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映画にもなっている雫井脩介氏の小説「犯人に告ぐ 」で、誘拐殺人犯の決め手となったのは、犯人が挑戦状の手紙で被害者の衣服の「赤い色」をなぜか「ベージュ」だと思い込んでいることがわかり、それを手がかりに聞き込みのローラー捜査で、同じ勘違いをする人物を探していくというのがありました。

この犯人のように、子供の頃や大人になってからでも聞き違いや思い違いで、ずっと間違ったままで普通に使ってしまっていることがあります。逆に多くの人がその間違いをすることで、後付けでそれもありとしましょうと認められてしまう言葉や表現、用法もあります。言葉は時代と共に変わっていくものなのです。

勘違いではなく言葉の用法の問題ですが、代表的なものに「お召し上がりください」などの二重敬語や、謙譲語の誤用「休まさせていただきます」などは、現在はさほど違和感もなく普通に通用しています。「食べれる」などの「ら抜きことば」や、コンビニのレジでは必須の「千円からでよろしいでしょうか」などは、数年後には辞書にも載りそうです。「耳障りのよい」「汚名挽回」「押しも押されぬ」などの完全な誤用については、よく使われていますが、こちらはちゃんと正しい使い方を再教育する必要がありそうです。「汚名」を「挽回(取り戻す)」してどうすんねんってところです。

ま、私も誤字、誤用だらけの文章をよく書いているので、なにも偉そうなことを言うつもりはありません。思い違いや勘違いでは、私は子供の頃からずっと「体育」を「タイク」、「洗濯機」のことを「センダッキ」、「鬱陶しい」を「うっとおし」と発音してきたのですが、ワープロを使い出して、その読み方を入力しても漢字に変換されず焦りました。

3.11の震災後にTwitterで知ったのは「義捐金(ぎえんきん)」と書くのが正しく、「義援金」は当て字であるということだったり、たまたま近所の人と話をしていて、「黄砂(こうさ)」のことを私は「おうさ」と言っていたのを直されて恥ずかしい目に遭ったのですが、これはあとで辞典で調べたら「おうさ」でも間違いじゃないことを知ったりと、この歳になってもまだまだ勉強です。

その他に間違いやすい(現代では決して間違いではないものも含む)ものとして、
「引数」→いんすう× ひきすう○
「早々に」→そうそうに× はやばやに
「依存心」→いぞんしん× いそんしん○
「外郎」→げろう× ういろう○
「御大」→おんだい× おんたい○
「香ばしい」→こうばしい× かぐわしい、かんばしい○
「奇しくも」→きしくも× くしくも○
「精霊」→せいれい× しょうりょう○
「水を得た魚のよう」→みずをえたさかなのよう× みずをえたうおのよう○
「天上天下」→てんじょうてんか× てんじょうてんげ○
「一族郎党」→いちぞくろうとう× いちぞくろうどう○

特に最近では新しいWeb用語などが次々と海外から入ってきます。7~8年ほど前、まだブログが初めて登場し始めたとき、正式名称のWeblog(ウェブログ)はいろんな呼び方をされていました。Wi-Fiも最近はワイファイで定着してますが、最初はウィフィーとかいろんな呼び方がされていました。

最近のクルマのヘッドライトによく使われてHID(エイチアイディ)とも呼ばれている「Xenon」は、当初「クセノン」や「ゼノン」と言う人もいましたが、最近は「キセノン」で統一されています。英語圏の国での発音は「ゼノン」に近いのですが、それにならなかったのはどうしてなのでしょう。XEROX(ゼロックス)のことを誰もキセロクスとは言わんでしょう。また一部のゲーム機に使われているマイクロプロセッサXenonは「ゼノン」と発音します。ややこしいですね。

私は以前から日本語変換はATOKを使っていますが、これは誤った用法や誤用をすると教えてくれて便利です。数年前にGoogleが無料の日本語変換を出したとき、しばらくそれを試してみましたが、その連想候補にはGoogleお得意のWeb上にある様々な用法を取り込んで活用しますので、当然Web上にいっぱいある誤った用法も含めて候補に出てきました。その点はちょっと困りますね(最近は使っていないのでその後どのように進化しているかは不明)。

ATOKで「おめいばんかい」と入力して変換候補を選ぶと、ポップアップして次のような解説が現れます。
使い方を誤りやすい表現「汚名挽回」「悪い評判を巻き返す」という意味で用いられるが、「汚名返上」と「名誉挽回」とが入り交じってできた不適切な言い方だと指摘されることもある。「悪い評判をぬぐい去る」という意味では「汚名返上」の方を用い、「いったん失った名誉を取り戻す」という意味では「名誉挽回」の方を用いるのが無難。

と丁寧に注意してくれます。意外に「間違いです」という指摘ではなく「こっちのほうがいいですよ」と柔らかな解説です。

個人のブログやサイトならば多少変換ミスや用法の間違いがあっても許されるでしょうが、企業の公式サイトや編集や校正の手が入っているプロが作る記事やコラム等で、そのような間違いがあると、それだけで一気に信用を失ってしまいます。少しでもミスを減らすため何十年と日本語について研究してきたATOKがプロのライターや編集者に愛用されているのもわかります。

     

 

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