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子供の頃に好きだった、よく見ていた連載漫画や、テレビアニメ、テレビドラマシリーズを覚え書きとして書いておきます。

1957年生まれなので、子供時代(小学生~中学生)時代というと、1963年~1972年頃に流行ったものだけ限定です。また漫画とアニメ等がかぶっているものはどちらか主だったほうに記載してます。

■漫画
おそ松くん 1962年~1969年 アニメ(第1期)1966年~1967年
サブマリン707 1963年~1965年
伊賀の影丸 1961年~1966年
紫電改のタカ 1963年~1965年
カムイ伝 1964年~1971年
カムイ外伝 1965年~1967年 アニメ忍風カムイ外伝(第1期)1969年
巨人の星 1966年~1971年 アニメ1968年~1971年
もーれつア太郎 1967年~1970年 アニメ(第1期)1969年~1970年
あかつき戦闘隊 1968年~1969年
あしたのジョー 1968年~1973年 アニメ(第1期)1970年~1971年
ハレンチ学園 1968年~1972年
男一匹ガキ大将 1968年~1973年 アニメ1969年~1970年
男どアホウ甲子園 1970年~1975年 アニメ1970年から1971年
男おいどん 1971年~1973年

■テレビアニメ
鉄腕アトム 1963年~1966年
狼少年ケン 1963年~1965年
エイトマン 1963年~1964年
鉄人28号 1963年~1966年
ビッグX 1964年~1965年
0戦はやと 1964年
ジャングル大帝 1965年~1966年
オバケのQ太郎 1965年~1967年
W3(ワンダースリー) 1965年~1966年
スーパージェッター 1965年~1967年
宇宙少年ソラン 1965年~1967年
サイボーグ009 1966年~1968年
ハリスの旋風 1966年~1967年
パーマン 1967年
冒険ガボテン島 1967年
マッハGoGoGo 1967年~1968年
サスケ 1968年~1969年
妖怪人間ベム 1968年~1969年
ゲゲゲの鬼太郎 1968年~1969年(第1期)
タイガーマスク 1969年~1971年
サザエさん 1969年~
いなかっぺ大将 1970年~1971年
アニメンタリー 決断 1971年
天才バカボン 1971年~1972年 漫画1967年~2006年

■テレビドラマ(特撮)
忍者部隊月光 1964年~1966年
忍者ハットリくん 1966年
マグマ大使 1966年~1967年
ウルトラシリーズ
 ウルトラQ 1966年
 ウルトラマン 1966年~1967年
 ウルトラセブン 1967年~1968年
仮面の忍者 赤影 1967年~1968年

■テレビドラマ
七人の刑事 1961年~1969年
ゼロ戦黒雲隊 1964年~1965年
青春とはなんだ 1965年~1966年
ザ・ガードマン 1965年~1971年
これが青春だ 1966年~1967年
いじわるばあさん 1967年~1969年 漫画1966年~1971年
でっかい青春 1967年~1968年
キーハンター 1968年~1973年
柔道一直線 1969年~1971年
おれは男だ! 1971年~1972年
太陽に吠えろ! 1972年~1986年

■外国テレビドラマ
ローハイド 1959年~1965年
コンバット! 1962年~1967年
逃亡者 1964年~1967年
かわいい魔女ジニー 1965年~1970年
0011ナポレオン・ソロ 1965年~1970年
タイムトンネル 1966年~1967年
宇宙大作戦 1966年~1969年
逃げろや逃げろ! 1966年~1967年
ターザン 1966年~1968年
スパイ大作戦 1966年~1973年
鬼警部アイアンサイド 1967年~1975年
グリーン・ホーネット 1967年
刑事コロンボ 1972年~1979年

■(特撮)人形劇
チロリン村とくるみの木 1956年~1964年
海底大戦争 1964年~1965年
ひょっこりひょうたん島 1964年~1969年
サンダーバード 1966年~1968年
キャプテン・スカーレット 1968年

掲載・放映されていた時期(期間)を視覚でわかるようにしてみました。




この1960年代はよく漫画もテレビも見ていたんだなと思われますが、5歳離れた兄がいたので、漫画はそのお下がりの恩恵に預かったり、今では聞かなくなりましたが、その当時には毎週雑誌や週刊誌などを定期的に配達してくれるレンタル配本サービス(1週間ごとに数冊を交換する)があり、それも利用できました。なので、自分のお小遣いで買って読んでいたわけではありません。

テレビシリーズでは、長いものは何年か続くものもありますが、ウルトラQやグリーン・ホーネットのように半年の1クールで終わるものもありました。

またアニメやドラマについては、放送終了後しばらく経ってから再放送が夕方ぐらいに平日は連日放送されていて、それを見ていた可能性もあります。リアルタイムで見ていたか、再放送で見ていたかについてはあやふやです。

今でも強く印象に残っているのは、定番ですが漫画では「巨人の星」と「あしたのジョー」。このふたつは、絵が簡素化されたアニメよりもよりリアリティのある劇画タッチで描かれていた漫画のほうがより迫力があります。

アニメでは、冒険心をかき立てられた「冒険ガボテン島」と、流星号にあこがれた「スーパージェッター」、同様にマッハ号が格好よかった「マッハGoGoGo」、その後、再放送で何度も見た「タイガーマスク」など。

テレビドラマ(国内)では、特撮ものでは「ウルトラシリーズ」と「マグマ大使」が、それ以外では毎週欠かさずに見ていた「キーハンター」、再放送を見ることが多かったと思いますが「青春とはなんだ」「これが青春だ」「でっかい青春」の青春シリーズなど。

外国のテレビドラマシリーズでは、バーバラ・イーデンのアラビア風衣装が印象深い「かわいい魔女ジニー」、ブリヂストンが提供していた記憶がある「ターザン」、毎週ドキドキものの「タイムトンネル」、車椅子の警部が主人公という変わったドラマの「鬼警部アイアンサイド」などは毎週楽しみに見ていました。しかし同時期に人気だった「奥様は魔女」はなぜかほとんど見たことがありません。

こうして日米のテレビ番組を見ると、SFでもコメディでもお金をかけて大がかりなセットやロケをして実写版の番組を制作できたアメリカと、予算もロケ場所もなく、ミニチュアを使った特撮ものやアニメに集中していた日本の違いがあり、そのおかげで日本のアニメや特撮映画が世界的に有名になったのかも知れません。

アメリカの古いアニメやドラマは数多くリメークされていますが、日本のアニメやドラマのリメークというのは極めて少ないような気がします。どうしてなんでしょうかね?

確かに「巨人の星」や「あしたのジョー」をリメークしても、普通にあったしごきや今では有害とされているウサギ跳び、戦後の混乱期だからこそだった孤児の集団万引き、少年鑑別所での壮絶なリンチなど、死語となってきたハングリー精神や、今の社会では違法やパワハラ、社会問題となってしまうってこともあるでしょうけど、、、


【関連リンク】
937 浅見光彦シリーズドラマにはまる
900 テレビ・ラジオの長寿番組について
497 生と死が紙一重の潜水艦の魅力
344 ジパングにみるタイムスリップ

 

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1254
甘い生活(原題:La dolce vita) 1960年 イタリア
監督 フェデリコ・フェリーニ
出演者 マルチェロ・マストロヤンニ、アニタ・エクバーグ

イタリアの巨匠フェデリコ・フェリーニ監督の代表作とも言える作品で、カンヌ国際映画祭のパルム・ドールを受賞した作品です。

よくわからないことですが、当時のお洒落なイタリア上流社会を象徴的に描いてちょっと茶化したような話しで、ゴシップ記事を追いかける記者のイケメン男優マストロヤンニが例によってモテモテで、複数の美女のあいだで浮名を流しているという物語で、やっぱりよくわかりません。

1953年のローマの休日でもそうでしたが、ローマ市内の名所旧跡が随所に出てきて、観光局としては大いにありがたかったでしょう。その時代の街を記録しておくというのは、日本の古い映画でもそうですが、当時の香りすら漂ってきそうなロケの映像は貴重です。

と、同時に芸能人を追いかけるゴシップ記者達の奮闘は、この頃から現代まで60年近くなにも変わっていないなという感想です。それを求める雑誌や新聞の読者達が変わらないから、当然記者達も変わらないのでしょうけど。

古い映画を見ると、それを今と比較して楽しめるというメリットがあることが今回よくわかりました。

★★☆


 ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟

フューリー(原題:Fury) 2014年 米・英
監督 デヴィッド・エアー
出演者 ブラッド・ピット、シャイア・ラブーフ

もう4年も前になりますが、この映画の宣伝をテレビで見たときに、迫力のある映画館でみたいなと思いつつ、行けなかった作品ですが、無念にも小さなテレビで見ることになりました。

タイトルのフューリーとは直訳すると「怒り」という意味ですが、第二次大戦中にアフリカ戦線から、その後ノルマンディー上陸を経て、ドイツ本国へと進撃するブラッド・ピットが率いるM4戦車に付けられたニックネームです。

ドイツ陸軍が誇る当時世界最強のティーガーI戦車との壮絶な一騎打ちとか、アクションシーンが満載で、134分という長めの映画にかかわらず、あっという間に終わってしまったという感じです。

いや凄まじいです。人間の上半身が砲弾でバッサリと吹き飛ばされたり、ブルトーザーで死体の山をまとめて大きな穴に埋めるとか、残酷シーンが満載です。って言うかこれでも実際の戦場の悲惨さと比べるとどうってこともないのでしょうけど。

戦車を主役級にした映画というのはアメリカ人が大好きで、古くから「パットン大戦車軍団」「バルジ大作戦」などなどあり、日本では「ガールズ&パンツァー」のおかげで戦車にやたらと詳しい人達も増殖しています。

BSの深夜に放送されている「世田谷ベース」でも、所ジョージが1時間の番組のほとんどを使って、戦車模型のこだわりをチクチク喋っていたりするのもよく見ます。

そういえば、太平洋戦争時代、戦闘機や戦艦、空母、潜水艦などには世界トップクラスの性能を誇るものがあったのに、戦車に至っては、欧米各国に大きく劣るものしかなかったのには意外な感じがします。

当時の同盟国ドイツには世界最高の戦車があったのに、その技術が得られなかったのは不思議です。

現在ではそれなりの性能をもつ戦車を作り、志願者の定員割れが続いているらしい陸上自衛隊にとっては、これぞとばかりに、あちこち人が集まるところに持ち込んで、PRに余念がありません。

日本でも、10式戦車対中国の99式戦車のガチバトルをCG映画で作ってみるとかすれば面白そうなんだけど、国際問題になりかねないので、せいぜい、映画「シン・ゴジラ」で、多摩川土手から、「ゴジラを都内には入れるな!」と川崎市に向けてぶっ放すぐらいでしかありません。

潜水艦映画も好きですが、こうした戦車映画も非日常的で、現代の生活とかにはまったく役には立ちませんが、思わぬ発見などもあって、楽しめます。

★★★


 ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟

劇場版「進撃の巨人」前編~紅蓮の弓矢 2014年 製作:WIT STUDIO
監督:荒木哲郎
劇場版「進撃の巨人」後編~自由の翼 2015年 製作:WIT STUDIO
監督:荒木哲郎
劇場版「進撃の巨人」Season2-覚醒の咆哮 2018年 製作:WIT STUDIO
総監督:荒木哲郎、監督:肥塚正史


漫画家の諫山創氏が別冊少年マガジンに連載している漫画を原作とし、テレビアニメが作られ、そのシリーズの第1話から第13話までの総集編として劇場版映画「前編 紅蓮の弓矢」、第14話から第25話までの総集編として「後編 自由の翼」として再構成されています。


さらに2017年4月から同年6月まで放映された第2期(Season 2)が、「劇場版 進撃の巨人 Season2 覚醒の咆哮」として制作されています。

今回とりあえず見たのは、その中の「劇場版 進撃の巨人 前編 紅蓮の弓矢」だけです。これを書くまでに残りに二つも見る予定でしたが、いろいろと野暮用があり、間に合いませんでした。

ま、感想については、ひとつ見たらそれでいいでしょう。

あえてストーリーは書くまでもないと思いますが、謎の巨人達と巨人達の侵入を防ぐ城郭都市で身を守ろうとする人間との戦いを描いた、とんでもSF漫画ですが、見ているとこれが滅法面白いのです。なぜなんでしょうかね?

主人公の母親や友人が侵入してきた巨人に捕獲され食べられたりする残酷シーンもありますが、漫画や小説などではおなじみになっている若い戦闘員が様々な経験を積んで成長していき、仲間とともに悪を退治、駆逐していくというストーリーです。

この漫画やアニメがこれほどまでに人気が出るとは最初は誰も思っていなかったと思われます。

設定が飛び抜けていて、現実感もなく、かといって人気のロボット兵器が出てくるわけでも、宇宙人が攻めてくるわけでもない、まったく今までにはなかった新しい世界観で起きている想像の産物です。

個人的には、まぁ楽しめましたけど、やはりこうした荒唐無稽なストーリーは、頭が柔軟で、何でも受け入れることが出来る若い人が見て楽しむものなんだろうなという感想は持ちました。

★★☆

【関連リンク】
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1244
主として、テレビで放映された映画を録画視聴した感想です。
そういえば最近映画館へ行けてないな~

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幕末太陽傳きみに読む物語パシフィック・リム家族はつらいよ2岸辺の旅

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幕末太陽傳 1957年(昭和32年)日活
監督 川島雄三 出演者 フランキー堺、左幸子、南田洋子、石原裕次郎

シリアルな場面も多く、一概にコメディとも言い難い内容で、まるで劇場でお芝居を見るような感じの映画で、61年前、私の生まれた年に公開されました。

主演は当時日活では飛ぶ鳥を落とす勢いがあった石原裕次郎ではなく、ベテランコメディ役者のフランキー堺で、舞台は品川にある遊郭相模屋です。

その裕次郎は実在する高杉晋作を、同じく人気のあった小林旭は久坂玄瑞を演じ、相模屋に逗留して、密談をする攘夷派武士を演じています。

お金を持たずに遊郭に泊まった主人公ですが、口八丁手八丁で、借金の形に小間使いをしながら、遊郭の中で様々な問題を手早く解決していき、店のものから重宝がられます。

その中で常連の客で尊王攘夷派の武士たちとも渡りをつけ、幕末の幕府派と攘夷派の争いにも巻き込まれていきそうになりますが、そこは世渡りが上手い主人公の機転で争いをうまく収めておきますが、同時に悪い風邪にかかって徐々に弱っていきます。

良きにも悪きにも主演のフランキー堺の演技と、それをうまく引き出した監督の川島雄三の代表作と言うことで、60年以上前の作品とは思えないぐらいの完成度の高さを感じました。

ただ、今の展開が早いスピード時代にはちょっと冗長に感じるところがあるのは、時代的に言っても仕方がないのでしょうね。

★★☆

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きみに読む物語(原題:The Notebook) 2004年 米
監督 ニック・カサヴェテス 出演者 ライアン・ゴズリング、レイチェル・マクアダムス

原作はニコラス・スパークスの1996年発表の小説です。

なかなか深い内容で、見ていると次第に最後の展開が見えてきますが、ここではそれに触れないようにするのがマナーだと思いますので書きません。

老人医療施設に入院している認知症を患っている老女に、老人の男性が物語を聞かせてあげています。その老女は記憶が曖昧ながらも、その朗読が好きで、毎回楽しみにしています。

場面は60年ほど前のアメリカに変わり、若い男女が知り合い、デートを重ねますが、家柄の違いから女性の両親からは交際を反対され、同時に男性は戦争のため徴兵されて戦地へ赴きます。

戦地から男性は毎日1年間手紙を書き続けますが、1通も返事が返ってきません。

戦争が終わり、男性は無事に帰還しましたが、相手の女性はすでに家柄が良いエリート弁護士と結婚していています。

男性は帰国後に、その女性と初めて抱き合った古い空き家を買い取り、そこをひとりで修復していきます。

彼女は、母親が隠してきた男性からの開封されていない365通の古い手紙を見つけ、男性の元へ走ります。

と、まぁ一種、よくある恋愛映画ですが、家柄の違いと戦争が仲を引き裂いた悲劇の若い男女が、大人になってからよりが戻って熱く燃え上がるというお約束のパターン。

映画の出来としては悪くないですが、ちょっとこういうパターンは普通すぎて食傷気味かな。

★★☆

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パシフィック・リム(原題:Pacific Rim) 2013年 米
監督 ギレルモ・デル・トロ 出演者 チャーリー・ハナム、菊地凛子

ハリウッドで実写版の怪獣映画、戦闘ロボット映画を作るとこうなるという見本のような映画です。

しかも怪獣の発音は日本語と同じで「KAIJU」となります。日本の怪獣文化と人型巨大戦闘ロボット文化を大いにリスペクトしてくれています。

ストーリーは、深海に異界とつながる裂け目(ブリーチ)ができて、そこから次々といろいろな怪獣が現れてきます。

地球側も負けずに、ガンダムチックな怪獣迎撃用の巨人兵器イェーガーを各国が開発・製造し、対応していきますが、やがて、際限なく莫大なコストがかかるのと、効果も限定的として予算を打ち切られてしまいます。

現れる怪獣はますます強力、凶暴となり、防衛側は新たに組織を作り、各地から優秀なエンジニアや巨人兵器のパイロットを集め、深海の裂け目を核爆発させて閉じてしまおうとプランを画策します。

なかなかCGも本格的で、大きな画面(スクリーン)で見ると迫力があって楽しいでしょうね。残念ながら私は小さな画面で録画ビデオ鑑賞でしたが、、、

菊地凛子は主人公を助ける新人パイロット役で、過去に家族を怪獣に殺されてしまう過去をもち、その記憶に出てくる子供の頃が芦田愛菜だったりして、ちょっと笑います。笑ってはいけないシーンなのですけどね。

★★☆

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家族はつらいよ2 2017年 「家族はつらいよ2」製作委員会
監督 山田洋次 出演者 橋爪功、吉行和子、妻夫木聡、蒼井優

昨年、シリーズ第1作目の「家族はつらいよ(最近見た映画) 」を見ています。

こちらはその第2弾で、すでに現在第3作目「妻よ薔薇のように 家族はつらいよIII」が公開されています。寅さんシリーズと同様、毎年1作という流れかな。

1作目は「熟年離婚」が主なテーマでしたが、今回のテーマは「無縁社会」で、団塊世代と思われるリタイヤした主人公は、長男夫婦と同居して悠々自適の生活ですが、ある日高校生時代にサッカー部で一緒にプレイしていた同級生とバッタリ出会います。

その同級生は、資産家の息子で、同級生の中でもとびきりの美人と結婚していましたが、その後事業は失敗し、妻とも離婚。現在は安アパートにひとりで住み、道路工事現場で交通誘導員として働いています。

その同級生を励まそうと、飲み会に誘い、そのまま自宅へ泊めるのですが、なんとそこで亡くなってしまいます。

身寄りがないので、葬儀には誰も参列しない状況でしたが、同級生や主人公の家族が温かく見守るという流れです。

その他にも、高齢者の免許証返納問題など、時代に沿った話題が盛り込まれ、時代を反映していてリアリティがあります。

しかし、主人公は横浜の住宅地に二世帯同居が出来るそれなりに大きな家を構え、所得がありそうな商社勤めの長男と専業主婦の妻、二人の孫と同居し、家族会議と称してすぐに集まってくる、ピアノ調律師の次男(妻夫木聡)と看護師として働く妻(蒼井優)や、税理士として働く妹夫婦達と、すべてにこれほどまでに恵まれた家族って果たしてどれほどあるのかなぁ~ってちょっと考えさせられたりしました。

★★★

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岸辺の旅 2015年 「岸辺の旅」製作委員会
監督 黒沢清 出演者 浅野忠信、深津絵里、柄本明、蒼井優

湯本香樹実の小説が原作で、小説ではよく使われる幽霊ネタで、現実感に乏しくやや食傷気味です。

実は原作は読んでなく、映画についても知識がなく、有名な山田太一のドラマ「岸辺のアルバム」のリメーク?とか勝手に解釈していましたが、全然違っていました。

「岸辺のアルバム」の岸辺は多摩川の岸辺ですが、こちらの岸辺は三途の川の岸辺ということでしょうか。

そういえば、私も数年前に三途の川を渡ってきました。どうでもいいことですが。



3年前に失踪して行方不明になっていた夫が、突然妻の元に現れます。すでに死んでいることがわかりますが、その死んだ夫の希望で失踪後にたどった道を一緒に出かけることになります。

まず夫が住み込みで働いていたという新聞販売店では、そこの店主としばらく一緒に生活をしますが、その店主もすでに亡き人で、やがては成仏して消えてしまいます。

その他、定食屋だったり、農村での私塾だったりと一緒に歩きますが、やがてその終末へと近づいていくというストーリー。

会話は少なく、主人公の夫婦の演技で喜怒哀楽を表現しようという試みは良いのですが、なかなか死生観というか、現実的ではない成仏できずにさまよっている幽霊の存在とか、わかりにくい面もあります。

個人的には、原作を忠実に再現しようとしたのかどうかわかりませんが、映像としては物足りなく、あまり集中できず好きになれなかった映画です。

★☆☆


【関連リンク】
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1194
秘密 THE SECRET 2007年フランス

監督:ヴァンサン・ペレーズ、出演:デヴィッド・ドゥカヴニー、オリヴィア・サールビー

東野圭吾の小説を原作とした日本映画「秘密」をリメイクした作品で、小説や映画で良くある人格が入れ替わってしまうという物語。舞台も言語もアメリカ、英語ですけど、なぜかフランス映画です。

母親と娘が同乗していたクルマが事故を起こし、母親は亡くなってしまったものの、娘は奇跡的に命が助かります。

しかしその娘の人格は母親で、娘が絶対に知らないことまで話せることで、父親はそれが母親の人格であることをしぶしぶ認めます。

母親の人格は、娘の身体で普段の生活をおくっていくことになり、それまで知らなかったし知ろうとしなかった娘の行動や考えに驚愕します。

そして娘の仲間内では、口うるさい邪魔な母親を殺したいなどと言っていたことを知り、混乱します。

母親の人格は、娘に成り代わって娘の人生を体験していきますが、娘が何を考え、そうした行動に走ったのかなどだんだんとわかってきます。

父親とともに精神科の医者とも相談し、治療を進めていきますが、やがて、母親の人格が現れる割合が減っていきます。

まもなく母親の人格が消えてしまいそうになっていくとき、わずかに残った母親の人格でビデオを撮影し、娘との別れを告げ、やがて娘の中から母親の人格は消えていきます。

とまぁ、書くとこういうあらすじになりますが、原作の小説を読み、日本の映画を見て、それからこの映画ということで、ややお腹いっぱいの状態で見たため、あまり感動もなく、「あぁここは原作と違ってこうしたのか」というテクニック面や間違い探し?ばかりに目が行ってしまい、イマイチでした。

人のこころが入れ替わるというのは、「転校生」や「君の名は。」を出すまでもなく、小説や映画では定期的に現れるパターンですね。また過去の人物が現代の人に取り憑くというか入り込むというものも時々見られます。

★★☆


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山の音 1954年 東宝

監督:成瀬巳喜男、出演:山村聡、上原謙、原節子

戦後間もない1949年作の川端康成原作の「山の音」は、著者が長く住んでいた鎌倉が舞台の小説です。

主人公のエリートサラリーマンの父親と息子、ヒロインの息子の美しい嫁、嫁いでいった性格の悪い妹など、当時普通にみられた二世帯同居の大家族の中で、息子と愛人、嫁と舅の微妙な関係など、今で言うとワイドショー的ネタが満載で、当時は生きるだけで精一杯だった一般大衆に、大きな衝撃と羨望、そしてドキドキ感を与えたと思われます。

懐かしいと言ってもリアルで見たことはありませんが、1950年代の横須賀線の風景、丸の内界隈と思えるビジネス街、終盤に出てくるまだ木々が生えそろっていない新宿御苑など、ロケも各地でおこなわれていて、復興していく東京の風景を楽しむだけでもこの映画を見る価値はありそうです。

二枚目俳優の代表、上原謙(当時45歳)、日本人離れした彫りの深い顔の原節子(当時34歳)の共演で、しかも父親役に息子役の上原より若い山村聡(当時44歳)という近代日本映画界の名優達を並べたこの作品は、今で言うところの演技派ジャニーズメンバーを揃えたアイドル作品とも言えるやや軟派な感じもします。

そう言えば80年代頃に多く作られた、古典名作映画にも山口百恵などアイドルが多く出演していましたね。

ちょっと演技がいずれも過剰気味(当時はそれが普通だったかも)で、早口でまくし立てるところなどはハッキリと聞き取れなかったりしますが、それでも当時の流行の最先端をいっていた衣装など、見ていてなかなか面白いものです。

★★☆


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君の名は。 2016年 配給東宝

監督、脚本、原作がすべて新海誠氏のアニメ映画で、国内興行収入ランキングは「千と千尋の神隠し」、「タイタニック」、「アナと雪の女王」に次ぐ4番目に入る作品です。

こうしてみると、ベスト4ではタイタニックだけが実写映画で、あとはみんなアニメなんですね。ちなみにベスト10で見ると実写映画が5作品でアニメと拮抗しています。

1 千と千尋の神隠し
2 タイタニック
3 アナと雪の女王
4 君の名は。
5 ハリー・ポッターと賢者の石
6 ハウルの動く城
7 もののけ姫
8 踊る大捜査線 THE MOVIE2 レインボーブリッジを封鎖せよ!
9 ハリー・ポッターと秘密の部屋
10 アバター
出典:映画歴代興収ベスト100(CINEMAランキング通信)

国内の劇場観客動員数は約1900万人、1月3日のテレビ放送視聴率は「シン・ゴジラ」の15.2%を超える17.4%ということですので、劇場で何度も見た人、劇場で見てさらにテレビでも見た人、テレビがない世帯、複数人でテレビを見た世帯など、細かなことは考慮せず概算で計算すると、
劇場鑑賞1900万人+テレビ視聴(5300万世帯×17.4%)=2822万人が国内で見た計算となります。

つまり日本人のほぼ4人に一人(約24%)がこの映画を見ています。これだけ趣味や嗜好がバラバラな時代によく揃いも揃って同じ映画をみるなんて凄いものです。

映画では人の心が入れ替わったり、時間にズレが生じていたりして、しっかり集中して見ていないと、途中でなにがなんだかよくわからないことになりますが、実写に近い繊細なアニメの表現力など見るべきものはいくつもありました。

これが4K、8K時代のアニメだ!と言われているような気もしますが、考えたら実写に近いアニメであれば、それはアニメでなくとも、もっとお手軽で鮮明なCGや実写合成でもいいのではないのか?とも思えてしまいますが、そこはアニメだからこそできる過剰な表現力や、日本の伝統芸であるアニメの本領発揮というところでしょうか。

ストーリー的には、荒唐無稽過ぎて、あまり良かったとは思いませんが、お手軽にヒットする昔からよくあるテーマとして「男女の心(身体)の入れ替わり」「パラレル・ワールドまたはタイムスリップ」「宇宙の神秘」などがうまく掛け合わされています。

また近々復活するそうですが、日本の長編アニメ映画を引っ張ってきた宮崎駿氏が大きくペースダウンし、このままアニメはディズニーなど海外勢にのっとられてしまうのか?という危惧もありましたが、どっこいまだまだ日本のアニメは死なずということがわかった作品でした。

★★☆


【関連リンク】
1180 男性の好きなスポーツ、スターリングラード、誘う女、紙の月
1167 関ヶ原、理想の彼氏、家族はつらいよ、博士の異常な愛情
1114 きみがぼくを見つけた日、陽のあたる場所、招かれざる客、武士の献立
1106 エクスペンダブルズ3、ニューヨーク 冬物語、不思議な岬の物語、謎解きはディナーのあとで
1090 ゼロ・グラビティ、真田幸村の謀略、イエスマン “YES”は人生のパスワード、スティーブ・ジョブズ
1051 麗しのサブリナ、白熱、第七の封印、最前線物語、シン・ゴジラ
1042 男と女の不都合な真実、スリーデイズ、ダークナイト ライジング、鍵、北の零年、海街diary




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1180
ミリオンダラー・ベイビー(原題:Million Dollar Baby)2004年 米

クリント・イーストウッドが監督、主演の映画で、元ボクサーの現在は老トレーナーでボクシングジムを経営している主人公と、貧困の中から努力してのし上がってきた女性ボクサーの栄光と挫折の物語です。この作品はアカデミー作品賞、監督賞、主演女優賞、助演男優賞を受賞しています。

もうひとりの主演の女性ボクサー役には1999年公開の「ボーイズ・ドント・クライ」でアカデミー主演女優賞を獲得し、この作品でも二度目の主演女優賞を得たヒラリー・スワンクで、彼女はこの映画の役どころと同様、子供の頃は貧困家庭で、トレーラーハウスで生活していたそうです。

日本でも老トレーナーと貧困の中から抜け出す「あしたのジョー」という漫画やアニメが有名ですが、ボクシングの本場アメリカでも、このようなボクシングで貧困から抜け出した成功物語は数多くありますね。

ただ、あと一歩で頂点に立てるというところで、相手の反則攻撃で不慮の事故に遭い、脊髄損傷、全身麻痺状態に陥ってしまうと言うのは泣けてきます。

それにしても、主人公の身体を張った活躍で貧困から抜け出せた家族は、観光気分でお見舞いにやってきたり、家の権利を移せとか非道なもので、悲しさを倍加させます。

クリント・イーストウッドが監督、主演では「グラン・トリノ」(2008年)もそうでしたが、最後は悲しい結末で終わる映画が多い気がします。

★★★


 ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟

映画女優 1987年 東宝

原作は新藤兼人の「小説・田中絹代」で、日本映画界の大女優田中絹代の半生を描いた映画です。

その田中絹代は松竹の看板スターで、当時の松竹の幹部や、監督、俳優陣が多く登場しますが、この映画は東宝が制作している点がなにか面白いところです。もちろん現役当時、1950年代から東宝映画にも十数本出演はしています。

監督は「東京オリンピック」や「犬神家の一族」などの市川崑、主演の田中絹代役に吉永小百合、母親役に森光子、元松竹会長城戸四郎役に石坂浩二、映画監督溝口健二役に菅原文太、その他上原謙、岸田今日子、平田満、中井貴一、沢口靖子、横山道代などスクリーン界の大御所達が勢揃いした豪華な映画です。

戦前の1924年に14歳で映画デビューし、大部屋女優から努力とその美貌からやがて主演に抜擢されるようになっていきます。結婚もしますがうまくいかずにまもなく離婚、その後溝口健二監督と出会い、プロの女優として厳しい演技を求められ、役者として監督に言われたことを忠実に演技するだけの女優から脱却していきます。

映画業界も無声映画時代からトーキー、そしてフルカラー映画へと急速に変化していく中で、映画とともに成長し、またその限界も感じ取っていく姿が、栄光を極めたきらめくスターではなく、人間らしく描かれていてなかなか興味深いです。

そしてイタリアの映画「ニュー・シネマ・パラダイス」のように、日本の映画界の古い歴史を知る上でもこの映画は価値があります。

亡くなったのは1977年ですが、晩年に出演した映画「サンダカン八番娼館 望郷」で、元からゆきさんの老婆役でベルリン国際映画祭最優秀女優賞を受賞しました。この映画は30数年前に見ましたが、田中絹代の演技は主演の栗原小巻や高橋洋子を完全に食っていました。

★★★


 ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟

HERO 2015年 フジテレビ、東宝など

木村拓哉主演のテレビドラマ「HERO」の第2期の映画版2作目です。監督は鈴木雅之、出演は木村拓哉、松たか子、北川景子などレギュラー陣に加え、シブい外務省官僚役で佐藤浩市なども加わっています。

この「HERO」は2001年に第1期がスタートして以降、テレビドラマも、2007年の第1期の映画も、この第2期の映画もすべて「HERO」というタイトルで、それだけではその作品を指しているのかわかりません。

踊る大捜査線 THE MOVIE」とか、「踊る大捜査線 THE MOVIE 2 レインボーブリッジを封鎖せよ!」のように、タイトルを見ればすぐにテレビドラマか映画か、映画でも何作目かわかるようにはなっていません。なにかこだわりがあるのでしょうね。

ま、外国大使館員が関係したと思われる死亡交通事故の捜査で、治外法権の壁にぶち当たるというよくドラマであるパターンです。

当初は交通事故での死亡だったのが、暴力団組織との関係、外交特権を利用した麻薬の密輸へと発展していきます。

映画にするよりは、テレビドラマでも十分な内容ですが、日本の映画界ではアニメ以外ではアイドルをメインに持ってこなければなかなか成立しないという感じなのと、「踊る走査線シリーズ」が2012年に終わって、次のテレビ&映画でヒットを求めるフジテレビの思惑とがうまく結びついているのでしょう。

★☆☆


 ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟

ジャッカル(原題: The Jackal) 1997年 米

一応は1973年の映画「ジャッカルの日」のリメイク作品とのことですが、「ジャッカル」という名前のスゴ技の殺し屋が出てくる以外、ほとんど共通している点はありません。

監督は「スキャンダル」(1989年)や、「容疑者」(2002年)などの英国出身のマイケル・ケイトン=ジョーンズで、出演はリチャード・ギア、ブルース・ウィリス、シドニー・ポワチエなど、主演級の豪華俳優を並べています。

元々の「ジャッカルの日」はテロ組織がフランスの大統領を暗殺しようとするフレデリック・フォーサイス原作の世界的ベストセラーになった一級の国際犯罪ミステリー小説でした。

この作品はチェチェン・マフィアのボスが、弟を殺された仕返しに、ジャッカルというニックネームの殺し屋に要人暗殺を依頼し、それをジャッカルを知る刑務所に収監中だった元IRAのスナイパーとFBIが手を組んで追いかけるというストーリーです。

組織的によく練られた計画でないとなかなか実行できそうもない犯罪を、ジャッカルはいとも簡単にひとりでやってのけるシーンがちょっと安直すぎて現実感には乏しい内容ですが、テンポが速く息つく暇もなく次々とスナイパー同士の追っかけ合いが緊迫して引き込まれます。

こうした凄まじいテンポの速さと、時々は息抜きのエンタメシーンとを織り交ぜるというのは、今の流行なのでしょうね。

個人的には、「ジャッカルの日」が衝撃的な小説、かつ忠実に原作を再現した迫力ある映画だっただけに、そちらに手を挙げざるを得ません。

★★☆

 ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟

図書館戦争 THE LAST MISSION  2015年 セディックインターナショナル

原作は有川浩のベストセラー小説で、2013年に「図書館戦争」として実写版の第1作目が製作され、これはその第2作目となります。

監督は第1作目と同じ「GANTZ」(2011年)や「デスノート Light up the NEW world」(2016年)の監督をした佐藤信介、出演者は岡田准一、榮倉奈々、栗山千明、石坂浩二、松坂桃李など。

第1作、2作とも防衛省、陸上自衛隊などが協力している、激しい市街戦の戦闘シーンがあるシリーズで現実性はまったくないものです。

この映画(小説)の元となっているのは、日本図書館協会の綱領である「図書館の自由に関する宣言」で、戦前の検閲や焚書に反対するために作られたもので、現代においても、思想の弾圧や、権力者に都合が悪い情報(書籍)などを発禁にしたり販売を差し止める目的で検閲されかねない危機感があります。

そうした図書の検閲に反対し、情報収集の自由や提供の自由を命がけで守ろうとするのが武装化した図書隊で、思想浄化をおこなおうとする権力と戦うというストーリーです。

徴兵制のある国ならば、よりリアルな戦闘シーンになるのでしょうけど、70年以上も平和を享受してきた国で、わずかな自衛隊員以外は、実弾を撃ったことがなく、戦闘訓練も受けたことがない柔な俳優陣とエキストラばかりですから、そりゃ迫力には乏しいです。

ちまたでおこなわれているエアガンを使ったサバイバルゲームのノリって感じでしょうかね。ってことで、小説やコミックの世界にとどめておいたほうが良かったのにと思います。

★☆☆


【関連リンク】
「関ヶ原」、「理想の彼氏」、「家族はつらいよ」、「博士の異常な愛情」
「きみがぼくを見つけた日」「陽のあたる場所」「招かれざる客」「武士の献立」
「エクスペンダブルズ3 ワールドミッション」、「ニューヨーク 冬物語」、「不思議な岬の物語」、「謎解きはディナーのあとで」
「ゼロ・グラビティ」、「真田幸村の謀略」、「イエスマン “YES”は人生のパスワード」、「スティーブ・ジョブズ」
「麗しのサブリナ」、「白熱」、「第七の封印」、「最前線物語」、「シン・ゴジラ」
「男と女の不都合な真実」、「スリーデイズ」、「ダークナイト ライジング」、「鍵」、「北の零年」、「海街diary」
「るろうに剣心 京都大火編、伝説の最期編」、「アメリカン・スナイパー」、「新劇場版 頭文字D Legend1 覚醒、Legend2 闘走」、「ジョーカー・ゲーム」
「神様のカルテ2」、「選挙」、「トリック劇場版 ラストステージ」、「夜叉」、「ドクトル・ジバゴ」 
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