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(注)以下の文章はうつ病に罹った人やその関係者に対し偏見や差別、非難を与えるものではなく、私の個人的な体験から意見や感想を述べているに過ぎません。もしうつ病の方やその関係者の方で気に障る表現や言葉があればご指摘いただければ削除または修正します。

うつ病に現在罹っている人(有病者)はおよそ100人に1~2人、生涯のうちにうつに罹る可能性がある生涯有病率は3~16%と言われていますので(wikipedia)、職場や友人など身の回りにそういう人が数名いたとしても不思議ではありません。

うつ病は十数年前まではまだあまりよく知られていなかったこともあり、「怠け病」とか、朝起きられず連絡も来ないので「眠り病」とかひどいことを言われてきたこともあります。30年ほど前に私の部下がこれに罹り「遅刻が多い」「前夜は元気だったのに翌日いきなり欠勤する」「妙に明るい時と落ち込む時の落差が激しい」と、当時はこうしたうつ独特の症状について知らなかったので、ずいぶんと叱ったり励ましたりと余計なことをしてしまったものです。

今ではある程度その病気が認知され、その対処法なども書かれていたりしますが、現実にはなかなか思うようにはいかず、それが逆に周囲が変に気を遣うこととなり、ギグシャクした関係になってしまいそうです。

まずは発症しそうな人とのつき合い方が難しいです。本人は一生懸命普段通りやっていると思っていても、周囲はなにかおかしいと気がつきます。

自分から「どうもおかしいので病院へ行ってくる」と言ってくれれば解決が早いのですが、実際のところなかなかそうはなりません。しかしたいして親しくしていない同じ職場の人が「最近ちょっと変だから病院へ行きなさい」とは言えません。それは本人のプライドをひどく傷つけるように思え、また大きなお世話と思われてしまうからです。仕事上のライバル関係であればなおさらのことです。

一番いいのは家族や友人など、より身近で利害関係のない人がアドバイスをしてあげて、本人から治療に行こうと思わない限り、そのまま放置しておくと、少し改善してまた悪くなっての繰り返しをすることになります。

同じ職場にいるけれど、それほど親しくはない、でも仕事の上で重要なやりとりや関係があり、このまま放置しておいては仕事に支障が出そうと思った場合、共通する上長がいればその上長に相談するしか方法はないでしょう。直接言うのはどうも躊躇われます。

次に復帰後のことです。通常うつ症状が激しくなると治療のため会社を長期間休職し、心療内科など病院へ行き治療をおこないます。そして数ヶ月後に職場に復帰します。復帰を果たしてもまだ直後の段階では完治したとは言えないことが多く、引き続き通院して治療やカウンセリングを続けながら勤務をするというケースが多いでしょう。

そういう人が上司であれ部下であれ、同じ職場にいると周囲はどうしても気を遣います。いい人ほど「もし今度再発したら自分の責任だ」と思い悩む人も出てきそうです。

うつの原因が、職場や上司にあった場合は、職場や業務など環境を変えれば一気に改善することもありますが、大企業でない限り、そうそう職場や仕事をガラッと変えるのは難しく、結局復帰後も以前と同じか似た仕事をすることになります。

そして一度そうした長期病欠をしてしまうと、どうしても周囲には「またぶり返して急に休むかも」という不安がつきまとい、重要な仕事や期限のある仕事、気苦労が多い仕事は頼みにくかったりして、職場の人間関係がギグシャクしてしまいます。健康な人に病気の人の気持ちはなかなかわからないものです。

「うつなんて風邪と同じで誰でも罹るもの」と言う人もいますが、風邪のように長くても数日ですっかりよくなるものとは違い、数ヶ月から数年と長期間にわたりケアしていかねばならないことは大きく違います。そのように完治まで先が見えないことや、熱や咳の具合でわかる風邪と違って周囲にはその改善状況がわからないというのも不安な一面です。

実際うつ病治療中の人が職場で隣席にやってきた場合、どのような声をかけられるでしょうか?

「頑張れ」「元気そうだ」「しっかりしろ」などは、うつ患者にとって禁句とされていることぐらいは常識としても、他に気軽にかけられる言葉ってなかなか思いつきません。「今夜飲みに行かない?」とかも通常は医者からも止められているでしょうし、もし飲みに行ったとしても今度は話題に気を遣って大変です。

少し調べると「最近調子はどう?」とか「焦るなよ」「なるようになるさ」とかはいいみたいです。でも同じ職場というだけで個人的に親しくない場合、結局は仕事上の必要最低限の会話しかできなくて、それが相手に疎外感を与えてしまわないかを心配します。

上司、部下、同僚など親しさのレベルと、管理責任のケースバイケースだとは思うのですが、実際に職場でうつ病の人と一緒になった場合、こちらからはなにもできないのが実際のところではないでしょうか。

最近では「新型うつ」と呼ばれている「仕事中は暗く落ち込むが、プライベートで好きなことをやっていると明るく元気」というような非定型うつというのも流行しているそうで、本当にそのまま同じ仕事を続けていて病気が改善するのか?とも思えてきます。

いずれにしても一度罹ると約5割の患者が再発するうつ病ですから、気長に見ていくしかないのでしょう。少し学んでおくために、映画「私のツレがうつになりまして」も今度レンタルで借りてこなくっちゃ。

うつ関連の記事やブログを読んでいて、こんな記事を見つけました。強い人ですねぇ。

「オレは今、鬱病で長期休暇中だけどすぐに元のパフォーマンスで復帰してやるよ」
けれど、鬱病。こんな病名までオープンにするおバカは他にいないと思うのだけれど、復帰すれば「どうしたの?」「何があったの?」心配や好奇心に晒されること請け合いであるし「これでマサバヤシ失脚。むふふ。」なんて思う方も一部いらっしゃるので「このやろう、俺は別に終わりじゃねーよ」と、宣言するためにも現在の心持ちなどを、オープン或いはシェアしちまえ、って考えたのである。

「うつ病からの復帰プロセスの第一歩は「通勤訓練」」
この通勤訓練。何かというと「通勤時間に会社へ向かい、終業時間に帰宅する」というもの。この単純な訓練が実は過酷、苛烈極まりないものなのであります。
 (1) 通勤時間に起床し、会社へ向かう
 (2) 会社の前に着いたら、職場によらずに図書館へ向かい時を過ごす
 (3) 終業時刻になったら、帰宅する
 (4) (1)から(3)を2週間に渡り実施する

こういう訓練をすることもあるのですね。いや驚きました。朝会社へ行くという習慣をつけるという意味なのでしょうけど、会社には寄らず図書館へ行くというのは凄いです。

しかしいくら本好きでも2週間毎日、朝から晩まで図書館で過ごすというのは、これは働き蜂のような生活をおくってきた普通のビジネスパーソンにとっては拷問に近いような気もします。自宅ならば動きやすい身軽な格好で、寝転がったり、お茶やお菓子を自由に飲んだり食べたり、他人の目を気にせずだらしない姿勢でもいられますが、図書館ではそういうことはできません。

しかも学生でもなさそうな、いい大人が昼間から毎日図書館へ来ているとそりゃ周囲の目が気になります。人からは仕事もしないでなにしているのだろうとか、怪しい人と思われているかなぁとか。私なんかそれだけで憂鬱な気分になってしまいそうです。

それはさておき、この方はすでに同じ職場に復帰されていますが、これぐらい自分の病気を理解していて、しかも明るい自信家?だと、周りもそれほど気を遣わずに、病気になる前と同じようにガンガンやり合えて楽かも知れませんね。それでうつが本当に完治するかどうかは別として。


(参考)うつ病を描いた映画
    




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