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道路上にあるマンホール(ふた)ですが、最近はお洒落でカラフルなカラー塗装のものもあり、歴史あるものやデザインに優れているものなどバラエティに富んでいます。

世の中にはマンホールの写真を撮って歩いているマンホールマニア(マンホーラー)がムクムクと増えているそうです。

そう言えばローマにあって「ローマの休日」で有名になった「真実の口」は、元は古代ローマの下水道のマンホールのふただったということです。

お洒落ですねぇ~ってか、夜道で見たら怖いぞ~

嘘つきかどうか調べるための手を入れる口は、雨が降ったときに地上の水を下の下水道へ落とし込むために開けられていたものだそうです。

いやしかし今から2000年以上も前の古代ローマ時代に下水道が作られていたってのにも驚きです。

その当時日本ではようやく縄文時代から弥生時代に移ろうかという頃です。

日本で最初にマンホールが作られたのは、ローマから1900年ほど遅れて下水道ができた明治時代のことで、ふたの材質は木製だったそうです。

さて、マンホール(ふた)ですが、4輪車はともかく、2輪車や歩行者にとっては鬼門以外のなにものでもなく、道路にはみ出している電柱と同様に困った存在です。



そういう私も、4年前にバイクを新しく買ってまもなく、マンホールの上でフロントタイヤがロックし派手に転けてしまいました(全治10日間)。

最近ついてない 2016/9/7(水)

マンホールで転ける原因 2017/8/20(日)

道路上のマンホールのふたや、グレーチング(昔のどぶ板で今は金属製かコンクリ製が主流)は、金属製の場合、極めて危険な存在です。

しかも、それが上下水道だけでなく、大きさや形状はまちまちですが通信線や電力線、ガス管、消火栓などの普及で、増設、または新規に作られて増えています。

次世代型高品位グラウンドマンホール推進協会のデータでは、下水道のマンホールのふたは全国に約1400万枚あると言われています。その他のふたをいれるとその何倍かが道路の上にひしめいていることになります。

下水道マンホールは昭和20年代後半頃から増えてきて、平成10年(1998年)頃にピークを迎えます。それ以降は新設は減少していますが、古くなったマンホールの交換需要が高まっています。


出典:次世代型高品位グラウンドマンホール推進協会

入れ替えで新しいマンホールを設置する場合、せめてもうちょっと頭を働かせて、くだらないデザイン性を優先するのではなく、まず第一に滑らない工夫をしてもらえないでしょうか。

それが実現できれば、その後に滑らない機能が損なわれないことを前提として、どんなデザインやカラフルなものでも構いません。

例えば、一部のマンホールには、上を滑りにくいコンクリート製にしたものもあります。下記の写真は下水道の汚水管のふたで、雨水とは別の管になっている場所のものです。これは私道や歩道などクルマがあまり通過しない場所に設置されていることが多いようです。



コンクリートは、乾燥状態でも濡れていてもアスファルトより滑りにくい(摩擦係数が高い)と言われていますが、コストはアスファルトより高く付くので一般的に舗装路はアスファルトが使われています。

またコンクリートは、鉄よりは安く作れても強度や耐久性はありません。

したがって鉄よりも摩耗が激しく、強度や耐久性が落ちるコンクリート製のマンホールのふたは、クルマが頻繁に走るところでは、ほとんど使われていないのが現状です。

鉄製のふたでさえ、15年が耐用年数とされていますので、もし交通の激しい場所でコンクリ製のフタなど使うと、5年ぐらいで交換となってしまうのかも知れません(未確認)。

そうした経済合理性からほとんどのマンホールのふたは鋼鉄製ですが、これからは歩行者や自転車、バイクなどのスリップ事故を減らすためには、滑らない工夫が必須です。

次世代型高品位グラウンドマンホール推進協会でも滑りにくく、また耐摩耗性が高い新しいマンホールを提案していますが、世の中的には、見栄えが良く、カラフルなデザインへと安易に流れているのがどうも理解に苦しむところです。

見栄えの良いデザインというのは、まず先に実用性が十分に満たされた上で、そのあとやってもらいたいものです。それが工業デザイナーや、資材を調達する企業や自治体などの責務でもあります。

その実用性とは、強度や耐摩耗性と同様、周囲のアスファルト道路と同等以上のスリップしない安全性が確保されているということで、美しいとか珍しいとかではありません。

日本国中で様々なインフラが老朽化し、その補修や交換のコストが大変と言われていますが、災害に強い電柱の地中化と、事故予防のマンホールのふたのコンクリ化はぜひ率先しておこなってもらいたいものです。

【関連リンク】
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