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私が普通自動車免許を取得した1970年代後半は、ガソリンスタンドと言えば、そりゃ~もういろいろなブランドが百花繚乱のごとく咲き誇っていました。その数全国に5万店舗もありましたので、日本中隅々までカバーされていました。

ニッセキと言えば日本赤十字社よりも代名詞として使われていた日本石油、お洒落で小綺麗な感じの店が多かったモービルエッソ、そしていかにも外資っぽく高級感あふれるイメージの店が多かった黄色い貝印のシェル石油、地味目ながら値段がお得な感じがしたゼネラル石油、ちょっと怖かった赤い女神を象った出光興産、いかにも堅く実直そうな三菱石油、安かろう悪かろうという都市伝説というか噂が絶えなかったキグナス石油、その他にも共同石油大協石油、オー!モーレツ!のCMがウケた丸善石油アジア石油太陽石油、その他農協(JA)ブランドなどなど多くのガソリンスタンドが、高度成長時代のモータリゼーションを支えていました。

私は18になるとすぐに免許を取り、70年代半ばにはバイトをして中古車を買い、クルマに乗っていたので、そうした様々なガソリンスタンドを利用していました。

その際、給油するブランドを決めていなかったのと、現在のようにクレジットカードや会員カード割引で、客の囲い込みをされることもなかったので、その日の気分でいろいろなガソリンスタンドに寄っていました。

そしていつも満タンではなく、懐具合に応じて10リッターとか少しずつ給油していた身としては、小綺麗で入ると2~3人のスタッフが駆け寄ってくる外資系スタンド(モービルやシェル)に行くのはちょっとハードルが高かく感じました。今のようにセルフスタンドなんてものもなかったので。

その国内におけるガソリンスタンドの数ですが、高度成長期とモータリゼーション、そしてバブル経済と続き、1980年には52,789店と増え続け、1994年に60,421店のピークを迎えましたが、バブル崩壊後は一転し、離合集散を繰り返して減少し続け、2014年は33,510店まで減りました。この数はピーク時の55%で、販売台数の低下と、エコカーが主流になってきた今、しばらくこの減少傾向は続きそうです。


出典は「揮発油販売業法(現「品確法」)に基づく登録給油所数」

今の住まいは25年前に購入しましたが、その時は家から2km圏内に8箇所の給油所がありました。現在はそのうちの4箇所がマンションやコンビニ、中古車販売店に変わってしまいました。そうしたことが日本中で起きています。

ガソリンスタンドが減少していくなかで、その経営母体(ガソリン供給元)が、1980年代からどのように変化していったかを図解しておきます。



1985年 昭和石油、シェル石油(蘭)が合併し昭和シェル石油に
1986年 丸善石油、大協石油が合併して「ココロも満タンに~♪」のコスモ石油に
1992年 日本鉱業と共同石油が合併しジャパンエナジー(JOMO)に
1999年 日本石油と三菱石油は合併し日石三菱、2002年に新日本石油に
2000年 東亜燃料工業(ESSO)とゼネラル石油は合併し東燃ゼネラル石油に
2001年 東燃ゼネラル石油はキグナス石油を合併吸収
2002年 エッソ石油(米)とモービル石油(米)が合併(エクソンモービル)し東燃ゼネラルへ販売業務委託
2008年 九州石油と新日本石油が統合
2008年 JOMOブランドを展開する新日鉱ホールディングスと新日本石油が経営統合
2010年 新日本石油とジャパンエナジー(JOMO)が合併しJX日鉱日石エネルギーに
2014年 三井石油は東燃ゼネラルの子会社になり順次エッソブランドへ
2015年 出光興産と昭和シェルの経営統合発表

というように複雑に合併や経営統合、提携などを通じて、この30年間に大きく業界図が変わってきています。まるで一時期合併や経営統合が繰り返された都市銀行のようですね。

現在はと言うと、JX日鉱日石エネルギーグループ(ENEOS、JOMO)と、2015年暮れに発表された出光興産・昭和シェルの経営統合によるグループの2強体制となり、続いて東燃ゼネラル(ESSOなど)のグループやコスモ石油、太陽石油といった独自路線のところが続きます。これらの3位以下の石油会社は、今後独自路線で行くのか、それとも2強のグループに集約されていくのか、3位以下同士でタッグを組み3強体制になるのか、まだ予断が許されないところです。

各社のガソリンの品質に違いがあるかどうかは、近年の精製技術からすると、「ほとんど違いはない」というのが実体でしょう。昔ならテレビCMで、「エンジン洗浄剤入り」とか「加速が違う」とか、ブランドによって品質に差があることをPRしていましたが、最近はほとんどそれは見られません。

それに精製や輸送、販売を違うブランド同士で提携しているところもあり、ブランドは違えど中身は同じっていうものもあります。

例えば精製、物流提携しているENEOSとコスモ石油のガソリンや、エッソ(東燃ゼネラル)と販売提携している三井石油のガソリンはそれぞれ中身はほぼ同じと思ってよさそうです。三菱商事エネルギーが卸しているスタンドには独自ブランドのところもあれば、ENEOSやシェル、エクソンモービル、コスモなどのブランドだったりするところもあります。

私は現在は自宅からもっとも近くにあって、フルサービスながらも近隣では価格が一番安いENEOSの給油所を利用しています。その関係で、さらに安くなるクレジットカード機能がついている年会費不要のENEOSカードを作り、今では完全に囲い込みをされている状態です。

ただそのエネオスは24時間営業ではないので、深夜や早朝にどうしても給油する必要がある場合には、別の24時間営業のセルフ(エッソ)スタンドへ行くことがあります。そこでは自動洗車機(有料)や空気入れ(無料)等も使えますので、給油以外でも時々利用しています。

出光のスタンドも家の近くにありますが、ちょっと出入りがしにくい交差点角にあり、以前からスタンドに出入りするクルマと、信号で停止しているクルマの隙間を縫って走ってくるバイクや自転車とでよく事故を起こしています。またこの出光は営業時間が短く、使い勝手がよくないので、個人的にはほとんど利用したことがありません。

出光興産創業者がモデルの小説「海賊とよばれた男 」を読んでから、出光興産のファンになり、ガソリンも出光を使ってあげたいって気持ちはあるのですけど、やっぱりスタンドの立地と営業時間は重要な選択肢になってしまいます。

今までガソリンのブランドはさほど意識したことはありませんが、15年ほど前にあるブランドのガソリンを入れた時、しばらくすると明らかにエンジンの調子が悪化してしまい(加速時にカリカリと異音がしてパワーが出ない、ハイオク専用にレギュラーガソリンを入れたような感じでエンジンが壊れるか?って一瞬思いました)、それ以来、そのブランドのガソリンは避けるようにしています。ガソリンだけの影響か確信が持てないのでどこのブランドかは書きませんが。

いずれにしても今後はますます燃費がいいクルマやガソリンを利用しないクルマが増えていくことで、ガソリンスタンド経営は一層難しくなってくるのでしょう。過疎化した町や村では、唯一あったスタンドが廃業し、何十キロも離れたスタンドへ買いに行かねばならないってことが普通に起きています。

そうした人口密度が低い一部の地域では、厳しい給油所の各種規制を一定の基準で緩和することで、例えばコンビニやスーパー、道の駅、郵便局などでも簡易に給油所が開設できるよう、政治家のみなさんにも考えてもらいたいものです。

そうすることで、給油するために遠方へ出掛けるというアホなことをせずにすみますし、そういう特定給油所には非常時には緊急車の給油優先のルールを課しておけば、前の震災時のように救急車など緊急車がガソリンがなくって出せないということを防ぐことにもつながります。


【関連リンク】
719 道の駅は次の段階へ進めるか
667 減りゆくガソリンスタンドが生き残る道
616 ガソリンスタンドの経営が厳しいと言うことはわかるが
443 原油価格とガソリン代




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