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ここ20年ぐらいのあいだにガソリンスタンドの経営が厳しくなってきて、家の近所にあったスタンドも次々とコンビニやドラッグストア、洗車場へとその姿を変えていきました。特に独立系で比較的小規模なスタンド経営が厳しそうで、残っているのはチェーン展開している中堅以上のスタンドのようです。都市部については、周囲の同業者とギリギリまで価格・サービス競争をして持ちこたえられるだけの資本力がないと厳しい状況なのでしょう。

国内の自動車登録台数の推移を調べると、乗用車は31年前の1980年比で256%、貨物車でも119%と増加していましたが、21年前の1990年比では乗用車は177%と増加しているものの、貨物車が72%と約3割もダウンしています。貨物車の登録台数が過去最大だったのが1991年(平成3年)で、それ以降は減少の一途をたどっています。

ちなみに乗用車の過去最大保有台数だったのは2011年までのデータで2011年。台数は5千8百万台です。つまり乗用車の登録台数は過去一度も前年割れを起こしたことがなく伸び率は相当弱まりましたがずっと伸び続けています。

ただし2010年と2011年の差はわずか約23万台差しかなく(保有台数比で0.4%)、今年2012年か遅くとも来年には史上初めての乗用車保有台数前年割れになりそうです。さらに乗用車の燃費は年々上昇していきますので、1台当たりの消費量は確実に減っていき、ガソリンスタンドの経営が厳しくなるのも仕方がないことです。

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さらに1台当たり燃料をより多く使うのは貨物車と考えられますから、乗用車や軽自動車、二輪車が増え自動車全体の登録台数が多少増えても、1991年以降貨物車が増えず、したがって燃料の消費が増えない(=ガソリンスタンド需要が伸びない)ことがわかります。

ガソリンスタンドも1998年の規制緩和により人件費削減のためセルフサービスの形態を取り入れたり、コンビニやコーヒーショップなど異業種の店舗を併設するところが増えてきました。今後もガソリンスタンドが燃料補給の目的だけでなく、プラスαの価値を持つ場所を目指すことは間違いありません。それはそれで利用者には選べる自由と便利さがあっていいことです。

セルフスタンドの利用が増え、最近はあまり言われなくなったのですが、ガソリンスタンドで給油をすると「タンクに水が溜まると中に錆が発生したりエンジンが故障するので、水抜き剤を入れておきますね!」という一見正しそうに思えて、実はほとんど意味のない無駄金を使わせるための方便があります。

原理からすると確かに外気温の差が激しかったりするとタンク内に結露ができて水分が発生し、それが燃料より重いので底に溜まり、錆の原因になったり、冬の寒いときに水分が凍結してしまい、ガソリンがエンジンに回らなくなったりする可能性があると言われています。最近は結露のできにくい樹脂製のタンクが増えていますが、それ自体を知っている人は少ないでしょう。

小学生でもわかっていることですが、水と油は混ざりません。しかし水割りのウイスキーがあるぐらいですから水とアルコールは混ざります。そして油とアルコールは混ざりますので、水とアルコールを混ぜて、それを油(ガソリン)と混ぜてやるというのがこの水抜き剤の役目となります。

しかし実際にその効果はといえば、ガソリンスタンドの小銭稼ぎにはなりますが、エンジンにとってはほとんど効果はありません。微量に発生した水分は、そのほとんどはガソリンに混ざりはしないものの燃料パイプを通って一緒に燃焼室に送られて、そこで一気に燃焼(水分は蒸発)してしまうからです。

水抜き剤を入れていなくてもエンジンをかけるとマフラーから水が出てくるのは、マフラー内に雨や洗車したときに入った水か、あるいは燃焼室で蒸発した水分がマフラーで冷やされて水になって出てきているものと考えられます。

水抜き剤の他、ガソリン添加剤、エンジンフラッシング、クーラント、エンジンオイル、ウォッシャー液の交換や補充、その他に洗車や室内クリーニング、タイヤローテーションなどがガソリンスタンドの定番オプションメニューで、クルマやオーナーの顔色と懐具合を見ながらそれぞれ提案をしてきます。それをいちいち断るのが煩わしいからセルフへ行くという人もいるぐらいです。

ガソリンスタンドで、無料でエンジンルームの点検をしてくれるところがあります。これってほとんどボンネットを開けたことはない顧客からするとうれしく感じている人が多いと思いますが、スタンド側は、エンジンルームを見ることで様々な金儲けのネタを発見できるメリットがあります。そう無理矢理問題点を見つけ顧客にお金を払わせるためで、決して顧客の安全を気にしてのことではないのです。

エンジンオイルの色が真っ黒になっていても、粘度が適度に維持されてさえいれば使用に問題はありません。しかしスタンドの店員さんは例え交換後1ヶ月しか経っていないオイルでも「うわっ!オイル真っ黒ですよ!交換しましょう!」と平気で勧めてきます。オイルが黒いのはそれだけよくススを落としてくれているわけで喜んでいいのです。

エンジンオイルの量も、レベルゲージに表示されたラインが上下限であって、その上限より多少減っていても一向に問題はありません。もっと言えばレベルゲージの下限を多少切っていても、それぐらいの安全マージンはみてあるので、いますぐに対応する必要は全然ありません。ちょっと過激にいえば、レベルゲージに少しでもオイルがつくなら(下限より大幅に少ない)でも特に影響はないと言われています。でもスタンド側は上限いっぱい入っていないと「オイルが減っているので(有料で)追加しておきましょう」と必ず勧めてきます。

ただ別の問題として、もし短期間でオイルが急激に減るようなことがあれば、それは漏れ出している以外は考えられないので、ただ勧められてオイルを足すよりも、漏れている(染み出している)箇所を発見し、速やかに修理することのほうがずっと重要です。

私がいつも利用しているフルサービスのスタンドでも「お客さん、タンクに水が溜まってますよ」と未だに言ってくる従業員がいますが、そのたびに「それってどうしてわかるの?」と返します。たいがいモゴモゴと「入れたというシールが貼ってないから」とか言っていますが、その後はしつこく追求してこなくなります。

それ以外にも、洗車したばかりのクルマで最後の仕上げに給油をしにスタンドへ行くと「洗車はいいですか?」となにも考えず、なにも見ず、ただ惰性とマニュアルにしたがって聞いてくるアホな店員もいて、ホント嫌になります。

スタンドで、余計とも思える有料のサービスを受ける人は、振り込め詐欺やリフォーム詐欺と同じで、一度そういうのにのっかってしまうと、何度でも繰り返してくれるありがたい客と見なされます。おそらくスタンド側も例えば水抜き剤を買ってくれた人のクルマにはなにかマーキングをしておくのでしょうね。次は「お客さん、クーラントが減ってますから補充しておきますね!」とか「エンジンオイルが減っているので入れておきますね」とか。もちろんカーショップなどと比べるとかなり割高な値段設定です。

あなたのクルマのガソリン給油口(外ブタを開けた中)に、なにかマーキングシールが貼られていませんか?もし意味のわからないシールが貼ってあればたぶんそれはそういうことです。




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無題
それでも、いざ何か不具合があると スタンドに駆け込む人達。特に年末年始、お盆、GW。 いい迷惑な話ですよ。
2015-12-27 Sun 11:32
Anonymous
むだい
> 何か不具合があると スタンドに駆け込む人達

確かに多そうですね。
でもそういう人達ってスタンドにとっていいカモなのだからいいではないでしょうか?
2016-01-04 Mon 21:42
rstrer@管理人
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