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毎日でも食べられるほど好きな料理は?と聞かれたら、私の場合は「カレーライス」と答えるでしょう。まるで子供みたいですが、子供の頃からそれはずっと変わりません。

ラーメンとカレーライスは、日本の国民食という言い方をされますね。それだけ「安く」「手間がかからず作れて」「みんな大好き」ということからでしょう。

一般的なラーメンとカレーライスを比較すると、材料や調理時間はラーメンのほうが少なくて済む代わりに、栄養価は多くの肉や野菜を使って煮込むことからカレーライスのほうがありそうです。

もちろん二郎のように野菜が大盛り、肉も大盛りっていうラーメンもあれば、学食のカレーのように具がなにも入っていないカレーライスもあり、比較は難しいところです。

ちょっとしたエピソードを書くと、社会人になってすぐの頃、朝食は会社の近くの駅近くで済ませていました。

大きな駅だったので、駅の構内にはラーメン、うどん・そば、牛丼、カレー、普通のコーヒー&トーストのモーニングサービスなど、各種の店が並び、毎朝その気分にあった朝食をかきこんでから出社していました。

ある日のこと、朝にカレーを食べ、昼食もカレー、夕食もカレー、、、、そしてその翌朝もカレーと4食連続してカレーライスを食べたことがあります。

当時はすべて外食でしたので、自分で選択していましたが、わざとカレー屋ばかり選んだわけではなく、意識なく、翌朝4食連続カレーを食べているとき、「あれ?なにかカレーが続いているな、、、」ってことに気がついたわけです。

ま、それぐらいカレーライスが好きなのですが、一口にカレーライスと言ってもお店によってラーメン同様様々あり、その味や中身は違っています。

個人的には若いときにはたっぷりした量と脂っこいカツやコロッケ、メンチなどを乗せたこってりしたカレーが好きだったのですが、今は割とアッサリ系で、野菜カレーや、スープカレー、サイドオーダーに野菜サラダをつけたりと栄養面に気をつけています。

思い出しましたが、関西でカレーライスと言えば、十分煮込んだ牛肉(多くは角切り)を使ったカレーライスがディフォルトで、それ以外は邪道となっています。

それに20数年間慣れ親しんでいた状態で、社会人になり、東京で初めてカレー専門店へ入ったときに、「ビーフカレー」とわざわざメニューに書いてあるのが不思議でなりませんでした。私の中では「カレー=ビーフ」だったので。

しかしメニューをよく見ると、ポークカレーというのが一番安く、その次がビーフカレーやエビカレー、そしてカツカレーはわかるとして、コロッケカレーやらメンチカレーなどその種類に驚いたものです。

カレーにポーク?カレーにエビ?なんじゃそりゃ、と最初は思いましたが、いろいろと試しているうちにそれぞれ美味くて問題なしと判定しました。

ただし、関西のようにカレーライスにウスターソースをジャブジャブかけられるところが皆無で、それだけは今も寂しい思いをしています。

  ◆  ◆  ◆  ◆  ◆

個人的な感想はこれまでにして、カレーショップのチェーン店というのがいくつかありますが、なぜか同じ国民食と言われているラーメンや牛丼チェーン店と比べるとその数が限られています。

主なカレー専門店と店舗数

1. CoCo壱番屋  約1,200店舗(2013年 ギネス認定)
2. ゴーゴーカレー 約50店舗
3. カレーのチャンピオン 約30店舗
3. サンマルコ 約30店舗
5. カレーショップ C&C 約20店舗

みんな大好き?ココイチが店舗数でも売上でも他を圧倒しているというか、ダントツの1強状態です。大きく引き離されている2位のゴーゴーカレーと3位のカレーのチャンピオンは、言わずと知れた金沢カレーの名門。

意外にも食の本場の大阪や、洋食のメッカ神戸や横浜発のカレー専門店で全国展開しているところはなく、大阪カレーとか横浜カレーとかもあまり聞きません。

最近は横須賀や呉など、旧日本海軍(現・海上自衛隊)が駐留する地域に海軍カレーや、北海道のスープカレーなども有名になってきていますが、全国的にはまだまだローカルなカレーです。

東京で「カレーは飲み物。」という変わった名前の店がいま急速に伸ばしてきています。まだ行ったことはありませんが、近々一度チャレンジしたいと思ってます。

どうして、ココイチ以外にカレー専門店の全国(あるいは全世界)展開がラーメンや牛丼系の店と比べてこれほど遅れているのか?って疑問に思うと、真偽は定かではありませんが、下記の記事を見つけました。

カレーチェーン店が日本に少ない理由(怖話)
カレーライスの専門チェーン店は意外と数が少ない。(中略)香辛料の多くはカレーの本場インド産なのだが、大量に輸入を出来るのが、権利の関係上ハウス食品とヱスビー食品だけなのだ。(中略)個人経営でカレー店を始めた場合、店の名前が売れてくるとハウスかヱスビー、どちらかのエージェントがやってきて、その傘下に入るように勧誘してくる。断れば香辛料の仕入れが厳しくなりたちどころにつぶされてしまう。

じゃ、1強状態のココイチは?って言うと、香辛料の権利を抑えているハウス食品グループの子会社で、上記の記事のようにカレー香辛料の問題がないということです。

ハウス食品のライバル、ヱスビー系列の店舗はというと、過去に「カレーの王様」というチェーン店を展開していましたが、現在は事業譲渡していて無関係になっています。

そのような経緯から「カレーの王様」も香辛料の心配はなさそうですが、なぜか店舗数はその後縮小していて、現在わずか4店しかありません。

ハウス対ヱスビーのカレー店代理戦争はハウスの圧勝ということですね。

どうしたヱスビー!元マラソン選手、元ヱスビー食品陸上部監督の瀬古利彦氏を使って「カレーひと口42.195km!」って、瀬古氏が両手を挙げたゴールシーンをモデルにして道頓堀で電飾広告出せばいいのにね。

以上のようにカレー業界の発展にはやや業界独特の事情がありそうですが、既得権益というものは、いずれは崩壊し、奪われてしまうものです。それがやってきた時点が日本の様々なカレーが世界に羽ばたけるのかも知れません。

  ◆  ◆  ◆  ◆  ◆

それはさておき、ココイチのように全国どこでも同じ味が楽しめるというチェーン店も悪くはないですが、個性化、差別化であえて多店舗展開しない店もまた魅力的です。

個人的には、高級店のカレーは、高くて美味しくて当たり前で、それよりもカウンターだけのお店で、ひとりサクッと食べられるB級風のカレーの方が好きです。

その中で、いくつか私がよく行く(行った)お勧めを紹介しておきます。

東京港区の新橋駅近くにある「カレーの店スマトラのスマトラカレー

 時々無性に食べたくなるB級やみつきカレー

東京千代田区神保町駅近くの「キッチン南海のカツカレー

 いわゆる昔の洋食屋さんですが、その中でも黒カレーは絶品

東京千代田区神保町駅近くの「欧風カレー ボンディのカレーライス
 ふかしたまるごとジャガイモと一緒に食べるおしゃれなカレーは女性に大人気

東京千代田区竹橋駅直結の「タカサゴのインディアン
 普通のカレーやカツカレーもいいですが、カレーをかけたB級スパゲティインディアンがお勧め

横浜市中区伊勢佐木町にある「ラマイのスープカレー

 札幌が本店のスープカレーが絶品のお店。いつも混雑していてカウンター席はありません。

大阪中央区本町駅近くにある「せんば自由軒の名物インディアンカレー

 関西人なら癖になるウスターソースをかけて食べる歴史ある異形のカレー(写真は同店のHPから借りました)

カレーは永遠に不滅です!

いま外国人に日本流のラーメンが人気と言うことですから、その次は(日本式の)カレーライスと欧米人に人気のポテトサラダをセットにして拡げていきましょう。


【関連リンク】
1165 ラーメンと私
1015 丼飯を日本の文化として育てていきたい
856 コンビニの活用はどこまで進むのか
719 道の駅は次の段階へ進めるか
642 日本はインドともっと深く連携すべき

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