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1599
Merry Christmas!

今年もいよいよ暮れてきました。

ちょっと早めですが、今回が今年最後のブログ記事となります。読んでいただいた方、今年もありがとうございました。

昨年に続き、今年もコロナで始まりコロナで終わりそうな1年でした。まったくいいかげん気が滅入ってきます。

自粛ムードで若い人が溜まったマグマを噴火させて、ハメを外したくなる気持ちも少しはわかりますが、そこはまもなく高齢者に加わろうかという良識ある大人?(私)としては、ひたすら我慢、忍耐です。お金も乏しいですしね。

それはさておき2021年のブログ記事は、本年最後のこの記事を含めると、昨年と同数の102記事になります。3.58日に1記事の割合で、月に平均8.5記事でした。

ビジネス現役中とリタイア後で記事数が変わらないというのは、ビジネスに身が入っていなかったか、あるいは時間の使い方が巧かったか、その両方だったかです。

テーマ別に、その代表的な記事(リンク)を書いておきます。

  ◇   ◇   ◇

記事数が一番多い「読書、書籍関連」は31記事で、昨年から1本増です。基本的には読んだ本の感想が中心ですが、中には、過去に読んだ書籍で、お勧め本をまとめたシリーズがあります。

1559 浅田次郎の歩き方
1516 お薦め小説 2021年版(国内小説)
1520 お薦め小説 2021年版(海外小説)
1528 お勧め新書、エッセイ、ノンフィクション 2021年版

  ◇   ◇   ◇

「統計」テーマは17記事で昨年から3本増えました。代表的なものは、

1598 日本と世界の平均気温
1591 ゴルフをプレイしている年代層割合に驚いた
1556 寝たきりの人はどのぐらいいるのか
1524 2020年自動車(メーカー別、ブランド別、輸入車)販売台数
1522 戦国武将たちの身長は?

  ◇   ◇   ◇

「映画/テレビ」テーマは8記事で、昨年と同数です。「見た映画」の感想以外に下記のような記事があります。

1537 定番映像に危険な香り
1517 100年前の日本とは?

  ◇   ◇   ◇

「健康/食品」テーマは7記事で昨年から2本減です。

1572 快眠のための枕とは
1543 ウォーキングを継続するための工夫
1513 男性の変形性股関節症は診断が難しい

  ◇   ◇   ◇

「雇用/リストラ/ビジネス」テーマは、昨年12記事から9記事へと減少です。仕事を辞めて1年を超えましたから仕方ないでしょう。

1590 昨今は面接時の質問に注意
1587 地方の道の駅の正しい方向性は
1567 退職して無職・無収入の身に起きること
1544 コロナ禍で零細企業は生き残れるか
1512 2021年版出版社不況

  ◇   ◇   ◇

「クルマ/事故」テーマは3記事で昨年と同数です。

1576 可搬式速度違反自動取締装置は手強い
1560 ドライバーの交通ルールとマナー
1505 日本のEVシフトは環境問題ではなく経済問題

  ◇   ◇   ◇

「高齢者」テーマは昨年と同じく3記事です。

1594 知っていそうで知らないディサービス
1577 高齢者の賃貸入居拒否問題と空き家
1503 地域別100歳以上の高齢者数

  ◇   ◇   ◇

「生活/DIY」テーマでは昨年は4記事ありましたが、今年は下記の2記事だけです。

1548 窓ガラスの熱割れで火災保険は使えるか?
1546 窓ガラスのひび割れ修理

  ◇   ◇   ◇

「お金」テーマも少なく下記の2記事のみです。

1563 年金未納問題とFIRE
1539 金利金利金利

  ◇   ◇   ◇

「その他」ではいくつか力作(自称)もあります。

1580 美術館と博物館
1550 天文とは天から届く文(ふみ)
1535 マリー・アントワネットの時代
1510 日本のお城は美しい
1507 神社の種類について


来年こそコロナに打ち勝って下火となり、以前の日常が戻ってくることを願うばかりです。

引き続き来年もよろしくお願いいたします。

【関連リンク】
1497 日記で振り返る2020年
1395 日記で振り返る2019年
1290 日記で振り返る2018年

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1598
日本には四季があり、それぞれの季節を肌で感じることができるというのが一般的な日本人の季節感です。

しかしこれは日本列島という南北に長い国にとって、すべての地域で共通して言えることではありません。

下記は日本の主要地点の月別平均気温グラフです。


データ出典:気象庁

例えば、1月の平均気温は北海道の旭川では-7℃に対して、東京は5.4℃、福岡6.9℃、沖縄は17.3℃です。旭川と那覇では24.3℃の違いがあります。

夏場(8月)はその差はずっと縮まりますが、旭川が21.2℃に対して那覇は29.0℃で差は7.8℃あります。冬と比べるとその差は1/3と意外と小さい印象です。

しかしこれだけの差があれば、生活スタイルや植生までも大きく変わってきて、四季と言っても旭川と那覇ではまったく違ったものとなりそうです。

その点、多くの人口をを擁する東京や名古屋、大阪、福岡という大都市圏は、一番寒い旭川と一番暑い那覇のちょうど中間の気温に収まっていて、先人達も寒すぎず、暑すぎず、「気候が住みやすそうなところ」に多く集まってきたということでよくできたものです。

では、世界の主要都市の平均気温はと言うと、様々あって確かに日本のように冬と夏とで大きな気温差があるところは珍しいかも知れません。

日本列島の大きさをヨーロッパに置いてみると下記の図のようになります(南北の経度は正確ではありません)。



日本列島の大きさは、ヨーロッパで言うと北はオランダやドイツ、中程にはフランスやスイス、南はスペインやモロッコまで広範に拡がります。

これだけ南北に長いと、国内でスキーとサーフィンが同時にできたり、生活に必要な水が豊富に得られる雨期があったりなかったり、作物も温暖な地域と寒冷な地域でそれぞれ別の品種が採れ、四方は海なので侵略がしにくく、逆に外へ出るには開放感があって、そうした地勢は、四方が陸続きの国境でひしめき合っているヨーロッパの国々にとっては羨ましく思われるでしょう。

上図は、「THE TRUE SIZE OF・・・

で簡単に作成ができます。
【使い方】左上のボックスにJapanと入れて検索すると、日本の形が別色になりそれを世界中自由に動かすことができます。なかなか便利です。

世界の主要都市の年間平均気温は下記の通りです。


データ出典:気象庁

バンコク(タイ)の平均気温は、1年中30度前後で四季はありません。ハワイは25℃前後とバンコクよりは低いですが、冬でも23℃を下回りません。

平均的に暑いのは容易に想像できますが、リヤド(サウジアラビア)とニューデリー(インド)で、冬でも15℃以上、夏は何ヶ月間も30℃を超えます。

東京と似た平均気温をもつ国は意外と多く、ニューヨーク、ソウル、北京、マドリードなど。

それらの国より一段低いのが、ジュネーブ、ベルリン、モスクワ、ヘルシンキなど。

アフリカの北東部にあり、赤道にも近く、暑い国と思っていたエジプトは、意外にも年間を通して17℃前後と快適なところです。さすがに世界最古級の文明が発達した地域で、ここでも「人は気候の住みやすいところに集まる」は常套なようです。

お金持ちな人がリタイア後に生活をするのはマイアミやハワイ、ニースなど比較的年中温暖な地域が多いですが、気候だけで言うのなら、エジプトや南半球で夏と冬が逆転しますが、暑すぎず、寒すぎない、さらに夏と冬であまり気温の変化が少ない(冬は25℃以下、夏は11℃以上)のアルゼンチンなどが狙い目です。

ただ、その両方とも、残念ながら治安と安定した経済という面ではちょっと心配な国ですけどね。

【関連リンク】
1597 民主主義対非民主主義、勝つのはどっちだ?
1479 世界電子政府ランキングと徴兵制
1453 ビザなし渡航できる最強パスポートは日本が3年連続世界一

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1597
日本は太平洋戦争後に初めて「(戦後)民主主義」となり、その後70年以上が経ち、今ではほとんどの国民が「それが当たり前」と思っていますが、世界を見るとこの「民主主義」は決してメインストリームでもないし、グローバルスタンダードでもないことがわかります。

「民主主義」の対義語は、いろいろあって「独裁制(主義)」や「専制政治(主義)」「全体主義」「王制(主義)」など多々あり、ここでは「非民主主義」という言い方にしておきます。

「非民主主義」の国としては、金一族が世襲で国を治める北朝鮮や、共産党の1党独占で、言論の自由がない中国などはもちろんですが、軍部のクーデターが起きた東南アジアのタイやミャンマーも、さらに大統領が強権を発動するトルコなどもすでに民主主義国の範疇から外れてきています。

中東やアフリカの諸国は元々「非民主主義」国がほとんどで変化はなく、逆にハンガリーのように、1989年に一度「民主主義」になった国も、2018年に「非民主主義」へと戻った国もあります。

スウェーデンの調査機関V-Demによると、2019年は87(48.6%)ある「民主主義」の国・地域に対し、「非民主主義」の国・地域は92(51.4%)でした。それが2020年には「民主主義」の国や地域は46%へと下がってきています。コロナ禍で強権発動が必要だった影響があったのかも知れません。

もうひとつ、米国の独立組織「Freedom House」が1972年から毎年発表している「自由度の調査」では、「政治的権利スコア」と「市民の自由スコア」を元に

(1)Free(自由)
(2)Partly Free(一部自由)
(3)Not Free(自由ではない)

の3つに世界210の国と地域を分類しています。

民主主義(国)は、当然ながら「政治的権利」も「市民の自由」も高いものでなければなりません。

一般的な憲法や民主的に作られた法律、公序良俗に反するようなこと以外で、例えば、政治を批判する言論の自由や、思想・宗教などの自由など、一部でも国民にとって自由でないことがあれば、非民主主義(国)と定義できます。

その2021年12月時点の結果は下記の通りです。出典は「Freedom House「Freedom in the World 2021」です。

Country Status Country Status
 001  Finland Free  106  Fiji Partly Free
002 Norway Free 107 Georgia Partly Free
003 Sweden Free 108 Liberia Partly Free
004 New Zealand Free 109 Madagascar Partly Free
005 Canada Free 110 Ukraine Partly Free
006 Netherlands Free 111 Indonesia Partly Free
007 Uruguay Free 112 Nepal Partly Free
008 Australia Free 113 Philippines Partly Free
009 Denmark Free 114 Sri Lanka Partly Free
010 Ireland Free 115 Armenia Partly Free
011 Luxembourg Free 116 Burkina Faso Partly Free
012 Belgium Free 117 Kosovo Partly Free
013 Japan Free 118 Bosnia and Herzegovina Partly Free
014 Portugal Free 119 Guatemala Partly Free
015 Switzerland Free 120 Hong Kong* Partly Free
016 Barbados Free 121 Zambia Partly Free
017 Slovenia Free 122 Malaysia Partly Free
018 Cyprus Free 123 Kenya Partly Free
019 Estonia Free 124 Niger Partly Free
020 Germany Free 125 Singapore Partly Free
021 Iceland Free 126 The Gambia Partly Free
022 Taiwan Free 127 Nigeria Partly Free
023 Andorra Free 128 Republic of Cote d'Ivoire Partly Free
024 Austria Free 129 Guinea-Bissau Partly Free
025 Chile Free 130 Honduras Partly Free
026 Dominica Free 131 Lebanon Partly Free
027 Kiribati Free 132 Mozambique Partly Free
028 Marshall Islands Free 133 Togo Partly Free
029 San Marino Free 134 Comoros Partly Free
030 Tuvalu Free 135 Somaliland* Partly Free
031 United Kingdom Free 136 Abkhazia* Partly Free
032 Cabo Verde Free 137 Maldives Partly Free
033 Micronesia Free 138 Bangladesh Partly Free
034 Palau Free 139 Guinea Partly Free
035 Costa Rica Free 140 Haiti Partly Free
036 Czech Republic Free 141 Kuwait Partly Free
037 St. Lucia Free 142 Morocco Partly Free
038 St.Vincent&
the Grenadines
Free 143 Pakistan Partly Free
039 The Bahamas Free 144 Mauritania Partly Free
040 France Free 145 Nagorno-Karabakh* Partly Free
041 Italy Free 146 Tanzania Partly Free
042 Liechtenstein Free 147 Jordan Not Free
043 Lithuania Free 148 Uganda Not Free
044 Malta Free 149 Mali Not Free
045 Slovakia Free 150 Algeria Not Free
046 Spain Free 151 Turkey Not Free
047 Grenada Free 152 Angola Not Free
048 Latvia Free 153 Nicaragua Not Free
049 St. Kitts and Nevis Free 154 Thailand Not Free
050 Belize Free 155 Iraq Not Free
051 Greece Free 156 Brunei Not Free
052 Mauritius Free 157 Kyrgyzstan Not Free
053 Antigua and Barbuda Free 158 Myanmar Not Free
054 Croatia Free 159 Pakistani Kashmir* Not Free
055 Argentina Free 160 Zimbabwe Not Free
056 Mongolia Free 161 Afghanistan Not Free
057 Democratic Republic of
Sao Tome and Principe
Free 162 Indian Kashmir* Not Free
058 Monaco Free 163 Qatar Not Free
059 Panama Free 164 West Bank* Not Free
060 Romania Free 165 Cambodia Not Free
061 South Korea Free 166 Djibouti Not Free
062 United States Free 167 Kazakhstan Not Free
063 Ghana Free 168 Oman Not Free
064 Poland Free 169 Ethiopia Not Free
065 Trinidad and Tobago Free 170 Gabon Not Free
066 Vanuatu Free 171 Rwanda Not Free
067 Samoa Free 172 Democratic
Republic of the Congo
Not Free
068 Jamaica Free 173 Republic of the Congo Not Free
069 Solomon Islands Free 174 Russia Not Free
070 South Africa Free 175 Transnistria* Not Free
071 Suriname Free 176 Eswatini Not Free
072 Tonga Free 177 Vietnam Not Free
073 Bulgaria Free 178 Egypt Not Free
074 Northern Cyprus* Free 179 Chad Not Free
075 Namibia Free 180 Sudan Not Free
076 Nauru Free 181 United Arab Emirates Not Free
077 Seychelles Free 182 Cameroon Not Free
078 Israel Free 183 Iran Not Free
079 Brazil Free 184 Burundi Not Free
080 Guyana Free 185 Venezuela Not Free
081 Botswana Free 186 Cuba Not Free
082 Timor-Leste Free 187 Laos Not Free
083 Tunisia Free 188 Bahrain Not Free
084 Peru Partly Free 189 Belarus Not Free
085 Senegal Partly Free 190 Gaza Strip* Not Free
086 Hungary Partly Free 191 Uzbekistan Not Free
087 Dominican Republic Partly Free 192 Yemen Not Free
088 Ecuador Partly Free 193 Azerbaijan Not Free
089 India Partly Free 194 South Ossetia* Not Free
090 Albania Partly Free 195 Central African Republic Not Free
091 Bolivia Partly Free 196 China Not Free
092 Malawi Partly Free 197 Libya Not Free
093 North Macedonia Partly Free 198 Tajikistan Not Free
094 Benin Partly Free 199 Crimea* Not Free
095 Colombia Partly Free 200 Saudi Arabia Not Free
096 Paraguay Partly Free 201 Somalia Not Free
097 Sierra Leone Partly Free 202 Equatorial Guinea Not Free
098 Serbia Partly Free 203 Eastern Donbas* Not Free
099 El Salvador Partly Free 204 Western Sahara* Not Free
100 Lesotho Partly Free 205 North Korea Not Free
101 Montenegro Partly Free 206 Eritrea Not Free
102 Papua New Guinea Partly Free 207 South Sudan Not Free
103 Bhutan Partly Free 208 Turkmenistan Not Free
104 Mexico Partly Free 209 Syria Not Free
105 Moldova Partly Free 210 Tibet* Not Free
※スコアが同点の場合があり、順位は正確でない箇所があります。
※太字赤:G7加盟国 太字青:G20加盟国

210の国と地域のうち、(1)Freeは80(40%)、(2)Partly Freeは63(30%)、(3)Not Freeは64(30%)です。

民主主義国家(地域)と言える(1)Freeは2005年には89カ国(地域)でしたから、2021年までの16年間で9カ国(地域)減少しました。現在の40%は上記のV-Dem2020年データ46%ともかなり近いものがあります。

このまま、民主主義国が減少していけば、数十年後には民主主義国は世界の中でも少数派になってしまうかも知れません。

そして日本の民主主義は安泰か?というと、基本的に戦後に保守合同の55年体制以降、短期的に下野したことはあっても安定的というかほぼ独占的に政権を担ってきた自民党が日本の政治をリードし、大局的に見ると1党独裁政治と言うことになるかも知れません。

そうした独占により、権力者に対する周囲の忖度や、権力者のお友達に対する特別な配慮や優遇、権力者に都合が良くなるように公文書の改竄、公金の私物化、政党交付金など政治資金の不正利用など、「権力は絶対に腐敗する」を地でいくことになり、万年野党も負け犬根性で、強力な対抗勢力が長く存在しないことで、政治家達には緊張感が失われ、緩みきった状態になっています。

そうした国家が、本当に「民主主義」なのかどうかは、後世の人が判断するでしょうけど、形式だけ整っていれば「民主主義」だというわけにはいずれいかなくなるでしょう。

【関連リンク】
1552 新型コロナワクチン接種を受けながら考えたこと
1538 日本の農業はどこへ向かうか
1349 国会議員を半分に減らす方法

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1596
しゃばけ(新潮文庫) 畠中恵

著者は1959年生まれということで私とほぼ同年代です。数多くの小説を出されていますが、読むのは今回が初めてです。

本著は実質的なメジャーデビュー作ですが、2001年に単行本、2004年に文庫化された小説で、日本ファンタジーノベル大賞の優秀賞を受賞しています。

その後もこの「しゃばけシリーズ」が2021年から毎年1巻ずつ、2021年には20作品目の「もういちど」まで続いています。

ファンタジーと言うと、私のもっとも苦手なジャンルですが、できるだけ好き嫌いを言わず、「精霊の守り人」や「英雄の書」「光の帝国 常野物語」「陰陽師」「妖星伝」など、頑張って読んでいます。

本著が面白かったのは、時代は江戸時代、主人公は身体が弱い大店の若旦那で、隔世遺伝?で妖怪が見えて話しができる上、亡くなった祖母の依頼で妖怪達が自分を守ってくれる存在という変わった主人公の話しです。

もちろんファンタジーですからリアリティなどクソ食らえですが、江戸の夜は現代と比べるとそれはそれは真っ暗闇の世界ですから、日本独自の奇怪な妖怪とは相性が良さそうです。

ともかく、パッと読んでサッと忘れてしまうのがファンタジーで、映画で見た「ハリーポッターシリーズ」ももうほとんど忘却の彼方です。それで良いのがファンタジーでしょう。

★★☆

 ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟

深海のアトム (上)(下) (角川文庫) 服部真澄

2014年に単行本、2017年に文庫化された長編小説です。

日本の東北地域を日本の特別な自治地域「陸滸国(リアス)」として、そこで暮らしている少年が主人公のひとりで、政治と大企業の癒着、エネルギー問題(原発誘致)、漁業の衰退がこの地域で様々起きています。

別の主人公、アメリカで鉱物や微生物を研究している日本人学者はこの陸滸国の出身で、陸滸国の海洋学者とともに一発逆転の放射性元素の処理技術を作り上げていくという流れです。

そして東北、リアスとくれば起きるのが大地震であり、大津波であり、原発事故です。

少年は鉱山トンネルの中で落盤事故に遭い、少年の姉は漁船に乗っている時に避けられない大津波に遭い、登場人物の多くがこの大地震や津波に襲われるシーンは迫力のあるシーンとなっています。

ともかく、サイエンスとサスペンス、それにエンタメなどがギュッと詰まった内容で、ひと言で説明は難しいです。

★★☆

著者別読書感想(服部真澄)

 ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟

ノモンハンの夏 (文春文庫) 半藤一利

今年2021年に亡くなられた著者の1998年のノンフィクション作品で、2001年に文庫化されています。

司馬遼太郎氏が最後に書くつもりで共に取材を進めてきた中、司馬氏が1996年に亡くなったあとにその思いを継ぐつもりで書かれた作品です。

ノモンハン事件と言えば、太平洋戦争前に、日本軍とソ連軍が戦い、大きな損害を受けたという簡単な知識しかもっていませんでした。

実際は満州国とモンゴルの国境の一部が明確になっていなかったことから、互いの都合が良い国境ラインを守るため「相手が侵略してきた」と双方の軍が激突したわけです。

しかも満州は日本が、モンゴルはソ連がそれぞれの国の防衛を担っていて、厳密に言えば代理戦争ということになります。

事件が起きたのは1939年のことで、三宅坂にある陸軍参謀本部とその満州の出先機関である関東軍参謀部とで、不明瞭だった満州とモンゴル国境線の取り扱いについて意見が割れます。

モンゴルの背後にいる極東ソ連軍など恐るるに足らずとなめきっていた関東軍エリート幹部達が、国境付近にいるソ連軍を追い払おうと暴走気味に戦端を開きます。

最初のうちは調子が良かったものの、ドイツと不可侵条約を締結することでソ連の西側に憂いがなくなり、スターリンの指示を受け近代兵器を大量に極東地域に投入したソ連軍に関東軍がコテンパンにやられてしまうという国境紛争です。

タイミング的には、中国との戦争が泥沼状態に入り込み、英国や米国との関係が悪化、しからばとヒットラー率いるドイツと同盟交渉をしますが、陸軍と海軍で意見が割れ、さらに英国大好きで陸海軍の最高責任者でもある天皇陛下への説得もままならず、陸軍参謀本部は混乱の極みに陥っている時期でした。

その結果、能なしで危なくなると自分たちはとっとと逃げ出す最高幹部達に命令された最前線の哀れな兵士達はソ連軍の近代兵器に蹂躙され、日本軍だけで7千人以上の戦死者(ソ連軍は9千人以上の戦死者)を出すことになります。

「その地に重要な資源が埋まっているとか石油が出るとかでもなく、目印になるような木も1本もなく、ただ広いだけの寒冷地域の草原で、国境線がわずか数キロあっちだこっちだと言って殺し合いすることの無意味」という感想は確かにその通りに思います。

でも威勢の良いところを見せて、新たな勲章を胸に飾りたいエリート国粋主義者にはそれが許せなかったのでしょう。

本著では、実名で戦後までのうのうと生き続けたノモンハン事件の首謀者の参謀などをバッサリと斬り捨て、陸軍組織や幹部達の愚かな一面をさらし、さらにその反省がまったく生かされることなく、太平洋戦争でも繰り返すことを辛辣に書いています。

★★☆

著者別読書感想(半藤一利)

 ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟

玻璃の天 (文春文庫) 北村薫

以前、昭和初期の帝都で起きる推理小説シリーズ、「ベッキーさんシリーズ」では、直木賞を受賞した3作目の「鷺と雪」を読んでいます。

2013年12月後半の読書(鷺と雪)

本著は、2007年に単行本、2009年に文庫化されたそのシリーズ第2作目で、「幻の橋」「想夫恋」「玻璃の天」の中篇3作が収録されています。

現在の明仁上皇、当時の第一皇男子(皇太子)が誕生した1933年頃の東京が時代背景で、主人公は大企業の令嬢と自家用車の運転手(別宮、愛称ベッキー)のコンビです。

同時期に読んだ半藤一利著「ノモンハンの夏」のノモンハン事件が起きたのが1939年ですから、その6年前という、日本では軍部勢力が拡大し続け、民主主義的なことが徐々に抑圧されつつある時期です。

そうした時代ですが、財閥系大企業社長令嬢として上流階級にいる主人公が、自家用車の女性運転手とともに、女学校の同級生の家の悩み事や、駆け落ち騒動、新築祝いに招待された先での転落事故に首を突っ込んで推理し解決していくという内容です。

所々に出てくる銀座の町並みや三越百貨店ビル天井のステンドグラス、資生堂パーラーのクロケットなど、まだ戦災に遭う前の平和な時代が偲ばれます。

そうしたまだ私も生まれてはいない時代ですが、なにかしら懐かしい日本の都市の原風景が頭の中でイメージできて楽しいです。

★★☆

著者別読書感想(北村薫)

【関連リンク】
 11月後半 海の見える理髪店、ダナエ、それまでの明日、死の接吻
 11月前半 風に舞いあがるビニールシート、探偵刑事、桶川ストーカー殺人事件、白い声
 10月後半の読書 沖で待つ、瑕疵借り、熊野古道殺人事件、東京消滅、最後の命


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1595
一般的にニュースなどで報道される刑法事件は、芸能人など有名人でもなければ刑法犯の中でも重大な殺人事件などごく一部だけです。

過去にも刑法犯の種別など書いたことがありますが、国内刑法犯の割合と認知件数の推移について不定期でも見ておくため、書いておきます。

刑法犯は、2019年1年間で748,559件の認知件数があります。

認知件数ですので、検挙数や逮捕者数とは違い、犯罪が発生しそれが警察事案となった件数と言ってもよいでしょう。

刑法犯は比較的軽いものは万引きや空き巣などの窃盗や詐欺、風営法違反など、凶悪なものは飲酒運転でのひき逃げや暴行、強盗、殺人などがあります。

その中でなんと言っても数的に圧倒的に多いのは窃盗(自転車盗、車上狙い、万引き、ひったくり、置き引きなど)です。

窃盗だけで刑法犯全体の71%(侵入盗8%+侵入盗以外63%)も占め、その窃盗犯の中の1割(刑法犯全体では8%)が空き巣や店舗荒らしなどの侵入盗になります。


  データ出典:警察庁 警察白書

2019年は認知件数は748,559件ですが、実際に逮捕や検察官への送致(警察が被疑者の身柄や記録を検察官に引き継ぐこと)等される検挙数は294,206件で、検挙人数は192,607人です。

但し、逮捕や検挙されても微罪などの場合は、検察(司法手続き)へ送致されずに微罪処分(前科は付かず前歴が残る)で済ませる場合もありますから、すべて裁判にかけられるというわけではありません。

つまり刑事犯として認知したものの、誤解から生じたことだったり、被害者が告訴を取り下げたり、軽微ですぐに和解が成立していたりすると不起訴になるケースも多いと言うことでしょう。

桶川ストーカー殺人事件のように、面倒だから告訴状を被害届に警察が勝手に書き換えたり、殺人事件でもまともに捜査をしないで放置し、警察の失態を隠そうと事件をうやむやにしておくとかでなければ良いのですけどね。

未だに「最近、犯罪が増えている!」と勘違いしている人が時々いますが、もちろんそんなことはなく刑法犯は大きく減少しています。


  データ出典:警察庁 警察白書

2002年(平成14年)には刑法犯が285万件を超えていましたが、その後は17年連続して減少し、2019年は75万件と2002年の1/3以下へと減少し、戦後もっとも少なくなっています。

刑法犯が多かった20年前、2002年と言うと、サッカーW杯日韓大会が開催され日本代表が初のベスト16入り、ノーベル賞では小柴昌俊氏(物理学賞)、田中耕一氏(化学賞)のW受賞など明るい話題もありましたが、三島女子短大生焼殺事件、北九州監禁殺人事件、平野母子殺害事件、群馬女子高生誘拐殺人事件、マブチモーター社長宅殺人放火事件、石井紘基刺殺事件など凶悪事件も多く発生した年でした。

その2002年以降はずっと下降傾向でしたが、ここ1~2年は、コロナ禍で自粛を強いられ、閉塞感が高まり、さらに仕事がうまくいかない、モノが売れない、客が来ないなどで経済的に追いつめられての犯行というのが増えている気がします。

値上げラッシュで生活が厳しくなる年金生活の高齢者の犯罪も、この世代の人数が元々特出して多いだけに目立ちそうです。

そうした犯罪を防止し、取り締まる警察官ですが、日本の警察官の人数はおよそ26万名(2017年)で、人口千人あたりにすると、2.06人(0.2%)人です。

人口が減ってきているのにこの10年間でなぜか1万人近く(2007年25.1万人)も増えています。

最近は交番の中はいつも不在で電話が置いてあるだけになっているのに不思議ですね。

この数は他国と比べてどうなのか?と思って調べたものの、新しい適切なデータが見つかりません。

ちょっと古いですが、2008年のeurostatのデータでは、人口千人あたりで警察官が多いのはスペイン4.9人、トルコ4.8人、ギリシャ・ポルトガル4.5人で、少ないのは、フィンランド1.5人、ノルウェー1.6人です。

日本はデンークやスウェーデン、カナダと同じ2.0人と全体で見ると少数派に入りそうです。

その他の国では、オーストラリアが2.2人、米国2.3人、英国2.7人、ドイツ3.0人、フランス3.6人、イタリア4.1人などとなっています。

国によっては、国内の治安を維持するのは警察官だけではなく、様々な制度や形態があるので、一致した数値を求めるのは難しいかも知れません。特に共産国や非民主主義国の実態は不明です。

北欧の国は比較的安全と言われていますが、最近はテロ事件なども起きています。一番良いのは、街の風景の中には武装した警察官の姿が一切見えず、万が一なにか起きたときには素早く警察官が現場に到着するような国家です。

少なくとも、武装した警察官が市民側に向いて銃や盾で威嚇するような事態だけはなってもらいたくないものです。

【関連リンク】
1402 警察官の年齢構成はどうなっている
914 殺人事件の国際比較
850 少年犯罪は増加、凶悪化しているのか?

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