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今年還暦を迎えました。今までまるで他人事のように「高齢者」「老人」「老醜」「老害」と、いろいろと勝手なことを書いてきましたが、それに自分自身が加わることになります。

国連では60歳以上、世界保健機関 (WHO) の定義では65歳以上の人のことを高齢者と言い、日本の公的機関では65歳以上を前期高齢者という言い方をし、特に決まっていることではなさそうです。

世界はともかく、日本は長寿社会故、高齢者の定義は上記のように60歳ではなく65歳から入るというのが一般的だそうで、それはつまり国の都合で年金を満額もらってリタイアしてもいいよという年齢が65歳からになったからに他なりません。

ってことは、何年か後、年金がもし70歳からの支給と言うことになれば、高齢者というのは70歳以降と言うことになるのでしょう。25年前なら60歳は間違いなく高齢者でしたからね。

今年60歳になった人は146万人(男72万人、女74万人)ということで、団塊世代のピークの現在68歳の人達219万名から73万人(33%)も少ないのが特徴です。



いわゆる団塊世代と団塊ジュニア世代の谷間で、しらけ世代とか言われている、目立たなく、上下の過激な世代に挟まれ、いつも損な役回り?をしてきた世代です。

年金の支給が60歳以降にという議論は1994年で、その時に老齢厚生年金の定額部分の支給開始年齢を2013年までに段階的に65歳引き上げが国会で決議されました。その後、2000年改正で、老齢厚生年金の報酬比例部分も2025年までに段階的に65歳への引き上げが決まります。

政治家にとって大票田の団塊世代に影響を及ぼさないようにうまく考えられています。そしてその影響は私たち世代がまず先頭に立って受けていくことになるわけです。

寿命(平均余命)が伸びてきているのと、(役人の無駄遣いのせいで)年金財政が厳しくなってきているので、仕方ないでしょうねぇ、、、日本人はアホな役人や政治家に対し、ほとんど怒らず冷静な国民で、これは世界に誇れる?ことかも知れません。さすがクールジャパンです。

さて、還暦ですが、「還暦(かんれき)とは干支(十干十二支)が一巡し誕生年の干支に還ること。人の年齢について言う場合が多く数え年61歳(誕生年に60を加えた年)を指す。本卦還り(ほんけがえり)ともいう。」(Wikipedia)とあるように、人生にとってひとつの区切りにあたる年齢ですが、個人的には今のところ生活が大きく変化するわけでもなく、特に感慨はありません。

「十干十二支(じっかんじゅうにし)」とは、年・月・日・時間や方位、角度、ことがらの順序を表す文字(漢字)で、紀元前17世紀頃と言う、とてつもなく古くから使われているものです。

十干が、甲(こう)、乙(おつ)、丙(へい)、丁(てい)、戊(ぼ)、己(き)、庚(こう)、辛(しん)、壬(じん)、癸(き)、十二支が、子(ね)、丑(うし)、寅(とら)、卯(う)、辰(たつ)、巳(み)、午(うま)、未(ひつじ)、申(さる)、酉(とり)、戌(いぬ)、亥(い)で、十干と十二支それぞれの組み合わせが60通りあり、それが生まれてから一巡するのが60歳ということです。

何千年もの間、廃れず、(漢字文化に限られますが)様々な生活の場面で使われてきたことからすると、必要以上に熱心になる必要はありませんが、こうした基準や言い伝えをバカにしてはいけません。

私も数え年42歳の厄年と、この60歳の厄年には厄除け祈願に行ってきました。これぐらいの年齢ってなにかと不幸が起きるもので、なにか予期せぬ不幸が起きたときに「厄除けに行っておけば良かった」と後悔しそうな心理にうまくつけ込んでいます。

ま、神社にとっては初詣とこの厄除け祈願は大きな収入源で、厄除けのお札にも数万円のものから、数千円までランク分けがあったりして、金儲けに走っているなぁって感じもしますが、それは仕方ないですね。

調べていて気がついたのは、厄除け祈願は通常数え年の60歳におこなうとされていますが、川崎大師など一部の神社では満年齢60歳で厄除け祈願をおこなうところがあります。

どこへ行くかは早めに決めて、その神社がどういう仕組みになっているかを知っておくと良いでしょうね。もっとも厄年以外に行ってもまったく問題はありません。

日本では過去の最高齢が117歳ぐらいですが、世界にはダブル還暦120歳(大還暦)を迎える人もいるわけですから、還暦でようやく人生の半分という人が実際にいるわけです。

今後医療技術が進むとますます寿命は延びていきそうです。果たして普通の人にとってそれがいいことなのかどうかはわかりませんが。


【関連リンク】
1102 あまり役には立たない曜日の話し
1101 厄除け祈願
1098 自分の寿命を選べるかという重い話し
1032 団塊と団塊ジュニアに挟まれた50代の悲劇
1013 5年生存率と余命宣告




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