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ミリオンダラー・ベイビー(原題:Million Dollar Baby)2004年 米

クリント・イーストウッドが監督、主演の映画で、元ボクサーの現在は老トレーナーでボクシングジムを経営している主人公と、貧困の中から努力してのし上がってきた女性ボクサーの栄光と挫折の物語です。この作品はアカデミー作品賞、監督賞、主演女優賞、助演男優賞を受賞しています。

もうひとりの主演の女性ボクサー役には1999年公開の「ボーイズ・ドント・クライ」でアカデミー主演女優賞を獲得し、この作品でも二度目の主演女優賞を得たヒラリー・スワンクで、彼女はこの映画の役どころと同様、子供の頃は貧困家庭で、トレーラーハウスで生活していたそうです。

日本でも老トレーナーと貧困の中から抜け出す「あしたのジョー」という漫画やアニメが有名ですが、ボクシングの本場アメリカでも、このようなボクシングで貧困から抜け出した成功物語は数多くありますね。

ただ、あと一歩で頂点に立てるというところで、相手の反則攻撃で不慮の事故に遭い、脊髄損傷、全身麻痺状態に陥ってしまうと言うのは泣けてきます。

それにしても、主人公の身体を張った活躍で貧困から抜け出せた家族は、観光気分でお見舞いにやってきたり、家の権利を移せとか非道なもので、悲しさを倍加させます。

クリント・イーストウッドが監督、主演では「グラン・トリノ」(2008年)もそうでしたが、最後は悲しい結末で終わる映画が多い気がします。

★★★


 ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟

映画女優 1987年 東宝

原作は新藤兼人の「小説・田中絹代」で、日本映画界の大女優田中絹代の半生を描いた映画です。

その田中絹代は松竹の看板スターで、当時の松竹の幹部や、監督、俳優陣が多く登場しますが、この映画は東宝が制作している点がなにか面白いところです。もちろん現役当時、1950年代から東宝映画にも十数本出演はしています。

監督は「東京オリンピック」や「犬神家の一族」などの市川崑、主演の田中絹代役に吉永小百合、母親役に森光子、元松竹会長城戸四郎役に石坂浩二、映画監督溝口健二役に菅原文太、その他上原謙、岸田今日子、平田満、中井貴一、沢口靖子、横山道代などスクリーン界の大御所達が勢揃いした豪華な映画です。

戦前の1924年に14歳で映画デビューし、大部屋女優から努力とその美貌からやがて主演に抜擢されるようになっていきます。結婚もしますがうまくいかずにまもなく離婚、その後溝口健二監督と出会い、プロの女優として厳しい演技を求められ、役者として監督に言われたことを忠実に演技するだけの女優から脱却していきます。

映画業界も無声映画時代からトーキー、そしてフルカラー映画へと急速に変化していく中で、映画とともに成長し、またその限界も感じ取っていく姿が、栄光を極めたきらめくスターではなく、人間らしく描かれていてなかなか興味深いです。

そしてイタリアの映画「ニュー・シネマ・パラダイス」のように、日本の映画界の古い歴史を知る上でもこの映画は価値があります。

亡くなったのは1977年ですが、晩年に出演した映画「サンダカン八番娼館 望郷」で、元からゆきさんの老婆役でベルリン国際映画祭最優秀女優賞を受賞しました。この映画は30数年前に見ましたが、田中絹代の演技は主演の栗原小巻や高橋洋子を完全に食っていました。

★★★


 ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟

HERO 2015年 フジテレビ、東宝など

木村拓哉主演のテレビドラマ「HERO」の第2期の映画版2作目です。監督は鈴木雅之、出演は木村拓哉、松たか子、北川景子などレギュラー陣に加え、シブい外務省官僚役で佐藤浩市なども加わっています。

この「HERO」は2001年に第1期がスタートして以降、テレビドラマも、2007年の第1期の映画も、この第2期の映画もすべて「HERO」というタイトルで、それだけではその作品を指しているのかわかりません。

踊る大捜査線 THE MOVIE」とか、「踊る大捜査線 THE MOVIE 2 レインボーブリッジを封鎖せよ!」のように、タイトルを見ればすぐにテレビドラマか映画か、映画でも何作目かわかるようにはなっていません。なにかこだわりがあるのでしょうね。

ま、外国大使館員が関係したと思われる死亡交通事故の捜査で、治外法権の壁にぶち当たるというよくドラマであるパターンです。

当初は交通事故での死亡だったのが、暴力団組織との関係、外交特権を利用した麻薬の密輸へと発展していきます。

映画にするよりは、テレビドラマでも十分な内容ですが、日本の映画界ではアニメ以外ではアイドルをメインに持ってこなければなかなか成立しないという感じなのと、「踊る走査線シリーズ」が2012年に終わって、次のテレビ&映画でヒットを求めるフジテレビの思惑とがうまく結びついているのでしょう。

★☆☆


 ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟

ジャッカル(原題: The Jackal) 1997年 米

一応は1973年の映画「ジャッカルの日」のリメイク作品とのことですが、「ジャッカル」という名前のスゴ技の殺し屋が出てくる以外、ほとんど共通している点はありません。

監督は「スキャンダル」(1989年)や、「容疑者」(2002年)などの英国出身のマイケル・ケイトン=ジョーンズで、出演はリチャード・ギア、ブルース・ウィリス、シドニー・ポワチエなど、主演級の豪華俳優を並べています。

元々の「ジャッカルの日」はテロ組織がフランスの大統領を暗殺しようとするフレデリック・フォーサイス原作の世界的ベストセラーになった一級の国際犯罪ミステリー小説でした。

この作品はチェチェン・マフィアのボスが、弟を殺された仕返しに、ジャッカルというニックネームの殺し屋に要人暗殺を依頼し、それをジャッカルを知る刑務所に収監中だった元IRAのスナイパーとFBIが手を組んで追いかけるというストーリーです。

組織的によく練られた計画でないとなかなか実行できそうもない犯罪を、ジャッカルはいとも簡単にひとりでやってのけるシーンがちょっと安直すぎて現実感には乏しい内容ですが、テンポが速く息つく暇もなく次々とスナイパー同士の追っかけ合いが緊迫して引き込まれます。

こうした凄まじいテンポの速さと、時々は息抜きのエンタメシーンとを織り交ぜるというのは、今の流行なのでしょうね。

個人的には、「ジャッカルの日」が衝撃的な小説、かつ忠実に原作を再現した迫力ある映画だっただけに、そちらに手を挙げざるを得ません。

★★☆

 ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟

図書館戦争 THE LAST MISSION  2015年 セディックインターナショナル

原作は有川浩のベストセラー小説で、2013年に「図書館戦争」として実写版の第1作目が製作され、これはその第2作目となります。

監督は第1作目と同じ「GANTZ」(2011年)や「デスノート Light up the NEW world」(2016年)の監督をした佐藤信介、出演者は岡田准一、榮倉奈々、栗山千明、石坂浩二、松坂桃李など。

第1作、2作とも防衛省、陸上自衛隊などが協力している、激しい市街戦の戦闘シーンがあるシリーズで現実性はまったくないものです。

この映画(小説)の元となっているのは、日本図書館協会の綱領である「図書館の自由に関する宣言」で、戦前の検閲や焚書に反対するために作られたもので、現代においても、思想の弾圧や、権力者に都合が悪い情報(書籍)などを発禁にしたり販売を差し止める目的で検閲されかねない危機感があります。

そうした図書の検閲に反対し、情報収集の自由や提供の自由を命がけで守ろうとするのが武装化した図書隊で、思想浄化をおこなおうとする権力と戦うというストーリーです。

徴兵制のある国ならば、よりリアルな戦闘シーンになるのでしょうけど、70年以上も平和を享受してきた国で、わずかな自衛隊員以外は、実弾を撃ったことがなく、戦闘訓練も受けたことがない柔な俳優陣とエキストラばかりですから、そりゃ迫力には乏しいです。

ちまたでおこなわれているエアガンを使ったサバイバルゲームのノリって感じでしょうかね。ってことで、小説やコミックの世界にとどめておいたほうが良かったのにと思います。

★☆☆


【関連リンク】
「関ヶ原」、「理想の彼氏」、「家族はつらいよ」、「博士の異常な愛情」
「きみがぼくを見つけた日」「陽のあたる場所」「招かれざる客」「武士の献立」
「エクスペンダブルズ3 ワールドミッション」、「ニューヨーク 冬物語」、「不思議な岬の物語」、「謎解きはディナーのあとで」
「ゼロ・グラビティ」、「真田幸村の謀略」、「イエスマン “YES”は人生のパスワード」、「スティーブ・ジョブズ」
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