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3連休最後3月22日の夜、NHK放送記念日の特集として生放送でおこなわれた「激震 マスメディア ~テレビ・新聞の未来~」という真面目な討論番組を観た人は、、、、少ないと思います。
視聴率はたった3.1%だったそうです。同じ時間帯の「SMAP×SMAP春休み突入SP」が14%、「芸能人雑学王最強No1決定戦SP」が13.4%ですから、いかにもマスメディアなんて知ったこっちゃないやという時代を反映しています。
討論の参加者は、日本新聞協会会長、読売新聞グループ本社代表取締役社長 内山斉氏(75歳)、日本民間放送連盟会長、元テレビ朝日社長 広瀬道貞氏(76歳)、ドワンゴ会長 川上量生氏(42歳)、ジャーナリスト 佐々木俊尚氏(49歳)、学習院大学教授 遠藤薫氏(年齢不詳だが50歳代前半)、NHK副会長 今井義典氏(66歳)。
つまり、新聞、テレビそれぞれのオールドメディアと言われている代表者は後期高齢者、評論家と学者は中高年者、ネット代表が壮年者とNHKお見事!というか、おそらく気を遣いつつ代表者を打診したら、意図せずこういうメンバーになってしまったのでしょうが、それにしても旧メディアはもう終わったなという顔ぶれが並び、それがまず前段としてあります。これがもしNHKの意図した演出だとしたら、なかなか侮れないところです。
佐々木俊尚氏は私も以前読みましたが、過激な内容の「2011年新聞・テレビ消滅」を書いた人です。オンラインゲームで時の人となったドワンゴ創業者の川上量生氏は今はニコニコ動画で有名ですね。
ドワンゴが始めたニコニコ生放送で、岡田外務大臣の記者会見のライブ中継と、視聴者からの質問をぶつけるところなどが紹介されていました。
ドワンゴが始めたニコニコ生放送で、岡田外務大臣の記者会見のライブ中継と、視聴者からの質問をぶつけるところなどが紹介されていました。
確かに事業仕分けでもすべてネット中継が行われ、時間や紙面に制限がある旧メディアではできない、試みが、加速度を付けて進んでいるようです。
私はネットでの裁判中継をぜひやってもらいたいと思っているのですが(被告や証人にプライバシーがあると言うならそれにはモザイクやボイスチェンジをかければいいだけです)。
そもそも逮捕されたりすると当然のように顔写真は公開されますし、逮捕されてなくてもつきまとい撮影、放送されてますので、被告については裁判中だけはプライバシー保護というのは本末転倒です。
私はネットでの裁判中継をぜひやってもらいたいと思っているのですが(被告や証人にプライバシーがあると言うならそれにはモザイクやボイスチェンジをかければいいだけです)。
そもそも逮捕されたりすると当然のように顔写真は公開されますし、逮捕されてなくてもつきまとい撮影、放送されてますので、被告については裁判中だけはプライバシー保護というのは本末転倒です。
討論の中身については様々な意見があろうと思いますが、やっぱり新聞やテレビの未来について語るのが、もう後がない後期高齢者達ではダメでしょう?というのが明かです。
彼らは新聞、テレビの一番いい時代を駆け抜けてきた過去の遺物で、成功体験者達です。口先では電子化やネットシフトだの言っても、本音のところは「自分達がやってきたことが一番いい」で「ネットなんか本気で使ったこともないし、やる気もない」と言ったところでしょう。
普通の後期高齢者ならそうでしょう。
彼らは新聞、テレビの一番いい時代を駆け抜けてきた過去の遺物で、成功体験者達です。口先では電子化やネットシフトだの言っても、本音のところは「自分達がやってきたことが一番いい」で「ネットなんか本気で使ったこともないし、やる気もない」と言ったところでしょう。
普通の後期高齢者ならそうでしょう。
今でもマスメディアに残る中高齢者の感覚は「我々が世論を作る」「国民になにを伝えるかは自分達が決める」「自分達プロが作る報道は間違いがない」「正義は常に我らにあり」とばかり言い続け、信じ難いのですが、今でもまったくそれを疑ってはいません。
なので「世の中変わったよ」と言っても「バカな!なにを言うか!」と渡辺恒雄氏バリに一喝されてしまいます。討論に参加したのがそういう親玉達ですからねぇ、、、
なので「世の中変わったよ」と言っても「バカな!なにを言うか!」と渡辺恒雄氏バリに一喝されてしまいます。討論に参加したのがそういう親玉達ですからねぇ、、、
この番組では同時にtwitterで意見を集めていました。討論中にマスメディア側の言いたい放題に対し、一視聴者のソフトバンクの孫社長から「マスメディア側から、ネットは専門性に欠ける、プロでは無いというのは、失言ですね。」というツイートが流れ、それがちゃんとテレビにも表示されていました。NHK、GJ!
他にも投稿されたツイートのごく一部抜粋(一部伏せ字)すると、
(下から上へと新しい投稿となります)
(下から上へと新しい投稿となります)
▲RT @XXX: @nhk_media 旧メディアと新しいメディアの意識感がかなり離れていることが、番組内容で感じた。
▲RT @XXX: 佐々木氏の指摘は、厳しいな。頭もおそろしくキレるし。 #nhk_media0322
▲おどろくべきことに一人です。(正確には放送で紹介するために目を通している人はまだ数人います。)
△RT @XXXn: この企画、ツイッター担当者は何人で運用されてるんですか? #nhk_media0322
▲RT @XXXo: @nhk_media「ネットユーザー」という特別な存在がいるかのような議論をやめなくちゃいけない時代にきてるんじゃないですかね。#nhk_media0322
▲RT @XXX: @nhk_media 「若い世代の新聞、TV離れ」をTVで討論しているところがまさにTVの限界を露呈している。しかもたったの数人で。 #NHK_media0322
▲随時ご紹介していきます。というか、今してますなう。
△RT @XXX: @nhk_media ツイートは紹介されないのですか? #nhk_media0322
▲RT @XXX: @nhk_mediaしっかりと記者が取材した情報は信用できる。素人の書き込みに依存するのは危険だと思う。そう言う意味で新聞は生き残るだろうし、残さなければならないと思う。
▲RT @XXX: なんか、年寄りが考える「ネット利用」の典型例ばかり紹介している感じがする。日経もNHKオンデマンドもそうだし、電波少年だって従来の電話リクエストがTwitterに変わっただけだよ
▲RT @XXX: @nhk_media 結局今あるメディアは視聴者を全く考えずにいるから危機的状況にある事を上層部は知るべきだ
▲渋谷・放送センターCT-101スタジオより生でつぶやいております。現在、出演者の皆さんが席につきました。マイクテストなう。
▲頑張りますが、人力なので追いつかなかったらごめんなさい。
△QT @XXX: twitterを通して議論に参加できるというようなリアルタイムさがネットの一番の特徴。これをいかした番組だけあって期待しています。 #nhk_media0322
▲放送まであと40分と少しです。ただいま出演者の皆さんとの顔合わせが終わりました。 #nhk_meda0322
と、この番組のNHKのツイッター担当者もなかなか面白くてグッドです。
通常のNHKのツイッター担当者はこちらです(こちらの方のほうが慣れていてグッドです)
ともかく、後期高齢者達に若い人のテレビ・新聞離れやメディアの未来を語らせようとする無理が祟ってか、評論家や学者、ドワンゴ会長とのまともな会話が成り立たず、国民に老醜を晒しただけに終わったような気がします。
しかもテレビの最大の弱点である「時間切れ」という幕引きもあって消化不良になった人も多かったのではないでしょうか。放送終了後もしばらくはtwitterでは盛り上がっていたみたいです。
しかもテレビの最大の弱点である「時間切れ」という幕引きもあって消化不良になった人も多かったのではないでしょうか。放送終了後もしばらくはtwitterでは盛り上がっていたみたいです。
実は私はその時テレビをつけていましたが、PCで他の作業中だったので、実はあまりよく聞いていませんでしたので、偉そうなことは言えません。
でもこれからのテレビの見方ってじっくり見るから、流しておきながらボーと眺めてるという方向に変わるんじゃないかなぁというのが私の考えです。昔ラジオで深夜放送のディスクジョッキーの喋りと音楽を聞きながら受験勉強をしていたように、、、
でもこれからのテレビの見方ってじっくり見るから、流しておきながらボーと眺めてるという方向に変わるんじゃないかなぁというのが私の考えです。昔ラジオで深夜放送のディスクジョッキーの喋りと音楽を聞きながら受験勉強をしていたように、、、
日本経済新聞社が先日有料の電子版をスタートさせ、戦略的な価格付けをおこないましたが、当面は苦戦するのではと思います。
しかしやがてネット情報にお金を支払うことが普通の感覚になってくれば、どこかで一気にブレークするのかも知れません。それまで高額な給料の記者達を雇い続けられるのかどうかは別として。
しかしやがてネット情報にお金を支払うことが普通の感覚になってくれば、どこかで一気にブレークするのかも知れません。それまで高額な給料の記者達を雇い続けられるのかどうかは別として。
またどうしても読みたいと思うコンテンツ(小説)や、そこでしか買えないプラチナチケットの販売など、日経の総力を挙げて購読者獲得に走ることになるでしょう。
いずれにしても新聞販売店は生き残れなくなるところも出てきそうです。あっ日経だから企業のスキャンダルを握って、圧力をかけて、従業員全員分の紙とネットの購読を約束させるという手もありそうです。そうなると昔の総会屋の手口と同じだなぁ、、、
いずれにしても新聞販売店は生き残れなくなるところも出てきそうです。あっ日経だから企業のスキャンダルを握って、圧力をかけて、従業員全員分の紙とネットの購読を約束させるという手もありそうです。そうなると昔の総会屋の手口と同じだなぁ、、、
もし再放送を見たい方は、2010年3月29日(月)午前2時05分~3時33分(28日深夜)NHK総合であるそうです。
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大西洋・地中海産クロマグロの禁輸が騒がれていますが、とりあえず途上国の日本向けのビジネスがなくなってしまう危機感から禁輸反対となりましたが、アメリカ、EUがこぞって賛成に回り、声のでかい(影響力が強い)一部の国際世論の趨勢が禁止の方向へ向かっているので、近いうちに決まってしまうのは間違いがなさそうです。この禁輸に反対する日本人はマスコミの論調を見る限りとても多そうですが、偏屈な私は「どうでもいい」という見解です。
元々関西の内陸部の山の麓で生まれ育った私にとって、社会人になるまで鮪(マグロ)を食べた記憶はほとんどなく、子供の頃は魚と言えば、「鱧(ハモ)」「鮎(アユ)」「鯖(サバ)」とあとは乾物(ひもの)やちりめんじゃこと言ったところです。私の子供の頃はまだ冷凍保存技術があまり進んでなくて、傷みやすい生魚を食べるという風習がなかったのです。
一般的にお寿司と言えば「まぜご飯のようなちらし寿司」か「太巻き」のことを指すとずっと思っていましたし、ちらし寿司の中には魚と言えるのは炙った小さな鱧のかけらとちりめんじゃこぐらいしか入っていませんでした。
社会人になってから東京に出てきて、初めてちらし寿司を頼むと、ご飯の上に刺身のようなものががいっぱい乗っているのが出てきて「こ、これはなにかの間違いだ!こんなの頼んでねぇ!」と思ったものでした。私が期待したのは混ぜご飯的な金糸がまぶしてあるちらし寿司でした。
同様にどんなものが出てくるかまったく知らないまま、名古屋の食堂のメニューを見て鉄火丼というメニューを頼んだことがあります。きっと鉄鍋でよく煮るか焼いた肉が丼メシの上に乗っているのだろうと想像して頼んだのですが、私の浅はかな想像は当然外れ、生の鮪の固まりっぽいのがゴロゴロと乗っかっていて、あまりのショックで半分も食べることができませんでした。
勢いで書くと、社員旅行などで、旅館などに泊まった時、夕食でありがたそうに鮪の刺身などが出てきても、他の揚げ物や鍋でお腹がふくれていると、私にとってはどうでもいい刺身を優先して残していました。決して鮪や刺身が嫌いというわけではないのですが、進んで食べたいとも思わないだけです。
だからこの地球を半周する遠い地域からの鮪の輸入禁止は私にとってはどうでもいい出来事です。ただマスコミが大騒ぎしているのを見て違和感を感じるのです。まるで水産庁や業界団体など既得権益者の代弁しているようにしか思えません。
昔、捕鯨が禁止されたときも、日本人(というか実際には日本のマスコミ)は大騒ぎして、日本の古くからの伝統的食文化を取り上げ「鯨は減っていない」と口角泡を飛ばして反対していたものです。今では鯨を食べなくても誰も困っていないのと同じで、世の中の方向がそういうことならあきらめて無駄な努力(投票権のある途上国に経済援助をちらつかせて反対票を集めようとするような努力)などせず「君ら狩猟民族には本当の自然保護や動物保護なんか理解できないんだよ」とヤレヤレと呆れて泰然自若に構えていたほうがいいのではと思ったりしています。
そういう事をいうと「その鮪で生計を立てている多くの人の身になってみろ!」とか言われそうですが、国内には300万人を超える失業者がいる中で、大西洋・地中海産の鮪だけで生計を立てている人が何千人いるのかは知りませんが、例えその全員が新たな失業者に加わったとしても失業率には0.1%も影響はなく、騒ぎ立てするようなことか?って思います。つまり遠洋鮪関係者だけが仕事で困るわけではないし、今後地中海の鮪が日本の基幹産業や食糧事情に大きく影響するとも思えません。
私には不要ですが、どうしても鮪が安く食べたい人が多いというのなら、日本人の知恵と努力ですでに実験が始まっている鮪の養殖にもっとお金と知恵を使えばいいのだし、国内消費量の90%以上をアジア各国からの輸入に頼っている養殖エビと同様、アジアの途上国にダムなどを援助せず、大規模な鮪養殖場を寄付して作れば国内でやるよりずっと安いコストで輸入が可能です。
魚は日本人の貴重なタンパク源でもあり健康食なので、大切なのはよくわかりますが、なにも鮪を大西洋や地中海にまで高いコストをかけてわざわざ取りに行ったり、日本まで延々運んだりする必要はないでしょう。遠くの鮪より近くの他の魚でいいじゃないですか。もちろんマグロは日本近海でも獲れますし、近海で獲れる魚を美味しくなるように工夫して食いましょうと言いたいです。
マスコミも地球環境だエコだと国民を煽っておきながら、それなら一番いいのは地産地消じゃなかったっけ?地中海から冷凍して運んでくる魚がエコに貢献するとはとても思えないので、ここまでこだわるのはなにか裏がありそうな気がします。それに地中海の鮪なんてどうでもいいと思っている人は私だけじゃないと思うので、もっと公平に別の役立つ前向きになれる報道をおこなってもらいたいものです。騒ぎすぎです。
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351
労働者派遣が原則禁止されるということは、派遣されて働いていた人はもちろんのこと、派遣会社の中で働いていた人の多くも仕事を失うことになります。
1990年代後半に「オー人事オー人事」のコマーシャルで一世を風靡し、事務系派遣会社として売上日本最大となった人材派遣会社スタッフサービスですが、2007年12月にリクルートグループ入りし、これで資金面もブランドも手に入れて前途洋々か?と思われた矢先、グッドウィルの派遣就労に関する諸問題発覚により、労働者派遣けしからん!全面禁止だ!のムード一色となってしまい、オマケに不況による派遣先企業の人員削減等により、結局リクルートはお高い荷物を背負ってしまった形となりました。
スタッフサービスの創業者で80%超の株式を持っていた岡野保次郎氏は、あと半年遅れていたら資産価値は大きく減っていただろうと思われる抜群のタイミングで、全株式を約1700億円で売り払うことに成功しました。
売却は入札方式でおこなわれ、リクルートとマンパワージャパンが応札し、リクルートが落札しました。負けたマンパワージャパンは今になって考えると胸をなで下ろしていることでしょう。
売却は入札方式でおこなわれ、リクルートとマンパワージャパンが応札し、リクルートが落札しました。負けたマンパワージャパンは今になって考えると胸をなで下ろしていることでしょう。
そのスタッフサービスは2008年には5千8百名を超える社員を擁していましたが、その後、採用停止や希望退職を募り、2010年4月時点では3千名を割り込み、最盛期の半分以下になる見通しだそうです。
一般型の派遣社員の場合は、派遣禁止になった後は、正社員として就職活動をする人ばかりではなく、アルバイトやパート、契約社員を希望する人も多いと思いますが、派遣会社で働く正社員の場合は、次も正社員志向が強いと思われます。
同様なことが業界最大手のスタッフサービスだけではなく、すべての派遣会社や人材ビジネス業界で起きています。
同様なことが業界最大手のスタッフサービスだけではなく、すべての派遣会社や人材ビジネス業界で起きています。
大手、中堅と呼ばれるおよそ年間30億円以上の売上をあげている派遣会社は約80社(2008年度)。
それらの派遣会社が生き残るために、自社の社員の半数をスタッフサービスと同様に切り捨てていけば、その数は派遣業界の正社員だけでおそらく数万名にのぼります。この人達もまた、数少ない正社員求人に殺到してくることになります。
それらの派遣会社が生き残るために、自社の社員の半数をスタッフサービスと同様に切り捨てていけば、その数は派遣業界の正社員だけでおそらく数万名にのぼります。この人達もまた、数少ない正社員求人に殺到してくることになります。
ただ今回の一般派遣禁止の流れにもいくつかの例外があります。それは、通訳や技術者などの専門職と高齢者の派遣です。
先日テレビでやっていたのですが、株式会社高齢社(とってもわかりやすい名称です)という人材派遣会社があり、業績を伸ばしているそうです。
社長は71歳、派遣の登録をしている人はいずれも60歳以上で年金生活に入っている人達です。つまり年金をもらいながら+αの収入や生き甲斐を得るために働こうと思う人達が登録しています。
社長は71歳、派遣の登録をしている人はいずれも60歳以上で年金生活に入っている人達です。つまり年金をもらいながら+αの収入や生き甲斐を得るために働こうと思う人達が登録しています。
派遣業務はマンションや工場、学校などの電気・ガスなど設備点検やメンテナンス、マンション管理人、休日・夜間の電話応対、販売支援、軽印刷など、毎日フルタイムではなく高齢者向けに体力にあまり負担がなく、年金の受給資格を失わないように収入が増えすぎない程度の短時間で週3~4日の仕事が多いようです。
団塊世代が2007年から順次60歳を迎え、そのまま継続して雇用される人はいいのですが、法整備の遅れや不備から、そのような人ばかりではないでしょうから、このようなビジネスが成り立ちます。
またその団塊世代の中で運良く定年延長された人達も、65歳に達する2012年は、以前言われた2007年問題の再燃で2012年問題と言われています。
またその団塊世代の中で運良く定年延長された人達も、65歳に達する2012年は、以前言われた2007年問題の再燃で2012年問題と言われています。
元々高齢者を派遣するビジネスは一般派遣会社でもおこなわれていますが、高齢者だけに特化し、仕事が減ってきているホワイトカラー職ではなく、どちらかと言えば人手がかかるブルーカラーの仕事を中心におこなっているのがうまくいっている秘訣なのでしょう。
高齢化社会に向かい、今後このような元気な高齢者が働ける機会や場所が増えていくことは間違いないでしょうし、そうすると今までは若者の独壇場だった各種アルバイトも、年金があるのでお金はそれほどいらないよという高齢者が次々と浸食していくことになりそうな予感がします。
そういえばコンビニやスーパー、ファストフード、飲食店の店員さん、ガソリンスタンド、家電量販店等、若者が多かったアルバイト先で働く高齢者って、最近よく目立つようになりました。
そういえばコンビニやスーパー、ファストフード、飲食店の店員さん、ガソリンスタンド、家電量販店等、若者が多かったアルバイト先で働く高齢者って、最近よく目立つようになりました。
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350 ニコニコ動画のニコ割アンケートによると、「ネット上のコミュニケーション」について、「ネット上のつきあいに疲れたことがある」と答えた人が約5割を占めていることがわかりました。
また疲れる理由では「知り合いの書き込みに返答しなければならない感じがする」に43%、「いざこざが起きた」「しがらみができて自由に発言しにくい」がそれぞれ30%、29%と高くなっています。
逆に「自分の書き込みに対する返答の有無が気になるか」という質問に対して、73%の人が気になると答え、気にならないと答えた人は15%でした。(実施日2010/3/2、n=66,538人)
ニコ動画ですから、20~30代の比較的若い人が多いと想像できますが、そういう悩みは世代を問わず多いのだとあらためて思いました。
私はリス天で8年ほど(その前にも別サイトで4年ほど)掲示板やメーリングリスト(ML)を継続しておこなっていますが(MLは現在休止中)、その対応がしばしば面倒に感じたことがあります。
決して返答するのが嫌だというのではなく、中には単なる愚痴で返答がしようのないものや、ジョークなのか真剣なのか判断がつかないもの、同様に単に宣伝なのかそれとも好意の書き込みなのかがわからない時などは、どう返答していいかわからず、困ってしまうときがあります。
もちろん仕事やその他で忙しいときも、やむを得ずしばらく放置状態だったりすることもあります。
4~5年ほど前にブログが流行りだした頃、それを見ていると、私に言わせれば、気持ち悪いぐらいに、なんでもない書き込みに対してコメントが付き、さらにその返答が書かれているので、これを運営していくには大変だろうなぁと他人事ながらに思ってました。
晩ご飯のオカズの写真が掲載され、それに対して歯の浮くようなコメントを書くほうもそうですが、それら内容のないコメントに対して、いちいち返答しているのを見るととてもおぞましく感じ、しばらく手を出すことを躊躇われました。
#好意的なコメントや真面目な意見がまったくないというのもまた寂しいものですが、、、
「メールを送ったのにすぐに返事をくれないのは友達甲斐のないヤツだ」「ブログにコメントを書いてあげたのに1日経っても返事の書き込みがない」とか言って非難をされたという話しを聞いたことがありますが、私にしてみれば、返答するもしないもそれこそ本人の自由でしょ?と。
何かを求めてメールや書き込みをすること自体が間違っていると私は考えています。
もちろんビジネス上、お客様相談室にメールを出しても返答がないとか、取引先に見積依頼をしたのに返答がないというのでは困りますが、趣味や余暇でおこなわれている一般のメールや掲示板やブログでは本来返事なり回答を期待するべきではありません。
それをわかっていない人を相手にするときは少々やっかいです。
それをわかっていない人を相手にするときは少々やっかいです。
「いやいや、メールにしてもブログのコメントにしても、可能な限りすぐに返答するのが礼儀だ」という人もいらっしゃると思います。私も最初のうちはそう思っていました。
ただそれを続けているうちに、やがてどこかで手抜きが生じたり、気持ちの入らない曖昧な返答になったり、よく調べずに誤った内容を返してしまったりして、その結果誤解を受けてしまったり、ちょっとした矛盾点が発生して、時には批判を受けることにつながっていきます。
そうなると今度は、その火消しのために多くの時間や労力を取られてしまうことになります。それは可能な限り避けたいものです。
批判されたり、中には攻撃を受けたり、嫌がらせが続くと、サイトやブログを閉じてしまうというのもひとつの方法ではありますが、おそらくそれでは問題の根本的な解決にはならないと思っています。
細心の注意をしていても問題が起きる場合はあります。問題が起きたときの対処法としては、荒らしや謂われのない批判、揚げ足取り的な発言等については、とにかく無視を決め込み、とっとと話題を変える、削除する、何度でも削除する、相手があきらめるまで無視し削除を繰り返すのみです。
その不毛な闘いを見ていてくれる人もいて、影ながら励ましてくれたり、アドバイスをくれたりすることもあります。
掲示板やMLを長くやってきて思ったことは、書き込みやメールで返答する注意点として、
1)感情に赴くまますぐに返答をしてはいけない
2)一度読んだだけで軽々しく返答してはいけない(思い込みで返答しちゃダメ)
3)感情的になりそうな時は、日にちを空けて冷静な時に投稿(返答)する
4)相手の立場に立って、なにが言いたいのか、なにを求めているのかをよく考える
5)投稿やメールに対してその行間や裏にあることをできるだけ読み解く
6)攻撃的、執着的な内容、相手については、返答したくても我慢して一切無視をする
7)忙しくてすぐに返答できないときは、義務とは思わずあきらめて、時間のあるときにまとめておこなう
8)批判や指摘は謙虚に受け入れて返答し、誹謗中傷、からかいなどは削除し無視をする
9)思想、価値観の違い、多様性を最大限に認め、人に寛容でなければならない、
10)関わりたくない相手だと思えば、一切相手にしない
しかしネットの世界には想像を絶する人がいて、何年にも渡り執拗に攻撃や嫌がらせをおこなう人も確かにいます。
ついつい「話せばわかってくれるのでは?」とか「きっぱりと言えば」とか思いがちですが、ネットだけの場合、これは逆効果になります。
リアルな世界では、問題が起きた場合、まず会って話せば誤解が解けたり、友情が芽生えたりということもありますが、ネットの世界にいる限り、それはまず不可能だと実感しています。
そういった割り切り方がネットのコミュニケーションでは必要不可欠です。
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通称で労働者派遣法とか人材派遣法と呼ばれている法律「労働者派遣事業の適正な運営の確保及び派遣労働者の就業条件の整備等に関する法律」の改正案が今国会で成立しそうです。
この法律改正は民主党の支持母体でもある連合など労働組合や、与党となった社民党や国民新党からも強力な後押しがありますので、是非はともかく問題なく成立することになるでしょう。
特に通常は正社員労働者で構成する連合はじめ各労働組合は、存在自体が世の中の趨勢から大きく外れてしまい、既に瀕死の状態もしくは意味がなくなってきているところが多く、組合員にはなれない非正規労働者の象徴でもある派遣社員が年々増加していくことに対し、ずっと苦々しく思っていましたので、その反動は大きいものがあります。
組合の凋落は決して派遣労働者の増加が原因ではなく、組合制度や活動自体に問題があるように見えるのですが、一度得た特権は離したくはないし、気がつきたくないのでしょう。
組合の凋落は決して派遣労働者の増加が原因ではなく、組合制度や活動自体に問題があるように見えるのですが、一度得た特権は離したくはないし、気がつきたくないのでしょう。
ただ気になるのは、この改正(改正か改悪かはその人の立場や考え方によって違ってきますが)に向けて、グッドウィル問題を筆頭にして、感情論に訴えかける派遣会社叩きや、「非正規雇用=日雇い労働=派遣労働=好ましくない=社会の悪」という、正しくはないが、わかりやすい図式を作り上げてきたマスコミや労働組合、NPO団体などの意図的な情報操作が強く感じられます。
鬼畜米英、一億総玉砕!と同様、こうやって国民世論を先導し、国民を洗脳していくのだという、いい見本のようです。
鬼畜米英、一億総玉砕!と同様、こうやって国民世論を先導し、国民を洗脳していくのだという、いい見本のようです。
非正規労働の中で派遣で働く人達の数は、パート・アルバイトや季節労働者で働く人の数に比べると圧倒的に少数派です。これらパート・アルバイト、季節労働者の問題はまったく問題視せず、派遣会社だけをターゲットにした法改正が果たして正しいことなのか疑問に思います。
派遣社員よりも、パートやアルバイトでなんとか糊口をしのいでいる人が、できれば正社員になりたいと思っている人のほうが実数はずっと多いはずです。
派遣社員よりも、パートやアルバイトでなんとか糊口をしのいでいる人が、できれば正社員になりたいと思っている人のほうが実数はずっと多いはずです。
それはそうと、改正される予定の法律の概要を大ざっぱに(網羅せず一部の抜粋)あげておくと、
(1)関係派遣先への派遣制限(子会社が親会社だけに派遣することを禁止)
(2)派遣料金の開示(請求料金平均-給料支払金額平均)
(3)正社員(期間の定めのない労働契約)に向かうような措置
(4)派遣先労働者と同水準の給与支給
(5)2ヶ月以内の日雇い労働者の派遣禁止(専門的、技術的な一部の業務は除外)
(6)退職した人を1年以内に同じ会社へ派遣することの禁止
(7)派遣労働者と派遣先のあいだに一定の労働契約みなし制度が創設
(8)製造業派遣の禁止
(9)常時雇用以外の労働者派遣の原則禁止
などです。
この(9)の「常時雇用以外の労働者派遣の原則禁止」は派遣会社にとってたいへん大きなインパクトがありますが、禁止から除外される「専門的な知識、技術若しくは経験を必要とする業務」というのが具体的になにを指すのか、どこまで許されるのかというのが大きな焦点となってきます。その範囲によって派遣できる社員数の桁が違ってきます。
今から20年ほど前に初めて労働者派遣法ができたとき、現在のようにネガティブリスト方式(禁止する職種以外はすべてOK)ではなく、派遣することが認められたタイピストなどの限定14職種などと同様なことが起きるのかはまだ不明です。
当時の職種で電話交換手、和文タイプ、キーパンチャーなどの職種は既に死語になっていますが、そのように仕事というのは時代時代で変わっていきますし、よほどの特殊技能職でない限り複数の職種をまたがったり、兼務するのが普通なので、職種で限定するのには無理があると思います。
当時の職種で電話交換手、和文タイプ、キーパンチャーなどの職種は既に死語になっていますが、そのように仕事というのは時代時代で変わっていきますし、よほどの特殊技能職でない限り複数の職種をまたがったり、兼務するのが普通なので、職種で限定するのには無理があると思います。
わかりやすい例として、通訳はその特殊性から今後も日雇い派遣が認められるようですが、販売職の場合、その商品についての専門的な知識や経験がなければ、できない場合もありますが、そうでない短期学生バイトで勤まるようなものもあります。
それらの販売職を一括りにして判断するのか?それとも同じ販売職でも専門性の度合いによって認められたりダメだったりするのか?その判断は誰がどうおこなうのか?などまだ不明な点が多くあります。
それらの販売職を一括りにして判断するのか?それとも同じ販売職でも専門性の度合いによって認められたりダメだったりするのか?その判断は誰がどうおこなうのか?などまだ不明な点が多くあります。
基本的には今回の改正は法規制の強化ですので、世の中の傾向である規制緩和から逆行していますし、社会保険や雇用保険の濫用で大きなミソをつけた厚労省の復権と、さらに権限を強化することになるのは明かです。
厚労省としては新たな予算獲得(ハローワークの強化や派遣会社への指導など)につながり、新たな天下り先の確保(大手派遣会社や人材業界団体)、社保庁解体による余剰人員の賄い口(新たな団体設立など)ができて大喜びでしょう。厚労省のひとり勝ちです。
厚労省としては新たな予算獲得(ハローワークの強化や派遣会社への指導など)につながり、新たな天下り先の確保(大手派遣会社や人材業界団体)、社保庁解体による余剰人員の賄い口(新たな団体設立など)ができて大喜びでしょう。厚労省のひとり勝ちです。
また雇用形態の多様化、職業選択の自由の精神から、労働者派遣の完全自由化を推進しているILO国際労働機関の基本方針からも逸れてしまう政策で、正社員とパートの中間に位置する働き方のひとつである派遣就労がなくなり一番困るのは企業側ではなく、仕事を失う労働者だと思うのですがその議論は出てきません。
労働者派遣法改正案の要綱(ページの一番下にある「参考1(法律案要綱)(PDF:261KB)」)
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