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弾を噛め(Bite the bullet) 1975年 米
監督:リチャード・ブルックス
出演者:ジーン・ハックマン、キャンディス・バーゲン、ジェームズ・コバーン

弾を噛め
西部劇映画ですが、ちょっと変わっているのが、1906年に新聞社主催で行われた西部横断レースのドラマで、様々な人間模様が描かれています。

主人公は馬を輸送する仕事に就いていた男で、あるきっかけからその2000ドル(現在の価値で7万ドルほど)を賭けたレースに出場することになります。

途中で虫歯が悪くなってのたうち回っていた出場者のメキシコ人のために、歯の抜歯と抜いた後には火薬を抜いた弾丸の薬莢で代わりの歯を作り、「弾丸を噛め」と言います。それがこの映画のタイトルになっています。

優秀な馬を持っている優勝最有力者や、旅の途中で出くわす盗賊団など、様々な試練を乗り越えながらゴールへ向かっていきます。

すでに20年ほど前に映画から引退している現在すでに90歳を超えているジーン・ハックマンが45歳の時の映画で、「フレンチコネクション」(1971年)や「ポセイドンアドベンチャー」(1972年)などで、すでに人気絶頂だった頃の映画です。

出場者紅一点のキャンデス・バーゲンもまだ29歳の若々しい頃で、男臭い映画の中で良い演技を見せています。

★☆☆

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スノーデン(Snowden) 2016年 仏、独、米
監督:オリバー・ストーン
出演者:ジョセフ・ゴードン=レヴィット、シャイリーン・ウッドリー

スノーデン
監督のオリバー・ストーンは社会派というかアメリカの真実をエンタメ映画として撮ることが多い監督で、私もベトナム戦争の悲惨さを描いた「プラトーン」(1986年)や「7月4日に生まれて」(1989年)などを映画館で見ました。

この映画でも実際に起きた元CIA職員だったスノーデンがウィキリークスというwebサイトでアメリカの国家安全保障局やアメリカが持っている各国の機密情報など様々なデータを公開したことが好意的に描かれています。

結局、スノーデンはアメリカ当局から逃れるため、ハワイから香港、そしてロシアへと逃亡していきますが、監督はモスクワへ渡りスノーデン本人と映画の内容の確認を行ったそうです。

現在スノーデンはアメリカの息のかかるところでは拘束されてしまうので、ロシアで国籍を得ているそうです。

国家機密情報を主要メディアに流したことが悪いのか、同盟国、友好国でスパイ行為をして政治動向など、または許可なく一般国民の通信まで傍受して様々なプライバシー情報を収集していたアメリカの情報部が悪いのか、立場や思想によって意見は食い違ってくるでしょうけど、傲慢な国家に著しい衝撃を与えたことは間違いないでしょう。

権力者が隠したがる秘密は必ずどこかで破綻するという良い見本でもあり、日本の役所のようになんでもかんでも隠したがり、正当な権利である情報公開請求してもいつも黒塗りばかりではもう時代遅れとしか言いようがありません。

日本でもいつかはスノーデンのような正義感と気骨のある内部職員が出てこないとは言えないでしょう。

★★☆

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ハプニング(The Happening) 2008年 米
監督:M・ナイト・シャマラン
出演者:マーク・ウォールバーグ、ズーイー・デシャネル

ハプニング
ニューヨークのセントラルパークで、ある日突然、人々が意識を失い謎の自殺をするようになります。原因がわからず、ニュースではテロ攻撃という情報が流れます。

主人公は頼まれて同僚の子供を連れて被害が出ていないという西へクルマで移動しますが、やがてその地においても同様な被害が起きていきます。

町から離れた山の中にある一軒家に住む老婦人に助けを求めますが、泥棒と間違われ追い出されそうになります、、、とパニック映画とホラー映画を混ぜたような典型的なB級映画という感じです。

物言わぬ植物が、あるとき連帯して敵である人間を一斉に攻撃するために人間にだけ効く毒性物質を出しているのでは?という主人公の推理ですが、やがてその現象はフランスでも、、、

もしそうした植物が連帯して人間を抹殺したいと思うなら、二酸化炭素を吸収せず、酸素を発生しないような進化をすればよく、毒物をまくより効果的な気もします。

しかし以前、近所の植物園で、食虫植物の企画展を見たことがありますが、生きた虫を食べる(捕まえて溶かして栄養にする)ことができる進化を遂げた植物が数多くあるぐらいなので、この映画のように、人間が自滅(自殺)するように仕向ける毒素や花粉などをまき散らすことも可能なのかなと思えてきました。

みなさん、植物は大事にしましょう。って道路の雑草も刈ってはいけないとなると、普通の文明生活がおくれなくなりますねぇ、、、

★☆☆

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ひとよ 2019年 「ひとよ」製作委員会
監督:白石和彌 出演者:佐藤健、鈴木亮平、松岡茉優

ひとよ
幼い3人の子供達にまで暴力をふるうようになったアル中の夫を、自分が乗っているタクシーでひき殺した妻(幼い子供達の母親)が殺人の罪に問われ刑務所に収監されます。

そして15年の月日が流れ、幼かった子供達はそれぞれ仕事を持って平穏に暮らしていましたが、15年経った時、タクシー会社を続けている実家の家に母親が戻ってきます。

家族を守るためという思いの母親と、人殺しの息子や娘というレッテルを貼られた青春時代を送らざるを得なかった子供達。母親への思いはそれぞれ複雑です。

でも普通だったら刑期を全うして15年ぶりに会うということはなく、何度も面会しているんじゃないの?と思ってしまいますが、面会に一度も行ってないとしたら、それはそれで子供達も不義理な人たちだなぁと思ったり。

犯罪を犯しながらも子供達を守るために正しいことをやったと淡々とした母親役のベテラン俳優田中裕子だけが良い演技を見せてくれたなぁというのが感想です。

★☆☆

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エアフォース・ワン(Air Force One) 1997年 米
監督:ウォルフガング・ペーターゼン 出演者:ハリソン・フォード、ゲイリー・オールドマン

エアフォース・ワン
テロリストに乗っ取られたアメリカ大統領の専用機の中で、大統領役のハリソン・フォードが、B・ウイルス主演のダイ・ハード並みにボコボコになりながらも家族や乗組員を守るというアクション&サスペンス映画です。

すでにインディ・ジョーンズシリーズで、人気と名声を手にしていたH・フォードですが、確固たる信念でアメリカ国内だけでなく、世界の平和を揺るがす犯罪者も許さないという姿勢を見せる強いアメリカ大統領を演じています。

しかしトランプ前大統領以降は、それまで言いたくても言い出しにくかった「自国優先主義」を国民の半分が支持していることから、この27年前の映画は現在ならばヒットしないでしょう。

単にアクション映画として見るなら、まだ不完全なVFXを多用した航空機パニック映画なだけに、お金はそれなりにかかっていそうですがイマイチな出来です。

★☆☆

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放浪記 1962年 宝塚映画
監督:成瀬巳喜男 出演者:高峰秀子、加東大介、宝田明、草笛光子

放浪記
林芙美子の自伝的小説「放浪記」(1928年~1930年雑誌に連載)の映画化は、過去に3回(1935年、1954年、1962年)、テレビドラマも3回(1961年、1974年、1997年)製作され、さらに森光子主演の舞台は1961年の初演から50年以上続けられ、2015年に仲間由紀恵に主演をバトンタッチして現在も継続しています。

この1962年の映画の主人公「林ふみ子」役は高峰秀子が演じ、その他にも田中絹代、宝田明、加東大介、草笛光子、小林桂樹など他の映画なら主役級の俳優陣が出演しています。

その他にもこの頃からすでに口うるさい老婆役が板に付いている当時36歳の菅井きん、態度がデカい特高刑事役には名古屋章、ホンのちょい役の学生として若手の岸田森や橋爪功などが出ています。

62年前の映画ですから出演者はもう鬼籍に入った方がほとんどですが、草笛光子(90)、橋爪功(83)は現在も俳優として活躍中です。

著者の林芙美子は1951年に亡くなっているので、この映画を見ることはかないませんでしたが、主演の高峰秀子(公開当時38歳)が、当時舞台演劇で「放浪記」が大ヒットしていたライバル森光子(年齢は森光子が4歳年上だが、女優デビューは高峰秀子が6年早い)に負けまいとダメ男を渡り歩く体当たり(セクシーシーンは皆無です)の熱演ぶりが素晴らしいです。

ちなみに原作となったこの小説は8年前に読んでいて、あらすじや感想はそちらで書いているのでご参考まで。

2016年4月後半の読書と感想、書評(放浪記)

日本映画は戦後の1950年代にはほぼカラー化されていましたが、この1962年の映画ではあえてモノクロで製作されています。

その理由は知りませんが、この映画の時代背景が、第1次世界大戦が終わり、その後長い不況が続く1920年頃から始まり、1928年に実質作家デビューする頃までの窮乏していた頃の話しがメインで、そうした灰色の時代の雰囲気を出すためかなと思います。

★★★

【関連リンク】
2024年7~8月に見た映画 風とライオン(1975年)、シティーハンター(2024年)、パワーゲーム(2013年)、山の郵便配達(1999年)、ペギー・スーの結婚(1986年)、引っ越し大名!(2019年)

2024年5~6月に見た映画 岸辺露伴 ルーヴルへ行く(2023年)、ハドソン川の奇跡(2016年)、ケイン号の反乱(1954年)、ゴールデンカムイ(2024年)、ダンディー少佐(1965年)、kapiwとapappoアイヌの姉妹の物語(2016年)、PERFECT DAYS(2023年)

2024年3~4月に見た映画 敦煌(1988年)、旅立ちの時(1988年)、ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書(2017年)、リーサル・ウェポン4(1998年)、アルゴ(2012年)、長い灰色の線(1955年)

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