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この日記でも読書感想を書いていますが、若い頃から読書は好きで、ここ何年か年間100冊程度の本を読んでいます。

ところが、50歳ぐらいから当然のごとく老眼が入ってきて、普段から使っている近視用メガネでは小さな文字や薄暗い場所では文字がかすんで読めない苦しみに遭っています。

以前は地下鉄の中でも普通に岩波文庫の小さな文字が読めましたが、2011年の東日本大震災以来、電車内の照明が暗く落とされてしまい、同時に老眼が着々と進んできたこともあり二重苦で、結構つらい思いをしています。

また夜寝る前にも、ベッドで読書をするのが日課ですが、昼間にパソコンで仕事をし、資料などを多く読んだ日は、夜になると目が疲れてしまって、眠くなくても目がショボショボとして開けているのがつらい時があります。

そこで、「読まなくても誰かが朗読してくれたら、目を閉じたまま聞くだけでいいのにな」とずっと思っていましたが、当然そういうオーディブックのサービスはすでにいくつもあります。

(参考:オーディブックサービス)
FeBe
audiobook.jp
Audible

昔、カセットテープのウォークマンが流行ったときに、音楽だけでなく、小説や落語、英会話レッスンが吹き込まれたテープも買って聴いていたことがあります。

飛行機や新幹線の中など、長時間ひとりで乗るときには重宝しましたが、ただ、当時は目も悪くなく、カセットテープをいくつも持ち歩くのが面倒で、音楽のように何度も繰り返し聞くようなものでもないので自然消滅していました。

いまは、当然ながら音源をスマホに入れるだけでいいので、持ち運びの手間はありません。

有名な俳優や女優が朗読してくれる小説CDというのを、テレビで盛んに宣伝していたので知りましたが、たぶん私のように目で読むのがつらい団塊世代など高齢者向けの商品なのでしょう。

聞いて楽しむ日本の名作 朗読CD全16巻(ユーキャン)
「疲れないのがとても良い」「昔、読んだ作品も新鮮に楽しめる」「耳で味わう文学が、これほど素晴らしいとは」…
巧みな“声”を吹き込む俳優・文化人の熱演!
市原悦子、大和田伸也、紺野美沙子、寺田 農、中村俊介、林 隆三、柳家花緑、渡辺篤史

広告の媒体が昼間のテレビCMと新聞紙上であること、ダウンロード式の音源データではなくCD-ROM、朗読者が昔に人気があったタレントさんってのが、いかにも高齢者向けの商品であることを象徴しています。

元々、こうした朗読音源は、目が不自由な人向けに作られてきましたが、世の高齢化社会のニーズにマッチした商品、サービスとして急速に拡大しているようです。

また高齢者だけでなく、スマホなしでは生きていけない若者にも、音楽を聞くだけでなく、中には意識高い系読者に向けた、ビジネス書の朗読や資格取得ノウハウ本などの需要も増えていきそうです。恋愛ノウハウ、結婚ノウハウ、子育てノウハウなども、独身の若者達に需要があるのではないでしょうか。

“耳で読む本”「オーディオブック」が急成長した理由(ITmedia)
オーディオブックコンテンツを配信するサービス「FeBe」(フィービー)の会員数は、12年が約7万5000人、15年が約15万人、18年が約30万人と急成長している。

ただ残念なのは、最新の小説や人気の話題作などはそうしたオーディオブックは対応していないケースが多く、そうした書籍の版元の大手出版社が手掛けていないので、数も質も限られていることです。

常識的に考えると、すでに一般化しつつあるダウンロードして文字を読む電子ブックより、オーディオブックは朗読者への支払いが増える分だけコストがかかり、現在のところ紙の書籍や電子ブック以上に売れるとも思えないので量産効果は薄く、また書籍や電子ブックとカニバリが発生することから、難色をしめしているのでしょう。過去に失敗した経験もまだ引きずっているのかも知れません。

まずは、オーディオブックに慣れるという意味合いから、著作権が切れた古典の有名小説を集めている青空文庫がおこなっている青空朗読というサービスは無料で音源をダウンロードでき、それをスマホとかに入れておくと、散歩中や混雑した病院の待合室で便利かも知れません。

青空朗読


目で読むのと違い、耳で聞くというのは慣れてしまえば問題ないのですが、最初のうちはなかなか慣れずに頭に入ってこないかも知れません。

しかし、人間の能力は無限で、何事も慣れでそれが普通になってきますので、まずは無料の音源から始めて、大丈夫と判断できれば、有料のそれも読み放題(聴き放題)の契約に切り替えていくという方法が良いかもしれません。

私は、、、痛い目をこすりつつ、紙の書籍でしばらく頑張ってみます。


【関連リンク】
954 書店数や出版業界売上減と未来
755 電子書籍を普及させるには
743 出版社不況の現状
698 世界と日本の書籍ベストセラーランキング
341 新聞、雑誌、書籍など紙媒体はなくなるか?




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毎日でも食べられるほど好きな料理は?と聞かれたら、私の場合は「カレーライス」と答えるでしょう。まるで子供みたいですが、子供の頃からそれはずっと変わりません。

ラーメンとカレーライスは、日本の国民食という言い方をされますね。それだけ「安く」「手間がかからず作れて」「みんな大好き」ということからでしょう。

一般的なラーメンとカレーライスを比較すると、材料や調理時間はラーメンのほうが少なくて済む代わりに、栄養価は多くの肉や野菜を使って煮込むことからカレーライスのほうがありそうです。

もちろん二郎のように野菜が大盛り、肉も大盛りっていうラーメンもあれば、学食のカレーのように具がなにも入っていないカレーライスもあり、比較は難しいところです。

ちょっとしたエピソードを書くと、社会人になってすぐの頃、朝食は会社の近くの駅近くで済ませていました。

大きな駅だったので、駅の構内にはラーメン、うどん・そば、牛丼、カレー、普通のコーヒー&トーストのモーニングサービスなど、各種の店が並び、毎朝その気分にあった朝食をかきこんでから出社していました。

ある日のこと、朝にカレーを食べ、昼食もカレー、夕食もカレー、、、、そしてその翌朝もカレーと4食連続してカレーライスを食べたことがあります。

当時はすべて外食でしたので、自分で選択していましたが、わざとカレー屋ばかり選んだわけではなく、意識なく、翌朝4食連続カレーを食べているとき、「あれ?なにかカレーが続いているな、、、」ってことに気がついたわけです。

ま、それぐらいカレーライスが好きなのですが、一口にカレーライスと言ってもお店によってラーメン同様様々あり、その味や中身は違っています。

個人的には若いときにはたっぷりした量と脂っこいカツやコロッケ、メンチなどを乗せたこってりしたカレーが好きだったのですが、今は割とアッサリ系で、野菜カレーや、スープカレー、サイドオーダーに野菜サラダをつけたりと栄養面に気をつけています。

思い出しましたが、関西でカレーライスと言えば、十分煮込んだ牛肉(多くは角切り)を使ったカレーライスがディフォルトで、それ以外は邪道となっています。

それに20数年間慣れ親しんでいた状態で、社会人になり、東京で初めてカレー専門店へ入ったときに、「ビーフカレー」とわざわざメニューに書いてあるのが不思議でなりませんでした。私の中では「カレー=ビーフ」だったので。

しかしメニューをよく見ると、ポークカレーというのが一番安く、その次がビーフカレーやエビカレー、そしてカツカレーはわかるとして、コロッケカレーやらメンチカレーなどその種類に驚いたものです。

カレーにポーク?カレーにエビ?なんじゃそりゃ、と最初は思いましたが、いろいろと試しているうちにそれぞれ美味くて問題なしと判定しました。

ただし、関西のようにカレーライスにウスターソースをジャブジャブかけられるところが皆無で、それだけは今も寂しい思いをしています。

  ◆  ◆  ◆  ◆  ◆

個人的な感想はこれまでにして、カレーショップのチェーン店というのがいくつかありますが、なぜか同じ国民食と言われているラーメンや牛丼チェーン店と比べるとその数が限られています。

主なカレー専門店と店舗数

1. CoCo壱番屋  約1,200店舗(2013年 ギネス認定)
2. ゴーゴーカレー 約50店舗
3. カレーのチャンピオン 約30店舗
3. サンマルコ 約30店舗
5. カレーショップ C&C 約20店舗

みんな大好き?ココイチが店舗数でも売上でも他を圧倒しているというか、ダントツの1強状態です。大きく引き離されている2位のゴーゴーカレーと3位のカレーのチャンピオンは、言わずと知れた金沢カレーの名門。

意外にも食の本場の大阪や、洋食のメッカ神戸や横浜発のカレー専門店で全国展開しているところはなく、大阪カレーとか横浜カレーとかもあまり聞きません。

最近は横須賀や呉など、旧日本海軍(現・海上自衛隊)が駐留する地域に海軍カレーや、北海道のスープカレーなども有名になってきていますが、全国的にはまだまだローカルなカレーです。

東京で「カレーは飲み物。」という変わった名前の店がいま急速に伸ばしてきています。まだ行ったことはありませんが、近々一度チャレンジしたいと思ってます。

どうして、ココイチ以外にカレー専門店の全国(あるいは全世界)展開がラーメンや牛丼系の店と比べてこれほど遅れているのか?って疑問に思うと、真偽は定かではありませんが、下記の記事を見つけました。

カレーチェーン店が日本に少ない理由(怖話)
カレーライスの専門チェーン店は意外と数が少ない。(中略)香辛料の多くはカレーの本場インド産なのだが、大量に輸入を出来るのが、権利の関係上ハウス食品とヱスビー食品だけなのだ。(中略)個人経営でカレー店を始めた場合、店の名前が売れてくるとハウスかヱスビー、どちらかのエージェントがやってきて、その傘下に入るように勧誘してくる。断れば香辛料の仕入れが厳しくなりたちどころにつぶされてしまう。

じゃ、1強状態のココイチは?って言うと、香辛料の権利を抑えているハウス食品グループの子会社で、上記の記事のようにカレー香辛料の問題がないということです。

ハウス食品のライバル、ヱスビー系列の店舗はというと、過去に「カレーの王様」というチェーン店を展開していましたが、現在は事業譲渡していて無関係になっています。

そのような経緯から「カレーの王様」も香辛料の心配はなさそうですが、なぜか店舗数はその後縮小していて、現在わずか4店しかありません。

ハウス対ヱスビーのカレー店代理戦争はハウスの圧勝ということですね。

どうしたヱスビー!元マラソン選手、元ヱスビー食品陸上部監督の瀬古利彦氏を使って「カレーひと口42.195km!」って、瀬古氏が両手を挙げたゴールシーンをモデルにして道頓堀で電飾広告出せばいいのにね。

以上のようにカレー業界の発展にはやや業界独特の事情がありそうですが、既得権益というものは、いずれは崩壊し、奪われてしまうものです。それがやってきた時点が日本の様々なカレーが世界に羽ばたけるのかも知れません。

  ◆  ◆  ◆  ◆  ◆

それはさておき、ココイチのように全国どこでも同じ味が楽しめるというチェーン店も悪くはないですが、個性化、差別化であえて多店舗展開しない店もまた魅力的です。

個人的には、高級店のカレーは、高くて美味しくて当たり前で、それよりもカウンターだけのお店で、ひとりサクッと食べられるB級風のカレーの方が好きです。

その中で、いくつか私がよく行く(行った)お勧めを紹介しておきます。

東京港区の新橋駅近くにある「カレーの店スマトラのスマトラカレー

 時々無性に食べたくなるB級やみつきカレー

東京千代田区神保町駅近くの「キッチン南海のカツカレー

 いわゆる昔の洋食屋さんですが、その中でも黒カレーは絶品

東京千代田区神保町駅近くの「欧風カレー ボンディのカレーライス
 ふかしたまるごとジャガイモと一緒に食べるおしゃれなカレーは女性に大人気

東京千代田区竹橋駅直結の「タカサゴのインディアン
 普通のカレーやカツカレーもいいですが、カレーをかけたB級スパゲティインディアンがお勧め

横浜市中区伊勢佐木町にある「ラマイのスープカレー

 札幌が本店のスープカレーが絶品のお店。いつも混雑していてカウンター席はありません。

大阪中央区本町駅近くにある「せんば自由軒の名物インディアンカレー

 関西人なら癖になるウスターソースをかけて食べる歴史ある異形のカレー(写真は同店のHPから借りました)

カレーは永遠に不滅です!

いま外国人に日本流のラーメンが人気と言うことですから、その次は(日本式の)カレーライスと欧米人に人気のポテトサラダをセットにして拡げていきましょう。


【関連リンク】
1165 ラーメンと私
1015 丼飯を日本の文化として育てていきたい
856 コンビニの活用はどこまで進むのか
719 道の駅は次の段階へ進めるか
642 日本はインドともっと深く連携すべき




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2010年頃から日本の人口が減り始めていることは周知の事実ですが、それに比して世帯数というのは意外にもまだ右肩上がりで伸びています。将来は下がる予想ですが、少なくとも2019年頃までは増え続ける予想です。


 元データは国勢調査、将来予測値は国立社会保障・人口問題研究所のデータから

単純に考えると、1世帯に多くの家族が同居する大家族が減り、核家族や単身者の世帯が増えれば、人口が減っても世帯数はそれと関係なく増加していくので、別に不思議でもありません。

統計的には総人口が減っているのに世帯数が伸びているというのは、1世帯あたりの人数が減っていっていることです。

1世帯あたりの数の減少は、核家族でも子供をつくらない夫婦や、子供は一人だけで1家族あたりの平均人数が以前より少なくなり、また未婚、非婚化によって独身の単身者世帯が増え、さらに、高齢化社会で連れ合い(配偶者)を先に亡くした独居高齢者が増加していることなど、様々な理由が合わさって起きています。


 元データは国勢調査及び国立社会保障・人口問題研究所のデータ

1970年頃には1世帯平均人数が3.45人だったのが、46年後の2016年には2.4人まで減りました。そして今後はほぼ横ばいで推移していくだろうと予測されていますが、果たしてお役人や学者の予測は当たるでしょうか?

都心部を中心に単身者向けマンションが増えてきていることや、逆に広いファミリー向け住宅の減少、団塊世代の単身高齢者の増加で、なんとなく、まだ1世帯あたりの人数は今後十数年間は継続して減っていく気がします。

一方では、振り子の反動というか、逆張りで、都市部の仕事に見切りを付けたり、働き方改革で余裕ができて、あえて地方や郊外に住む高齢者と一緒に暮らそうと考える人が、今後増えていく可能性もあります。

但しそれが統計上同世帯となるか、同居はしているけど別世帯となるかは微妙な感じ。親子でない人同士が同居するケースもあります。

そうした「世帯数の増加=1世帯あたりの人数減」は、社会に様々なインパクトをもたらしています。

・住宅、不動産業界
・家具、家電業界
・流通、小売り業界
・食品、飲食業界
・保育、教育関連
・旅行、レジャー業界
・スポーツ、健康関連
・保険業界
・葬儀場、お寺

などなど

単身者向けのマンション販売が増えてきたのはここ10年ぐらいですが、都心に広いファミリー向け住宅に住める人は今でも相当な富裕層だけです。

住まいのことを考えると、独身者は同じお金をかけるにしても、面倒な結婚や子育てより、都心でひとりで気楽に暮らせるマンションを借りたり買う方をまず先に選ぶのではないでしょうか。

すでに5年以上前から都市部において、ひとりかせいぜい二人用のコンパクトマンション分譲の需要が高まってきています。

コンパクトマンションが流行っているらしい 2013/1/26(土)

家電業界は「少量で炊いても美味しいご飯」がうたい文句のひとり用の炊飯器や、ひとり用こたつなど、単身者向けの製品に力を入れています。小技が得意なのは日本の伝統芸でもあります。

一人用こたつセット・お一人様用こたつPOTHETFFが大人気(関心事あれこれ)

家具のショールームに行っても、昔のようにメインを飾るのは革張りの大きなソファーや4~6人掛けの食卓テーブルが中心ではなく、シンプルで小ぶりなカウチやソファベッド、せいぜい二人用の正方形のちっちゃなテーブルなどが目立っています。

コンビニやスーパーへ行くと、目立つのが野菜や果物、肉、調味料などが1~2人分の少量に小分けされています。卵も2個単位でパックされ販売しています。また調理済みの食品のパックも一人分単位で売られています。

一昔はマヨネーズやケチャップにしても業務用か?と思えるような大きなものがありましたが、いまは見かけることもなくなりました。


数年前にひとり焼き肉の店がオープンしたときは驚きましたが、今ではカウンターに隣に座った人とついたてで仕切られているお一人様用向けのラーメン店や立ち食いレストラン、カフェなど珍しくなくなってきています。行列までできている立ち食いのステーキ屋なんてのも、話題性や価格だけでなく、まさにお一人様歓迎で大ヒットしています。

今後、大人数が大皿で頼み、取り分けて食べるのが普通とされる本格的な中華料理も、高級料理を小皿で何品も食べられる、お一人様歓迎のシステムをいち早く取り入れたところがきっと勝ち残りますよ。


観光地のホテルや旅館も日本人団体旅行客には見切りを付けて、少人数の個人客や単身者にスポットをあてています。SNSでの宣伝を含め、個人客用の貸し切り風呂や、部屋の中にまで温泉風呂を作ったりと、涙ぐましい努力をしています。

また外国(特にアジア)からの観光客はまだ団体で来るケースが多いので、それ向けのバスやガイド、外国人団体客を受け入れている旅館やホテルの中は、英語やアジア各国の言葉であふれています。

国内の旅行会社はもう団体客を扱えることがなくなり、お一人様向けのバス旅行や国内外ツアーなど企画し、ターゲットを変えてきています。

一人旅!おひとり様ツアー特集(阪急交通社)

お一人様向け対策というのではありませんが、レジャー産業の変化という点では、ラブホテルさえも、激減している日本人カップルだけでなく、外国人(主としてアジアの)旅行客を狙い、部屋のベッドをダブルからツインタイプにし、最寄り駅までの送迎付きなど、サービスに力を入れているところがあります。これは国内の宿泊施設不足対策という意味合いもあります。

中国人がラブホテル業界の救世主に? 愛の国フランスでは「ご休憩」サービスが人気に(excite/NewSphere)

お一人様の一番の関心事というか不安に思っているのは健康問題です。もし自分になにかあったら、誰も助けてくれません。動けないほどひどいときでも自分で救急車を呼ばないとなりません。そして健康を害すると、いきなり収入の面で大きなリスクが発生します。

そこで、お一人様は、人一倍健康に関する情報に関心があり、普段外食が多くて不足しがちな栄養素をサプリメントで摂取したり、適度な運動をするためにスポーツジムやプール、ヨガ、ダンスに通ったり、登山やジョギングなどサークルに入ったりします。

子育て中のファミリーには、なかなかそういうことはできませんが、単身者ならそうした自分の健康に関わるお金と時間はたっぷりあるということです。


保険は入院治療費だけでなく、割高になりますが所得補償などをつけて、もし病気になって長期入院に対応できるものを選びます。

単身高齢者は年金があるので所得補償は不要ですが、自分が亡くなった後の葬儀や納骨の費用、遺品整理などがセットになったものが販売されています。

民間の賃貸住宅に高齢者がひとりで入居の契約しようとすると、そうした孤独死対策の保険に強制加入されることも少なくありません。大家さんの立場で考えれば、それは仕方がないことです。

最近よく聞くAI機能搭載のスマートスピーカーや会話するペットロボットは、家に帰っても誰とも話す機会がなかった単身者のために生まれたようなものです。

もちろんテレビCMのように家族で使ってもいいのですが、もっとも需要があるのは単身者でしょう。

だって家族が周囲にいるところで、大きな声を出して「OK グーグル 今日の東京の天気予報は?」なんて恥ずかしくて言えたものじゃーありません。黙ってテレビの天気予報を眺めてます。

今後普及すると思われる家庭用ペットロボットも、毎日の餌やりやトイレの始末、散歩の必要もなく、マンションの規約を盾に文句を言われることもなく、そうした寂しい単身者を癒やすために需要が期待できます。

そうした様々なお一人様向けビジネス、サービスが今後も数多く出現していくと思われます。今からアイデア勝負で起業するなら、狙うはそこかもしれません。


【関連リンク】
1168 生産年齢人口
1069 世帯数や住宅総数は増えていき、空き家も増える
1065 在留外国人数の推移
1018 世帯構成の変化で売り方も変わるはず
799 成長するという妄想



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1182
大きなイベントや新しい施設が完成すると「経済波及効果は○億円に達します」という報道がされます。

東京五輪の経済効果、全国で32兆円(日本経済新聞 電子版)
東京都は6日、2020年東京五輪・パラリンピックが全国に及ぼす経済効果を発表した。大会招致が決まった13年から大会10年後の30年までの18年間で約32兆3千億円と試算。全国の雇用増加数は約194万人と見積もっている。

ラグビーW杯日本大会、経済効果は4000億円(JAPAN style 訪日ビジネスアイ)
来訪客による消費やスタジアム整備、雇用拡大など、直接、間接を含め数千億円規模に上るとみる。このうちEY総合研究所は約4200億円、日本政策投資銀行は2330億円の効果を試算。

広島カープ連覇経済効果350億円(産経新聞社)
中国電力(広島市)は22日、37年ぶりのセ・リーグ連覇を果たしたプロ野球・広島カープの地元での経済効果は、年間約350億円に上るとの試算を発表した。

鳥取砂丘のポケGOイベント、経済効果は18億円(産経新聞社)
県の算出によると、これによる経済効果は観光消費額(推計)が約13億円、PR効果(広告換算額)が約5億円で合計約18億円。

以前から、主催者発表の「参加者数」と、この「経済波及効果(経済効果)」の数字は、どうも怪しい数字と思っていたので、ちょっと調べてみました。

一応、「経済波及効果」を求めるための算式はあるようで、一般に公表されている数字がそれらを元にはじき出されているのかどうか確かめようがありませんが、意外にも世界的にほぼ統一された計算式があります。

計算式などについては、この「経済波及効果の基礎知識(PDF)」(浜銀総合研究所)に詳しいので、根気のある人はぜひ一度のめり込んでみてください。

簡単にさわり部分の概略を書いておくと、

経済波及効果とは、ある産業に新規に需要が発生すると…
→その需要をまかなうため生産活動が行われる
→さらにその生産に必要な原材料が生産される
→さらにその生産に必要な原材料が…(繰り返し)

の「→」の部分の総額のことを指し、

言い換えると
「新規の需要の発生を満たすために、必要となる生産活動により発生する生産額の最終的(究極的)な合計金額」とのこと。

だそうです。
もっと単純にすると、「経済波及効果を推計する」=「生産誘発額を推計する」です。

但し、計算式は正しくても、そこに入れる想定数や、見込み値が計算する人によってまちまちで、したがって同じイベントの経済効果を算出しても大きく食い違ったものが出来上がります。

よくお役人が税金で大きな箱物を作る際に、来場者数や来館者数を、公営鉄道を敷く際には、利用者数を大幅に水増し?して、試算するのと同じようなものですね。

箱物が完成し、また役人が天下って幹部を務める第3セクターで電車が開通した後に、大きく当初の目論見と違った結果になるのは常です。

したがって、上記の「広島カープ連覇経済効果350億円」も、中部電力が公表した経済効果の数字は前年の優勝時を下回る350億円ですが、別の関西大の宮本勝浩名誉教授が試算した経済効果では400億円で前年の優勝時を上回ると試算(下記リンク)されています。前年の優勝時から下がると試算した中部電力と上がると試算した関大の教授と大きな食い違いです。

カープV、経済効果400億円規模 前年上回る(産経新聞社)

東京オリンピックの経済効果試算は割とどこも似た感じで、
上記記事の東京都試算 32兆円
日本銀行試算 30兆円
みずほフィナンシャルグループ リサーチ&コンサルティングユニット試算 30兆円
となっています。これは割と珍しいパターンでしょう。まさかこんなことにまで事前に談合があったとは思えないのですが、、、

再来年2019年に開催されるラグビーW杯日本大会の経済効果は大きく分かれてまして、EY総合研究所は約4200億円、日本政策投資銀行は2330億円の効果を試算していました。あまりにもその差は大きいですね。

ちなみに官公庁主導の大甘な経済効果を乱発し、霞ヶ関御用達シンクタンクと揶揄されていた新日本有限責任監査法人系列のEY総合研究所はプレミアムフライデー(死語?)の経済効果も5000億円超と過大に試算していたそうですが、なぜか今年6月には解散する羽目になってしまいました。

鳥取砂丘のイベントでは鳥取県は当初4億円の経済効果と発表していましたが、3日間のイベントを終わって、目標の4.5倍の18億円に達したと公表しました。

役所が最初に控えめに発表するなんて、珍しいパターンですね。きっと頭の良い民間のコンサルが入って、ニュース性のあるインパクトがある話題とするため仕掛けたっぽい感じです。その18億円という話題にNHK始め多くのメディアが大きく報道していたのでその目論見は大成功でした。

以上のように、経済効果という数字は、単なる主催側の思惑や希望が混ざった恣意的なものになりがちで(すべてとは言いません)、あまり信憑性があるものではありません。

でもマスメディアは薄々そうしたことを知っていながらも、記事を書いたりニュースで報道する際には、規模感がわかるデータを利用したがり、公表された数字に飛びついてしまうものなのです。

巨大な広さや量を示すときに、マスメディアは東京ドームの広さ何倍、何杯分と発表するのと同じです。日本中に東京ドームの広さをちゃんと把握している人なんてそうはいませんけど、とにかくでかいんだぞ!広いぞ!というためだけに使われます。

13年の世界のビール消費量は28年連続過去最高 東京ドーム約152杯分(Excitニュース)

そういうことを知っておいた上で、ニュースやテレビなどの報道を見ると、いかにいい加減で、どうでもよい報道を無理くり作って彼らがしているかがよくわかります。


【関連リンク】
1168 生産年齢人口
1083 大卒初任給の推移
1067 平均給与は下がり、税金や社会保障費の負担は増え続ける現実
967 平成27年度高齢社会白書を読む
800 高齢化社会で変化している交通事故の統計を見る



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先日NHKの番組の中で、仕事が終わっても、まっすぐ家には帰らず、時間をつぶしている「フラリーマン」が増えているという趣旨の話がありました。

放送後には反響が大きかったせいか、NHKやまとめサイトに、感想や意見、その後の様子などがアップされています。

“フラリーマン” まっすぐ帰らない男たち(NHK Web)

NHKおはよう日本で取り上げられた「フラリーマン」に賛否両論 みんなの反応は?(まとめまとめ)

私に言わせると、「そんな暇な時間があるならとっとと家に帰ってやるべきこといくらでもあるだろうに」と思ってしまいますが、番組の中では様々な理由を挙げる人がいて、少し納得するところもありました。

まずなぜフラリーマンが増えたかと言えば、明らかに電通事件を筆頭に多くの企業が残業抑制に走り、それで今まで当たり前に夜遅くまで残業していた会社員が、今まで仕事に充てていた時間が余ってしまい、かと言ってまっすぐに家に帰りたくない理由がそれぞれにあって、ということなのでしょう。

独身の人なら、外で過ごしても家にまっすぐ帰っても変わりはないので、どちらでもいいのでしょうけど、結婚している人は、家族、特に小さな子供や、介護すべき高齢の両親などがいると、家に早く帰っても気が休まらないということで、帰りたくないという事情があるそうです。

女性からすれば、暇な時間があるのなら、少しでも家事や育児、介護を手伝ってよ!と言うことなのですが、会社で1日働き、帰ってからも家事や育児で働くというのはよほどできた旦那以外、なかなか積極的にできることではありません。

すでに共稼ぎ率が専業主婦世帯を大きく超えているので、過半の働く女性からすれば、「なにを甘いこと言っているの!」とお叱りを受けそうですが、元々育児や家事をやってこなかった多くの男性にとってはハードルが高く、急にそれをやって当たり前と言われても戸惑うばかりでしょう。

番組の中でも、ちょっと特例だとは思いますが、帰って家事を手伝っても妻からダメだしを喰らい、結局は妻が全部やり直しすることになり、余計手間が増えたと妻から言われ、早く帰れなくなった人が出ていました。

せめて、そうした訓練を受けていればまだいいのですが、「そんなことも知らないの?」って、妻からなじられながら家事や育児、介護をおこなう男性の姿が哀れに思えてきます。

これも今までが職場が男性社会で、家のことは妻に任せるという慣習があり、それが変化してもなんとか逃げ延びようとしてきた男性側に非があるのは重々承知で、今はそれの変革期で、過渡期ということと言えそうです。

番組の中でも「どうして?」という問いに、「家では邪魔者扱いされてしまう」とか、「長く親の介護をやってきてストレスがたまっている」とか、「会社や家庭から離れたひとりの時間を持ちたい」という様々な理由が挙げられていましたが、あまり説得力のあるものではありませんでした。どちらかと言えばなんとなくという消極的理由って感じです。

そして決定的だったのが、子供のいない場合と、子供がいる場合では、子供がいる家庭の場合のほうがフラリーマンが多いという統計結果が出ていました。

せっかく政府が本腰入れて「働き方改革」を推進し、女性活躍の場を作ろうとしていますが、こうした家庭に帰りたくないという人が増えていくほど、その目論見は大きく崩れていきそうです。

どうすればいいのでしょう?

ひとつには、男性も家事をと言うのなら、主夫率をもっと高めて、子育てや家事が得意だという男性を多く作り出していくのも方法でしょう。男性が家事や子育て、介護などをおこないやすい環境を作らないといつまで経ってもそれは進みません。そのためには女性がもっと働き、一家の家計を支える人が増えなくちゃいけません。

日本の専業主婦率は激減してきているとは言えまだ38%です。一方増えてきていると大げさに言われている主夫率はなんと0.4%という少なさです。

男性も家事や育児、介護をもっとやれ!と言うなら、主夫率もせめて20~30%ぐらいはないと、男女平等とはとても言えません。現在の50倍以上数を増やさないといけません。

そうした家事や育児、介護に向く男性を育てるために、花嫁学校ならぬ、花婿学校を全国に作って、激しい弱肉強食の競争社会はゴメンだ、人の役に立つ仕事がしたい、料理や掃除など家事が好き、福祉に興味があるという男性を誘導し主夫を養成するとかも国策として必要でしょう。

番組を見ていて思ったのは、登場するフラリーマンはみな、居酒屋とかに寄ってお酒を飲むから帰るのが遅いのではなく、家から持ってきた腐りかけのおにぎりを食べて飢えをしのぎ、お金のかからない公園のベンチや量販店などをブラつき、時間をつぶしているのがなんともはやでした。

残業が減ると当然手当が減り、手取額が減りますから、今までのように気軽に帰りに一杯とか、パチンコ店で時間を潰していうこともできなくなってきているのでしょう。

なんのための働き方改革かわからなくなってきますね。

本来なら、もっと前向きに、もしまっすぐ家に帰りたくないのなら、夜間の学校や講座へ通ってなにか新しい資格や趣味にチャレンジするとか、NPOなどのボランティア活動に参加するとか、夜でも空いている図書館を探して勉強したり、もっと有効な時間の使い方がありそうです。

そうした歳や内容には関係がなく、学習する意欲の積み重ねが、きっと10数年後には思わぬ役に立ったり、人生に厚みをもたらせてくれたりするものです。思っていても、それがなかなかできない人が多いと思いますが。


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