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読書
 年末と言うこともあり、仕事や忘年会で忙しくあまり読書は進みませんでした。

ブルータスの心臓 東野圭吾 
「ブルータスの心臓」は複雑な人間関係が絡む殺人ミステリーということで、特に目新しいものはありません。慌ただしい師走に読むにはお気楽で最適かもしれません。ただこの著者超売れっ子で量産が激しく、限られたネタを少しずつ出し惜しみしているって感じで、一冊に込める情熱というのがなくなってしまったという気がします。これはとにかく出せば必ず売れるという欲深い出版社の責任かも知れません。一度3年ぐらい充電して、1年ぐらいをかけてじっくりと1冊の本を書けば、いい本が出来上がるような気がしますが、ファンと出版社には許してはもらえないのでしょうね。
 
 知的創造のヒント 外山滋比古
「知的創造のヒント」はヒントというより著者が気に入っている自分の(ライフ)スタイルの紹介本です。自分がいいと思ったこと、好きな言葉や本の羅列でな~んもヒントにはなりません。この時期に読んだせいなのかもしれませんが。

DVD
年末に深夜集中してDVDを観ました。くだらない能のない芸人ばかりが出ているテレビしかやっていない年末年始は、頭を使わなくてもいいこの手のDVDは最適です。新作は3泊までなので、いずれも準新作か旧作品ばかりです。

マンマ・ミーア!
「マンマ・ミーア!」は恋愛ミュージカル映画ということで、人気スター達と懐かしい音楽でお気楽に楽しめます。でも高い鑑賞券を買ってまで見たい映画ではありません。
 
死神の精度  フィッシュストーリー 
「死神の精度」「フィッシュストーリー」は共に伊坂幸太郎の小説の映画化です。わかりにくい部分もありますが、一部の俳優に救われて楽しめます。金城武だけが頼りの「死神の精度」より特に人気スターがいない「フィッシュストーリー」の方がずっとよくできていると思います。こういう地味な国産映画は、観客を呼ぶには難しいでしょうが、ぜひ生き残ってもらいたいものです。ちなみにいずれも先に小説は読んでいます。

誰も守ってくれない
「誰も守ってくれない」は殺人事件加害者の家族の崩壊とそれを保護する刑事のドラマです。性格が悪いという噂の志田未来がそのままの地でワガママ娘を演技しています。加害者の家族や警察を追い込むネット掲示板の悪意だけを取り上げて悪者に仕上げるのは踊る大捜査線と同じ君塚良一脚本の悪い癖でしょう。この人ネット=悪という図式が固まっています。映画としては佐藤浩市や松田龍平のいい演技もあり完成度は高いと思います。

イントゥ・ザ・ワイルド

「イントゥ・ザ・ワイルド」は実話に基づいたロードムービーで、大学を卒業した富裕層の息子がお金やカードを捨て、アメリカ各地をヒッチハイクし、最後はアラスカでひとり餓死するというストーリーです。お金持ちしか考えつかないような行動です。共感できる人は少ないと思いますが(私もできません)、どうなのでしょう。自然の風景だけは最高に素晴らしい映画です。




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