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ヨーロッパの都市部と日本の都市部の風景を見比べると明らかな違いを感じるのが、日本の道路という道路に張り巡らされている電柱と電線です。

以前から、皇居周辺の道を歩くと、なにか外国に来たかのような錯覚に陥るのも、あのあたりには電柱や電線がなく、普段見慣れない風景に出会うからです。

その電柱の地中化ですが、以前から政治家が国民や市民に対して人気を得るために時々公約に入れたりしますが、どうにも遅々として進んでいません。

ロンドンやパリ、香港やシンガポールでは電線地中化はほぼ100%が完了しており、台湾の台北は96%、韓国ソウルも約50%が電線地中化がされていますが、世界に冠たると思っていた東京都は23区に限ってもたった8%、大阪市も6%です。(2022年国土交通省調べ)



高級住宅地で有名な成城学園にあるお屋敷の周囲もこういう感じです。数十億円のお屋敷も台無しですね。



上の成城学園の高級住宅地でもわかる通り、日本の道路は狭く、その狭い道路の下にはすでに上下水道やガス管などが埋設されていて、さらに電線や通信線(電話回線やCATVなど)も埋めようとすると、かなり難易度が高そうです。

なぜ電線の地中化を推進するのか?というと、

1.防災
2.交通安全、円滑
3.景観・観光

と言うことです。

1.防災は、台風や竜巻など暴風で電柱が倒れてしまう映像が毎年のように報道されます。そうなるとその地域は長く停電し、復旧が遅れることになります。

また大きな地震発生時にも、地下に埋設されたケーブルの被害は地上にある電柱電線よりはずっと安全で被害も少ないと言われています。



2.の交通安全、円滑は、歩行者にしてもドライバーにしても、電柱が邪魔に思えたことは何度もあるでしょう。うちの近所にある道路からピョコンと飛び出ている電柱は、何度もクルマに接触された跡が残っています(上の写真左)。

また、狭い歩道の真ん中に電柱が立っていて、車椅子はもちろん、普通の歩行者ですら一度車道に出ないと通れないというバカげたところもあります(上の写真右)。

3.の景観・観光は言うまでもないことでしょう。見事な文化遺産や自然遺産があっても、その周囲には複雑に絡み合った電線や、張り紙だらけの電柱があるとそれだけで興ざめです。せめて観光客の多いところはみっともないので早急に地中化してもらいたいものです。


写真:一般社団法人無電柱化民間プロジェクト実行委員会

地中化を加速するには行政だけでなく民間の力も必要です。民間企業がそれに乗るのは、「地中化するほうが経済効率が良い」とならなければ動きません。

最近、近所で農地だった場所に大規模な住宅開発がおこなわれているのを見ましたが、不動産デベロッパーは、まず広大な土地に土を盛って均し、私道を通して住宅の区割りをします。その次になにをしたかというと、道のあちこちに巨大な電柱を何本も立てました。つまり現在のところ住宅地にはまず電柱ありきということです。

電柱の地中化は公共事業だとしても史上最高の財政赤字が積み上がっている現在、そうしたインフラ投資に果たしてどこまで予算を回せるか?という点が気になります。

老朽化して通行止めになっている橋や、削れてボコボコになっているアスファルトの道路ですら「予算がない」ということで補修されなくなってきているのにです。

東日本大震災の復興税では、「荒川税務署の改修」「南極でのシーシェパード対策費」「国立大学の改修」「国会議事堂のシャンデリアのLED取替え」などに使われていたとか、コロナ交付金でも「役所の給茶器」とか「モニュメントの鐘」など、同様に便乗した無駄遣いが報告されています。

本来はこうした未来につながるインフラ投資こそ、税金の無駄遣いとは言わせない有効な使い方のような気がしますがどうなのでしょう。

【関連リンク】
1411 水道インフラ老朽化の心配と水道料金上昇
814 日本に外国人観光客を呼ぶ
802 観光後進国日本の現実



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サラバ(上)(中)(下)(小学館文庫) 西加奈子

2014年に単行本、2017年に文庫化された長編小説で、2015年に直木賞を受賞した作品です。

主人公の男性が一人称で子供の頃から大人になるまでの複雑な家庭の事情と、自身の交友関係を中心に語っていきます。

父親の仕事の関係でイランで生まれ、一度は母親の実家がある大阪へ帰国するものの、小学生の頃にはやはり父親について家族でエジプトへ引っ越します。

これは著者自身の実体験が元となっているようで、現地の風俗や日本人学校の様子など、リアリティがあり読んでいても引き込まれます。

この子供時代に外国で生活している時代が、80年代後半頃でちょうど日本がバブルの真っ只中、日本人全体が自信にあふれていて生き生きとしているのがよくわかります。

そんな中でも主人公の家族にはちょっと変わった母親と、かなり変わった姉がいて、幼いながら主人公はそれらにできるだけそれには関わらないように苦心しています。

エジプトでは同年齢の現地エジプト人の友人ができ、アラビア語で「さようなら」のことを「マッサラーマ」と発音することから、それと日本語の「サラバ」を重ねて二人の合い言葉にして、いつも「サラバ!」と声を掛け合うことになります。それがこの小説のタイトルとなっています。

この小説の主人公は、身長が高く綺麗な顔立ちをしたモテモテの男性ですが、どこまで女性の著者の願望と体験がリンクしているのか気になるところです。

主人公の母親の母親(主人公の祖母)や姉(叔母)、以前住んでいたアパートの大家さんで背中に菩薩の刺青があり、やがては周囲から教祖様に持ち上げられていく女性など、魅力ある人達が次々と登場してきますが、これもまた著者の親族からなにかしらのモチーフを得ているのでしょうか。

そして大学生活や、アルバイトを続けながら、ライターの仕事も請け負い、そしてやがては家族と友情を描いた小説を書くという主人公と著者が重なっていくところが面白かったです。

★★★

著者別読書感想(西加奈子)

 ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟

ペスト(新潮文庫) カミュ

原題は「La Peste」で、1947年に発刊された長編小説です。新型コロナウイルスが流行したことで、この作品が一躍見直されて有名にもなっています。

映画「ベニスに死す」は1911年に南欧でコレラが大流行した時の模様が描かれていましたが、こちらはタイトル通りペストの流行で、1940年代はフランス領だった北アフリカのアルジェリアの港町オランが長期にわたり封鎖され、治療薬もなく絶望的な中、医者達の奮闘の模様がまるで見てきたようにリアルに描かれています。

もちろんこれはフィクションの小説ですから、実在する町オランでそのようなことが起きたという事実はありません。

不条理文学と言われるカミュが、ペストがひとつの町を襲い、大人も子供も、献身的な人も、敬虔な信者も誰もかもペストに罹ると不条理な死を迎えるという、ある意味では、新型コロナウイルスなど、常に脅威の細菌やウイルスが流行してバタバタと亡くなっていく自然節理をシュミレートしているものです。

登場人物が何人も出てきますが、それがなかなか覚えられず、読み進めていくと時々混乱してしまいます。

そこで登場人物一覧を作ってみました。海外小説では巻頭に登場人物一覧があるのが通例ですが、これにはありません。この登場人物一覧を印刷し、しおりの代わりに使うと便利です。

登場人物一覧
ベルナール・リウー 主人公、医者
リウー夫人 リウーの妻と母、母とリウーは同居、妻は病気で離れた療養所にいる
ミシェル リウーの住むマンションの門番、ペストに罹って死亡
ジャン・タルー ホテルに住む謎の人物、ペスト患者対応でリウーに協力、日記を記す
リシャール 医師会会長、医師
カステル 老医師、免疫血清を研究
オトン 法廷判事、子供をペストで亡くす
レイモン・ランベール 新聞記者、仕事でこの町に来ていたところ封鎖されて出られなくなる
ジョセフ・グラン 市の臨時の下級役人
ジャーヌ・グラン ジョセフの妻
バヌルー 神父、ペストに感染するも主義から医者の治療を拒む
コタール 犯罪者、自殺未遂をリウーに助けられる小男
ゴンザレス 町から脱出したいランベールに頼まれラウルを紹介する密輸商
ラウル 町から脱出を請け負う男
マルセル 町から脱出の手伝いをしている高校生
ルイ 同上、マルセルの兄弟

なお、朱戸アオ作のコミック「リウーを待ちながら」(2018年)は、日本でパンデミックが発生するパニックを描いた医療サスペンスですが、タイトルのリウーはこの作品の主人公をインスパイアしたものということです。

★★★

 ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟

団塊の秋(祥伝社文庫) 堺屋太一

単行本が2013年に発刊され、2019年に亡くなられた著者の小説としてはおそらく最後の作品です。文庫は2019年に発刊されています。

「団塊の世代」が発刊されたのが1976年、団塊世代が30歳前後になった頃で、社会的に大きな影響を及ぼしてきました。そしてこの本が発刊された2013年頃は団塊世代が完全に定年を迎える65歳ぐらいに差し掛かる頃です。

65歳なら人生で言えばもう「冬」ではないの?ということですが、巻頭に「人生は、玄(くろ)い冬にはじまり、青い春と朱(あか)い夏を経て、白い秋に至る。暗い冬で終わるのではない。」とあります。

しかしこの小説に登場するのは、学生時代の1971年に、学割の海外ツアーで出会った人達が、その後も仕事や思想は様々ですが、度々集まって老年に入っても会食を共にしていきます。

その人達とは、東大出の厚生省官僚、大手都市銀行勤務、弁護士で野党の国会議員、朝日新聞社がモデルと思われる大手新聞社勤務、三洋電機がモデルと思われる大手家電メーカー勤務、高校教師で夫婦とも公務員で定年まで勤務、大手商社勤務を辞めて実家の建設業を継いだ男性と、それぞれ誰もがうらやむ?キャリアを歩んでいきます。

読んでいても、年金が夫婦で50万円とか、退職金が6千万円とか、思いっきりひがんでしまいます。

例えば厚労省官僚として、あるいは大手都市銀行や大手新聞社で定年を迎えた男は、定年後の天下り先には事欠かず、最後まで仕事や収入に恵まれています。

高校教師だった女性は定年まで働き、結婚した相手も公務員で、バブル時に家を買い、高金利のローン返済に汲々としますが、二人して満額の年金をもらうことで余裕の老後生活です。

この登場人物で、一番たいへんだったのは、三洋電機がモデルの大手家電メーカーへ就職した男性が、やがて松下電器?に吸収されて閑職へ出され、その後は配送センターやタクシー運転手へと仕事が変わっていく人と、大手商社を辞めて実家の建設業の跡継ぎとして社長になりますが、バブルが弾けた途端に破産してしまい、財産も家も失ってしまい嫁の実家に転がり込むことになる男性。

しかしいずれの登場人物もそれなりに幸せをつかみ、最後は2028年に集まろうとレターを出して、現状がそれぞれ報告されるところで終わります。

未来予測小説でもありますが、実際のその後の世界は新型コロナで世界中がパンデミックに襲われるとか、ロシアがウクライナに侵略し、制裁措置で世界が真っ二つに分かれてしまい、石油や天然ガス、食料品などが不足するなど思いもよらないことが起きています。

小説に何度か出てくる、日本の戦争犯罪を何度も持ち出されて糾弾されるのも困りますが、これ以上、キナ臭いことが起きないことを願うばかりです。

団塊の世代で華々しくデビューした著者の最後の作品としては、こちらもやや楽観的過ぎ、独善的とは思いますが、同じ時代をおくってきた団塊世代には共感するところが多いでしょう。

★★☆

著者別読書感想(堺屋太一)

【関連リンク】
 9月後半 燃える部屋、朝日新聞がなくなる日、傀儡に非ず、残り全部バケーション
 9月前半 メタボラ(上)(下)、そこへ行くな、砂の街路図、ヒトラーの試写室
 8月後半 R帝国、レインツリーの国、冷蔵庫を抱きしめて、追撃の森


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1669
バイクやクルマを運転していて、時々「どうしよう?」と判断に迷うときがあります。

それは、「自転車にまたがったまま、横断歩道を渡りたそうにしている場合、停まるべきかどうか」

何度かそういう場面に出くわしますが、歩行者や、自転車を降りている人が横断歩道で渡ろうとしている人がいれば、間違いなく停まって譲ります。またそうしなければ道交法違反です。

例外はないと言いたいですが、横断歩道を渡りたいのか、単にその場所で人待ちで突っ立っているだけなのか?その場で電話をしているだけなのか?など、判断に迷うこともありますが、そういう場合は、横断歩道前で停まれる速度まで落とし、ギリギリまで様子をみることはあります。

山梨県で、歩行者に手で合図されて譲られたので先に通ったドライバーが警察官に止められ違反キップを切られたという話題が少し前に炎上していました。

歩行者妨害「お先にどうぞ」で行ったら違反に!撤回に至るまでの全記録(藤吉修崇弁護士)

私もウォーキング中など歩行者の立場の時、横断歩道の手前で、やってくるクルマが1台だけで、それが通り過ぎれば後続車はないから、先に行っていいよーとクルマのドライバーに手で行けと合図をすることがありますが、それでドライバー側が違反に問われるのは無茶な話です。自分がドライバー側なら違反と言われても納得できません。

少し離れた場所で警戒(いわゆる隠れて取締り)している警官にとっては、その歩行者の行動(譲る仕草など)が見えないから、歩行者妨害だ!という判断をする場合があるのでしょうけど、違反ではないとドライバーが証明するには、その歩行者の証言を得るか、装着してかつちゃんと映っていればドライブレコーダーの映像を見せるしかなく、面倒な事態となります。

歩行者の時でさえ、そういうことが起きるのに加えて、自転車に乗った人が横断歩道に停まっている場合、普通に考えるなら、

・「自転車は軽車両だから歩行者とは違う」
・「車両と車両なら優先道路のこちらに優先権があり停止する必要はない」

しかし、、、

その手の話で迷う人は多そうで、こういう記事がありました。

横断歩道での自転車=歩行者扱い!?結局、いったいドライバーはどうすりゃいいのか!(ベストカーweb)
「横断歩道の自転車にはどう対処したらいいのか?」ということをよく聞かれる。なかには「歩行者と同じで自転車に優先権がある」などと、拡大解釈したがる警察のお先棒を担ごうとする報道もあります。

要約すれば、
優先道を走るクルマが、信号のない横断歩道にさしかかったとき、
自転車に乗った人が横断しようとしていても優先道を走っているクルマに停止する義務はない
ただし、自転車横断帯※を渡ろうとする自転車があれば自転車が優先でクルマは停止義務がある
自転車を降りて横断歩道を渡ろうとしている人がいれば、クルマは停止義務がある
 ※自転車横断帯:歩行者用の横断歩道に付随してある自転車マークの横断帯

この自転車横断帯は信号のない横断歩道にはほとんどないのですが、「自転車も歩行者と同様に横断歩道で優先権があり、クルマは一時停止しなければならない」と書いてあるだけの誤解を招きかねない記事が散見されます。

例えば、「横断歩行者等の 『等』には自転車も含まれる」や「横断歩道で待っている限りは自転車も(乗っている場合でも)歩行者と同様の扱いである」と書かれている場合もあります。

これは、「自転車」に、「自転車横断帯を走る自転車」という条件がつきますが、誤解や思い違いから誤った解釈がよく見られます。

当然、警察官でもよく理解していない人もいるでしょうから、思い込みや拡大解釈で取締りをおこなう場合もありそうです。

さらに例外的にややこしいのは、

13歳未満の子供、及び70歳以上の高齢者」が乗る自転車は、例外的にすべての歩道を乗ったまま走ることが許されていて(改正道交法第63条の4第1項第2号)、つまり「歩行者と同等」とみなされるので、自転車に乗ったままでも横断歩道では歩行者と同じく優先されるということです。

横断しようとしている自転車に乗った高齢者っぽい人がいた場合、「あの人は70歳未満か?以上か?」なんてとっさに判断できっこないのですが、ルールはそういうことです。わからない時には停まるしかないでしょう。

未だに、横断歩道で歩行者の横断のために停まってくれるクルマは、私の実感では5割に達していませんが、今後は取締りも厳しくなって、シートベルトの着用義務化などと同じく、取締りを厳しくすればやがてはそれに馴染んでくるのでしょう。

文化先進国になるためにも、厳しい取締りがおこなわれなくても自然とそうしたマナーやルールが当たり前になるといいのですけどね。

【関連リンク】
1605 年齢層別交通事故数と運転免許取得者数
1081 高齢ドライバに対する偏見と規制
658 自転車のマナー違反が特にひどい



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1668
2016年と2017年に人工股関節置換手術を受けたことで、そのリハビリとして毎日ウォーキングをするのが習慣となりました。

手術後まもなく始めた当初(2016年夏頃)は、思うように足がサクサクと動かず、手術痕が痛んだり、疲労感で日課とするのはつらくて休みたかったこともあります。

しかし例え距離は短くても仕事に行く日を除いて毎日必ず外に出て歩くという習慣をつけました。

ちょうど仕事もコロナ禍前から在宅ワークを主にしていたこともあり、週4~5日は家の近所を目標6千歩と設定しました。

会社へ出社するときは通勤や社内を歩くだけで概ね5千歩ぐらいにはなりますので、帰り道を少し遠回りして合計で6千歩以上歩くように努めました。

現在はすでに仕事から引退しているので、土日曜日も関係なく毎日平均6千歩を目標にして歩いています。

若いときは、ジョギングならともかく、ウォーキングなんて高齢者の散歩と変わりないでしょ?ぐらいに思っていましたが、やってみると、これがなかなか奥が深いです。

テレビでよく紹介されているウォーキングは足を上げて腕を大きく振って「いかにもウォーキングしてます」感がありますが、それは恥ずかしくもあるので、できるだけ早足で背筋はグッと伸ばして姿勢良く歩くようにしています。

ウォーキングのコツは、暑くない日でも軽く汗をかくぐらいの速度で歩くというのがポイントだそうです。あと背筋を伸ばして歩くためには視線を斜め上にすることと、腕を少し後方へ(胸を前に)もっていく感じにすると良いそうです。

2017年2月頃からはスマホに歩数計アプリを入れて、毎日歩いた歩数をデータ化し、基本的には1日6千歩、ただ用事とか雨とかで歩けない日もあるので、1ヶ月単位で1日平均6千歩以上(30日なら18万歩以上)という目標でずっと続けています。

歩数計でカウントを始めた2017年2月から、2022年8月までの歩数計カウント合計は約1280万歩で、歩幅を70cmとすると約9千km歩いたことになります。

赤道上の地球一周は約4万kmですから、9千kmではまだ地球一周の1/4にも達しませんが、東京からの直線距離では同じ北半球のドイツのベルリン、もう少し南ではシリアのダマスカスあたりまでの距離に達しています。太平洋横断もすでに達成していて東京-ロサンゼルス(8800km)を超えています。南半球ではオーストラリアのキャンベラは既に超えていて、あと250kmほどでニュージーランドのウェリントンに到達します。

こうした歩数と距離で、どこどこの都市に着いたと想像旅行を楽しむのは、単調なウォーキングを継続していくモチベーションにも少しは役に立ちます。

そしてウォーキングだけだと、有酸素の全身運動としては良いものの、身体の柔軟性や関節とその周囲の筋肉をつけるには不十分です。

そこで、数年前からは、ウォーキングの途中で、公園などの中で、ストレッチ運動をおこなっています。

1)足を前後に広げて身体を落とし両足の筋肉(特に腿裏)に負荷をかける左右各30秒
2)スクワットを無理のない回数(20~30回程度)
3)腿上げ左右各10回
4)腕をクロスして後ろへ回す運動左右各10回
5)腕全体を前からと後ろからそれぞれ10回大きく肩を回す感じで
6)両腕を上げて身体を伸ばしたあと前屈各2回
6)首をグルグル大きく2~3回まわしたあと、横方向は手を添えて首に抵抗を与える
7)足首、手首をグルグル回す

こんな感じで、ストレッチの所要時間はだいたい10分ほどです。

ストレッチの前と後ではウォーキングの質が変わってきます。それは足首や膝関節、股関節、筋肉が柔らかくスムーズに動くようになり、大股で素早く歩くことができるようになります。

このストレッチとウォーキングを合わせて1時間から1時間半ぐらいを日課としています。長い期間変形性股関節症で足が痛くて歩けなくなり足腰が弱っていましたが、現在は足の筋肉がしっかりと付いてきて、寺社などの長い階段をのぼるのも苦にならなくなってきました。

【関連リンク】
1621 歩数計データ5年間の中間決算
1543 ウォーキングを継続するための工夫
1132 歩数計とともに




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1667
燃える部屋(上)(下)(講談社文庫) マイクル・コナリー

「刑事 "ハリー・ボッシュ" シリーズ」の17作目となる作品で、前作に続き、定年延長で古い未解決事件を再調査する部門で刑事を続けています。

このハリー・ボッシュを主人公とするシリーズは、今から30年前の1992年のデビュー作「ナイトホークス」から2017年の「汚名」まで20作品が出版(翻訳)されています。

ベトナム帰りで若々しかった主人公ハリー・ボッシュも老練の域に達していて、相棒には若手の刑事を教育する係として、刑事になって間もない女性新人刑事がつけられます。

日本でも20年前に起きて迷宮入りしていた殺人事件を、別の犯罪でDNA検査をした結果、その殺人事件の加害者だと判明して逮捕したということが昨年ありました。

20年前はまだ科学捜査が十分できなかったことでも、最新の技術で犯人を割り出すことが可能になってきました。

今回は10年前に銃撃され命は助かったものの体内に銃弾が残ったままで取り出せず、その銃弾がどの銃から発射されたものか調べられなかったのが、被害者が死亡したことで、その銃弾を初めて分析にかけることができ、未解決事件担当へ回ってきます。

また新たに相棒となった女性新人刑事が、子供の頃に預けられていた未認可保育所での放火事故で、多くの仲間を亡くしています。その女性が刑事になったのも、その事件を密かに調べて犯人を突き止めたいと思っていることが判明します。

やっかいな過去の事件を二つを抱えて、ボッシュ刑事は定年前とは思えない活発な行動力で、活躍するという出来過ぎストーリーです。

読む方も、二つの事件(実は3つの事件)の関係者が次々と出てきますので、なにがなにやら、誰が誰だか、複雑な関係で混乱してきますが、巻頭の登場人物一覧を首っ引きでなんとか理解ができました。

日本の小説では、こうした登場人物一覧がないのが多いので苦労するときもありますが、外国人の名前は日本人にはとっつきにくいのと、同一人物でも本名とニックネーム、呼称(少佐とか)が混り、よりわかりにくいから一覧が必要なのでしょう。

★★☆

著者別読書感想(マイクル・コナリー)
ハリー・ボッシュシリーズはまだ未完 2020/10/3(土)

 ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟

朝日新聞がなくなる日 “反権力ごっこ"とフェイクニュース(ワニブックス) 新田哲史、宇佐美典也

2017年発刊の単行本で、こうした時事的な内容は、さすがに5年前の話となるとちょっと古くさく感じます。

読売新聞社出身で現在は池田信夫氏を信奉している新田氏と、元経産相官僚だった宇佐美氏の二人だけの対談という型式で話は進んでいきます。

内容的には、慰安婦問題の誤報記事と、蓮舫議員の二重国籍問題について、これでもかってぐらいに何十ページも使ってしつこく、ねちっこくほじくり返すばかりで、本のタイトルほど深掘りしたものではありません。

逆に言えば、他に問題は見つからないのかも知れません。

特に、二人の朝日新聞に対する見方が違っていて、新田氏は徹底的に朝日新聞をこきおろしますが、宇佐美氏はずっと冷静沈着で、鋭い分析をして朝日新聞にもっと頑張ってもらいたいという愛情が感じられます。

それに新田氏の「そもそも・・・」が3行で2回とか煩雑に出てきて、この本で「そもそも」が100回ぐらい出てくるのではないでしょうか(ちょっと大げさ)。きっと口癖なのでしょうけど、妙に鼻につきます。

小学生の頃から50年近く(途中数年は他紙に浮気したことがあり)朝日新聞を読んできた私としては、そりゃこれだけ巨大な組織なら、変わった考え方をした記者や、中立的な思想ではない編集者もいっぱいいるだろう?ぐらいに思っています。

それは新聞社以外のマスメディア、NHKでも、報道のTBSでも同じで、巨大メディアはそういうものと思うしかありません。

逆に小さなメディアこそ、それらに輪をかけて誤報や偏向が日常茶飯事で、特にネットメディアにいたっては、ニュースと言えば他のネットから拾ってきたものばかりで、プロとは思えない勘違いや誤字だらけというていたらくな低質なものがほとんどです。

朝日新聞が、時の権力になびいてしまうことこそもっとも危険なことですから、今のまま、反自民、反内閣、反官邸で良いと私を含めたリベラルな高齢者の多くは思っていて、それが存在価値でもあるのでしょう。

★☆☆

 ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟

傀儡に非ず(徳間時代小説文庫) 上田秀人

本業は歯科医という、私と同年代で、江戸や戦国時代の小説をメインにされてる著者の作品を読むのは今回が初めてです。

本著は2016年に単行本、2019年に文庫化された戦国時代の荒木村重を主人公とした時代小説です。

通常この時代ならば、織田信長、豊臣秀吉、徳川家康、稀に千利休や黒田官兵衛、石田三成、毛利元就、前田利家、真田幸村あたりがメインとなりますが、荒木村重が主役というのは珍しく、偶然手に取ってみてすぐに読みたくなりました。

ドラマや映画に登場する荒木村重と言えば、平身低頭で織田家臣団に加わり(信長から刀に突き刺した餅を差し出され、そのまま手を使わず口を大きく開けて食べたという逸話は有名)、その後何度も主君だった織田信長を裏切り、果ては織田勢に包囲されると家族や家臣を置き去りにして信長と対立していた中国地方の毛利家の元へ逃げ去り、侍らしくないばかりか茶人となり、さらには僧侶となり、秀吉が天下統一した後になってから、中央(当時は大坂)に許しを得て流れてくるという描かれ方をするのがほとんどです。

この小説ではタイトルにもあるように、傀儡(くぐつ)、つまり時代の寵児信長の「操り人形」ではないぞという、ひとつ芯の通った知的な武者として描かれています。なので、下克上を成し遂げたやり手の武将ながら、最後は卑怯者というイメージとは異なります。

単なる一家臣だった主人公が、信長に抵抗しようとする主人を裏切り城を乗っ取り、信長の元で活躍して信頼を得て、元々の領土を安堵され、メキメキと下克上を実現していき、信長も何度か裏切るそぶりを見せられても許すというほどの役立つ武将となります。

そしてその役立つ男ということで、信長の目の上のたんこぶだった最後の将軍で、仮にも武将の総元締めで権威のある将軍足利義昭をおびき出し、自分の責任で殺せという命令には逡巡し、タイトルにある操り人形ではないという主人公なりの信念で、籠城していた城から逃げ出すという選択を選ぶことになります。

なかなか面白い設定で、たいへん気に入りました。

この著者の作品は、他にも戦国時代を扱った作品が多数あるので、また読んでみたいと思います。

★★☆

 ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟

残り全部バケーション(集英社文庫) 伊坂幸太郎

2012年に単行本、2015年に文庫化された連作短篇集です。収録されている作品タイトルは「残り全部バケーション」「タキオン作戦」、「検問」、「小さな兵隊」、「飛べても8分」と5章からなっています。

当たり屋や強請りなど、あくどい仕事をコンビでやっている二人が最初登場しますが、そのうちの若いほうのひとりが突然仕事を辞めたいと言いだします。

コンビは解消に向かいますが、その足を洗う条件としてもうひとりから命じられた、「知らない人と友達になる」という条件をクリアするために別の物語へ進んでいきます。

タイトルは、そうした悪徳業からきっぱり足を洗って仕事を辞めたことで、偶然に知り合った離婚間近の家族との会話の中で「仕事を昨日辞めたので、あと残りは全部バケーションだ」と言ったことから来ています。

その足を洗って辞めていった相棒をもうひとりが結果的にハメてしまうことになり、そのせいで組織の上部に処分?されてしまうことになり、そのことを最後まで後悔し、組織幹部に対して相棒を処分した仕返しを計画していきます。

さすがにミステリーやトリックの名手の著者だけあって凝った最後になっています。暇つぶしに読むのには最適で軽快な小説です。

★★☆

著者別読書感想(伊坂幸太郎)

【関連リンク】
 9月前半の読書 メタボラ(上)(下)、そこへ行くな、砂の街路図、ヒトラーの試写室
 8月後半の読書 R帝国、レインツリーの国、冷蔵庫を抱きしめて、追撃の森
 8月前半の読書 ラプラスの魔女、幸福な王子(ワイルド童話全集)、忘れられた巨人、献灯使


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