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社会人になって最初に先輩から教わるのが、間違えやすい取引先名や顧客の正式名称などがあります。例えばキノンの「ヤ」は大文字で書きキノンではないとか、シチハタではなくシチハタだとか、味の素ゼネラルフーではなく味の素ゼネラルフーだとか、サイボズではなくサイボズだとかです。

キヤノンは新製品に期待と願望を込め観音菩薩にあやかりたいという意味でカンノン「KWANON」というブランド名を付けたことに由来します。そこから世界に通用する名前と言うことで「Canon」に変わりました。そういうことを知っていると、呼び方はキャノンなのに、文字にするとキヤノンなのかという謎が少し解明します。

似たような名前では、1977年設立の比較的新しい会社ですが、日本の情報データセンターの先駆けと言われているミロク情報サービスの「ミロク」は、京都広隆寺にある、国宝第一号の、弥勒菩薩半跏思惟像(通常は弥勒菩薩)からとられています。

自動券売機やヘルス機器などで有名なオムロンは、立石一真という人が戦前に京都で創業し、当初は立石電機という名称でした。戦後まもなく本社や主力工場を戦争の被害がなかった京都市右京区花園に移し、事業を拡大していきます。

一時期本社のあった花園には、すぐ近くに御室の桜で有名な仁和寺や、西の御所と言われる妙心寺などがあり、その辺り一帯は1000年以上前から御室(おむろ)と呼ばれており、それをもじって「オムロン」というブランド名を立ち上げ、やがて社名もそれに変えてしまいました。

子供の頃には変な名前だとずっと不思議に思っていたブリヂストン(Bridgestone)は、創業者の石橋正二郎氏の石(stone)と橋(bridge)を逆にしてくっつけた名前として有名ですし、サントリーも創業者の鳥井信治郎氏の「とりいさん」のサンとトリイを逆転させた造語です。

略称がそのまま社名となった企業も多いです。ウイスキーで有名なニッカは「大日本果汁」の日と果をとったもので、自動車の日産は想像通り「日本産業」を縮めたもの、IBM(日本IBM)は今でも米国の正式名称は「International Business Machines」で、直訳すれば「国際ビジネス機器」とベタな名称、NCR(日本NCR)なんかは創業当時作っていたレジスターからとった「National Cash Register」がもともとの名称でこれも直訳すれば「全国現金精算機」です。

トヨタ自動車の本社は愛知県豊田市にありますが、これは偶然でも地名から取ったのではなく、創業者の名前が先で、後になってから行政が多額の税金を納めてくれる巨大企業に媚びを売るためでしょう、企業名を地名にしてしまった一例です。

豊田市付近は元々は挙母市(ころもし)という読みにくいけどユニークな名称で、奈良時代から続く由緒ある地名だったそうです。本来その土地の地名にはずっと古くからの言い伝えや歴史があるもので、企業城下町だから、市町村合併だからと言って易々と人名や企業名、意味不明の名称(群馬県みどり市など)に変えてはもらいたくないものです。

同じ自動車メーカーでもホンダ(本田技研工業)の場合は、主力工場のある三重県鈴鹿市が、これまた軽薄な役人の考えそうなことで「地名を鈴鹿から本田に変えましょう」と本田宗一郎に提案したところ、「鈴鹿という綺麗で歴史ある地名を残す方がいい」と断ったという話しがあります。公私混同が嫌いで、自分の会社には親族を誰ひとり入社させず、社名に自分の名前を付けたのが事業家として最大の失敗とまで言ってのけた本田宗一郎らしい言葉です。

合併により足して二で割った名称もよく使われます。東芝は元々東京芝浦電気を短縮したものですが、その東京芝浦電気は東京電気と芝浦製作所の合併によってできた会社です。石川島播磨重工業は石川島重工業と播磨造船所の合併から、KDDIはKDDとIDOとDDIの3社合併によるもの、その他ニチメン(日綿)と日商岩井が合併して双日(ふたつの日)と安易と言うかシンプルというか。

プロバイダーのNIFTYは富士通のカラーが強いのですが、日商岩井(NI)と富士通(FT)を足してyを付けたものです。その富士通は親会社の富士電機製造の「フ」と当初関係の深かったドイツのシーメンス(ドイツ語ではジーメンス)の「ジ」を組み合わせ、メイン商品の通信機の「通」を組み合わせたと言われています。

というか元々富士通の親会社の富士電機製造の名称自体が古河電気工業とジーメンスのそれぞれ一語をとり、日独が敵同士で戦った第一次世界大戦後の1923年に設立されたという説が主です。その頃はドイツの通信技術と日本のそれではたいへん大きな開きがあり、ほとんどがドイツから教えられてきたというのが実際で、そう考えると今は大きな顔している富士通や富士電機は、少なくともドイツやドイツ人には足を向けては寝られないはずなのです。

龍馬伝でブレークした岩崎弥太郎が作った「三菱」のブランド名は、使用にいくつもの厳しい制限があることで有名で、例え子会社だからと言って社名に三菱を名乗ることができません。ちなみに三菱鉛筆は1925年に創業された岩崎家とは関係のない会社で、今でも三菱(財閥)グループと資本的には一切関係がなく、製品に三菱のロゴマークを使ったのも三菱財閥よりも先だったということで、互いに商標権で喧嘩をすることもなく両立しています。今はもうなくなっていますが、20数年前に大阪に「三菱商事」というサラ金チェーンがありましたが、社名の読み方が「さんびししょうじ」で、いかにも大阪商人らしいなぁと思って見てました。

銀行はしばしば合併する企業ですが、3行が合併すると太陽神戸三井銀行(後にさくら銀行経由三井住友銀行)とか三菱東京UFJ銀行とかややこしくていけません。いっそ、全部くっつけて本東京第一勧業長期大和太陽神戸三井住友東海三和富士協和三菱興業埼銀行にしてしまえばいいのにと思ってしまいます。略して日玉銀行。CMキャラクターはもちろん目玉おやじでしょう。

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