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社会的弱者の立場になると 2012/3/29(木)

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いまから10年ぐらい前に、歩いていると時々右足に違和感というか痛みを感じるようになり、その頃はさほど気にならなかったものの、その後次第に痛みが大きくなり、時には右足が思うように前に進まなくなり、しばらく痛みをこらえるため立ち止まってしまうような時がありました。

これはさすがに足の異常だと思い、もうすでに故人となっている母親が長く慢性関節リウマチに苦しんでいたことを思い出し、まずはリウマチ科のある近所の内科クリニックへ。そこでは、血液検査が中心で、オマケ的に関節痛をやわらげるという薬剤を足に注入してくれました。それがいまから8年前2004年のことです。

血液検査の結果は、リウマチではなく、整形外科の分野だろうという話しで、次に近所の整形外科へ。そこではまずレントゲンで足と股関節を撮影し、診断してもらいましたが、異常は見つからないとのことで、「筋肉痛でしょう」ぐらいのアホな診断。「5年間もずっと筋肉痛が続くわけねーだろ」と思いましたが、プライドの高そうな医者になにを言っても無駄だろうと、不信感だけがつのってしまいました。

その後は民間療法のカイロプラクティックへ1年半ぐらい通いました。初めのころは施術後しばらくのあいだ痛みが消えて、ようやく治るのか?と一瞬希望を持ちましたが、1~2週間に1回ぐらい通って半年ぐらい経つと、施術後1~2日経つともう痛みが出てしまうようになり、さらに施術方法をアクチベーターから覚えたての気功へと、なんの相談もなく一方的に変えられたこともあり、効果が期待できず行かなくなりました。

実はこの頃はまだ足の関節の痛みとずっと信じていました。なので、診察も足や膝を中心に検査するので、誤った判断をされてしまったと考えています。

今ではハッキリと「変形性股関節症」またはその一種でもある「股関節唇損傷」が原因だろうと自己診断していますが、そのきっかけは松本人志の「股関節唇損傷」のニュースをみて、その症状や、普通のレントゲン検査ではわからない病気であることを知り様々な文献やネットで調べた結果です。

前置きが長くなりましたが、世の中にはこのような肉体や精神に抱える爆弾というか不調個所をかかえている人は、決して少なくないということです。

自分が若く元気だった時には、そういう肉体的なハンデを持った人の気持ちや行動に対してまったく関心がなく、気もつきませんでしたが、いざ自分がそうなると、少しずつですがわかってくることがあります。

目に見えるハンデキャップがある人は、未だ対策は十分とは言えませんが、少なくとも周囲の人にアピールができます。しかし身体障害者手帳や療育手帳、精神障害者保健福祉手帳などを持っているいないにかかわらず、一見するとなにも問題がなさそうに見えるハンデキャップを持つ人が、この社会には実は相当数いるだろうということは、自分に置き換えてみると容易に想像ができるようになりました。これは自分にハンデキャップができて初めてわかることです。

例えば高齢者や車いすの人が信号のない場所で横断できず困っていたら、誰かが助けようとします。また電車のシルバーシートの前に高齢者や松葉杖の人が行くと概ね席を譲ってくれます(寝たふりする人も多いですが)。

しかし一見すると健常者に見える状態だとしたら、もちろん誰も積極的には助けてくれません。それどころか、痛む足を必死にかばいながらも階段や狭い通路でモタモタしていると、後ろから邪魔だとばかりに平気で突き飛ばされてしまいます。

また満員電車の中では弱者の論理など通用するわけもないので、人のことなど構っていられず、押され引っ張られもたれかかられするのが普通です。自分も若いときにはたぶんそうだったなとあらためて深く反省です。

「そういうハンデがあるなら満員の電車に乗らず、時差出勤して空いている電車に乗ればいい」とか「エスカレーターで歩く人のために右側を空けるのと同様、歩くのが遅い人は邪魔にならない隅っこを歩け」というのは強者の勝手な論理で、現実の社会生活の中ではそれらが難しいことも強者(健常者)には理解ができません。

例えば私のように調子がいいときは真っ直ぐ歩く分には普通に動けるのですが、日によって痛みがひどいときがあり、その時はゆっくりとしか歩けなかったり、電車の中ではつり革などにつかまっていないとちょっとでも押されると痛む片足では支えきれない場合があります。そんな中途半端な人にまで、国や勤務先が全面的にサポートしてくれるわけもなく、したがって普通の健常者とまったく同じ生活をおくらなければならないというのが現実です。

1年前に起きた東日本大震災の時は、自宅までの20kmは絶対に歩けないと自覚していたので、半分会社に泊まるつもりで電車が動くのを待っていました。深夜2時前には地下鉄と私鉄の両方が動きだしたことがわかり、それで帰宅することができました。こう言う非常時の時もハンデを持っている人は、健常者に置いてきぼりを食いそうです。

心身ともになにも異常がなく、そして死ぬまでその状態が続くかというと誰にもその保証はありません。というかその状態がずっと続くことのほうが稀と言えるでしょう。自分の親や祖父母をよく見ていればそれは明らかです。

しかしこの社会の仕組みはそういったハンデのある人にとっては生きにくく、活動しにくい世の中であることは間違いありません。大きな予算を取って現金をばらまいたり、箱ものにお金をつぎ込むようなことはしなくていいので、子供のころから福祉教育を通じ、弱者への接し方を含め、サポートの訓練をおこなっていかないと、今後超高齢化を迎える中で、ハンデキャップを持つ多くの人が健常者から邪魔者扱いされ、それが高じていくと弱者に対する虐待や暴力、ひったくりなどの犯罪増加、被害を受けた弱者が精神的に追い詰められた末の自殺など、悲劇の連鎖を生む社会へと変わってしまいそうです。


   




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