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拝金  堀江貴文
お金持ちはみな嫌いなので、当然この著者も輪をかけて嫌いなので、わざわざ買って読んだりはしませんが、Twitterでは評判になっていたのと、人からたまたま借りることができたので、読んでみました。
 
ストーリーは地方から東京に出てきた負け組寸前の若者が、ゲームセンターでオッサンなる人から声をかけられ、その支援と本人の努力もあり、当初1円で作った会社が見る見る間に成長し、ついには上場も果たし、ネットベンチャーの成功者、若者のカリスマとして有名人になっていきます。
 
そのビジネスというのが、携帯ゲームから始まり、ポータルサイトの買収、金融ファンドなどで、やがてプロ野球球団の買収、テレビ局の大株主となっているラジオ局へのM&Aまでおこない、さらに部下にはめられて証券法違反で留置所入りと、堀江氏が短期間で関わってきた経験談が散りばめられています。
 
あくまでも小説ですので、その内容についてとやかく詮索することは意味がないのですが、多分にこうあって欲しいとか、こいつだけは許せないなど、著者の思惑や希望が入り交じっていて、野次馬的には面白く読めますが、中身はというとスカスカで訴えかけるものがなにもないという印象を受けました。プロの作家ではないので、いわば芸能人が書くお気楽な娯楽小説と同等のものと思えば気になりません。
 
でも、書籍でも同時に発売された電子ブックでもたいへんよく売れているそうで、「ホリエモン人気まだまだ衰えず」ってところでしょう。彼はまだ若く野心も満々のようですので、そのうちにまたでかいことをやるのではないでしょうか。
 
 
トロッコ・一塊の土  芥川龍之介
21もの短編小説集です。238ページで21編ということは、一編あたり平均11ページという短さですが、明治・大正時代を中心に、日本の様々な庶民の生活が生き生きと、あるいは皮肉っぽく描かれており、大衆文学の珠玉と言える作品がいっぱいです。
 
珠玉と書きましたが、この作家さんはストーリーとしては起承転結がハッキリしない物語をよく書きますので、平板で難解な部分もあります。さらに、この短編小説は雑誌に連載をしていたようで、小説だけでなく、今で言うエッセーのようなものまでも含まれています。
 
この時代は、当然ですが今と違い、時間がゆったりと流れている感じがします。それこそが人間が人間らしく生きていくことが一生懸命になれる時代だったのでしょう。今にして思えば、そういう時代も決して悪くないなと思ったり。
 
いま日本の年間死亡者数約100万人のうち、自殺者は3万名と公表されていますが、原因不明の死亡や病死(特に精神疾患者の死亡の場合)の中でもかなりの割合で本当は自殺というケースがあるそうで、実質的な自殺者数は年間10万~15万名とも言われています。特に遺書のない死亡の場合は事故死として扱われるケースが多いと聞きます。
 
国内で年間12万人とすると、10人の国民のうち1人が自殺をするような国が、素晴らしいと言えるわけもなく、国民は貧しくても精一杯生きていたこの時代がある意味羨ましくも思えてきます。ただ芥川龍之介自身は様々な病気持ちで、結果35歳の時に服毒自殺をしてしまいました。自分の人生においても世の中の矛盾と皮肉を効かせたわけではないでしょうけれど。
 
また、この短編集の中で一番私が好きになった「報恩記」の中には、おそらく日本では最初ではないかと思える表現が使われています。それは現代の電子メールなどではよく使われる「・・・です(笑)」という表現です。この小説の中には「失礼は許してください(微笑)伴天連のあなたを疑うのは、盗人の私には僭上でしょう。・・・」などと「(微笑)」が何度か使われています。
 
 
グラフィックデザイナーで確固たる地位を築いている横尾氏の1978年初出の日記風エッセー集です。
 
プロの作家の文章ではないので、同じ事の繰り返しなど、やや読みづらい面は歪めませんが、他にも多くの本を書かれているだけあって、絵筆だけでなくペンの動きも滑らかな感じです。
 
内容的には、交友録的なもの、3回目のインド旅行のこと、仏教と座禅のこと、UFOや超常現象のことなど、それに病気(不眠症、頭痛、風邪その他)のことと、幅が広く、横尾氏の人となりがよくわかります。
 
芸術家の日常とはこういうものなんだということが理解できますが、少なくともあまりお友達にはなりたくないという感じがします。ただ朝はゆっくり起きて、国内はもとより世界中へ招待?旅行をして、羨ましい気持ちは感じます。
 
本人が書く文章ですから、当然いいことしか書かないわけで、想像するしかないのですが、この人は結構わがままで、自分の言い分が通用しなかったり、気分が乗らないと、すぐに相手を無視したり、感情を露わにするする人なのかなぁって思ったり。その代わり気分のいいときはおそらく「とっても気さくで物事に執着しないいい人」なんでしょう。
 
スペイン政府の招待でスペインを訪問した際に、ポルト・リガトに住むサルバドール・ダリに会いに行ったことが詳しく書かれていますが、その際、ダリとその妻ガラのたいへん失礼な応対と奇行に、同じ芸術家同士にしかわからない感情がなんとなくその時の文章で読み取れます。
 
そう言えば20年ぐらい前、当時勤めていた会社のイベントのポスターを横尾忠則氏に描いてもらったことがありました。その時には、有名なデザイナーなのに、えらく簡単に仕事を受けてもらえるんだなぁって感心したことを覚えています。本の中でも「来る仕事はなんでも引き受けちゃう習性」があるようなことが書かれていて納得です。いまはどうかわかりませんが。
 
 
会社の同僚の机にあったので、たまにはこういうのを読まなくっちゃねと貸してもらいました。
 
で、読んでみたところ、、、これがまた難解で例えば、

  「再帰性」のせいで、社会科学はどれも自然科学の基準を満たすことができないと論じた。社会的事象の過程は本来的に不確定なのだから、いくら科学的方法をあてはめても、確定的な予測や説明もたらす一般化は不可能なのだ。・・・」
  「ロビンズは、需要と供給を互いに独立であると決めつけることで、両者が「再帰的」に繋がっている可能性を最初から除去してしまったのだ。こうした強引なアプローチは、後に合理的期待理論において極限まで推し進められた。・・・」
  「経済学は、自然科学を模倣しようとする。経済現象を説明することも予測することも可能な、どんな時代ににもあてはまる一般原則を樹立しようとするものだ。特に均衡理論はニュートン力学をもとにしたものであり、「需要と供給の均衡点に向かって価格は収斂する傾向がある」とするものである。」

ですよ。哲学と経済学と科学が入り交じっていて、よほどの集中力と読解力、経済知識がないと読んでも理解ができずに役に立たないでしょう。無人島に1年間行くときにはいい本かも知れません。
 
で、この本を貸してくれた同僚に尊敬のまなざしで「こんなのよく読んだね。理解できた?」と聞くと、「いや、誰かにもらったんだけど、まだ読んでないし、読む気も起きないな」だと。
 
なんとか半分ぐらい読み進めましたが、理解できないまま断念して返却しました。
 




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