかしてありますが、現代だと倫理上も読者の感情的にも許されないことのような気もします。

さすがというか、歴史に残るだけのことはある面白しろい小説です。

★★★

 ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟

デッドエンド (双葉文庫) 柴田哲孝

2014年に単行本、2016年に文庫化された長編ハードボイルド小説です。

この著者は私と同年齢ということもあり、同じ社会を同じ期間だけ生きてきた、なにか作品に共鳴するところがあり、「私立探偵・神山健介シリーズ」や「有賀雄二郎シリーズ」など面白く読ませてもらっています。

この作品はシリーズ物ではなく、主人公は独自の設定で、東大卒、通産官僚ののち雑誌のライターへと転職していましたが、妻殺しの容疑で逮捕され、終身刑で千葉の刑務所で服役をしているという設定です。

ここでは詳しく書くとこれから読む方の興味がそがれるので書きませんが、読み進めていくうちに、主人公がなぜ妻殺しで逮捕されるに至ったのか?ということが明らかになっていきます。

逮捕されたのも、裁判で終身刑を受けたのも、千葉刑務所に収監されるのも、すべて計算ずくだったというのには驚かされます。

その主人公を付け狙う黒幕と、黒幕に依頼された殺し屋との対決がハードボイルドの魅力となっていきます。

ちょうど、この小説の前年に書かれた、「漂流者たち 私立探偵・神山健介」(2013年)で、ラストの堤防の上での死闘を彷彿させるようでゾクゾクします。

2017年8月後半の読書「漂流者たち 私立探偵・神山健介」

★★☆

著者別読書感想(柴田哲孝)

【関連リンク】
 4月前半の読書 虚無への供物、未来の年表2 人口減少日本であなたに起きること、白いしるし、フォルトゥナの瞳
 3月後半の読書 教団X、新個人主義のすすめ、暗夜を渉る、何者、リアルワールド
 3月前半の読書 悟浄出立、言ってはいけない 残酷すぎる真実、死者の奢り・飼育、獏の檻、君の膵臓をたべたい

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1325
まもなく平成の時代が終わり令和の時代がやってきます。時代は移ろっていくばかりです。感傷に浸るオヤジの戯れ言です。

テレビ局や大手新聞社の報道の中には、必ず業界用語で言うところの「埋め草」という場面や記事が常に準備されています。

「埋め草」の意味は、「空いたところや、欠けた部分を埋め補うもの。雑誌・新聞などの余白を埋めるために使う短い記事」(コトバンク)で、言ってみれば役に立たない、どうでも良い記事だったり番組だったり、そのシーンだったりします。

思い出すのは、3.11震災が起きた後、テレビCMのほとんどが、CMの埋め草である「公益社団法人ACジャパン」の広告で埋め尽くされました。

テレビ局がこのCMを流したからと言って利益はなく、単に広告スポンサーが自粛した隙間時間を埋めるだけに使われていました。

もっと古い話しでは、1989年に昭和天皇が崩御されたときは、天気予報や報道番組以外は、埋め草の風景の映像にクラッシック音楽が延々と流されていました。そんな時におちゃらけたバラエティなど流せない雰囲気がありました。

ここで言いたい「埋め草」はもう少し広い意味で、使うかどうかは他のニュース次第というようなどうでも良い内容の記事やニュース映像です。

大きなニュースが急に入ってきたときにはその「埋め草」が使われることはありませんが、日々その季節に応じた「埋め草」をいつも準備しておくことは報道の現場においては重要なことです。

埋め草で多いのは、(1)動物園で取材した動物の映像(2)公園などで取材した花や樹木の映像(3)遊園地やイベント会場で取材した参加者へのインタビュー(5)ローカルの農村の田園や山間の風景でしょうか。

それ以外に、成人式、ひな祭り、七五三、卒業・入学式、花見、こどもの日の風景など、季節ごとのお決まりの風景も各地へ出掛けて取材されています。

その中で、もううんざりするのが、お盆や正月に親と一緒に里帰りしてきた子供、夏休みやゴールデンウィークで海外旅行へ行ってきた子供へのインタビューが駅や空港で、さらに食のイベントで名物料理を食べた子供にインタビューをしているシーンです。

どうせテレビなんか見ているのは、ジジババばかりだから、可愛い孫のような子供を出しておけば概ね満足するだろうということなのか、毎年、毎回、繰り返し代わり映えしないシーンが流されます。

インタビューされた子供の答えは決まって「うれしかった~」「楽しかった~」「美味しかった~」と、頭のてっぺんから出ているような、年配者には耳障りな高音域の大声のワンパターンで、それが毎年繰り返されています。

これほど毎回同じ映像、同じ答えであれば、なにも毎回取材車を出して排気ガスをばらまき、渋滞に輪をかけなくとも、10年前のものを再利用すれば十分に事足りるような気もしますが、テレビ局はその同じ声を毎回拾ってくるのがなによりも使命と考えているようです。まったくアホです。

もっともインタビューの中でちょっと変わった子がいて「けっ!お年玉くれるからおとなしくしているけど、ジジババのご機嫌とるのは疲れるぜ~」とか「ホントはアフリカで狩りを満喫したかったのに、セブだぜ、セブ、田舎だし、海しかないし!」とか、「外国のクソまずい料理ばかり食ってたから、あーマック食いてー!」とかの回答があっても、もちろんそういう映像や音声は使われることはありません。

いくらお定まりの埋め草でも、もうちょっとマスメディアは気を利かせたものを作れないものでしょうか。

例えばNHKの埋め草で「世界ふれあい街歩き」のワンシーンを切り取ったショート版や、日本百名山の登山シーンを短くして流すときがありますが、そうしたものはグッドです。

とにかく新聞社もテレビ局も、いまは経営状態がよろしくなく、しかもそれらが改善する見込みは、長らく減速が続く重厚長大産業よりも低そうなので、とにかく制作費を抑えにかかっているというのが埋め草の質にもよく出ています。

そうしたことが、埋め草の制作にも影響しているのか、とにかくワンパターンで、素人が作ったような質の悪いものばかりです。

経営が厳しいので、ゴールデンタイムの報道番組でも、高額な人気司会者を切って、自社の月給制のアナウンサーを使ったり、視聴率が落ちてきた有名な大物芸能人より、ひとりひとりはたいしたことがなくともまとめて集めるとそれなりにファンも増える安く使える芸能人をいっぱい集めた番組などが多くなってきています。埋め草ごときにお金をかけるわけにはいきません。

もっともテレビ局の中でもまるで税金のように聴取料を徴収して唯一景気が良いNHKだけを見ていると、テレビ局の景気の悪さは実感できませんが、実のところ民間大手キー局5局がそのうち経営が苦しくなって2~3局に統合されていくのも時間の問題かも知れません。

大手銀行だって、1990年代まではバブル以降に都市銀行が合併に次ぐ合併に揺れるとは誰も思っていませんでした。テレビ局だって経営が悪化すればやがて合併や廃業がおこなわれてもまったく不思議ではありません。

ま、少なくとも、テレビを一番見てくれる高齢者の数が、ピークとなるのは団塊ジュニア層のほとんどが高齢者となる2040年頃ですから、そこまではなんとかもったとしても、20年後のメディアがどうなっているかはまったく予想がつきません。

製造業などと同様、この分野においても、海外メディアの攻勢をどこまで食い止められるかにもかかっていますが、現在のテレビ局の外資規制などあっても、例えばアメリカ大統領が日本の総理に一声「自動車の関税を引き上げるぞ」とでも恫喝すれば、すぐにそんな規制は撤廃されてしまいそうな頼りないものです。

もっとも、すでに一方的に電波を送ってくるテレビ局の使命は終盤に近づいていて、今後は高速ネット通信があれば、リアルタイムで映像もデータも双方向コミュニケーションもできるって時代です。

今のテレビ局は過去の遺産で食いつないでいるということでしょう。

それもやがては食い潰されてしまうと、その次はどうなるのか、私はもうその時を見ることはないかも知れません。

【関連リンク】
1293 お詫びと訂正と放送禁止用語
1182 経済波及効果とはなんだ?
1161 偏向報道って何だ?
1006 都合よく利用される虚報
428 報道は弱いモノの味方なのか?



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1324
ここ10数年間にみた映画(1)」では、この10年ぐらいに見た映画の中で、1999年までに製作・公開された映画の一覧を並べておきました。

それから少し期間が空きましたが、(2)では2000年以降に製作・公開された映画の中で見た一覧を並べておきます。もちろん劇場で見た映画だけでなく、テレビ(録画)で見た映画も含まれます。

2000年~2009年に製作公開された映画が32本、2010年~現在までに製作公開された映画が47本となっています。

2000年代
キャスト・アウェイ(2000年)
スターリングラード(2001年)
映画 クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶアッパレ!戦国大合戦(2002年) 
ミリオンダラー・ベイビー(2004年)
きみに読む物語(2004年)
北の零年(2004年)
硫黄島からの手紙(2006年)
スーパーマンリターンズ(2006年)
父親たちの星条旗(2006年)
デジャヴ(2006年)
ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFT(2006年)
秘密 THE SECRET(2007年)
選挙(2007年)
最高の人生の見つけ方(2007年)
ハンコック(2008年)
K-20 怪人二十面相・伝(2008年)
ハート・ロッカー(2008年)
ダークナイト(2008年)
スカイ・クロラ(2008年)
グラン・トリノ(2008年)
ワルキューレ(2008年)
アパルーサの決闘(2008年)
ルパン三世 VS 名探偵コナン(2009年)
男と女の不都合な真実(2009年)
きみがぼくを見つけた日(2009年)
カムイ外伝(2009年)
感染列島(2009年)
イエスマン “YES”は人生のパスワード(2009年)
理想の彼氏(2009年)
宇宙戦艦ヤマト復活編(2009年)
20世紀少年第2章最後の希望(2009年)
キャピタリズム~マネーは踊る~(2009年)
2010年代
スリーデイズ(2010年)
わたしを離さないで(2010年)
ヤバい経済学(2010年)
日輪の遺産(2011年)
太平洋の奇跡-フォックスと呼ばれた男(2011年)
マネーボール(2011年)
神様のカルテ(2011年)
岳 -ガク-(2011年)
のぼうの城(2012年)
ダークナイト ライジング(2012年)
世界にひとつのプレイブック(2012年)
ゼロ・グラビティ(2013年)
武士の献立(2013年)
永遠の0(ゼロ)(2013年)
パシフィック・リム(2013年)
謎解きはディナーのあとで(2013年)
謝罪の王様(2013年)
るろうに剣心 伝説の最期編(2014年)
るろうに剣心 京都大火編(2014年)
柘榴坂の仇討ち(2014年)
フューリー(2014年)
不思議な岬の物語(2014年)
紙の月(2014年)
神様のカルテ2(2014年)
ニューヨーク 冬物語(2014年)
トリック劇場版 ラストステージ(2014年)
劇場版 進撃の巨人 前編 紅蓮の弓矢(2014年)
エクスペンダブルズ3 ワールドミッション(2014年)
アメリカン・スナイパー(2014年)
新劇場版 頭文字D Legend1 -覚醒-(2014年)
新劇場版 頭文字D Legend2 -闘走-(2015年)
図書館戦争 THE LAST MISSION(2015年)
岸辺の旅(2015年)
海街diary(2015年)
ジョーカー・ゲーム(2015年)
HERO(2015年)
スティーブ・ジョブズ(2015年)
オデッセイ(2015年)
君の名は。(2016年)
家族はつらいよ(2016年)
シン・ゴジラ(2016年)
関ヶ原(2017年)
家族はつらいよ2(2017年)
DESTINY 鎌倉ものがたり(2017年)
三度目の殺人(2017年)
君の膵臓をたべたい(2017年)
ボヘミアン・ラプソディ(2018年)

これらの中からお勧めの10本を選ぶとすると、

キャスト・アウェイ(2000年)
スターリングラード(2001年)
最高の人生の見つけ方(2007年)
グラン・トリノ(2008年)
きみがぼくを見つけた日(2009年)
スリーデイズ(2010年)
神様のカルテ(2011年)
ゼロ・グラビティ(2013年)
永遠の0(ゼロ)(2013年)
オデッセイ(2015年)

って感じです、ちょっと偏っているかも。

【関連リンク】
1320 2019年3月に見た映画
1312 2019年2月にみた映画
1301 2019年お正月に見た映画

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1323
凶悪な事件で少年が関わる殺人事件が起きると「最近こうした殺人事件が増えてきている気がする」という声を耳にすることがありますが、データを見る限り、もちろんそういうことはありません。

それに気がつかせてくれるのは中井英夫著の「虚無への供物」(1964年刊)です。

と言ってもこれは私はまだ生まれたすぐの幼児の頃に出版された小説で、こうしたものを今になって読んだり、その他の様々なデータや小説などで、その当時のことを知るようになっています。

この小説の舞台と登場人物は、昭和29、30年(1954~1955年)、東京の目白にある古い豪邸に住んでいる宝石商の末裔達です。

今は没落してきたとはいえ、一時は財をなしてきた名門家とその関係者や友人達が、身近で起きた密室殺人事件を推理するものですが、それと同時になにか殺伐とした当時の時代背景も描かれています。

この小説にも殺人ではありませんが千名を超える死者を出した洞爺丸の沈没事故により、主人公の親族が亡くなり、その他にもコメット機の連続墜落事故、文京区小2女児殺害事件などの世相を表す暗い話題が次々と登場してきます。

その昭和29年に起きた大事件、大事故を列挙しておくと、

1月2日 皇居一般参賀者が皇居二重橋で将棋倒しとなり16人が死亡(二重橋事件)
1月10日 コメット連続墜落事故: 英国海外航空781便墜落事故起こる。35名死亡
3月1日 マグロ漁船第五福竜丸が米国の水爆実験で多量の放射性降下物を浴びる
4月8日 コメット連続墜落事故: 南アフリカ航空201便墜落事故起こる。21名死亡
4月19日 文京区小2女児殺害事件
6月13日 カービン銃ギャング事件
8月31日 北海道釧路市の太平洋炭礦で爆発事故、39人死亡。
9月26日 洞爺丸事故。死者行方不明1155名
9月26日 岩内大火、北海道岩内郡岩内町。焼損棟数3299棟、死者33名。
10月8日 相模湖で遠足の中学生らを乗せた遊覧船が沈没し22名が死亡。(内郷丸遭難事件)

そして、この時代(1950年代)の特徴として言えるのは、日本で殺人事件がもっとも多くあった年代です。

ピークの1955年には殺人事件の被害者数は2,119人に達し、人口10万人あたりにすると2.3人が殺人事件で殺されていました。

その数がどれほど多いかというと、2016年の殺人事件の被害者数は290人、10万人あたりにすると0.27人となります。10倍までには達しませんが今と比べると8~9倍の多さです。

当時と現在とを比較すると、殺人被害者数は当時から14%へ減少、10万人あたりの被害者数も12%に減っています。つまり、現在の凶悪事件の件数は1950年代の2割以下にまで減っているということです。

そんな60年以上も前と比べても~という人がいると思うので、今から19年前の2000年の殺人被害者数は768人、10万人あたり0.61人で、上記の2016年と比べると、38%、44%とやはり半数以下に減少してきています。

つまり、殺人事件においては近年は件数自体や人口比双方とも大幅に減少していることは明らかなので、「最近増えている」というのは明らかに間違った感覚と言えます。

ただ、ここ10年ほどに限ってみると、凶悪犯罪件数自体は下げ止まりしているようで、刑法犯による死亡者の数は漸減傾向ですが、重傷者の数は横ばいという感じが続いています。



同様なことは交通事故死でもあり、過去もっとも交通事故死が多かったのは1970年(昭和45年)の16,765人で、2018年の3,532人の5倍近い死者をだしていました。

こちらは凶悪犯罪と違い、警察が得意げに交通事故の死亡者激減は自分たちの成果だと広報していますので、相当数減ってきているという認識と実感は多くの人にありそうです。

もちろん交通事故死亡者が減ってきたのは、警察の力などではなく、交通マナーの向上、クルマの安全性の進化や、救急医療体制の充実などが最大の要因です。

一方では、この1950年代は映画「ALWAYS 三丁目の夕日」で描かれているように、貧しい時代ながらも将来に大きな夢を持って成長していくという側面もありました。

その映画に出てきたような美しく表現された躍進する日本、元気いっぱいな日本人というイメージだけでその時代を懐かしがったり、評価をすると、上記のような凶悪な犯罪が跋扈していたことが見逃されてしまいます。

殺人事件にしても、交通事故死にしても、過去と比べると現在は遙かに改善しているということをちゃんと認識しておき、気分で「多い」とか「増えている」とか言ったりすると、あとで大恥をかくことになります。


【関連リンク】
1177 年間8万人の行方不明者の行方
914 殺人事件の国際比較
850 少年犯罪は増加、凶悪化しているのか?



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1322
虚無への供物 中井英夫

1964年に単行本、1974年に文庫化された文庫で、1970年代の小さな活字で文庫本に印刷されている、670ページ近くもある長編の小説です。老眼の入った目にはつらいです、、、

2004年の新装版(上下巻で合計900ページ)はたぶん文字が大きくなっていそうなので、そちらを買うべきだったかな。

それはさておき、この小説はWikipediaによると、「小栗虫太郎『黒死館殺人事件』、夢野久作『ドグラ・マグラ』とともに、日本探偵小説史上の三大奇書」とのことで、昨年「ドグラ・マグラ」は頑張って読んだので、残すは「黒死館殺人事件」だけとなりました。

さて、内容ですが、大雑把に言えば、次々起きる密室殺人のトリック集ということですが、登場する何人もが同じ事件で自分のトリックを披露し合うというたわいのない?ものですが、とにかく読んでいてイライラすることが多いのです。

あまりテンポが良いとは言えず、話しが行きつ戻りつ、謎のまま次の事故や殺人事件が起きたりしていきますので、普段最近流行のテンポが良い活劇のようなミステリーに慣れていると、まどろっこしさ全開です。

ただ物語の舞台である1954年~1955年というのは、社会状況は殺伐としていて、人命は今よりもずっと軽く、殺人事件がもっとも多かった時期で、事件以外にも大きな人命に関わる事故も頻発していました。

1954年
二重橋事件(16人死亡)
太平洋炭礦爆発事故(39人死亡)
洞爺丸事故(死者・行方不明者1155人)
岩内大火(死者33名)
内郷丸遭難事件(22名死亡)

1955年
聖母の園養老院で火災(犠牲者99名)
安倍鉱業ボタ山崩落事故(犠牲者68人)
紫雲丸事故(犠牲者168名)
北上バス転落事故(12人死亡)
橋北中学校水難事件(36名溺死)
墨田区花火問屋爆発事故(死者18名)
森永ヒ素ミルク中毒事件(被害者12,344人うち死亡者130名)
茂尻炭鉱ガス爆発事故(60人死亡)
など。

そうした世相も小説の中に取り上げられていて、割と近い歴史を知るのにも役立ちそうです。この私がまだ生まれる前の1954年あたりのことに付いては、後日別途書いてみたいと思います。

その他では、事件の主たる現場となる家が目白にあり、目黒不動で有名な目黒や目白があるならと、登場人物が調べていくと、目赤や目青、目黄などの不動もあったこととか、駒込にある有名な動坂の動は不動尊(目赤不動)の動からきているとか、雑学王になれそうなどうでもよい知識が満載です。

そうした雑学が詰め込まれていたりもするので、とにかく長い長いどうでも良さそうな話しがダラダラと続くので、時間ばかりを費やして、結果は、、、これは内緒です。

ま、ミステリーや探偵モノの常道で、とにかく一番怪しくない者を疑え!ってことですね。

★★☆

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未来の年表2 人口減少日本であなたに起きること 河合雅司

以前読んだ「未来の年表 人口減少日本でこれから起きること」(2017年)の続編で、2018年に発刊されています。

その前作がベストセラー(著者の弁)になりましたので、二匹目のドジョウです。って書いていたら、著者が丁寧にも本書の最初と最後に「これは二匹目のドジョウ本ではない」と書かれていました。

でもやっぱり良い意味を込めてこれは立派な二匹目のドジョウ以外のなにものでもありません。

というのも、様々な機関が発行する統計データや推定を元にし、未来の国の形はこう変わっていくというテーマ自体は変わりありません。

要はデータや推計を見て、どこまで創造力を発揮できるか?というのがポイントで、創造力に欠ける人はこの本を読んで、理解してくださいってことです。

したがって、これは預言書でもなければ、お金を取って代わりに考えてあげるコンサルでもなく、各種のデータが示す「こうなるから、その影響はこれに出る」という事実をわかりやすくまとめてあるものです。

この本では多くは触れられていませんが、それ以外にも、クルマが猛烈なスピードで内燃機関からEV化されていくことや、寿命が近くなった団塊世代が大量死する時代に起きること、お隣の中国や韓国が日本経済に大きな影響力を持つことで起きる出来事など、この未来予測の話しを始めると尽きることがありません。

ただ著者が何度も主張している「定年後も働ける限り働く」というのは、「定年でとっとと仕事から引退」した、以前読んだ勢古浩爾著「定年後のリアル」の勝ちかなと思ったりしています。

著者がまだ一度も経験していないし、おそらく今後も経験することがない定年後にどうすべきかという予測より、決して裕福とは言えないまま定年を迎え、スパッと不安を断ち切って仕事から引退した生の声のほうが説得力があります。定年後、仕事なんか無理して続けなくてもなんとかなりますよ、要は考え方、気持ちの持ち方ですよと。

よくあるケースとして、有名大学を卒業し、大手有名企業へ新卒で入社し、その後、その有名大学卒と大手企業出身というのを武器として独立した人が、「学生は大手企業ばかり志向していないで、中小企業やベンチャー企業を狙え」とか臆面もなく言っているのと同じです。

★★☆

著者別読書感想(河合雅司)

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白いしるし 西加奈子

2010年単行本、2013年に文庫化された小説です。著者の作品は過去に「きいろいゾウ」(2006年)、「通天閣」(2006年)、「ふくわらい」(2012年)の3編を読んでいます。

そう言えば直木賞受賞作で代表作の「サラバ!」(2014年)はまだ読んでいませんでした。

上記の「虚無への供物」とは対称的で、200ページ足らずの、文庫の中でも薄くてサラッと読んでしまえる短い作品です。

32歳の独身女性の心理をたくみに小説に仕上げていますが、60過ぎた男性が読むと「へぇ~」とか「あれー」とか思うことしきりです。

新宿のバーでアルバイトのバーテンの仕事をしながら絵画を描いている大阪出身の女性が主人公で、友人のカメラマンに連れられてある美術作家の個展へ行き、そこで出会った作者との不思議な関係がテーマです。

大阪弁丸出しの主人公の会話がとても良い感じですが、独身女性の32歳というのは、やっぱり将来を考える岐路ってところなのでしょうかね。よくわかりませんが、、、

北村薫著の「八月の六日間」は30代後半の独身女性の山歩きと人生についてのなんやかんやでたいへん面白く読めましたが、なんとなくそれにも似ているかな。

ただ結末というか終盤は盛り上がらず、そのままフェードアウトしてしまったような感じで、後に印象が残らないものでした。オッサンだからかも知れません。

★★☆

著者別読書感想(西加奈子)

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フォルトゥナの瞳 百田尚樹

2014年に単行本、2015年に文庫化された長編小説です。2014年と言えば、その後様々な訴訟沙汰を引き起こした「殉愛」の発刊の直前で、この「殉愛」が大きな話題となったため、こちらの作品はあまり目立ちませんでした。

2019年には監督三木孝浩、神木隆之介や有村架純出演で映画が製作されています。

タイトルのフォルトゥナ(Fortuna)とは、ローマ神話に伝えられる運命の女神で、運命の車輪を司り、人々の運命を決めるという英語の「Fortune」の語源(wikipedia)ということで、この小説では、人がもうすぐ死ぬのがわかってしまう能力のことを指しています。

主人公は子供の時に両親と妹を事故で亡くし、天涯孤独の身で育ちますが、まっすぐに育ち、やがては自動車のボディを磨く工場で真面目に勤務し、その腕も高く評価されていきます。

その主人公が、まもなく死んでしまう人の姿が透明になって見えることに気がつき、未来を変えてそうした人を助けるべきかどうかで悩むことになります。

ある日、腕が透明になっている有名人をジッと見つめていると、中年男性から「お前もフォルトゥナの瞳を持っているな」と声をかけられ、その話から、人助けをすることで、自分の身体に大きな負担がかかり自分の寿命を縮めてしまうことを教えられます。

というような、特殊な能力を持ってしまったばかりに悩み続け、果ては多くの人を救うため、自分の命を引き換えにしてしまう犠牲的精神を発揮する美徳のお話しです。

個人的にはどうせであれば、乃南アサ著の「しゃぼん玉」のような、悪の限りを尽くしてきた男が、偶然山で知り合った老婆の元で暮らすうちに、過去の自分を反省し、やがては過去の罪を認めて自首するという流れの方が、読者の感情を盛り上げるためには良かったかな。

つまり本書においては悪事から身を引いて、自首する代わりに大事故を防止するために自分の命を差し出すというような感じ。

永遠の0」でもありましたが、零戦の模擬戦闘で主人公をうっかりして機銃で撃ってしまったヤクザ者が、戦後、暴力団抗争で組長を斬ったあと、そこにいた主人公の妻だった女性も斬るはずだったのをお金を与えて逃がしたような感じ。

絵に描いたような真面目な苦労人が、さらに犠牲者精神を発揮するよりかは、ずっと物語としては面白いかも。まったく大きなお世話、余計なことですが。

★★☆

著者別読書感想(百田尚樹)


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