忍者ブログ
リストラ天国 ~失業・解雇から身を守りましょう~ HomePage http://www.geocities.jp/restrer/
Calendar
<< 2018/09 >>
SMTWTFS
234 67
91011 1314
161718 2021
23242526 272829
30
Recent Entry
道の駅の活用法 2018/9/22(土) 2018-09-22
女性役員は増えるのか? 2018/9/19(水) 2018-09-19
9月前半の読書と感想、書評 2018/9/15(土) 2018-09-15
災害大国ならではのビジネスチャンス 2018/9/12(水) 2018-09-12
40歳から50歳にかけては人生後半のスタート準備 2018/9/8(土) 2018-09-08
驚くことに日本の労働力人口は今でも増えている 2018/9/5(水) 2018-09-05
国連分担金について思うこと 2018/9/1(土) 2018-09-01
8月後半の読書と感想、書評 2018/8/29(水) 2018-08-29
独身を通すという生き方 2018/8/25(土) 2018-08-25
7~8月に観た映画 2018/8/22(水) 2018-08-22
捨てる技術と捨てられない性格の狭間で 2018/8/19(日) 2018-08-19
8月前半の読書と感想、書評 2018/8/15(水) 2018-08-15
夏休み特別企画「八甲田山」 2018/8/11(土) 2018-08-11
夏休み特別企画「山形鶴岡市加茂水族館」 2018/8/8(水) 2018-08-08
医者へ謝礼金を渡す伝統は今でも? 2018/8/4(土) 2018-08-04
7月後半の読書と感想、書評 2018/8/1(水) 2018-08-01
若者のクルマ離れ論にひとこと 2018/7/28(土) 2018-07-28
原付と小型限定二輪免許の行方 2018/7/25(水) 2018-07-25
今頃になってワールドカップの出場国について調べてみる 2018/7/21(土) 2018-07-21
4~6月に見た映画 2018/7/18(水) 2018-07-18
Recent Comment
Category
1   2   3   4   5   6  



1263
久しぶりに道の駅について書いてみます。というのも、下記のニュースが流れているのを目にして、利用者、運営側の双方にそれぞれ言い分がある話しではありますが、これからもこうしたトラブルが確実に増えていきそうに思えるので、解決策と今後の道の駅の運営について考えてみました。

「道の駅」車中泊の実態…3か月近く滞在も(日テレNEWS24)
年間55万人を超える観光客が訪れる「道の駅」。今この道の駅で車中泊をする人たちが増えている。マナーの悪さも指摘されていて、中には3か月近く滞在する人も。
中略
管轄する国土交通省は、「宿泊目的の利用はご遠慮いただいています」としているが、「休憩」と「宿泊」の線引きがはっきりできていないのが現状だ。関東の道の駅、約10か所に問い合わせたところ、休憩は3時間程度でそれ以上は宿泊と考えるといった意見があった。

ドライブ中含め、クルマでの移動時には、トイレや食事はもちろん、土産物や地元の新鮮な特産品が購入できとても便利な道の駅ですが、駐車場が無料ということに味を占め、想定を超えた使い方をする人も出てきます。

同じく、高速道路上のパーキングやサービスエリアにおいても、特に深夜は休憩と言うより車中泊と言ってよい長時間駐車しているトラックや乗用車であふれています。しかもみんなエンジンをかけたままだからたちが悪いのです。

高速道路の場合は、入路時間がわかりますので、ゲートで退路する際に、あまりに時間がかかっている場合、ETCのバーが自動で上がらないことがあるそうです。

なのでSAにある簡易宿泊所の利用とか、正当な理由で長く時間がかかった場合などは、ETCでも係員がいるゲートへ行き、時間がかかった説明をしてから出る必要があるそうで、それが長時間駐車の一定の歯止めになっています。

さて、道の駅の車中泊ですが、多くの道の駅は、近所に住宅地などがない比較的人里離れたところに作られています。そして管理者も常駐ではなく、夜間は無人のトイレと自動販売機だけが利用できるというケースが多いのではないでしょうか。

つまり夜間になると、車中泊などをする人にとっては、自由勝手に振る舞える都合の良い場所となり、マナーの悪い人は洗面所で洗濯をしたり、駐車場で火を使って調理をしたりと勝手し放題のところがあります。

また、オートキャンプ場のように、施設の電気を勝手に使うわけにも行かないので、夏は冷房、冬は暖房のためにエンジンをかけっぱなしにしている人も多くいます。

そのため長時間駐車の台数が多いと周辺は排気ガスが充満していて、一時的に利用する人も不快ですし、近所に住宅があるとたいへん迷惑しているでしょう。

深夜の高速道路のパーキングに寄ると、思わず咳き込むぐらいに排気ガスが充満しています。高速だと特に大型のトラックがエンジンかけたまま長時間停めているのでなおさらです。

これからこうした道の駅などでの車中泊は増えていくのか、減っていくのかと考えると、それは間違いなく増えていくでしょう。

それは、中高年に人気のキャンピングカーの台数が右肩上がりで上昇していることからも、車中泊をしたいと思っている人の数は増えていることから推定できます。

一般社団法人日本RV協会の調査では、キャンピングカーの保有台数が2005年に5万台だったのが、2016年には10万400台にまで増えています。10年で約倍増しています。

もうだいぶんと前(2014年)ですが、NHKで中高年のキャンピングカーへの憧憬を描いたドラマがありました。

55歳からのハローライフ 第1回「キャンピングカー」
55歳で早期退職を決断。仕事一筋だった人生を反省し、キャンピングカーで妻と全国を旅する生活を夢見る。だが、妻から反対され、再就職活動をすることに。予想だにしなかった厳しい現実に、次第に心を病んでいく。

その他にも、高倉健の遺作となった主演映画「あなたへ」(2012年公開)は、妻を亡くした主人公がひとりでキャンピングカーに乗り、富山から妻の故郷長崎を目指して走るというロードムービーでした。

こうしたドラマや映画に触発されて、自分もやってみたいと考える人も増えたことでしょう。

キャンピングカーは基本車中泊するためのクルマで、通常はオートキャンプ場に停めて、そこで許される範囲で料理を作ったり、洗濯したり、電気を利用したりするわけですが、そうした施設の整ったオートキャンプ場が近場になかったり、あるいはあっても利用料が高かったりすると、無料で停められる道の駅を利用する人が出てくるのは当然の成り行きでしょう。

もっとも車中泊(車中で長時間の休憩や仮眠含む)している人の数では、キャンピングカーで寝泊まりしている人よりも、乗用車やトラックでというのが圧倒的に多いのですが、乗用車やトラックの場合、車中泊に使われる割合などの統計がないので、実態がまったく把握できません。

そこで、マナー違反の道の駅の長時間駐車を避けるための対策として考えられるのは、

1)道の駅に安価な簡易宿泊所の設置
2)道の駅にオートキャンプ場の併設
3)道の駅の出入り口にゲートを設け、無料で利用できる時間を制限する
4)長時間駐車ゾーンの設置
5)巡回指導(警備)

など。

1)の簡易宿泊施設は、エアコンの効いた快適な部屋で、短時間の仮眠から宿泊もできるカプセルホテル形式の施設を道の駅で提供することで、エンジンをかけっぱなしで長時間駐車したまま仮眠する人を減らすのが目的です。シャワーや温浴施設なども作ることで利用者は増やせるでしょう。

2)は、付近にオートキャンプ場がないエリアの場合、その施設を提供し、長時間駐車する人にはそちらへ誘導します。但し、そちらへいくメリットを打ち出せないと、無料の駐車場のほうが良いとなってしまうのが、つらいところです。メリットは乾燥までできるコインランドリーの設置や、EVやキャンピングカー用の電源供給、シャワールーム、簡易調理場などの施設の提供でしょうか。

3)は都市部のスーパー駐車場のように、3時間までは無料。それ以降は1時間500円とか駐車場代をチャージすることで、長時間駐車を防ぐことが出来ます。車中泊はもちろん、クルマを置いて釣りへ行ったり、ゴルフへ行ったりする迷惑な客の利用はなくなります。設備の維持、メンテナンス、故障の際の対応など諸々と手間がかかるデメリットもありますが、都市部の道の駅では効果は高いでしょう。

4)は、周辺に未利用の土地が豊富にある場合は、車中泊など1時間以上停めるクルマは少し離れた場所に停めてもらうよう誘導します。その場所だと次々とクルマが入ってこないので、静かな場所で休憩が出来ます。ただこれはドライバー個々のマナーに頼りますのであまり効果はないかも。またエンジンかけっぱなしで休憩も変わらないので環境汚染も同じです。

5)は人件費コストがかかりますが、夜間に警備員が数時間ごとに巡回し、長く停めているクルマのドライバーに指導・注意をおこないます。犯罪の防止目的というお題目で、寝ているところを起こされ長時間駐車の理由を聞かれますので、そんな場所で仮眠をとろうとは思わなくなるでしょう。中にはキレて喧嘩沙汰に発展することもあるでしょうから、プロの警備員に委託するとか、時には警察官が立ち会うとか、工夫が必要です。

ま、一番無難で確実なのは、余計な経費と運用のコスト、維持費などがかかってしまいますが、3)の料金ゲート設置でしょうね。コインパーキングやカーシェアで急成長のタイムズ24など駐車場運営会社に設備設置やメンテなどを完全委託してしまうという手もあります。駐車場代の収益が乏しいと設備投資が割に合わないので乗ってくるかどうかはわかりませんが。

でも、もし本気で村おこし、町おこしをしたいと考えるなら、従来からやっている昼間の地元特産品の販売だけではなく、1)や2)の簡易宿泊所やオートキャンプ場を事業化し、同時に24時間コンビニや、温浴施設、クイックマッサージ、ゲームセンター、コインランドリー、宅配便集貨配送センター、ガソリンスタンドなども併設し、努力して収益化を図っていけば、口コミで新たなお客も呼び込めて、地元にお金も落ちるのではないかなと思います。

従業員は、地元で年金暮らしをしている暇な高齢者がいくらでもいそうで、1日数時間ずつの交代制でやっていけば労働力不足の中でも問題はありません。

問題はそれを率いていくビジネス感覚に優れた強力なリーダーの存在ですが、こういう場所では、村や町の役場の人がしゃしゃり出て関わってくると、まともなビジネスには発展しないことが多いので注意です。


【関連リンク】
1066 好調に増加する道の駅
955 道の駅の転換期
813 地域活性化は道の駅で
719 道の駅は次の段階へ進めるか



リストラ天国TOP
おやじの主張(リストラ天国 日記INDEX)


PR



1262
国際労働機関(ILO)が、最近力を入れている活動に、「女性役員を増やす」というものがあります。

企業に女性役員を(ILO)
女性は世界の消費需要の70%を占め、年間の消費支出のうち約28兆ドルを握っています。企業が繁栄し、成長するには、その役員室にこの消費基盤の多様性を反映させる必要があります。教育を受け、働く女性は増えているのに、その意思決定への関与の度合いは低いままです。有能で競争力もやる気もある眠れる女性の人材を活用することで、企業はその顧客やステークホルダーをより良く理解できるようになり、役員室の思考を多様化し、競争上の優位を確かなものにすることができます。

日本でも、政府が推し進める働き方改革の一環として、女性の活躍をテーマにした議論が多くおこなわれています。

その中で、今年3月には安倍総理は「取締役会での多様性の確保が重要で、女性取締役の登用をさらに加速すべきだとの議論がある」と発言をしています。

もっと狭めると、企業が株式を一般公開して一流企業の仲間入りを目指す際に、上場を審査する東京証券取引所(東証)も、企業統治の基本原則「コーポレートガバナンス・コード」で、「女性役員を積極的に登用するように」という圧力をかけます。

そうした外圧と内圧にさらされて、すでに上場している企業はもちろん、これから上場しようと目論んでいる企業でも、女性役員(女性取締役)をどうするかで、頭を悩ませている状況です。

というのも、元々上場しているような大企業は、男社会の中で熾烈な競争で勝って初めて役員になれるという過去からの長い歴史と慣習があり、そう簡単にひっくり返せない様々な理由があるからです。

その点、比較的歴史の浅いベンチャー系企業では、多くの場合、創業当時から事業に深く関わってきた女性(役員)がいるので、問題は少ないのですが、それもIT業界とかサービス業など、女性が活躍しやすい業界ではという条件がついています。

例えば建築・土木や、鉄鋼・金属、運輸・運送、不動産などの業界は、今でも保守的で、男女平等とは言い難いのではないでしょうか。

上場企業における女性役員の状況(内閣府)


しかし今の社会では業界の慣習や事情などお構いなし、待ったなしで、女性役員登用への圧力は確実に強まっていきます。

まだ今のところ、日本ではそれをしないからと言ってペナルティはないですが、おそらく数年の内には遅々として進まない女性役員の増加に対し、なんらかのペナルティが科せられるようになってくることも想定されます。

例えばシンガポールでは、女性役員を増やそうと下記のようなことがおこなわれています。

企業名公表で取締役会に女性増える:シンガポール(Bloomberg)
シンガポールは世界の金融センターの中で、企業の取締役会の性別多様性に関して遅れを取っている。このため政府の支援を受けたグループが、取締役会に女性がいない企業を名指して改善を呼び掛けている。

日本でもブラック企業(長時間残業や賃金未払い、セクハラ、パワハラ常習など)を公表する「労働基準関係法令違反に係る公表」を厚労省が始めてから、後ろめたいところがあった企業は重い腰を上げてしぶしぶ改善に取り組み始めたように、女性役員登用についても、企業名の公表など、なんらかのペナルティが始まると、これも一斉に動くことになるのでしょう。

それでも「ない袖は振れない」と、断固拒否する企業もあるでしょうけど。

それらのことを考えると、今、女性で幹部職にある人にとっては、ものすごいチャンス到来ということになります。

極端に言えば、女性と言うだけで、何人もの男性の先輩や上司を飛び越えて、役員に登用される可能性が出てくるわけです。

次期役員候補者10人の中に女性が1名でも入った場合、年齢や能力の優劣よりも、女性ということで役員に抜擢されることが、日本の企業の中でおこなわれるようになる可能性があります。

もちろん、次期役員候補に挙がるだけでも大変な努力と実績をあげなければならないので、その抜擢は当然と考えるべきですが、それでも有利に働くことは間違いないでしょう。

そうしたことで、特に出世に情熱を燃やしてきた男性の間では、悲喜こもごもが今後あちこちで見られることになるのでしょう。

女性で長く働いてきて、そこそこの幹部まで昇進している人は、他に良い話がきても、今はすぐに転職など考えないほうが得策とも言えます。

もっとも、一気に何十人を飛び越して役員になった場合、その風当たりは相当に厳しいものがあるかもしれません。それには耐えるしかありません。

役員なんて先になったもの勝ち、役職が人を作るってこともありますから、「まだまだ早い」なんていらぬ遠慮などせず、女性の幹部社員だったら、このタイミングを最大のチャンスと捉えてみるのがよいのではないでしょうか。

【関連リンク】
1080 女性リーダーを増やすには専業主夫が必要
1073 男女格差解消は育児から?
1055 働き方と社会構造
979 企業と経営者の資質
787 世帯内単身者の増加が引き起こすかも知れない社会問題



リストラ天国TOP
おやじの主張(リストラ天国 日記INDEX)





1260
いつも高齢社会や老後の不安、労働人口減少や生産性の低さ、少子化など、割と後ろ向きで暗い話しを書くことが多いので、たまには前向きな話しを書くことにします。

過去に前向きな話しとしては、

1171 木造建築の明るい未来
1066 好調に増加する道の駅
814 日本に外国人観光客を呼ぶ
600 地熱発電大国への第一歩を踏み出したか?
437 日本は世界第5位の農業大国という事実

など、少ないながらも書いてきました。

今回は、日本しかできない、他の国が真似が出来ないビジネスを世界へ展開していこうという提案です。

日本は世界でもまれな災害大国です。地震に津波に台風、大雨、豪雪、竜巻、熱暑、火山噴火に河川氾濫などキリがありません。

地震では、近代から現代までにも関東大震災や阪神大震災、東日本大震災、熊本地震など多くの巨大地震に見舞われています。地震による津波被害も同様です。

火山噴火では、桜島、雲仙普賢岳、草津白根山、浅間山等、多くの火山噴火を目の当たりにしています。

集中豪雨による河川の氾濫も毎年のように各地で起きています。

今年も天災の当たり年?で、6月の大阪府北部地震、7月の西日本豪雨、9月の台風21号直撃や北海道胆振東部地震など、多くの人命が損なわれる災害が次々起きています。今年はまだ3ヶ月以上ありますので、もっと大きな災害が襲ってくる可能性もあります。

こうした災害による様々な観測や予測、対応、そして復旧などの経験値は世界の国の中でもっとも多くためられているはずで、そうした経験に基づいた災害予防、周知・教育、災害発生時の対応、復旧などについて、ハード面とソフト面をセットにして世界に輸出していけないでしょうか?

例えば、道路や河川堤防、港湾、ダムなど社会インフラにおいて、災害を考慮した工事設計や監視システムとその運用など、人の命や街の財産を守ることを目的とする仕組みをセットにして輸出するのです。

もう少し詳しく書くと、
・気象観測・予報(台風、竜巻、豪雨、少雨、酷暑)
・避難情報発令システム
・火山観測と噴火予知
・ハザードマップ作成
・津波観測システムと警報システム
・津波避難施設
・河川氾濫警報システム
・断層調査
・地震緊急アラート
・災害救助ノウハウ
・高架道路や崖地、橋梁、線路、堤防などの補強工事
・災害に強いインフラ設計
・災害に強い都市計画
・海底地盤調査
・避難誘導訓練
・災害医療システムと備蓄
・保存食、簡易住宅の製造
・国民への周知や教育

すでに日本ではやっていることばかりで、日本人には目新しさがないものばかりです(十分に役立っているとは言えないものもありますが)。

しかし東南アジア諸国や南米などにおいては、日本と同じように火山や地震が多い国や、スコールなど集中豪雨などがありながら、まだ日本以上には観測や警報、周知が進んでいない国も多そうです。

今までは経済優先で、災害対策は後回しでやってきたそれらの国々も、ある程度の経済力がついて、しかも国際的な取引関係に組み込まれていくようになると、一国の災害では済まなくなります。

2011年にタイで起きた大規模洪水では、ホンダやトヨタはじめ、多くのメーカーの生産拠点が稼働不能となり、大きな影響を及ぼしました。

そうした国に対して、日本の官民学が一体となって、建設や工事、補強を伴うハード面と、警戒システムや通報システムなどソフト面でパックにして輸出していけば、単にODAや国連を通じてお金をばらまくよりもずっと世界に実のある貢献が出来るのではないでしょうか。

またその国独自の気象観測衛星の製造と打ち上げも、それを利用した詳細な予報システムも日本が長年培ってきた技術で提供可能です。

気象観測はどこの国にとっても作物の生育や海上船舶に重要な情報ですので、ハードとソフトセットで提供できれば大きなビジネスになりそうです。

ただ災害が起きなければそれらは無用の長物ということで、今までは後回しにされることが多いのですが、もう経済活動最優先で、万一の時の人の命は後回しで良いというのはどこの国においても時代遅れの考えになってきています。

細かなことで言うと、地震が起きて道路が壊れてしまうと、救助隊や医療チームが災害現場に入れなかったりすることもよくあります。

そうした基幹道路が機能不全に陥らないようにするインフラの高品質化や複層化、もし壊れてもすぐに復旧できる体制など、災害が日常の日本がもっとも得意とする分野でしょう。

クルマや鉄道、航空機などの製造はいくら頑張っても、すでに技術は先進国も途上国もそう変わらない上に、安く作れる国が有利になりますが、こうした災害対策は実際に経験した上で、その積み重ねを科学的に分析、評価、実験をしてきた国にしか作れません。

また、国際救助隊ではないですが、万が一災害に見舞われたときには、日本が最優先でサポートに入ることもこの災害セットの契約に入れても良いのではないでしょうか。日本から数時間で駆けつけられる東南アジア諸国には特にメリットがあります。

南米など遠隔地でも、システムがつながっていれば「次に何が起きるか」「まず優先すべきことはなにか」「どこになにを送れば良いか」など、いくつかの面でサポートが出来るはずです。

その他にも雪害対策、農業の異常気象対策、害虫対策、火山灰対策、熱中症対策など、多くの自然との共生、対応ノウハウを持っている日本が、それを国内だけではなく官民学一体となって世界に提供していくことで、今のクールジャパンのようなサブカルと違い、きっと世界中から日本と日本人へ、心からの尊敬と感謝を得られるようになるのではないでしょうか。


【関連リンク】
1003 災害用備蓄品について考える
894 火災保険・地震保険について調べてみた
600 地熱発電大国への第一歩を踏み出したか?
594 震災など非常時の備え その1
493 緊急地震速報の進化に期待



リストラ天国TOP
おやじの主張(リストラ天国 日記INDEX)





1242
前編では、クルマのリサイクルについて、特にタイヤとバッテリーのリサイクルについて書きました。

自動車のリサイクルと部品共通化 前編 2018/7/7(土)

後編では、引き続きクルマのリサイクルについて、エンジンオイルについてと、部品や装置の共通化、互換性を進めていくべきとの提案をしていきます。

 ◇  ◇  ◇  ◇  ◇  ◇

内燃機関のクルマで使われる潤滑オイルの中では、エンジンオイルの消費と廃棄がもっとも多そうです。

オイル交換のあとの廃油は真っ当な回収業者であれば中和処理をしたり、ボイラー焼却燃料として活用したりしていますが、一部の不届き者は不法投棄することもあります(昔はドブや川に流す人が普通にいました)。

そうした発がん性物質を含む鉱物系廃油をできるだけ減らす工夫として、一部の欧州メーカーでは2年3万キロまで無交換というロングライフオイルを10年以上前から純正部品化しています。

日本のメーカーでは、現在でも半年~1年、5000~1万kmで交換が目安というところがほとんどですが、クルマに詳しい整備士等に言わせれば、儲けのためには早い交換がよいけど、機械的にはその倍以上使っても全然平気と言います。

よくガソリンスタンドで「オイル点検します!」と言って、「オイルの量が減っていますね~入れておきましょうか?」って聞かれます。

整備には無縁で無知な人なら「そりゃ大変だ、補充して!」となります。

私の場合は、「どれぐらい減っている?」って聞くと、「レベル下限の近くです」とか言います。

昔、整備士さんに言われましたけど、「レベルゲージのゲージ下限よりさらに下の、棒の先っぽにちょっとでもオイルがつくなら全然平気」と言われたことがありますので、下限でもレベル範囲にあるならばまったく問題なしと判断します。

さらにガソリンスタンドまで走行直後のレベルチェックですから、オイルは内燃機関全体に回っていて、オイルパンにたまっている量は少なくなって当たり前です。

そうした少なめに出るのを見越した上で、「オイルが少ない」と無知なユーザーを騙して、高いオイルを入れてお金をチャージしようという魂胆がミエミエなのです。

ちょっと話がそれましたが、不要と思えるほど頻繁なオイル交換で儲けているオイルメーカー、ディーラー工場やカーショップ、ガソリンスタンドのことよりも、本当に環境問題を考えるなら、日本の自動車メーカーやディーラーも、欧州メーカーに習ってオイル交換サイクルを長期化するべきでしょう。

 ◇  ◇  ◇  ◇  ◇  ◇

自動車メーカーも環境問題には取り組んでいますが、まだまだぬるいなと思うことがいくつかあります。

そのひとつに、部品の共通化をもっと徹底的におこない、その共通化した部品品質の向上と長期間の使用(在庫)、互換性確保にもっと取り組むべきと思っています。

技術進歩や流行の変化が激しい部品、例えばナビゲーションシステム、バンパー、ボディパネルなどは、クルマごとによって変わっても仕方ありません。

しかし小型車でも大型車でもそうたいして変わらない部品、例えば、ヘッドライトやステアリング、シート、操作レバーやスイッチ類、ペダル、ワイパー、リアコンビランプ、室内ランプ、フォグランプ、ドアレギュレーター、ドアハンドル、シートベルト、エアコン、自動ブレーキシステム、ホイールなど、できるだけ多くの部品の共通化と互換性を持たせ、品質向上と大量生産効果が上がるようにし、20年後でも普通に交換部品在庫があるようにするのが環境にもユーザーにも優しく、しかも質的向上とコストダウンにつながる唯一の道ではないかと思うわけです。

特にこれからクルマが大量に普及する途上国において、修理技術や補修品の在庫が先進国並みに整っているわけではないでしょう。

そうした過疎地域や途上国でも容易に交換修理が可能なように、部品の共通化=装着方法、検査方法の共通化、手軽に入手できる代替部品化を高度に進めていくべきです。

さらにもう一歩進めて、違うメーカー同士でも、優秀な部品や装置であれば、お互いにそれを使いあったり、融通し合うことで、より量産効果を上げ、無駄な開発費も省けます。在庫にかかる費用も部品の共通化や互換性で大幅に抑えることができます。

パソコンがこれだけ世界中に早く普及したのも、メーカー各社がバラバラで違う機能や独自のOSを使っていたらなかなか進まなかったでしょう。

独自路線で唯一成功したのはアップルだけで、その他のパソコンメーカーは、共通仕様に落ち着きました。

これから価格の安い商用車を含め、装着が必須となる歩行者検知機能付き自動ブレーキシステムや半自動運転機能を早く普及させるためには、各社バラバラで研究・開発するよりも、せいぜい世界で2~3種類に絞って装置を製造し、世界中のメーカーが相乗りで採用することで、大量生産による安価でより早く装着できるメリットがあります。

独自開発しなければ競争優位性が保てないとか、メーカーとして個性を出してと言い訳けがましく各社が言うのはわかっていますが、価格や質などユーザー視点に欠け、グローバルな環境問題を解決していかなければ自動車メーカーは自分の金儲けだけを考えている、人類を敵に回す悪徳企業となりかねません。


【関連リンク】
1238 道路の白線についての誤解 前編
1233 運転免許証取得者は意外にも増えている
1231 クルマの修理であれこれ考えたこと
1225 交通違反の反則金の行方を知っているか?
1124 国内自動車販売台数や耐用年数推移など




リストラ天国TOP
おやじの主張(リストラ天国 日記INDEX)



1241
クルマには鉄やアルミだけでなく、ガラスやプラスティック類、ゴム、繊維など様々な原料というか素材が使われているのはご承知の通りです。

リサイクル法が2005年から完全施行されてきて、クルマを購入すると廃車時にかかる費用を「リサイクル券」という形で徴収されるようになっています。

昔はまだくず鉄などの資源が高かったので、廃車するときにユーザーの負担などなく、引き取った業者がそれをくず鉄にしてお金に換えていましたが、昨今はクルマの解体時にエアコンのフロンやエアバッグの火薬など処理にコストがかかるようになり、また金属の買い取り価格が相対的に下がってきたため、廃車にかかるコストの一部は購入者が自ら負担するということになっています。

国内で毎年廃棄されるクルマ(二輪除く)は約400万台※ということですから、毎日平均1万1千台が廃棄処分されている勘定になります。なにか想像を絶しますね。
※乗用車だけでなく、商用車やバス、トラック、ナンバーがない構内車など含む

廃車後のクルマでリサイクルできるものとして大きなものは、各種パーツの中古再生品、エアコンのフロンガス、鉄など金属類、廃油、タイヤ、プラスティックなどを粉砕してできるシュレッダーダストなど広範囲です。

その中でも廃車の分だけでなく通常の消耗品として数多くの廃品が出回るタイヤのリサイクルは比較的うまく回っているようで、使用済みタイヤ年間100万トンのうち9割がリサイクルされているそうです。それでもまだ河川敷や空き地に廃タイヤが捨てられているのをよく見かけます。

リサイクルされる廃タイヤ100万トンと言うと、タイヤ1本あたりが仮に10kg(乗用車17インチクラスのタイヤ重量)とすると年間1兆本が廃棄されているってことですね。

1兆本!マジ?これまた想像ができません。

ちょっと試算してみると、国内の自動車保有数は8200万台ですから、仮に平均して2年に1回4本を入れ替えて処分すると、その数は年間1兆6400万本となりますから、上記の数字は概ね間違ってはいなさそうです。

タイヤのリサイクルって溶かしてゴムを取り出すだけかと思っていたら、それだけでなく、廃タイヤのうち5割を超える量は、工場などで燃やして熱利用する、いわゆる石炭や石油に代わる代替燃料として使われているそうです。

ちなみにタイヤのメイン素材は天然ゴムと思っている人が多いのですが、一般的な乗用車用タイヤでは天然ゴム30%、合成ゴム21%、タイヤコード(うちテキスタイル3%、スチール11%)、補強材25%(カーボンブラック、シリカ)、ビードワイヤー5%(ピアノ線)、配合剤6%(加硫剤、加硫促進剤、柔軟剤、老化防止剤)となっていて※、イメージしているタイヤの素材の天然ゴムは全体の3割程度しか使われていないと言うことです。
※出典:日本グッドイヤー

但し、トラックやバスなど大型車のタイヤには天然ゴムがもっと多くの割合で使われているそうです。

さらに先日このような記事が出ていました。

タイヤ、天然ゴム使わずに ブリヂストンが新素材(日本経済新聞)
ブリヂストンは天然ゴムの代替となるタイヤ用の合成素材を開発した。合成ゴムに合成樹脂をつなぎ合わせることで強度を高めた。タイヤ用のゴムの原材料の約6割を占める天然ゴムをゼロにできる可能性があるという。ゴムの量を減らし、薄くて軽いタイヤを作製でき、燃費の向上につながる。2020年代の実用化を目指す。

上記によって環境への配慮や省エネにつながるかどうかは不明ですが、環境に配慮した上で、安くて丈夫でさらに安全ななものが作れるのならば歓迎したいところです。

 ◇  ◇  ◇  ◇  ◇  ◇

消耗品として、2~3年に1回交換を勧められるバッテリーは、やっかいな物質を含み、安価に安定したリサイクルが困難な部品の一つです。

バッテリーは大雑把ですが年間2500万個消費され、そのうち2000万個が回収されリサイクルされているそうで、それが正しいとすればリサイクル回収率は8割ということです。

リサイクルされずに捨てられている残りの2割と言うと年間500万個にもなります。その全部がゴミとして投棄されているわけではないでしょうけど、山や川や海などに不法に投棄されて環境汚染の一因となっていることも考えられます。

一般的な乗用車用バッテリーの素材はポリプロピレン等のプラスチック製の電槽、鉛製の極板、電解液(硫酸)で構成され、そのうち、特に鉛と硫酸は、適正に処理をしなければ環境や健康に大きな影響を及ぼしかねません。

徐々に増えつつあるHVやEV用のニッケル水素電池やリチウム電池についても、ニッケルやコバルトなど希少金属が使われているものの、それを取り出して元が取れるほどの分量ではなく、再利用にはまだ多くの壁があります。

環境に良い!と思い込み(思い込まされ)、HVやEVが普及し、悪徳業者がリサイクルを請け負うと有料で引き取り、処理をしないで山林や海に不法投棄していくようなことが懸念されます。

また大量に廃棄される使用済みバッテリーが、国内だけでは処理しきれず、処理コストが安い貧しい国へ大量に輸出され、結局処理ができずにその国の土壌汚染を引き起こすという悲劇も想定されます。

そうなってしまうと、果たして新型EVに買い換えるのってそれ本当に環境に優しいの?っていう疑問も出てきそうです。

バッテリーについては1に10年ぐらいは普通に使える長寿命化、2に回収方法と再生品製造の確立、3に新技術、新素材を使った環境性能向上と言ったところが今後対策を強化すべきところでしょう。

後編では、廃オイル、そして部品の互換性についてです。


【関連リンク】
1238 道路の白線についての誤解 前編
1233 運転免許証取得者は意外にも増えている
1231 クルマの修理であれこれ考えたこと
1225 交通違反の反則金の行方を知っているか?
1124 国内自動車販売台数や耐用年数推移など




リストラ天国TOP
おやじの主張(リストラ天国 日記INDEX)

カウンター
カレンダー
 
08  2018/09  10
S M T W T F S
2 3 4 6 7
9 10 11 13 14
16 17 18 20 21
23 24 25 26 27 28 29
30
最新コメント
[07/07 area@管理人]
[07/07 店長]
[10/17 area@管理人]
[10/17 浦辻久雄]
[05/31 すいか男]
最新TB
ブログ内検索
プロフィール
HN:
area@リストラ天国
HP:
性別:
男性
職業:
今のところ会社員
趣味:
ドライブ・日帰り温泉
自己紹介:
過去に上場企業の役員とリストラ解雇で就職浪人の経験がある、紆余曲折の人生を歩む、しがないオヤヂです。
お勧めPR
Template & Icon by kura07 / Photo by Abundant Shine
Powered by [PR]
/ 忍者ブログ