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少し前の話になりますが、経済学者の成田悠輔氏が「高齢者は老害化する前に集団自決すればいい」という発言をしたことで様々なところに影響が出ていました。

成田悠輔氏「高齢者は集団自決」発言を“例え話”と笑っていられない理由(DIAMOND online)
イェール大学アシスタント・プロフェッサーの成田悠輔氏の「高齢者は集団自決すれば良い」という発言が批判を浴びている。これに理解を示している人もかなりおり、「尊厳死解禁」へ向けた議論が一気に進んでいく可能性もあるからだ。

成田悠輔氏はユニークな発言をする39歳の若手経済学者としてマスメディアへの登場が多く、バラエティ番組では硬軟織り交ぜた発言で使い出のあるコメンテーターなのでしょう。かけている眼鏡が左右で四角と丸の違った形になっているのをトレードマークとしている変わった人というのが私の感想です。

国会の場でも話題になっていて、

岸田首相、成田悠輔氏の老害発言を「極めて不適切」と答弁(産経新聞社)
岸田文雄首相は15日の参院予算委員会で、経済学者の成田悠輔氏が「高齢者は老害化する前に集団自決すればいい」とした過去の発言に対する見解を問われ「極めて不適切な発言だと強く感じる」と答えた。

と、1年以上も前の古い話なのに大きな問題になっていましたが、相変わらず高齢者が権勢を振るっている社会に不満を持っている若い人からは「よくぞ言ってくれた!」「若者の意見を代弁してくれた!」という雰囲気が感じられます。

高齢者夫婦 私もすでに66歳という区分的には前期高齢者になって、「老害」とか「老醜」とか言葉にはビビッと神経質になります。

もし私が20代や30代だったら、「自決」という過激な言葉ではなく「引退」とか「隠居」とかの柔らかな言葉に変えて、いつまでも権力の座に居座り老醜をさらしている高齢者がいれば非難する主張をどこかでしていたかも知れません。

つまりそれぐらい現在の高齢者の「老害化」が顕著に思えているということです。高齢者の数が圧倒的に多いのでなにかにつき目についてやむを得ない面はあります。

確かにテレビを見ていると高齢者が多い政治の世界はもちろん、ビジネス界、官公庁、学者、芸能界などで目に余る老害と思える人を良く目にします。

芸術家やスポーツの世界は選手については、作品や成績がすべての世界なので、老害が発生することは少なく、起きるのは芸術や学術団体などの派閥や、日本大学のようなスポーツ指導者や経営層の老害でしょう。

そして目につくのはテレビによく登場してくる人たちで、高齢のため言葉や記憶が明瞭でないのに番組のMCやコメンテーターだったり、昔の威光だけで呼ばれている?という感じだったりしています。

言語が不明瞭で何言っているかわからないし、顔のアップにとても耐えられない老人性色素斑だらけの人を起用するテレビ局の気が知れません。

政治の世界ではいかにも悪人面した(偏見もあります)高齢の古参議員が、若手記者の取材に対して失礼な物言いで蹴散らしています。若手記者の知識不足や理解不足、勉強不足に業を煮やしてということもあるとは思いますけど。

当然ながら会社や役所の中にも、本人は決してそうは思っていないでしょうけど、周囲からは「老害」と思われている人は少なくないはずです。

もちろん高齢者がすべて老害になるとは思いません。高齢でも若々しく新鮮な感性の持ち主や、経験と知識や知恵で若手の目標となっていたり、サポートをしてくれる人もたくさんいます。多くはそういう人だと信じたい気持ちです。

しかしこんなことが最近実際にありました。

平日の午前中に近所をウォーキングしていると、暇を持て余していそうな高齢者をよく目にします。住宅地の中を歩いている私に大きな声でなにか文句を言ってくる高齢者がいて、近寄って話を聞いてみると、家の前にクルマが駐車されていて、私をその車の持ち主と決めつけて文句を言っていました。

確かにその道を歩いていたのは私だけでしたが、なんの根拠もなく、見知らぬ他人にいきなり怒声をあげ怒り出すのはまともな判断が出来ない老害病そのものだと思いました。

余裕のある資産がなく生活費を稼ぐために働く高齢者は、基本的にはビジネス上で老害の範疇ではなく、問題はないですが、いま若手から不満に思われる老害とは、もう十分にお金も名誉もありながら、70歳を過ぎても権力の座に座り続け、利権や役得をむさぼったり、フィクサーのように現役の人たちに様々な影響を及ぼしたり、将来ある若手に譲るべきところを自覚の有無を問わず邪魔をしている人たちです。

私は小心者なので、63歳で「老害」と言われる前に(既に言われていたかも)、さっさとビジネスからリタイアして引っ込みましたが、現在は定年延長や年金支給の後ろ倒しなどが議論されていて、今後社会の中にはますます高齢者があふれていくでしょうから、ことあるたびに成田氏のような過激な発言が出てくる気がします。

誰もが年を取り、やがては老害と呼ばれる年齢になっていき、本人だけはそう思ってないという気の重い話です。

【関連リンク】
1503 地域別100歳以上の高齢者数
1644 生活保護申請・受給者は増えているのか?
1577 高齢者の賃貸入居拒否問題と空き家

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1782
イアン・フレミングイアン・フレミングは1908年に英国で生まれ、1964年(享年56歳)で亡くなった「007ジェームズ・ボンド」シリーズで有名な小説家です。陸軍士官学校を卒業後、何度か転職ののちにロイター通信でモスクワ支局長などを歴任し、その後第二次大戦中に英国海軍情報部(NID)に移っています。

そのNID勤務時代は第2次大戦中で、ナチスドイツに近づきつつあったスペインが枢軸国同盟に加わらないよう監視、妨害をする作戦などに従事していました。

そうした海外諜報活動の経験を元にして書き上げたのが「007シリーズ」で、東西冷戦時代に明るい娯楽を求めていた社会で大ヒットします。

先日、同じく英国の作家で「ジャッカルの日」などの著作があるフレデリック・フォーサイス(1938年~)の自伝を読みましたが、彼も若いときには軍隊(英国空軍)に所属し、その後新聞社やテレビ局の海外特派員などを経てから作家の道を歩んでいます。

2024年3月後半の読書と感想、書評「アウトサイダー 陰謀の中の人生 フレデリック・フォーサイス」

フォーサイスの場合は軍の情報部に勤務をした経験はなかったものの、情報部に依頼され東ドイツにいるスパイと接触をするなど東西冷戦の中で似たような経験をしています。

イアン・フレミングの作品は、007シリーズの長編小説が12作品あり、その他に007の短篇小説集が2作品あります。

また、007シリーズ以外に、有名な子供向けの物語「チキ・チキ・バン・バン(空とぶ自動車)」や、ノンフィクションが数冊残されています。映画にもなった「チキ・チキ・バン・バン」(1968年公開)は私が子供の頃(当時11歳)に親に連れられ映画館で見た記憶があります。

遺作となったのは、007シリーズの最終巻「黄金の銃をもつ男」で、その最終校正中に心臓麻痺で亡くなったそうです。56歳と作家としてはまだこれからという年齢だっただけに、急逝しなければ、シリーズの続編がいくつも書かれていたことでしょう。

ところで、007シリーズは小説よりももっぱら映画が有名で、イアン・フレミング原作の作品は長編、短篇ともほぼすべてが映画化されています。

ただ映画の制作順は小説の出版順ではなく、それぞれが独立した作品となっています。さらに、すべての作品の映画化が終わると「消されたライセンス」(1989年)以降、別の作家が書いたオリジナルストーリーで継続されています。

映画に出てくる主人公は小説とはかなり違い、映画では不死身の強いヒーローですが、小説ではなにかにつけクヨクヨと悩み、落ち込んで、時には周囲からあきられるほど酒浸りになる弱い男のシーンがよく出てきます。映画のイメージで小説を読むと驚きます。

映画のようなエンタメでは、小説で出てくる悪人を撃って落ち込むようなひ弱なヒーローでは不向きですが、そうした弱みや感情豊かな愛すべき人間性の主人公が本来の姿であり、小説のそうしたところに強く惹かれます。

私が007シリーズ(小説)を読んだのは1998年~2000年頃で、文庫本は早川書房と東京創元社の2社に別れて出版されていました。出版社は違えど日本語翻訳はどちらも井上一夫氏という変則的な形態です。

その後の新装版などでは新訳として別の翻訳者に変わっている作品もあるようです。なにぶんオリジナルの翻訳版が発刊されたのは1950年代から60年代と今から60年近く前のものなので、言葉遣いや差別用語などが今とは違っているのでそれらの修正ということもあるでしょう。

長編12作の中で私の一番好きだったのは、10作目の「女王陛下の007」です。

その10作目の最後には、ネタバレ防止のため詳しくは書きませんが、007にとって衝撃的なことが起き、その後の11作目ではふぬけになった007が遠く日本へ送られる「007は二度死ぬ」へつながっていきます。

そのふぬけ状態の007はというと、「007は二度死ぬ」の冒頭部分に出てきますが、秘密情報部部長で007の上司のMと、精神状態が最悪だった007の診断を依頼されていた神経科医のサー・ジェイムズ・モロニーとが下記のような会話を交わします。


(M)「出勤時間にも遅れるし、仕事の手を抜く、間違いを犯す、酒も飲み過ぎ、賭博クラブで大金をすっている。一番の腕利きだった部下が、保安上の危険人物にもなりかねている。」

(神経科医)「だが、彼はどこも悪くない。肉体的にはどこも悪くない。ただのショックだったんだ。本人も私にあらゆる情熱がなくなってしまったと認めている。仕事にもう興味はないし、生きていくことにすら興味がないと言うんだ」「ここ数ヶ月のうちに、彼に何か難しい任務を与えてみたかね?」

(M)「ふたつやらせた。ふたつとも失敗した。ひとつではもう少しで殺されそうになったし、もうひとつの仕事では他の連中を危険にさらすような失敗をやった。急にへまばかり足手まといになったんだ」

(神経科医)「それも神経症の徴候だな。それで、どうするつもりだね?」

(M)「クビにする。撃たれて使い物にならなくなったとか、何か不治の病に罹ったのと同じだ。これまでの経歴がどんなものであろうと、心理学者がどんな理由を見つけてくれようと、あの男の部署に能なしを置いておくことはできんからな。もちろん恩給は支給する。」

どうです?このようなヨレヨレのジェイムズ・ボンドは映画ではまず見られないでしょ?

下記の表は、007シリーズの購入時の表紙と裏表紙に書かれたあらすじ(1950~60年代の本ですから、「冒険活劇」「不死身の快男児」など、今では苦笑するしかない表現があちこちで使われています)です。

年数は日本語訳版の初版発行年、英語の原題にはオリジナル英語版のリンク(Amazon)を付けています。

また短篇集の「オクトパシー」(旧版のタイトルは「007号/ベルリン脱出」)は未読でこの表には含まれません。

ジェームズ・ボンドシリーズ イアン・フレミング
Ian Lancaster Fleming  James Bond Novel
ジェームズ・ボンドシリーズ
 
01 カジノ・ロワイヤル Casino Royale 1953年 東京創元社
カジノ・ロワイヤル ソ連の工作員でフランスの共産系労働組合の大物、ル・シッフル。

財政難に陥った彼は、今夏ヨーロッパで最高の賭けが行なわれると噂の海水浴場ロワイヤルに乗りこむ。

そうはさせじと英米仏三国の共同作戦のもと、バカラ賭博に挑む英国秘密情報部員007号、ジェームズ・ボンド。

賭け金は幾何級数的に上昇するが・・・・・!不死身の快男児ボンドが初登場。これがエンタテインメントの粋。

1999/10/05読了
  
02 死ぬのは奴らだ Live and Let Die 1954年 早川書房
死ぬのは奴らだ ボンドの今回の標的は、全米の暗黒街を牛耳る男ミスター・ビッグ彼はジャマイカから大量の古代金貨を盗み出し、世界の金相場を狂わせようと企んでいた。

Mの指令を受けたボンドはニューヨークへ飛び、旧友のCIA局員ライターとともに調査を開始した。

だがやがて、敵の罠に陥ったライターは瀕死の重傷を負い、ボンドも絶体絶命の窮地に!鮮烈なヒーロー、ジェイムズ・ボンドの名を確立した初期の傑作。改訳決定版

1998/04/17読了
  
03 ムーンレイカー Moonraker 1955年 東京創元社
ムーンレイカー 第二次大戦中ドイツ軍の破壊活動に巻きこまれたその男は、記憶が戻らぬままヒューゴ・ドラックスと名乗ることになった。

戦後、巨億の財をなした男は、国に報復攻撃用の超大型原子力ロケットの寄附を申し出、一躍英雄となる。

ところが、問題のムーンレイカー号が完成目前ドーヴァー海岸にある基地で保安係が疑惑の死を遂げた。

007号ジェームズ・ボンドはひとり、謎の渦中へ・・・・・・

1999/06/03読了
  
04 ダイヤモンドは永遠に Diamonds are Forever 1956年 東京創元社
ダイヤモンドは永遠に アフリカのダイヤモンド鉱山から、年間少なく見積もっても二百万ポンドにのぼる金額のダイヤが密輸されている!

二十世紀初頭からこの商売の主導権を握っている英国にとっては由々しき問題だった。

かくて、海外秘密情報部員ジェームズ・ボンドに、逮捕された運び屋になりかわって密輸ルートに潜入し、ダイヤを目的地アメリカへ送り届けよ、との指令が下る。

波瀾に富む会心作。

1999/06/14読了
 
05 ロシアから愛をこめて From Russia, With Love 1957年 東京創元社
ロシアから愛をこめて 相つぐ自国スパイの摘発に、失地回復のためソ連情報部は西側の重要スパイを一人、暗殺することにした。

標的は英国情報部のジェームズ・ボンド。実行にあたるのは国家保安省の公式殺人機関スメルシュである。

かくして二重三重の罠が仕掛けられたイスタンブールへ、ボンドは誘い出される・・・・・・。

不死身の快男児が追いこまれた絶体絶命の窮地!冒険活劇の粋を集めたシリーズ最高峰。

1999/09/29読了
 
06 ドクター・ノオ Doctor No 1958年 早川書房
ドクター・ノオ 紫紺の影が波のように通りを覆う黄昏。英国情報部カリブ海域地区の責任者は、本部に定期連絡を取るため静まり返ったジャマイカの高級住宅街を歩いていた。

彼が道にうずくまる三人組の男のそばを通りすぎたとき、突如、三挺の消音銃が火を噴いた。

数分後、今度は支局内で悲鳴が・・・・・・

Mの密命を帯び、ボンドは事態を探るためカリブ海に浮かぶ孤島へと飛んだ。

だが、そこは恐るべき陰謀を企む怪人ノオ博士の根城だったのだ!

1998/10/28読了
 
07 ゴールドフィンガー Goldfinger 1959年 早川書房
ゴールドフィンガー 英国情報部員ジェイムズ・ボンドは、オーリックゴールドフィンガーと名乗る謎の男と出会い、男がカードでいかさまを働くのを見破った。

が、黄金を異常に愛するこの男の正体とは、巨大な犯罪組織を牛耳る怪物だったのだ。

やがてボンドは、ゴールドフィンガーが企む恐るべき犯罪計画に単身闘いを挑んでいく!スパイ小説史上もっとも有名なヒーローが、華麗な活躍を見せる永遠の名シリーズを代表する傑作。改訳決定版。

1998/03/14読了
 
08 サンダーボール作戦 Thunderball 1961年 早川書房
サンダーボール作戦 核爆弾を搭載したNATOの爆撃機が、突如連絡を絶った。

その直後、英国首相のもとに核爆弾と引き換えに一億ポンドの金塊を要求する脅迫状が舞い込んだ。署名はスペクター。悪の首魁ブロフェルド率いる世界最強の犯罪組織が姿を現わしたのだ。

爆撃機の行方を追い、バハマへ飛んだボンドを待っていたのは謎の美女との危険な出会いだった!

海底に展開するボンドとスペクター一味の死闘。冒険活劇の醍醐味あふれる第三弾

1998/04/30読了
 
09 わたしを愛したスパイ The Spy Who Loved Me 1962年 早川書房
わたしを愛したスパイ 今度はわたしが男に牙をむく番だ―そんな決意を秘め、ヴィヴィエンヌはアメリカへ渡った。

イギリスでの生活と、彼女を弄んで捨てた男たちから逃げだして。

が、ここでも男たちの魔手が彼女を襲った。二人組のギャングが、彼女が独りでいたホテルに押し入ってきたのだ。

彼女の窮地を救ったのは、ジェイムズ・ボンドと名乗る謎の男だった・・・・・・

女性の視点からボンド像に光を当て、強烈なスリルとエロティシズムで綴る異色作

1998/06/27読了
 
10 女王陛下の007 On Her Majesty's Secret Service 1963年 早川書房
女王陛下の007 窮地を救い、ボンドが一夜を共にした女性―彼女はマフィアの首領カピューの娘だった。

彼に惚れこんだカピューは、ボンドの宿敵ブロフェルドがスイスにいる事実を突きとめてくれた。

ブロフェルドは伯爵をかたり、なぜか若い女性だけを集めて山中に潜んでいるらしい。

ボンドは准男爵に化け、敵の本拠地へ乗り込む!アルプスに展開する壮絶な追跡行。

ボンドの人生に華麗かつ残酷な歴史が刻まれる注目の一作。改訳決定版

1999/02/02読了
 
11 007は二度死ぬ You Only Live Twice 1964年 早川書房
007は二度死ぬ 愛妻を殺され、傷心のボンドをMは日本へ送りこんだ。

万能暗号解読機を入手するため、そして使い物にならず、解雇寸前のボンドに最後のチャンスを与えるためでもあった。

彼を迎えたのはタイガー田中と名乗る男だった。男は解読機を渡す代わりに、福岡で毒草を栽培する危険な植物学者の殺害を命じる。

ボンドは条件を呑んだ。だが、その学者の写真を見た彼は…!

ボンドの眼を借りた日本観が横溢する注目作。改訳決定版

2000/03/10読了
 
12 黄金の銃をもつ男 The Man with the Golden Gun 1965年 早川書房
黄金の銃をもつ男 任務中に行方不明となり、死亡したと伝えられていたボンドが突然帰国した。

報告を受けるMをボンドの銃が襲った。失踪中に洗脳されたらしい。ボンドの復帰を願うMは、再洗脳後“黄金の銃をもつ男”として恐れられる殺し屋スカラマンガの暗殺を命じた。

この男こそ、西側の情報部員を次々と亡き者にしてきた宿敵なのだ。

ボンドは身分を隠して敵の本拠地キューバに乗り込んでいく!永遠の名シリーズの掉尾を飾る迫力篇。

2000/03/06読了
 
13 バラと拳銃 短篇集 From a View To A Kill 1964年 東京創元社
バラと拳銃 常に生と死の境目で、綱渡りのように危険な任務を遂行する英国秘密情報部員007号、ジェームズ・ボンド。

パリ近郊の森の中に設置されたソ連軍情報機関の破壊、ジャマイカに横行する兇悪なナチ残党の暗殺、ローマからベニスへ通じる麻薬ルートの追跡・・・・・・。

東奔西走、世界を股にかけた不死身の快男児の、胸のすくような冒険の数々。

スリル満点の五編を収めた、ファン待望の一巻!

1999/06/16読了

もし将来に最初からリメイクされて映画化がされることになった場合は、スーパーヒーローではなく小説の主人公に限りなく近い"人間くさい"主人公で製作してもらえることを切に願っています。

【関連リンク】
1559 浅田次郎の歩き方
1472 ハリー・ボッシュシリーズはまだ未完
808 ロバート・B・パーカー「スペンサーシリーズ」全巻まとめ

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1781
無駄だらけの社会保障(日経プレミアシリーズ) 日本経済新聞社編

無駄だらけの社会保障2020年に発刊された新書ですが、本文中で使われているデータやインタビューなどの調査がコロナ禍前のもので、やや出版のタイミングが悪かったと言うしかありません。

というのも、中身は平穏な世の中において高騰し続ける医療や介護の社会保障費の実態と、それらをどうやって削減していくべきかのご立派な提言で、あのコロナ禍中のドタバタを見ていると、日本の医療・社会保障行政や医療機関はまるで頼りにはならないことが露呈してしまったわけで、その内部から実のある改革ができるとはとても思えません。

しかし本文中で繰り返し語られているように、病院は空きベッドを減らすため無理してでも入院患者を増やし、医薬品の処方箋をたっぷりと出すことで利益が得られ、経営が安定するという構造や、介護施設でもコロコロ変わる政策に合わせ補助金頼みで、医療と介護がうまく連携ができていない状況が変わらない限り、医療費の削減はいくら一般患者に「医療費削減」を求めても無理な話です。

患者は医者や病院からの提案を断ることはできないから、治療や入退院、投薬などすべては専門家の言いなりになるしかありません。つまりまずは医療機関や医者自身が大きく変わらない限り、今のままズルズルといくことになるのでしょう。

それでも一般的には何年も入居待ちと言われている要介護者が入居できる特別養護老人ホーム(特養)が、実は介護人材不足と、高い個室部屋が敬遠され、国の机上の予想との乖離があってかなり空きがあるということはこの本で知りました。

あと、本著では一切触れられていませんが、政治的な圧力団体で医者の利益代表でもある保守的で利権体質の医師会の存在が改革の大きな障壁になっていると思っていて、患者第一主義ではない現在の各種の医療業界にはびこる規制やルールなどの問題にも触れて欲しかったというのが感想です。

★★☆

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あなたが消えた夜に(毎日文庫) 中村文則

あなたが消えた夜に本作品は2014年に毎日新聞の連載小説として掲載され、2015年に単行本、2018年に文庫化されました。

主人公は子供の頃に起きた(起こした)トラブルからトラウマに悩まされている東京郊外の警察署所属の中堅刑事と、殺人事件発生で応援にやってきた警視庁の新米刑事の女性の二人です。こういう組み合わせ、よくありますね。

その二人の刑事の掛け合いがメインですが、捜査する事件や登場人物が複雑で、読んでいても混乱します。

ましてや新聞連載小説だと、毎日切れ切れで読むことになり、時には読めない日もあったりして「これで大丈夫だったの?」と勝手に心配しました。

しかし所々で、登場人物や、事件に関わりのある人の説明が加わっていたので、なんとか路頭に迷わず最後まで読むことができました。

連続殺人事件や模倣犯といった、古くからある犯罪ミステリーですが、そこは一筋縄では終わらない著者の鋭いアイデアがちりばめられています。

また現実にはこれから殺そうとする人物を探偵会社に頼んでその居場所を突き止めてもらうとか、刑事が通りで不審者を見つけ、本人の了解もなしに持ち物のバッグの中をあらためるとか、現実的にはちょっと無理がありそうというところはともかく、当初の人間関係がガラガラと崩れ変わっていく物語は、ミステリー小説としての醍醐味は感じられました。

★★☆

著者別読書感想(中村文則)

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木漏れ日に泳ぐ魚(文春文庫) 恩田陸

木漏れ日に泳ぐ魚婦人公論に2006年~2007年に連載され、2007年に単行本、2010年に文庫化された長編小説です。

主人公は二人、一緒に住んでいた若い二人の男女ですが、次の日の朝には部屋の鍵を不動産会社に渡し、この部屋を出て別々の道を行くことが決まっていて、その最後の夜から始まります。

なぜ別れるのか、お互いがある殺人に関わっていたのではという疑念があり、それはどのようなことだったのか?など、読者に数々の疑問を抱かせながら二人の深夜の話し合いが淡々と進められていきます。

登場人物は少なく、わかりやすい設定ながら、徐々に明らかになってくる二人の関係性や、複雑な家族の話などが明らかになるにつれ物語の深刻さがジワジワと浸みてきます。

ただ最後はいまいちわかりにくい感じで、二度三度読んでもなにがどうした?って混乱してしまいました。著者の作品は、割とこうした読者に考えさせる終わり方をする作品が多いようです。

★★☆

著者別読書感想(恩田陸)

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ロウソクの科学(角川文庫) ファラデー

ロウソクの科学1861年と言いますから今から163年前に英国の王立研究所で行われた物理学者マイケル・ファラデーの講演をまとめたものです。

1860年~1861年頃と言うと、日本は江戸時代で桜田門外の変(1960年)、アメリカではリンカーンが大統領に就任し(1860年)し南北戦争が始まり(1961年~)、中国は清の時代で西太后の摂政政治が始まります(1861年~)。

当然、当時はまだ電灯はなく、夜の灯りと言えばガス灯かロウソクしかない時代です。また科学や化学も今の小中学生レベルの常識がまだ通用するかしないかの社会です。

そういう時代に、多くの市民や子供を集めたクリスマス講演で、ロウソクがなぜ灯るのか、火がついてどう変化するのか、なにが発生するのか、発生した気体はどういう特徴があるのか、などを様々な実験器具を用いてわかりやすく説明していきます。

現代人が読むと、「そんなこと知っているよ」という酸素や水素、窒素、炭素(二酸化炭素)の話などが中心になりますが、160年も前にそれらの役割を知っていた人は限られるでしょう。

ローソクが燃えると言うことは、その酸素や水素、窒素、炭素が関係するということで、テーマが馴染みのあるローソクにスポットを当てているのでしょう。

今、大人が読んでもその話は面白く、当時の子供達が科学をこれから勉強したいと思わせるような良い講演だったろうと思います。

★★☆

【関連リンク】
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1780
歯医者歯は割と丈夫なほうで、66歳の現在でも親知らずの4本を除き、定番の28本が全部残っています。親知らずは30~40代の頃に痛みが出て抜いています。

60~64歳の残っている歯の平均本数は男性23.7本、女性24本、65~69歳の平均が男性21.5本、女性21.7本、70~74歳平均で男性18.6本、女性20.7本(出典:厚生労働省「平成28年歯科疾患実態調査」)なので、66歳の私の歯が28本残っているのは平均と比べ+6.5本と大きく上回っていて上出来です。

子供の頃から社会人になって結婚するまでは、歯磨きは朝1回しかおこなっていませんでしたが、結婚してからは家族に影響されて朝晩2回は歯磨きをするようになりました。そんなわけで、あまり歯のメンテナンスに熱心だったわけではありません

歯医者に行くのも親知らずが痛んで抜きにいったり、虫歯で削った跡の銀の詰め物がとれたときに行くぐらいで、いわゆる歯石取り(スケーリング)などメンテナンスのために定期的に行くことはありません。

銀歯の詰め物は、一般的に寿命が5年ほどで、さらに金属イオンが溶け出して金属アレルギーを発生したりし、すでにドイツやスウェーデンでは使用中止されているそうです。

現在の主流は、10年前の2014年から保険適用されたプラスチック系素材であるコンポジットレジンです。

コンポジットレジンは歯と同じ色で金属アレルギーも発生せず、型取り不要、耐久性も10年以上で、価格も安く格段に進歩しています。

最近で歯医者にお世話になったのは、2010年に歯の詰め物がとれたために歯医者へ行ったのが最後で、もう14年ほど歯科には縁がありませんからこのコンポジットレジンへ変わったことは知りませんでした。

さらに歯の歯石取りなどメンテナンスをしたのは2005年頃に最後の親知らずを抜くために歯医者に行った際に、歯科医から勧められて歯石取りや歯茎の後退を数回かけて治療したのが最後です。

一般的に歯のメンテは、若い頃の歯並びの矯正以外では歯石取りがメインで、歯のクリーニングという言い方をする場合があります。

その際に歯に染みついた汚れなども取ってくれますが、芸能人や一部のスポーツ選手のように歯を異様に真っ白にするのは保険の適用外でまた別のものです。

今回の歯石取りの歯のメンテには保険が適用されるので、初回のレントゲン撮影などを除くと1回あたり1.5~2千円程度と安く気楽にできます。ただ私は小心者なのであまり気軽に通うには、増大している7割は医療保険から支払われる医療費問題が気になります。

歯科医としては、保険適用の治療は料金に決まりがあり、効率よく稼ぐことはできないので、できれば保険適用外の治療やメンテを積極的に勧めます。

軽いものでは上記のホワイトニングや、噛み合わせ調整や歯ぎしり防止のマウスピース製作、詰め物を金やセラミックやジルコニアにするなどで、高額な治療の代表はインプラント手術です。

日本には歯科の病院がコンビニよりも多い68,800軒ほどあるそうで(2018年)、歯科医も増えすぎて、競争が激しく、昔はよくいた「できるだけ治療はしない(削ったり抜いたりしない)自然治癒を勧めたり口内環境衛生の指導だけする歯医者」は減ってきました。それでは儲けになりませんからね。

それはともかく、今回、奥歯の詰め物が食事中にとれてしまったので、その破片を持参して歯医者へ行ってきました。

歯医者は今までは勤務先の近くで、他の社員に評判を聞いてその都度決めていましたが、仕事を辞めて初めての歯医者通いですので、自宅の近所にある5~6カ所の歯科医院の中から評判の良さそうなところに決めて電話で予約して行きました。

ちょうど詰め物がとれた奥歯でものを強く噛むとズキッと痛みが走ることもあったので、とれた詰め物と歯の間に隙間ができて虫歯状態になっているようでした(なっていました)。

そこで、詰め物を新しく入れ直してもらうのと、虫歯の治療、そして勧められたのでほぼ20年ぶりに歯石取りのクリーニングも依頼しました。

まず取れた詰め物は、昔やっていたように型取りし、後日歯科技工士が作った銀のかぶせをはめるのではなく、その最初の日のうちに麻酔をかけ虫歯を治療したうえで詰め物(コンポジットレジン)を入れて固めて終了でした。

聞くと「大きな詰め物だと型取りしてはめることもあるけど、小さな詰め物だと簡単にその日のうちにできます」とのことでした。私の歯の医療知識は20年ぐらい前から停まったままでした。

2回目からは歯石取りになります。歯石とはコマーシャルなどでよく聞くプラーク(歯垢)が唾液の中のカルシウムやリンと結びついて、歯間や歯と歯ぐきの間で石灰化した硬いかたまりのことで、歯周病などの原因となることが多いそうです。

さすがに20数年間メンテをしてこなかっただけに、これが多くたまっていて除去が大変そうで、とがった針のようなスケーラーで歯と歯茎をガリガリと削ったり刺したりして痛いのなんの。虫歯ではないのでドリルは使わずそれだけが救いです。とにかく苦行の日々です。

最初の詰め物の治療を除き3回歯石取りに通って、最後に全体の確認と調整で終了です。詰め物の具合も問題ないことを確認してもらいます。

歯茎と歯に隙間ができているところがあり、そこの治療を推奨されましたが、それは様子見することにして今回はこれで終わりにしました。最初に詰め物を入れに最初に行ってから5回です(1回30分ほど)。

歯医者さんに聞くと「歯石取りメンテは3ヶ月に1回が最適」ということですが、1億人の国民がみんなそれを守ったら、歯医者は大盛況ですけど、さすがに医療費増大で健康保険制度はすぐにパンクしてしまいそうです。

歯医者さんからは3ヶ月後に定期検査と称して呼び出しのはがきが送られてくるそうですが、別に大きな手術をしたわけでもないので、検査も何もないでしょう。特に問題がなければ行くつもりはありません。余計なお世話です。

個人的にはできるだけ、歯ブラシと、歯間ブラシで丁寧に毎日自己メンテをして、1~2年に一回ぐらいは歯医者でメンテするというのが良さそうに思います。私のように20年もメンテしないというのは問題外のようです。

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ビジネスマン今年も希望や夢をいっぱい詰め込んだピカピカした新社会人が街にあふれていました。世の中の垢ににまみれくたびれた親父(私)からすると、初々しく新鮮で活力がみなぎっていて清々しくていいものです。

その今の新卒入社の人達はどんな時代に生まれ、多感な青少年時代をどのような時代におくってきたのかなとちょっと調べてみました。

2024年4月入社の大卒新社会人の生まれた年は、ストレートにいっていれば2001年(平成13年)生まれの人たちで、Z世代と言われる1996~2012年生まれの中でも真ん中あたりの人たちです。

生まれた2001年というと21世紀のスタートの年で、アメリカで同時多発事故が起き、日本では小泉政権が始まった年です。あの世界貿易センタービルが崩れていくシーンは、帰宅後に自宅のテレビのライブで見ていましたが、あれからもう23年も経ったのですね。

そして今年の新卒者が中学校を卒業して高校へ入学した年は2017年(平成29年)です。

2017年は、アメリカではトランプ政権がスタートし、日本では安倍自民党が選挙で大勝し、九州北部で豪雨が起きて多数の死者が出た年です。気候変動が盛んに言われ出した年という記憶があります。

そう考えると少年時代は西アジアや中東できな臭い戦争が起きていて、保守とリベラル、様々な格差拡大などで、大国の政治は安定せず、景気はサプライチェーンの混乱などもあり低迷していました。

高校時代になると日本は安倍総理、アメリカはトランプ大統領と強権的な強いリーダーが強引に社会を支配するようになり、一般国民の多くはその強いリーダーに酔い、うまく飼い慣らされていく心地よさを感じていきます。

しかし景気はというと決して良くなることはなく、2011年以降は日本の人口が減少していくダウントレンドへと入っていきます。つまり人口も経済も縮小していく中で青少年時代を送ってきた人たちということです。

この年代の特徴として外せないのが、中学生、高校生時代には2007年から登場したスマホが相当普及していたので、物心ついた時からスマホやSNSの利用をしています。逆に言うとPCのキーボードより、スマホやタブレットのキー入力のほうが慣れていて速いという人たちでもあります。

2001年生まれの有名人は、久保建英(サッカー)、宮城大弥、佐々木 朗希(野球)、森七菜、加藤清史郎(俳優)、本田真凜(フィギュア)、笹生優花(ゴルフ)などです。

前年の2000年生まれの有名人は坂本花織(フィギュア)、池江璃花子(水泳)、古江彩佳(ゴルフ)、早田ひな、平野美宇、伊藤美誠(卓球)、阿部詩(柔道)、上白石萌歌(俳優)など女性の活躍が目立っていました。

いずれにしても、この30年間はずっと景気低迷期でしたので、年々収入が大きく上がっていくような、明るい未来はイメージできなかったでしょう。

それだけに、よく言えば真面目で堅実、悪く言えばベンチャー精神に乏しく、リスクをとらずに避けたがる人たちだろうと想像しています。

それでも、今後望むと望まぬに関わらず、少なくとも40年間は社会の中で中心的に活躍してもらわなければなりません。「事業を興して大儲けし早々にリタイアする!」という夢は大きなリスクテイクができる人だけのものです。

昭和時代に社会人になったおじさん達(1970年以前生まれ)は、彼らの活躍に水を差すことなく、邪魔をしないで、早々に重要でクリエイティブな仕事を譲っていくべきだろうと思います。特に政治とビジネスの世界でそれを強く望みます。

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