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きみがぼくを見つけた日(原題:The Time Traveler's Wife) 2009年米
監督:ロベルト・シュヴェンケ 出演:レイチェル・マクアダムス、エリック・バナ

オードリー・ニッフェネガー著の同名の小説を映画化したものです。原題にあるとおり、タイムトラベラーものの恋愛映画ということで、ややその手のストーリーには食傷気味ですが、意外と面白かったです。

自分の意志とは関係なく、突然自分の未来や過去に影響がある場所へタイムスリップしてしまう男性が主人公で、子供の頃に突然現れた謎の中年男に恋をして、やがて図書館で青年時代のその男性とばったり出会うというヒロインとの哀しくも切ない物語という感じ。

タイムトラベルものはもういい加減にうんざりしていますが、「もしも○○だったら」的な架空の想像をするなら、タイムトラベルというのは安易で最適なツールになります。

昨年大ヒットした「君の名は。」も映画は見ていませんがそういうストーリーだし、やはり昨年にヒットした「帰ってきたヒトラー」も、今年1月に公開された「本能寺ホテル」もやはりタイムスリップものです。

そのうちNHK大河ドラマでも現代人が戦国時代にタイムスリップするようなドラマが作られるようになるのかも知れません。それはないか。

★★☆

  ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟

陽のあたる場所(原題:A Place in the Sun)1951年米
監督:ジョージ・スティーヴンス 出演:モンゴメリー・クリフト、エリザベス・テイラー

セオドア・ドライサーの小説「アメリカの悲劇(An American Tragedy)」を映画化したもので、日本では1951年に公開されました。アカデミー賞監督賞他5部門で受賞し、ゴールデングローブ賞では作品賞に輝いた作品です。

貧しい家庭で育った主人公が叔父の経営する工場で働くことになり、そこでも仕事ぶりが認められ一躍昇進していきます。

自分には縁がないと思っていた上流社会へも顔を出すようになり、そこで社交界の花と言われていた女性と知り合い恋愛が始まります。

しかし主人公には工場勤め時に知り合った同じく貧しい家庭の女性との付き合いがあり、その女性が妊娠したことで事態は急変することになります。

と、今ではドラマや映画で珍しくもない貧しい男の出世物語と三角関係のなれの果てっていう構図ですが、まだ太平洋戦争が終わって数年という時代においては刺激的だったと思います。

当時まだ10代のエリザベス・テイラーがとってもチャーミングで、しかも上流社会のお嬢様役でなかなか堂々とした女優っぷりです。それだけでも見る価値のある映画かもしれませんね。

★★☆

  ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟

招かれざる客(原題:Guess Who's Coming to Dinner)1967年米
監督:スタンリー・クレイマー 出演:スペンサー・トレイシー、シドニー・ポワチエ、キャサリン・ヘプバーン

公開を前に亡くなったスペンサー・トレイシーの遺作とされる作品で、さらに4度もオスカーをとった名女優キャサリーン・ヘプバーンとの共演という豪華配役で騒がれた作品でもありますが、この映画というか人種差別に関したテーマからしても一番存在感が高いのは、まだ40歳になる前のシドニー・ポワチエでしょうか。

この映画公開と同年にはシドニー・ポワチエの大ヒット作「夜の大捜査線」も公開されています。

ここ何年も白人俳優、女優しか受賞できないと言われてきたアカデミー賞ですが、当時はこうした人種問題をテーマにした根深いアメリカの現実を大ヒットさせていたのですね。

新聞社社長の一人娘がヨーロッパ留学からアメリカの自宅へ帰ってきます。そのときにヨーロッパで知り合った黒人男性を一緒に連れてきます。

どういう黒人かと調べると、昔に事故で妻子を亡くした医者の資格を持つ男で、世界的にも評価の高い数々の書籍も出している優秀な人物ということがわかりました。

娘の母親や親しくしているゴルフ仲間の神父は祝福をしますが、娘の父親は黒人と結婚することにどうしても賛成できず悩むことになります。

黒人男性は、両方の親全員が賛成してくれなければ結婚はできないと伝え、やがてその両方の両親が一同に集まることになり・・・

最後は父親の感動的なスピーチで終わりますが、この50年前にはやがて黒人大統領登場するということまでは理解を超えていたでしょうけど、実際的には現在でもこうした差別感というのはほとんど変わっていないというのが現実なのでしょう。

★★☆

  ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟

武士の献立 2013年 『武士の献立』製作委員会
監督:朝原雄三 出演:上戸彩、高良健吾

江戸時代に外様大名としては最高級の権力を持っていた加賀藩お抱えの料理人と、その息子夫婦の成長物語です。

時代劇映画としてはそこそこヒットした2010年公開の映画「武士の家計簿」も同じ加賀藩が舞台でしたが、二匹目のドジョウというか、それと同じ流れをくむ映画です。

大名達の料理を作る台所方の家の次男に生まれ、本来は長男が後を継ぎ、次男は他家へ養子に入ることになっていたところ、長男が若くして病気で亡くなり、侍でありながら料理人の家督を継ぐ役目が自分に回ってきました。

剣の道を究め、その道でのし上がろうと思っていた矢先に、刀ではなく包丁に持ち替えて藩に貢献する包丁侍になったことで、仕事にもまったく身が入らず、やる気が出ません。

それを憂いた江戸詰台所方の父親が、自分が工夫した料理の素材をひと目で見抜いた浅草の料亭の娘で江戸の加賀藩屋敷で女中として働いていた主人公を見初め、息子の嫁にと加賀へ送り込みます。

妻となった娘はやる気のない次男に洗練された料理技術を教え、メキメキと実力が伴ってきますが、加賀騒動(1748年)が起き、改革派の親しい友人から誘われ藩主の暗殺へ巻き込まれそうになります。

上戸彩のような現代的な顔をした美人が、このような時代劇に向くのか?しかも男を立てて出世が決まると自分は武家の奥方には相応しくないとサッと身を引くような控えめな性格の女性が似合うのか?というのはさておき、ストーリーとしては実際に起きた事件をうまく取り入れ、わかりやすく起承転結ができています。

最近の映画は複雑に奇をてらうものが多く、見た後にスッキリしないものが少なくないですが、こちらはハッピーエンドで終わります。

★★☆


【関連リンク】
1090 「ゼロ・グラビティ」、「真田幸村の謀略」、「イエスマン “YES”は人生のパスワード」、「スティーブ・ジョブズ」
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