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毎年恒例の自己中で選ぶ「昨年読んだ中でのベスト書籍」大賞の発表です。

通常の賞がその年か前年に発刊されたばかりの新しい書籍が対象になることが多いのに対し、あくまでこの1年間に私が読んだ書籍からの選考となります。したがって何十年も前の古い本も含んでいます。

って言うか、新刊本、しかも単行本はほとんど買わないので(著者さんの印税にはあまり貢献できていません)、いずれも数年前の書籍(文庫か新書)がメインです。古くても新書とはこれ如何に。新刊でも古典と呼ぶが如しです、、、

一昨年の2020年に読んだ書籍は計105冊(94作品)で、そのうち「新書・エッセイ・ビジネス・ノンフィクション」が29作品(30冊)、「海外小説」は14作品(19冊)、「国内小説」は、51作品(56冊)でした。1作品で上下巻とかありますので冊数と作品数は違います。

完全にリタイア後の昨年2021年に読んだ全書籍は計112冊(93作品)でした。作品数は2020年から1作品減ですが、冊数は7冊の増加となりました。リタイア後、しかもコロナ禍で自宅にこもっている時間が多かった割にはあまり伸びずです。

「武田信玄」と「錨を上げよ」が1作品で各4巻、「オリジン」が3巻、「クリフトン年代記」の5部から7部や、「王妃マリー・アントワネット」、「黄砂の籠城」などの10作品が各2巻と、1作品で複数巻(冊)の書籍が昨年は多かったので作品数は減っても冊数が増えた理由です。

比較的よく読書をした2019年は115冊(108作品)でしたので、それとは3冊(15作品)及びませんでしたが、ここ10年間ではそれに次ぐ冊数となりました。

2019年は今と違ってまだ仕事をしていましたが、読書量からすると、どれだけ暇だったんだ?って感じです。

それはともかく、「新書・エッセイ・ビジネス・ノンフィクション」は22作品(22冊)で前年から7作品減(8冊減)、「海外小説」は13作品(21冊)で前年比で1作品減(3冊増)、「国内小説」は、58作品(69冊)で前年比で7作品増(13冊増)となりました。

大雑把に言えば、新書、エッセイ等が減り、海外小説は横ばい、増えたのは国内小説で、その国内小説では作品数も増えましたが冊数がより大きく増加しました。やはり仕事を引退すると、ビジネス書やハウツー本を読まなくなってしまいます。

それでは部門ごとに大賞の発表です。

  ◇   ◇   ◇

「新書・エッセイ・ビジネス・ノンフィクション」部門は22作品読みましたが、その中から大賞候補は、

生きて帰ってきた男 小熊英二
カラー版 宇宙を読む 谷口義明
無人島に生きる十六人 須川邦彦
桶川ストーカー殺人事件 清水潔
獄中記 煉獄篇 ジェフリー・アーチャー
官報複合体 牧野洋

の6作品です。どれも選りすぐりの面白さで、選ぶのが毎年苦労するのがこの部門です。

その中から大賞は、、、、、、

無人島に生きる十六人 須川邦彦著

に決定です!パチパチパチ・・

読書感想は、
7月前半の読書と感想。書評(無人島に生きる十六人)2021/7/14(水)

このノンフィクションは今から120年前の明治32年(1899年)に海洋漁業調査中の日本の帆船が、ハワイから日本へ向かう時に嵐に遭いミッドウェー近海で難破し、木が1本もない珊瑚礁でできた平らな小さな無人島に流れ着きます。

優れたリーダー(船長)がいて、生き抜くために様々な工夫と、お互いが助け合い、約4ヶ月後に偶然近くを通った日本船に救助されるまでの実話が元になっています。

映画にでもなっていれば、この出来事は有名になっていたでしょうけど、ほとんどの日本人には知られていないことだと思います。

もうひとつ、特別にどうしても大賞を与えたいのが、

カラー版 宇宙を読む 谷口義明著

読書感想は、上記「無人島に生きる十六人」と同じ

7月前半の読書と感想。書評(宇宙を読む) 2021/7/14(水)

これは壮大で夢のある科学(天文学)の話しで、数値や事象など理解できない面もありましたが、晴れた夜空を見上げる度にこの本に掲載されていた美しいカラー写真や、宇宙の謎を解き明かそうとする科学者の奮闘が思い浮かびます。

小さなお子さんや彼女がそばにいて、雑談しながら星を見上げ、本に書かれていたネタ(「あのミルキーウェー(天の川銀河)の中には太陽のような明るい恒星が2000億個以上もあるんだよ~それだけあれば地球とそっくりな環境の星もありそうだね」とか)をしてあげると、もう尊敬されること間違いなしです。

ただ、未来ある子供や彼女には、いくら本書に書かれていても、「あと50億年もすればついに太陽が燃え尽きて、地球も滅亡するんだけどねぇ、、」など、暗くなる話しはしないようにしましょう。

  ◇   ◇   ◇

次に「海外小説」部門は13作品の中から大賞候補作品は下記の7作品です。

剣より強し クリフトン年代記 第5部(上)(下) ジェフリー・アーチャー
機は熟せり クリフトン年代記 第6部(上)(下) ジェフリー・アーチャー
永遠に残るは クリフトン年代記 第7部(上)(下) ジェフリー・アーチャー
運命のコイン(上)(下) ジェフリー・アーチャー
そして誰もいなくなった アガサ・クリスティー
死の接吻 アイラ・レヴィン
オリジン(上)(中)(下) ダン・ブラウン

大賞は、、、、

そして誰もいなくなった アガサ・クリスティー著

読書感想は、
2月後半の読書と感想、書評(そして誰もいなくなった) 2021/2/27(土)

古典の名作の部類ですけど、さすがに82年前(1939年)に発刊されたこの作品を上回るミステリーはそうそう現れないでしょう。名前だけはよく知っていながら、読んだのは(たぶん)初めてです。

昨年は、ジェフリー・アーチャー著の本が多かったですが、この著者の小説は当たり外れがないというか、どれもたいへん面白く、自ずと大賞候補に多く上がってきます。

クリフトン年代記は、1部から7部までの大河小説的に長く、登場人物達の過去に起きた対立や曰くを思い出すのがたいへんでしたが、どれもドキドキのスリルがあり面白かったです。

ただ初期の頃の「ケインとアベル」が私にとってはあまりに衝撃的でしたので、それと比べると、ストーリーのつくりかたが大枠では似ているので、インパクトは薄れてしまっています。

ダン・ブラウンの小説は、「ラングドンシリーズ」他、長編小説はすべて読んでいますが、今回の「オリジン」も古い宗教と新しいAI技術とをうまく融合させ、世界中の宗教家を震撼させるような壮大なストーリーで、とても楽しく読めました。

  ◇   ◇   ◇

最後にもっとも作品数が多い「国内小説」部門は、58作品の中から大賞候補作は、下記の10作品に絞りました。

シャーロック・ホームズ対伊藤博文 松岡圭祐
それまでの明日 原りょう
王妃マリー・アントワネット(上)(下) 遠藤周作
黄砂の籠城(上)(下) 松岡圭祐
沖で待つ 絲山秋子
家守 歌野晶午
海の見える理髪店 荻原浩
後巷説百物語 京極夏彦
地のはてから(上)(下) 乃南アサ
風に舞いあがるビニールシート 森絵都

この中から大賞は、、、、

後巷説百物語 京極夏彦著

に決定です!!おめでとうございます~パチパチパチ・・

読書感想は、
10月前半の読書と感想、書評(後巷説百物語)2021/10/16(土)

1冊で800ページもある連作5篇の中篇小説集ですが、魅力ある小悪党の「小股潜りの又市」が活躍し、それが粋で奇想天外、タイトルからするとなにかおどろおどろしそうで怖そうですが、実は楽しく面白く読ませます。

この巷説百物語シリーズはいくつか出ていますが、その以外で評判が良い著者の同種の小説も読みたくなり、怪談シリーズの「嗤う伊右衛門」と「覘き小平次」はすでに購入済みです。

残念ながら大賞には少し及びませんでしたが、次点は下記の2作品です。

黄砂の籠城(上)(下) 松岡圭祐著
地のはてから(上)(下) 乃南アサ著

読書感想は、
6月後半の読書と感想、書評(黄砂の籠城) 2021/6/30(水)
8月前半の読書と感想、書評(地のはてから) 2021/8/14(土)

どちらの作品も、現代ではなく、明治や大正時代の話しです。こうした近代に分類される時代の話しは学校ではほとんど習った記憶がなく、知識を得るにはこうした小説を読んだり、テレビでドキュメンタリーを見たりするしかありません。

特に「黄砂の籠城」は実際に起きた有名な事件を元に、実在する人物の名前を使ったノンフィクションに近い小説で、多くの日本人が知らなかったことが多く登場します。

昨年のリス天読書大賞を受賞した熊谷達也著「邂逅の森」も、似たような近代の時代に生きるマタギの主人公を深く描いた小説でしたが、個人的にはそういう割と最近のことなのに、知らなかったことがわかる小説が好きなんだと思います。

以上、各部門、年間ベスト大賞受賞おめでとうございました。

今年もよい本に巡り会えますように!

【関連リンク】
1500 リス天管理人が2020年に読んだベスト書籍
1295 リス天管理人が2019年に読んだベスト書籍
1295 リス天管理人が2018年に読んだベスト書籍
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