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1173
25年前に建売一戸建て住宅として購入した自宅の玄関ドアのクローザーがとうとう壊れてしまいました。ドアの開け閉めの時に速度をゆっくりと調整してくれるアレです。

家も古くなってくると、まずキッチン周りに水が溜まり、内壁が腐ってダメになり修理(大工さんに依頼)、次に洗面台のほうろうにひびが入って洗面台ごと交換(DIY)、浴室のタイルがひび割れし、そこから水が漏れ出したのでユニットバスに交換(業者に依頼)、その他、屋根と壁の塗装は専門業者さんへ、キッチンの水栓交換や、トイレの水栓器具交換などは随時DIYで直してきました。

と、今までは自宅の補修や修理は、エアコンの交換以外は水回りの修理や補修がほとんどでしたが、ドアクローザーがダメになるという初めての経験をしました。

自宅は準防火地区にある関係で、玄関ドアは防火対策用の鉄でできた頑丈なものが付いていて、ドアクローザーがうまく効かないと、もの凄い勢いでバッターンと轟音を轟かせ、家全体が震えます。

最初はクローザーの調整がうまくいっていないものと、あれこれ器具を調節してみたのですが、以前のようにうまくスムーズに閉まってくれません。

よくよく見ると、クローザーの調整弁付近にオイルがにじみ出ているのを見つけ、ドアをゆっくりと閉じてくれる油圧が抜けてしまっていることに気がつきました。



そこで、ネットで同じメーカーの同じ製品があるかと調べてみたところ、そのメーカー(NHNニッカナ)は2009年に会社を廃業していて、製品はすでに販売されていません。

う~む~、、、こりゃ困ったぞ~と思っていろいろ調べたところ、リョービから汎用の取り替え用ドアクローザーが出ているのを発見し、さらに重い鉄製ドア用のものもあることがわかり、さっそく購入してみました。

ドアのタイプには開き方によって「スタンダードタイプ」と「パラレルタイプ」の2種類があるのと、開く方向を示す「右勝手」と「左勝手」の区分、それにドアの重さによって何種類かに分かれていたりしますので、購入時には交換するクローザーを事前に調べておく必要があります。

このクローザー修理も大工さんに依頼すれば、おそらく工賃込みで2.5~3.5万円はすると思いますが、DITでおこなえば、うまく取り付けられないというリスクはあるものの、製品価格(Amazon購入価格6,600円※購入当時価格)だけで済みます。

購入したのはこれ
リョービ スチールドア 万能取替え用 ドアクローザー S-203P シルバー

木製ドアやアルミドア用ならもっと安い製品がありますが、鉄製ドアの場合は重いのでこのスチールドア専用のクローザーが必要です。

細かなことはわかりませんが、もし業者に頼んでも元と同じ製品はないので、こうした汎用製品を使うことになるようです。あとは取り付けが素人にできるかどうかです。

ままよと、発注したものの、送られてきた製品に同梱されている大きな説明書を読んでもさっぱりわかりません。いろいろと書き過ぎです。



この説明書にびっしりと取り付け方が書かれていて、さらに取り付け後の調整用の説明書がまた別にあります。一応は絵入りで親切なのですが、初めて聞く用語もあり、絵の向きも統一性がなく混乱します。

書き方が変なのか、読解力が不足しているのかわかりませんが、製品名に「万能」と書かれているように、たいていのドアに対応できる汎用品のため、説明書がややこしくなっているようです。

例えば、ドアは引いて開けるドアと押して開けるドアがあり、このクローザーはその両方に使えるようになっています。それで取り付け方法等が変わってきたりします。

またクローザーの片方はドアの上のドア枠部分にブラケットを固定しますが、その固定する場所の幅が広い場合と狭い場合があり、この汎用品は自由に幅が調整ができるようになっていて、それだけ部品点数や可動部分が多くなっていることもわかりにくい点です。

読んでもわからなければ、実際にまず付けてみようと、古いクローザーを外して、新しいクローザーをあててみて、勘でだいたいこういう形になると判断していきます。ま、いい加減なものです。

ドア枠とドアにクローザーをくっつけるためのネジ穴は、新しいクローザーに付属していたネジとでサイズが違い、説明書ではドリルでネジのサイズまで穴を少し拡げないといけないようです。鉄のドアとドア枠だけに穴開けはちょっと大変そうです。

それは面倒だなと思い、前のクローザーで使っていた古いネジが使えないかと試したところ、新しいクローザーにも問題なく使えそうなので、ネジは古いものを使うことにしました。そうすればドア枠やドアの穴を加工しなくて済みます。

細かなところでは説明書を見ましたが、あとは勘とこんな取り付けイメージだったと思い浮かべながら、サクサク組み立てていくと、30分ほどで意外とスムーズに装着できました。



取り付けた後は、開いたときの停止位置と、閉まる時のスピード調整をおこなえば完成です。

これで、ドアから手を離して閉めても轟音を立てて閉まることもなく、ようやく平和な日々を送れそうです。

リョービさん、本当に良い製品を出してくれてありがとう!あとは説明書を素人向けにもうちょっと工夫してくれれば100点満点です。線だけで描かれた絵よりも、実物の写真で載せてくれた方がわかりやすいかもです。

   

【関連リンク】
788 浴室のユニットバス化リフォーム工事完了
671 我が家のテレビ視聴環境改善 準備編その2
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男性の好きなスポーツ(原題:Man's Favorite Sport?)1964年米

監督は「紳士は金髪がお好き」(1953年)、「リオ・ブラボー」(1959年)など多くの映画を手掛けたハワード・ホークス、出演は「ジャイアンツ」(1956年)や「武器よさらば」(1957年)など多くの作品に出ている二枚目俳優ロック・ハドソン、ポーラ・プレンティスなど。

魚釣りの本まで出している独身イケメン主人公は実は釣りの経験はなく、まったくのド素人だったという、なにか政治に全くのド素人が政治家先生をやっている今となにか共通するところがあるなぁと思えるコメディ恋愛映画です。こういう趣向はアメリカ人が大好きみたいですね。

その釣り素人の主人公が、ひょんなことから釣り大会に出場することになり、偶然やたまたまのラッキーで大物の魚を次々に釣り上げて見事優勝するところがいかにもコメディです。

そうした中で、婚約者がいる主人公ですが、釣り大会の主催者側の美女と戯れているところを見つかってしまい、怒った婚約者は帰ってしまい、一度は落ち込みますが、その新しい美女との恋愛感情が湧き出してというハッピーストーリーです。ヤレヤレって感じ。

1964年というと、日本が高度成長期に入り始めた頃で、東京オリンピックが開催された年です。国を挙げてのイケイケムードの日本に対し、会社に縛られず、個人主義でスマートな恋愛にも精を出すというアメリカンスタイルが日本人には驚きというか新鮮に映ったかも知れません。

★★☆

∟  ∟  ∟  ∟  ∟  ∟  ∟  ∟  ∟

スターリングラード(原題:Enemy at the Gates) 2001年米、独、英、アイルランド合作

監督は「愛人 ラマン」(1992年)、「セブン・イヤーズ・イン・チベット」(1997年)などの監督をしたジャン=ジャック・アノー、出演者はジュード・ロウ、ジョセフ・ファインズなど、ソビエトが舞台の映画ですが、俳優は英国人やアメリカ人が多くを占めています。

内容は、第二次世界大戦時にソビエトの狙撃兵として活躍し、英雄となった実在の人物ヴァシリ・ザイツェフを主人公とし、ドイツ軍との激しいスターリングラードの攻防を描いた作品です。

羊飼いで、オオカミなど子供の頃から撃ってきた猟師でもあった主人公が徴兵され、激しい消耗戦を繰り広げるスターリングラードへ投入されます。

そこで、たまたまドイツ軍の将校を遠くから銃で仕留めたところを評価され、その後もドイツ軍将校を狙撃する任務を与えられますが、その期待に応え次々と成果をあげていき、次第にソビエトの英雄に祭り上げられていきます。

そのような事態を打破するため、ドイツ軍はその狙撃手を殺すためにベテランの狙撃手を送り込み、緊迫した1対1の対決が始まります。

この二人の対決は、ドキドキハラハラ、胃が縮むようなシーンです。

そうした戦場の中でも主人公と家族を殺されて兵士に志願した女性とのあいだに愛が芽生え、多くの兵士がゴロ寝している兵舎の中での睦み合いなど大作映画らしいエンタメ要素も盛り込まれています。

しかし、完全なるソビエトの歴史を描いた作品をロシア抜きで制作し、映画では完全に悪役に徹しているドイツが、この映画の制作に加わっていたりとなかなか興味深い構成です。

実はこの映画を見るのはこれが3回目ぐらいなのですが、第二次大戦を描いた映画、そして狙撃手を描いた映画としては、私の中ではかなり上位にランクされるものです。

★★★

∟  ∟  ∟  ∟  ∟  ∟  ∟  ∟  ∟

誘う女(原題:To Die For) 1995年 米

監督は「グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち」(1997年)などがあるガス・ヴァン・サント、主演はトム・クルーズの前妻だったニコール・キッドマンで、この映画ではゴールデングローブ賞主演女優賞を受賞しています。

1990年に実際に起きた殺人事件を元にしたストーリーで、アメリカの片田舎で産まれた美貌の女性が、金持ちの家の青年を誘惑して結婚、さらにテレビに出たい、有名になりたいと、まずはそのきっかけを作るために地元の小さなCATV会社に押しかけて、天気予報キャスターになります。

そして取材で地元高校へ行き、そこで知り合った高校生を誘惑し、邪魔になってきた夫を殺害するように仕向けていきます。このあたり自分の野望のためには手段を選ばない、ちょっと精神がいってしまったような女性の狂気をを感じるところです。

夫を殺され悲観に暮れる美貌のお天気キャスターとして、多くの取材が押し寄せてきます。その取材には健気に対応し、狙い通りに全国的に有名になっていきますが、同時に警察の手も伸びてきます。

そしてやがて犯行の裏にこの妻がいたことが高校生の自供で判明し、警察が逮捕する直前に、激怒した殺された夫の父親(イタリア系)が、マフィアに電話をしてこの妻だった女の殺害を依頼、そしてそれが実行されるというアンハッピーなラストシーンで終わっていきます。

欲と野望に燃えた女の怖さをたっぷりと思い知らされる内容で、出てくる男はすべなく言いなり状態で、どこかの国の首都の長と、その人気にあやかろうと蟻のごとく群がり集まっていた男どもの姿がダブって見えます。

もちろん当時20代後半のニコール・キッドマンの美貌は、演出の一環でしょうが、ちょっと厚化粧が気になりましたが、その若さだけでなく、自信に満ちあふれたセレブな雰囲気も、緑のたぬきと揶揄される方々とはまったく違い、男性からすれば何を捨ててもと思えるぐらいにチャーミングです。

★★☆


∟  ∟  ∟  ∟  ∟  ∟  ∟  ∟  ∟

紙の月 2014年松竹

原作は角田光代の小説で、監督は「桐島、部活やめるってよ」などの作品を手掛けた吉田大八、主演は宮沢りえ、その他出演者に池松壮亮、大島優子、小林聡美など。

原作の著書(または原作とした映画)に「八日目の蝉」があり、それは母性愛から不倫相手の妻の子を誘拐するという犯罪に手を染める女性が描かれていますが、こちらは歪んだ恋愛感情から、犯罪を繰り返すことになる女性を描いています。

女子銀行員が銀行のお金を不正に取得して男に貢いでいたという事件は古くからあり、有名なのは1981年に起きた三和銀行オンライン詐欺事件というのがあります。

著者も、こうした女性が巨額の詐欺を働く場合には、必ずそれを貢ぐ男がいることを知り、それをヒントにこの小説を書いたということです。

内容は、地味で真面目な既婚女性が、銀行の契約社員として働いていましたが、顧客の家で大学生の孫と出会い、その後その男性と何度か会ううちに恋愛感情が芽生え、肉体関係に溺れるようになっていきます。

男の大学生は学費が不足して中退をすることを告げたところ、女はクルマを買うつもりで貯めていたと言って200万円をポンと渡します。そのお金は、顧客から預かった預金をうまく操作して詐取したものです。

一度悪に手を染めると、自転車操業で次々と銀行の盲点を突いて顧客の預金を詐取し、金額も大きく膨らみ、それを男との豪遊に使っていきます。

しかし男はと言うと、大学のサークルの若い女性と付き合っていて、やがて自分は騙されたと気がつきますが、その時には銀行内で事件が発覚し、大問題となってしまいます。

主人公のわずかな不審な行動から不正を感じ、顧客のところへ出向いて詐欺に気がつく、お局ベテラン行員役の小林聡美のなんとたくましくて凄まじいこと。

犯罪を犯した主人公は、証拠を突きつけ問い詰められた銀行の会議室から逃げ出し、東南アジアのタイ?の街中に現れて終わります。

そう言えば上記の三和銀行オンライン詐欺の犯人伊藤素子も逮捕前にマニラへ逃亡しましたが、マニラで拘束され日本に送還されました。

映画では宮沢りえの激しいベッドシーンが何度も登場し、しかも珍しい悪女役ということで人気を集めました。

スケールは違いますが、上のニコール・キッドマン主演の「誘う女」と、綺麗な悪女が大胆に悪事に手を染めるという共通したところがたまたま偶然だけどあります。

★★☆


【関連リンク】
1167 最近見た映画(TV録画含む)
1114 最近見た映画(2017年4月)
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1171
「もしも私が 家を建てたなら~♪」は43年も前の1974年に大ヒットした小坂明子の「あなた」って曲ですが、私がもし家を建てるなら、大きな地震にも耐えられる頑丈な鉄筋コンクリート製の家がいいなと思っていました。

しかしここ最近の建築トレンドを見ていると、今までのようにガッチリとしたコンクリート製ではなく、世界中で環境に優しく、しかも耐震性にも配慮した木造建設が注目されているようです。

私が現在住んでいる家は25年前の建て売りの木造住宅で、安普請ゆえ、かなり傷みが激しくなってきています。

これが住宅メーカーのプレハブ住宅だと、もう少し経年劣化は防げるのでしょうけど、いずれにしても日本の木造家屋は湿度や気候のせいもあり、よほどしっかりした手入れをしない限り、そうそう長持ちするものではありません。

かと言って、鉄筋コンクリートや鉄骨で作られたビルやマンションも、修復を重ねても内部の配管の老朽化や、コンクリートのひび割れによる鉄筋の腐食、さらには時代の変化で電気容量やIT化設備の刷新など、様々な修復や大幅な補修が必要で、結局は40~50年サイクルで大規模な改修をするか建て替えが必要な状況です。

都心でも老朽化しつつある昭和時代に建設されたコンクリートの高層ビルや高架道路などインフラが次々と建て替えられています。

浜松町の「世界貿易センタービル」建て替え報道に、「悲しい」「寂しくなるね」の声(@niftyニュース)

三菱地所/東京駅前に390mの超高層ビル、2027年度開業(流通ニュース)

首都高老朽化の象徴、造り替えへ 40か月、一部通行止めで(乗りものニュース)


なぜ木造建築が見直されているかというと、木造建築とコンクリート製建築では、建て替えをするときに出る廃材の量と処理法に大きく違いがあります。

コンクリートは基本再利用ができないため、現在は粉砕して産業廃棄物として海か山などに埋めるしか手立てはありません。つまり高額な処分費用がかかり、しかも環境に優しくありません。

一方、木造建築の木材は再利用が可能で、端材にしても細かく砕いてチップにして新たな建材として使える合板にしたり、最終的には燃やして発電に利用するなど、ゴミとして廃棄する必要はなく、リサイクルに活用できます。

さらに山の木を利用することで、それまで放置されて荒れ放題になっていた山が、計画的な伐採と植林と間伐がおこなわれ、本来の山の力を取り戻すことができます。

そうした環境に優しい木材の利用が活性化しています。

 ◇  ◇  ◇  ◇  ◇


新国立競技場も当初の鉄骨とガラスを組み合わせたようなデザインから、木をメインに使ったものへと変わりました。

先日読んだ「里山資本主義 日本経済は「安心の原理」で動く」では、新しい建材としてのCTLという合板が取り上げられていて、今後新建材としてブレークしていきそうな予感です。

木造だと「高層建築ができない」とか、「火災に弱い」とか、「耐久性が」とか、「腐食する」とか心配する声もありますが、近年の加工技術や建築技術で、一定条件の下では強度や安全性が鉄筋コンクリートと遜色ないレベルまできているそうです。

次世代の高層ビルは、木でつくられる──世界各国で進む木造高層建築プロジェクト(WIRED)
現在、シカゴ川沿いの敷地に、すべてが木でできた新しい様式の高層建築物を建設しようとするプロジェクトが進行中だ。この「リヴァー・ビーチ・タワー」は、ブナ材でつくられた細長い形の80階建てのビルで、シカゴの暗く無表情な地平線を背景に金色のシルエットが浮かび上がるようデザインされている。


日本のオフィス街に木造高層ビルが立ち並ぶ日は来るか?(YOMIURI ONLINE)
国や林業界が今、熱い視線を送っている新しい建築用木材がある。CTL(クロス・ラミネテッド・ティンバー、直交集成板)と呼ばれる厚板パネルだ。従来の木材では難しかった高層建築物にも利用でき、欧米ではすでにCTLを使った木造ビルがいくつも建っている。なかには80階建ての構想も。日本でも建設事例が増え始めており、2020年東京五輪・パラリンピックのメイン会場となる新国立競技場(杜のスタジアム)にもCTLが採用される見通しだ。

そのCLTを使い、耐震、耐火、腐食などに厳しい条件が課される高層ビルが建てられるようになれば、一般住宅への利用もまったく問題なくクリアできそうです。

プレハブメーカーも従来のツーバイフォー工法から、こうした木の新素材を使った耐震、耐火対策の住宅を作るようになってきそうです。それにはCLTが大量に作られて値段がこなれてくることと、各種の古い建築規制が緩くなることが条件でしょうね。

その木材はどこから調達するの?ってことですが、いま地方再生事業として、海外の木材に押され、放置されている日本の森林が注目されています。なんと言っても国土の2/3が森林で、森林率は7割という世界でもトップクラスの森林大国です。そうした資源をうまく生かさなきゃバカです。政府が推し進める地方再生計画にもうまく合致しそうです。

野菜も地産地消が良いと言われていますが、値段が安いからと言うだけで、経済が豊かでない国の森林をハゲ山にして安い木材を輸入するより、木材も地産地消でも十分にやっていけるってことです。森林は将来の輸出商品になるかも知れません(すでに国内の木材の多くは建築ブームの中国へ輸出されてます)。

日本の林野業の現状については、三浦しをん著のお仕事小説「神去なあなあ日常」や、それを原作にした映画「WOOD JOB! 神去なあなあ日常」をご参考に。但し映画のヒロイン長澤まさみのような女性が、そうしたところであなたを待ってくれているという甘い考えは持たないようにしましょう。


【関連リンク】
1069 世帯数や住宅総数は増えていき、空き家も増える
1019 老人ホームについて調べてみた(1)
892 火事と賠償
874 老朽化しつつあるバブル以前のマンション
753 ユニットバスへのリフォーム道険し





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1170
黒書院の六兵衛 (文春文庫)(上)(下) 浅田次郎

2012年頃、日本経済新聞に連載されていて、その後2013年に単行本、2017年に文庫化された時代劇長編小説です。

あらすじは、江戸幕府が終わり、新しい明治政府に江戸城を引き渡す段になったところ、どうしても江戸城から動かない武士がいて、なんとか円満に新政府に引き渡したい勝海舟など旧幕臣と、けしからんという新政府側でもめます。

その問題となった人物は不可解で、金で旗本の地位を買ったとされる一方、勤務はいたって真面目で堕落し腐りきっていた江戸末期の多くの武士達とは違うなにか本物の武士の魂をもっています。

そうした一本筋が通った謎多きラストサムライと、江戸から東京へと移り変わる混乱した世相を面白おかしく仕立てたもので、実際に活躍した歴史の人物が多く登場して楽しめます。

但し、江戸城の中や、しきたりなど、なかなか頭の中でイメージがしにくく、読んでいてもあまりワクワク感がなく、退屈この上なく、途中で断念しそうになりました。著者の作品はいつも一気に読み進められるのに、これは珍しいパターンです。

新聞連載小説と言うことで、一気に読むのではなく、かみしめながらじっくりと何ヶ月もかけて読むとまた違うのかも知れませんが、この作品はお得意の泣かせの場面もなく、ちょっと著者の作品らしくないなって感じです。

★☆☆


  ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟

夢をかなえるゾウ 水野敬也

200万部を超えるベストセラーになった著者の三作目の小説というか、ライトノベルというか、人生の指南書というか、ビジネス本というか、よくわからないジャンルの本で、2007年に発刊されています。

またこの作品を原作として小栗旬主演でテレビドラマや、アニメ化(声優に草なぎ剛や笑福亭鶴瓶)もされていますので、知っている人は多いのではないでしょうか?

ヒットすると続編が出てくるのは世の常で、2012年に「夢をかなえるゾウ2 ガネーシャと貧乏神」、2014年に「夢をかなえるゾウ3 ブラックガネーシャの教え」が刊行されています。

内容は、しがないサラリーマンの若い独身男性がインド旅行に行った時、買ってきた置物(ガネーシャというヒンドゥー教の神)に乗り移った神様とのやりとりがメインで、「お金持ちになりたい」「今までとは違う自分になりたい」という男性の願いをかなえるため、なぜか関西弁あれこれ指示を出していきます。

その指示を正当化するため、過去の偉人や成功者、大金持ちの言葉や行動様式を引用することが多く、その点はいかにも軽い新書のノリがあります。

ま、そういう意味では、新書やビジネス書によくありそうな「こうすれば年収3000万円!」とか「あなたの人生が劇的に変わる!」とか「金持ち父さん、貧乏父さん」という本と変わりなさそうですが、それがアニメを見ているように二人のコミカルなやりとりを通じて面白くすっと入ってくるような感じで書かれているのが特徴的です。

読みやすい本で読書慣れしている人なら1~2日で軽く読み終えてしまうでしょうけど、活字離れした若い人にはアニメや映像、そしてオーディオブックまで準備されているので、それなりに幅広い需要があるのだと思われます。

でも結局は読んだだけでは、金持ちにもなれないし、自分も変われません。成功するには継続と行動力であることをもっと伝えるべきでしょうけど、なにかを50年間継続したからといって、自分が思い描く結果になるわけでもなく、結局は面倒なことでもなんでも進んでやる、その人のやる気次第なのかな。

★★☆


  ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟

深川黄表紙掛取り帖 (講談社文庫) 山本一力

2002年に単行本、2005年に文庫化された著者お得意の江戸時代の庶民を描く時代劇小説の連作短編集です。

江戸の裏社会で恨みを晴らすため暗殺を手掛ける必殺シリーズはバイオレンス時代劇ですが、こちらも裏家業には違いないですが、殺しなどは一切なく、アイデアと知恵で阿漕な金持ちを懲らしめたり、困っている商売人を救う手立てを考えたりする温厚な裏家業集団です。

その主役を張るのは、それぞれに商売をしている4人の若者で、うち一人は男装の女性というちょっと魅力的なメンバーです。

時は生類憐れみの令が出された頃ですので、第5代将軍徳川綱吉の貞享から元禄時代と言ったところです。

この著者の描く江戸庶民の図は、直木賞に輝いた「あかね空」など、まるで実際に見てきたかのように生き生きと細かく描写されています。

緻密な時代考証をおこなえば、違っている点などもあるのでしょうけど、そうした細かなことを言わなければ今から320年前にタイムスリップができて楽しめます。

★★☆


  ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟


悪意のクイーン (徳間文庫) 井上 剛

京大卒で二足のわらじを履き、主としてSF小説を発表してきた作家さんで、2014年に発刊されたこの4作目の小説はSFではなく、いわゆる後味の悪い女性同士の憎しみのミステリー小説です。

ママ友の輪の中で、ひとり浮いてしまっている恵まれた環境にいる若妻が主人公です。この若妻とは別で、ランクのが高い女学校の中学生ももうひとりの主人公です。

このふたりの女性の人生が狂い始め、憎しみや絶望が沸き起こり、そして最後にはもう一名の女性が加わって複雑に絡み合っていくという流れです。

ま、女性の恨み辛み、極度の憎しみを男性が描くとこういう事になるのでしょうけど、それにしてもやりすぎって思います。

正直にこれを読んで共感できたり、面白かったという人はほとんどいないでしょう。

ストーリー的にも同時に二つ(二人)の話しが同時に進行する、ありふれたパターンで、特に秀逸と思えるところがありません。

自殺や、飲酒運転による交通事故死、不登校、家庭崩壊、子育てヒステリー、売春、殺人とミステリー小説では定番とも言えるこれらを散らばめただけという感じもします。

才能ある作家さんなのでしょうから、もっと深いものを期待したいところです。

★☆☆



【関連リンク】
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 5月後半の読書 バランスが肝心、獄窓記、十字架、碇星、ようこそ、わが家へ
 5月前半の読書 他人を見下す若者たち、八月の六日間、氷の華、愛と名誉のために、顔に降りかかる雨
 4月後半の読書 一九八四年、ガニメデの優しい巨人、老いの才覚、旅のラゴス、ソロモンの犬
 4月前半の読書 二流小説家、脊梁山脈、国盗り物語(1)(2)、遊びの品格、悪党





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1169
60歳定年、または雇用延長で65歳再定年を迎えてから、まだ老後のお金も欲しいし、家でブラブラしているのも退屈だしということで、定年後に起業する人が増えているという話しです。

こ20年間の推移を見ても50代以上の起業が増加傾向にあり、起業時の平均年齢も国民全体の平均年齢の上昇とほぼ同水準で上がってきています。

50代の起業は、いわゆる肩たたきの早期退職制度で早々に会社を辞めて、その時もらったお金で事業を興したりする人が増えているのだろうと思います。もちろんそういった制度などなく、勤務先の業績悪化でリストラの憂き目に遭い、仕方なく個人でできる仕事を選択したという場合もあるでしょう。



データ出典:日本政策金融公庫総合研究所『2016年度新規開業実態調査』

ただ急に思い立ってすぐに起業できるほどは甘くないので、少なくとも数年前から資金やビジネスモデル、営業方法、人的なコネ(人脈)など考えておく必要はありそうです。

一般的に中高年以上での起業の場合、準備と言ってもなにも従業員をいっぱい雇ったり、IPOまで持って行くぞ!とかでないのですから(たぶん)、また、失敗したら何億の借金を抱えてしまうという大きなリスクをとってするものでもないので、そう難しいものではないでしょう。

一番良いのは、定年まで働いてきた仕事やその周囲で、そのままフリーとしてやっていけるのなら、それにこしたことはありません。

エンジニアやプログラマーなど職人と言われるような仕事をしてきた人なら、あとは営業センスや経理知識を身につければうまくいきそうです。それが難しいとも言えますが。

そうでない人は、今まで築いてきた人脈で仕事がとれるとか、機能する仕事を探して新しく始めるのが割と楽ですが、案外今までの人脈は会社に所属していたからこそ維持できていただけで、退職するとそれらの人脈はバッサリ切れたり、かなり薄くなってしまう人が多いのではないでしょうか。

本人はそれに気がつかず、今までと同じように「彼ならきっと力になってくれる」と思っていたら、ことごとく相手にされないということもよくあることです。

結局ビジネス上の付き合いや人脈は、ギブ&テイクがないと機能せず、退職したこちらが一方的に以前付き合いがあった人になにかお願い(テイク)しても、相手側にギブがなければ相手にされないというのが一般的です。

じゃ、過去の経験や人脈にこだわらず、まったくゼロからのスタートをするか?

それが一番気楽で、失敗しても自己責任で後悔せずに済みそうです。

ただ、優れたアイデアと行動力、そして継続していく力と相当な幸運に恵まれないと成功するのはなかなかたいへんでしょう。体力も資金も潤沢ではありませんから。

お金儲けのアイデアは誰だって考えているわけで、自分で思いつくアイデアなんて、他にも1000人以上がすでに考えていると思って間違いありません。

その中で勝ち抜いていくには、いくつかの成功例を参考にしていく必要があります。

まずは一人が小遣い程度稼げれば良いのなら、他の多くのビジネスとして大きく稼ぎたいと思っている人と比べて大きな優位性があります。例えば通販やオークションなどでセドリと呼ばれているビジネスなんかはまさにそうですね。

セドリは安い仕入れ先を探して、それに少々の手数料を乗っけて通販やオークションで販売(転売)すれば、1件で100円の利益しかなくても月間1000件扱えば10万円になります(税別)。月10万円の利益だと、それだけでは本業にはなりませんが、副業や定年後の小遣い稼ぎにはなります。

最近は副業で検索するとそうした副業を斡旋してくれたり、仲介してくれるところがいくらでもあります。怪しげな副業はどうかと思いますが、文章を書くのが好きな人なら、極めて低賃金(通常1記事の執筆で500円~)ながらライター系の副業も多くあります。

昔、内職募集で、登録するとまずは登録料が取られたり、機材を高額で購入しなければならなかったりする悪徳な内職詐欺がはびこりました。

そういうビジネスは今でも健在みたいで、昔のようにすぐに詐欺だとはわからないよう、最初の数回だけは案内通りに稼がせてくれて「これは本物だ」と思わせて、本格的にそれに入り込もうとすると、その後にいくつもの罠が仕掛けてあるような話しも聞きますので注意が必要です。

まず、自宅でできて、そこそこの収入になるなんてうまい話はないということから始め、自分で行動を起こし、どこにでも出掛けていって、自分の目で見て、経験を積み、第三者の信頼できる人に相談してみるとかも必要でしょう。

つまり面倒臭がりは副業にも定年起業にも向きません。マメで、人が嫌がることでも平気でできる人ほど成功しそうです。

ってことで、私自身もそろそろなにかをやらなければ老後が心配って思うようになりました。

なにをするかって?
それは、ヒ・ミ・ツ ※実はまだ考えてない


【関連リンク】
1141 リタイアメント
1136 定年延長の功罪と年代格差
1011 定年後の生活資金設計
795 定年リタイア時の必要貯蓄額と生涯住宅費用
499 定年後にどう生活していくか






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