忍者ブログ
リストラ天国 ~失業・解雇から身を守りましょう~ HomePage http://www.geocities.jp/restrer/
Calendar
<< 2017/09 >>
SMTWTFS
1
345 78
101112 1415
17181920 212223
24252627 282930
Recent Entry
Recent Comment
Category
1   2   3   4   5   6   7   8   9   10   11  




924
少し旧聞になりますが、舛添要一東京都知事が4月に変形性股関節症で手術をおこない、約1ヶ月間入院、リハビリの後に公務に復帰をしたことがニュースとなっていました。

「バリバリ仕事したい」舛添知事が復帰
変形性股関節症の治療のため、約1カ月間の入院生活を送っていた東京都の舛添要一知事(66)が30日に登庁し、都庁での公務に復帰した。

なんでも舛添知事は、元々「持病の腰痛が悪化して、歩く時に痛みがひどくなった」と思いこんでいたそうで、診察を受けたところ初めて変形性股関節症と診断されわかったそうです。

そうして舛添知事は手術を受けることになったわけですが、股関節をチタン製の人工股関節へ置き換える手術をおこないました。

知事は現在66歳ですから、およそ15~20年の耐久性があるという人工股関節を入れるには平均寿命を考えると適当な時期です。一般的には人工股関節への置き換えは耐久性と再手術の関係から、60歳を超えてから勧められることが多いそうです。

また置き換え手術をすると、リハビリも含めると入院が約1ヶ月近くかかりますので、普通の現役サラリーマンや個人事業主だとなかなかそれだけまとまった休みを取ることができず、仕事から引退して時間がとれるようになってから手術をおこなうという事情もありそうです。

私のようにまだ50代やそれ未満の人が人工関節を入れると、80代後半までの平均余命に達する少し前に人工関節の寿命が来てしまい、もう1度、しかも高齢でリハビリをする体力がない時に人工関節を入れ替える手術をすることになり不都合です。ただ最近は20年以上の耐久性があるとされるものが出てきて、40代や50代から交換を勧めるケースも徐々に増えてきているようです。

そうした中で、気になるアメリカからのニュースがありました。

45歳から64歳で、股関節の人工関節が急増、より高齢の層と比べて2.4倍のペースで増加
米国において股関節に人工関節を入れる手術が高齢者より中年層で急増しているようだ。加齢に伴う再手術の増加と医師不足が懸念されるという指摘が上がっている。

ま、記事をよく読むとアメリカでも日本の団塊世代に似たベビーブーマー世代というのがあり、その影響?という感じですが、同時に耐久性のある人工関節が拡がってきたということもあるのでしょう。

人工関節置換術とは(岡山労災病院)
一般に、その耐用年数は、15年から20年といわれています。そのため、今までは60歳以上を対象とした手術とされてきました。人間の平均寿命も延びてきてはいますが、人工関節の寿命も材質の加工技術や手術手技の進歩、インプラントデザインの改良や選択幅の拡大により、20年以上の超長期成績で語られる時代となってきています。本邦でも、欧米のように質の高い生活を望む傾向になってきているため、40~50歳台でも、他に効果的な治療方法がない場合は人工関節がとりうる選択肢の1つとして行なわれるようになってきています。

実際のところは術後の関節の使い方や、置き換え手術の上手い下手によって、耐久性能は違ってくると思われ、最新の長寿命の人工股関節は、実際に使われ出してからまだ数年しか経っていないので、本当に20年あるいはそれ以上の耐久性があるかは実のところ不明とのことです。

私も今から10数年前から右足に体重がかかると違和感があり、膝かな?腰かな?と原因がよくわからず、病院へもまず親が罹っていたリウマチを心配して「リウマチ科」のあるクリニックへ。血液検査をしてそうではないとわかると、今度は総合病院へ行って問診の後、膝関節のレントゲン撮影。それも違うとなりました。

原因特定をあきらめていたら、芸能ニュースでダウンタウンの松本人志さんが「股関節唇損傷で手術」という話しをやっていて、その痛みの症状を読むと「あれ?この症状に近いかも!」と思っていろいろ調べてみると自分の中ではほぼこれに確定。

その後整形外科へ行き、今度は「股関節唇損傷ではないかと思う」と最初の問診で話しをしますが、問診にきた看護士さんはどうも疑い深い人でなかなか信用してもらえませんでした。「それはないでしょう~」とか「違うと思いますよ~」とか先入観?なのか私の見立てを否定していました。そうした土壌があるので、以前総合病院の整形外科へ行っても原因が特定できなかったのだなと思いました。

それでも「股関節の異常」という自説で押し切り、どうにか股関節のレントゲンを撮ってもらい、「股関節唇損傷」からさらに進んだ状態の、「臼蓋形成不全」そして病名としては明らかな「変形性股関節症」と正式に診断されました。

舛添さんも当初は自分で腰痛と勘違いされていましたが、それだけこの病気は痛みがなぜか腰から下半身全体に分散し、日によって痛む箇所が変わったりして原因が特定しにくいのです。それに加えて上述のようになぜか医療機関では証拠の股関節のレントゲン写真を見るまでは否定しがちのようです。

股関節唇損傷?
股関節唇損傷についての続編
ついに変形性股関節症の診断下る

この「変形性股関節症」、癌や白血病のように直接命に関わる病気でないだけに、いまいち有名ではありません。原因は股関節の軟骨がすり減って骨や関節が変形し、やがては痛みが出る病気で、軟骨を長い期間すり減らしてきた中高年者に多く、高齢化社会を反映してか国内の患者数は500万人にのぼると言われています。

まだ軽度の「股関節唇損傷」レベルであれば前述の松本人志さんのように、骨切り手術をして痛みをなくす方法もありますが、進行すると今回の舛添知事のように人工股関節へ置き換えをするしか痛みをなくす方法はありません。

日常生活では、初期から中期頃までは、座っておこなう仕事なら問題ありませんし、ゆっくり歩く程度は苦痛ではありません。それだけに病気と認知するのが遅れてしまい、私のように骨切り手術では済まない、かなりひどくなってからというケースが多いようです。

進行が進むと、片足の自由がかなり制限され、正座やあぐらで座れないし、平面な場所に座ると足の力で立ち上がれない、早歩きや走ることができない、足が上がらず登り階段がつらい、長時間の立ちっぱなしは非常につらい、横になって寝ていても痛む、寝返りがうてない、片足立ちでズボンや靴下をはけない、など生活上では不便を強いられます。私の場合イマココです。

杖とか持っていないと外見上は普通ですので、座るために通勤電車を1本待って、席を確保しても、目の前にいかにもな高齢者やお腹が大きい人が来ると、席を譲れ光線をまともに浴びることになります。特に最近のリュックを背負ったような元気な高齢者と、単に太っているだけか区別がつかないような太めの女性の積極的な席譲れ圧力は耐え難いものがあり、気の弱い私は黙って席を立つ羽目になります。

この病気は改善することはないので、私もいずれ痛みが限界まできたところで人工股関節への置き換え手術をしなければならないなぁっと記事をみて憂鬱に思った次第です。

最後に「人工股関節手術にどのぐらいの費用が必要か」ですが、手術・入院費用など総額で100~200万円というのが目安とのことです。もちろんその費用全額を自己負担というのではなく、通常は健康保険に加入しているでしょうから70歳未満で負担は3割、さらに高額療養費制度があり、実質は200万円の手術でも所得により10~20万円の負担で済みそうです。

舛添さんはVIP扱いでしょうから、一般の人と多少違うかもしれませんが、手術からリハビリの様子、そして退院までを舛添知事がツイートをしていて参考になります。

舛添知事のツイッター
舛添要一 @MasuzoeYoichi 4月6日
4月2日に、変形性股関節症で傷んだ左股関節を、チタン合金の人工関節に置換する手術を受けました。手術は成功し、術後の経過も良好です。すぐに翌日からリハビリを開始。少しずつ足も動くようになりつつあります。頑張って訓練を続け、早期の都知事室復帰を目指します。

舛添要一 @MasuzoeYoichi 4月9日
術後の経過も順調です。毎日、リハビリに励んでいます。歩行器を使って歩く訓練などを行っています。一歩、一歩の積み重ねが必要な根気のいる訓練ですが、着実に前に進んでいます。

舛添要一 @MasuzoeYoichi 4月15日
手術から2週間が経ちましたが、順調に回復しています。毎日、厳しいリハビリです。人工関節にかえてみますと、筋肉といい、関節といい、いかに人間の体が精巧にできているかを再認識させられます。また、人間の体の再生能力にも驚いています。きちんと訓練を続け、一日も早い都庁復帰を目指します。

舛添要一 @MasuzoeYoichi 4月15日
手術の傷跡を診た医師の許可が出て、先ほど、2週間ぶりにシャワーを浴びました。心身ともにスッキリです。入院すると、日常生活を平穏に送れることの素晴らしさを痛感します。幸い、食欲、お通じなども、術前の状態に戻りつつあります。

舛添要一 @MasuzoeYoichi 4月17日
リハビリの成果で、数十mなら何とか杖なしで歩けるようにまでなりました。2020年を前に、都では国内初の「自転車推奨ルート」約200㎞を設定し、整備を進めます。自転車活用が私の公約ですが、これは政策実現の第一歩です。退院はまだですが、病室からも、東京世界一の戦略を指示しています。

舛添要一 @MasuzoeYoichi 4月19日
リハビリ、「歩く」の次は、階段などの昇降訓練です。これが難題で、脚の筋肉一つ一つの機能を考えながら悪戦苦闘しています。一歩、一歩、訓練を積み重ねるしかありませんが、着実に前進していますので、希望が持てます。早期退院を目指して、さらに努力します。

舛添要一 @MasuzoeYoichi 4月24日
階段昇降もOKで、リハビリも最終段階。人事を含め都政全般にわたって、病室から指示を出しています。また、将来の東京のグランドデザインも描いています。病院での残された訓練は、日常生活に不便ないように、適切な体の動かし方を身につけることです。元気に退院の日を迎えられそうです。

舛添要一 @MasuzoeYoichi 4月28日
午前中に医師の診察を受け、その指示に従って、先程、退院しました。4週間ぶりの外界の空気は新鮮です。歩行はしっかりとしていますが、人、自転車、車と、往来で注意することの多さには少し疲れます。30日から、都庁で仕事を再開し、内外の要人との会談もこなします。


【関連リンク】
759 糖質ダイエットについての備忘録その1
716 変形性股関節症は治らない
602 ついに変形性股関節症の診断下る
597 足(股関節)を痛めてできなくなったこと
589 股関節痛の時に読む本
433 股関節唇損傷についての続編
424 股関節唇損傷?





リストラ天国TOP
おやじの主張(リストラ天国 日記INDEX)
PR




919
5月に入りましたが、ここ数年の自殺の統計データを見ると、1年のうちで5月は自殺が多い月となっています。これは気候的なものが人の精神状態に及ぼす影響かなと思われますが、5月病という言葉もあり、ハッキリした原因は不明です。

4月に入学や入社する人が多く、その場合親元から離れて初めて1人住まいだったりしたり、今までとガラリと環境が変わりますが、それから1ヶ月が過ぎ、耐えてきた神経がまいってしまうというケースも多そうです。

なので、企業や団体の中で人事部に勤務をされている人は、そうした環境が変わった人、元気のない人、孤立しがちな人のケアをキチンとする必要がありますので、注意をしてください。

2013年、2014年のデータを元に、自殺の各種データ(注釈のないものは警察庁「自殺統計」)を集めてみました。

ご存じの通り、1998年から2011年までの13年間自殺者が3万人を超えていましたが、2012年以降は3万人を切り減少傾向にあります。

グラフ 緑:自殺者数推移 青:自殺者男性 赤:自殺者女性

  出典:警察庁「自殺統計」より内閣府作成

2013年は男性18,787人(69%)、女性8,496人(31%)、合計27,283人(前年比2.1%減)、2014年は男性17,386人(68%)、女性8,041人(32%)、合計25,427人(前年比6.8%減)となっています。減少傾向にあることが少しでも救われます。

マスメディアでは「若者の自殺」ばかりに注目しますが、自殺者で多いのは圧倒的に中年以上です。

5歳以上から10年刻みの年代層で見ると、2012年の厚労省「人口動態統計」のデータですが、もっとも自殺者が多い年代は55~64歳(3,491人)、次が45~54歳(3,347人)、その次は35~44歳(3,064人)、65~74歳(2,641人)の順です。若者の15~24歳は1,294人と中高年と比較すると半分以下です。

中高年者は若い人と比べて人数が多いじゃないかということもありますが、各年代層の人口で割った自殺率(人口10万人あたりの自殺者数)で見ても50~59歳がトップで29.0、次が70~79歳と80歳以上の27.2、その次が60~69歳の25.7となります。

若年層の自殺が目立つのは、各年代層で死亡原因を見てみると、若者の死因では自殺がトップに躍り出るからです。


  出典:厚生労働省「人口動態統計」

10~14歳の死因1位は悪性新生物(癌や腫瘍)で、2位が不慮の事故、3位が自殺です。
15~19歳、20~24歳、25~29歳の若年層の死亡原因1位はなんと自殺で、2位が不慮の事故、3位は悪性新生物となっています。
30~34歳、35~39歳の1位も自殺で、2位は悪性新生物となっています。
40歳以上からは死因のトップには悪性新生物が上がり、自殺は下位に落ちています。

つまり15~39歳の死因のトップが自殺ということです。これは確かに衝撃的です。

15~34歳の死因のトップをG7の国別で見ると、日本以外のアメリカ、英国、フランス、ドイツ、イタリア、カナダはすべて事故、2位はアメリカは殺人、イタリアは悪性新生物、その他は自殺となっています。

先進7カ国の中では日本は事故で亡くなる件数は他の国と比較して一番少ないのですが、自殺で亡くなる件数は飛び抜けて多く(自殺率ではドイツ、フランス、イタリア、英国の倍以上)なっています。

世界の主要国の中で、年齢を問わず、人口で割った自殺率(人口10万人あたりの自殺、2009年世界保健機関データ)で見ると、1位リトアニア(34.1)、2位韓国(31.0)、3位ベラルーシ(28.4)、4位ロシア(26.5)、5位ハンガリー(24.6)、6位日本(24.4)となっています。

自殺の理由・原因ですが、健康問題(13,680人)、不詳(7,027人)、経済・生活問題(4,636人)、家庭問題(3,930人)、勤務問題(2,323人)となっています。若い人に多そうな男女問題(912人)、いじめなど学校問題(375人)は自殺者全体からすれば少数です。

この話題を書こうとした元々の理由は、最近報道でよく目にする「介護疲れによる心中や自殺」が増えているのではないかなと仮説を立ててみましたが、統計上は「家庭問題」に含まれる介護関連による自殺件数が伸びているという判断はできませんでした。

老老介護で疲れ果て、自殺するケースは「家庭問題」もあれば、鬱や腰痛、認知症などを発症して「健康問題」として自殺するケース、また医療費や介護費がかさみ、「経済・生活問題」としてカウントされるケースなど、分散してしまっている可能性もあります。

自殺者の月別統計で、多い月の順は2014年は3月(2,313人)、5月(2,262人)、9月(2,257人)の順で3月がもっとも多く、次いで5月となりました。


  出典:警察庁「自殺統計」より内閣府作成

2013年は5月(2,542人)、3月(2,496人)、4月(2,383人)の順で、2012年は3月(2,588人)、5月(2,525人)、4月(2,437人)となっていて、1年の中では3~5月あたりがもっとも多いようです。

曜日別では月曜日が一番多く、次いで火曜日となっています。逆に少ないのは土・日曜日、祝日、年末年始です。月曜日に自殺が多いというのは、「ブルーマンデー(憂鬱な月曜日)」という言葉があるぐらいですからなんとなくわかります。日本では「サザエさん症候群」なんて言われましたね。

都道府県別で自殺率(人口10万人あたりの比率)を見ると、2014年のデータでは、多いのが山梨県(30.3)、岩手県(28.9)、秋田県(26.4)、新潟県(26.1)、宮崎県(24.8)、富山県(24.7)、福島県(24.5)の順番です。全般的に東北が高いですが、地域によって特徴的な傾向があるわけでもなさそうです。自殺する人の年齢が全般的に高いことから、高齢化が速く進む東北や地方で高くなるのは当然のことと言えます。

自殺した人の職業は、無職(60%)、被雇用者・勤め人(28%)、自営業者(7%)、学生(3%)、不詳(2%)です。この無職の中にはリタイアした高齢者や病気療養中の人も含まれています。

被雇用者・勤め人(28%)の内訳を詳しく見ると、自殺率が高いのは労務作業者4.59%、技能工4.05%、サービス業従事者3.32%、専門技術職3.21%、事務員2.4%となっていて、逆に保安従事者0.84%、通信運輸従事者1.40%、販売従事者2.05%の自殺率は低いようです。

最後に介護と自殺に関係した話題を書いておきます。

いま心配しているのは、前述したように、「介護疲れによる自殺や殺人」などが今後高まってくるのではないかということです。

ちょっとアレではあるけど、真面目な話し参考になります。
VIPPER速報 『俺「あの、そちらの老人ホームに空きありませんか?」

「あの、そちらの老人ホームに空きありませんか?」
「はい。そうですか・・・130人待ち・・・」
老人ホーム相談員「今はどこも満室ですわ」
「空きが出るのは、いつ頃になりますか?」
老人ホーム相談員「実質的に入所不可能ですわ。単身の生活保護者や、路上生活者が優先的に入所になりますんで」
「そうですか。失礼します」
ガチャ
(中略)
福祉課職員「それで、生活保護を受けたいと?」
「はい。施設も空いてなくて、仕事ができない状態なんです」
福祉課職員「はあ。別に、どこもそんなもんでしょ。頼れる人に預けたらいいじゃないですか」
「え、でも、俺、一人っ子で、兄弟がいないし、親切づきあいもほとんどなくて・・・」
福祉課職員「友達とかいるでしょ?それに、付きっきりじゃないと死ぬわけじゃあるまいし。在宅サービスは受けてるんでしょ?」
「え、はい」
福祉課職員「ほら!じゃあ働けるじゃないですか。そんなことでいちいち生活保護なんて無理ですよ。辛いのは貴方だけじゃないんです」
「・・・」

こうしたことが今後30年ほどは珍しいことではなく、普通に社会の常識として起きていくわけです(現在進行形)。

公共の介護施設はどこも満員ですから家族(子供)がいる場合は自宅介護をするしかありません。しかしそれは働き盛りの身分を捨て仕事を退職し、収入が途絶え、社会とも縁が切れるということです。

また夫婦間での介護の場合は言わずと知れた老老介護で、体力が衰えていく中、何年も先が見えない苦痛の日々が続いていくわけです。

それでいて、介護に疲れてうとうとしようものなら、そのちょっと目を離した隙に認知症の配偶者が徘徊し、電車に轢かれて死んでしまうと、鉄道会社から情け容赦なく損害賠償金を請求され、「ご無体な!」と裁判を起こしても「責任は目を離した介護者にある」と訴えを棄却されるというのが現実です。

社会がそういう仕組みになっていれば、介護疲れによる自殺や殺人事件がもっと一般化していくのは間違いないでしょう。


【関連リンク】
914 殺人事件の国際比較
850 少年犯罪は増加、凶悪化しているのか?
738 日本人の年齢別死因は
693 引きこもりが長期化する前にすべきこと
575 自殺者数と失業者数の相関関係
338 自殺者数が年間3万名を超えている意味






リストラ天国TOP
おやじの主張(リストラ天国 日記INDEX)



917
もうだいぶんと前から耳鳴りを感じています。

思えばあれは20年ほど前に出張で長距離電車の中で寝ていたのですが、ふと蝉の鳴き声がうるさくて目が覚め、「どうして電車の中まで蝉の鳴き声が聞こえる?どうして?」ってしばらく意識が混濁したことがあります。

その時は、外を見るとこんもりした森が見え、あー外の蝉の鳴き声が車内まで入ってきているのだと考え自分を納得させたのですが、窓も開かず高速で走る電車の車内にまで蝉の鳴き声が届くはずもなく、あ~あれは耳鳴りだったんだと気がつきました。

あれから20年(笑)

昼間は気にならないものの、静かな夜になると耳鳴りが常時鳴っていることに気づかされます。

耳鳴りの症状は突発的なものと、長期間続く慢性的なものに分かれるそうです。

突発的な耳鳴りは例えばストレスや他の病気など原因が特定できやすく、そうした原因を取り除くことで、耳鳴りもやがて消えてしまうことが多いそうですが、加齢のせいや慢性的な耳鳴りを完全に取り除くことは無理とのこと。

もちろん正式な診断は耳鼻咽喉科へ行き、科学的におこなわなければなりませんが、病院へ通わずとも多少なりとも改善することができないものかといろいろ調べてみました。

先月NHKの「ためしてガッテン」では「ついに!耳鳴りが治る 原因解明&治療最前線」という安っぽい雑誌の見出しみたいなタイトルで放送がありました。残念ながら見逃してしまいましたが、ネットで簡単に説明が書かれています。


8年以上耳鳴りに悩むBさんは、耳鼻科に6軒も通ったものの一向に治らず、耳の中で常にセミが鳴いているような音がしているそうです。
Bさんの聴力を調べると、左耳の聴力が落ちていることがわかりました。加齢による難聴でした。

私たちは、耳から届く空気の振動を蝸牛(かぎゅう)という場所で電気信号に変えて脳に送っています。ところが、Bさんの場合、蝸牛の老化によって振動を信号に変えることができなくなっていたのです。

脳に電気信号が届くと、視床という場所が音の選別や調整を行います。 ところが、Bさんのように難聴によって脳に入ってくる信号が低下すると、視床は脳が電気信号を受け取るよう感度を上げるのです。

脳にはさまざまな電気信号が飛び交っているので、感度が上がっているとその信号をノイズとして感知し、耳から届いた音でもないのに、「キーン」といった音を作ってしまうのです。

感度を上げるのは一時的なので、通常であればすぐに感度はもとに戻ります。ただ、脳が興奮状態だと感度を上げ続けてしまうのです。つまり、耳鳴りとは、脳の異常な興奮で脳が作った音なのです。


なんとなく原理がわかったようなわからないような。

で、治療法(改善法)ですが、
脳の興奮によって起こる耳鳴り治療として使われているのが、補聴器です。 病院で補聴器をすすめられたBさんは、聞こえにくい高音と低音の音を増幅させることで、今まで脳に届かなかった信号が復活しました。すると、視床は感度を上げる必要がなくなり、その結果、耳鳴りも改善しました。

ふむふむ、それだけで改善するのならいいかも。でも補聴器って10万円以上もするんですね。高齢化社会に入ってメーカーはウハウハの大儲けでしょう。

耳鳴りが蝉の鳴き声に近いというのは、私もこのBさんのケースと同じですが、私の場合はそれを最初に感じたのがもう20年以上前というとまだ30代半ば頃の話しで、Bさんのような「加齢による難聴」とはちょっと思いにくいです。

それに「脳の興奮」って言ったって、こちとらずっと鳴りっぱなしで、いつでもどこでも耳をふさげばキーン(またはジーー)状態で、休まるときがありません。そんな24時間365日ずっと脳が興奮し続けているってことがあるのでしょうか。

結局耳鳴りとは静かな環境(または耳をふさいだ状態)で聞こえるものですから、周囲の音が常に入ってくる都会に住んでいると耳鳴りが気になるのは静まった夜に寝るときとか、ある程度絞られてきます。

また深夜でもバイクの騒音や、犬の鳴き声がしょっちゅう睡眠の邪魔をしてくれますので、最近は耳栓をして寝るまでになっています。

この耳栓をするともう耳鳴りの集中攻撃を受けますが、それでも延々と吠え続けるバカ犬のヒステリックな鳴き声よりも、またなにが楽しいのか、よほどストレスがたまっているのか、音量上げたマフラーを付けた集団で行ったり来たりする珍走族が撒き散らす重低音よりかは耳鳴りの法がずっとマシに思えてくるから不思議なものです。

いつかは耳鼻科へ行くことがあれば、ついでに耳鳴りについても相談しようと思いつつ、以前慢性鼻炎のため少しだけ通ってから30年ぐらい経ってから耳鼻科とは縁がなく、このままもういくこともないかなぁって思ってます。

なにか他に耳鳴り防止に効果のあるいい方法があれば教えてもらいたいものですが、「この壺を買えばたちまち・・・」とか、「先祖の霊を供養しなければ・・・」というのは遠慮しておきます。

今回のNHKの番組では「ついに!耳鳴りが治る」と、仰々しいタイトルでしたが、同様に「薄毛が劇的改善」とか「老眼がグングンよくなる!」などのタイトルが派手に踊っている高齢者向け健康雑誌の「健康365 」や「安心 」「壮快 」と変わらないのかなっていう感想です。


【関連リンク】
906 トクホが売れるわけ
902 イボを取る
759 糖質ダイエットについての備忘録その1
716 変形性股関節症は治らない
737 日本人が罹りやすい病気
652 手のひらにできた異物
602 ついに変形性股関節症の診断下る





リストラ天国TOP
おやじの主張(リストラ天国 日記INDEX)



906
トクホ(特定保健用食品)が健康食品ブームにのっかって再び勢いづいてきました。再びと書いたのは、実は2007年をピークにして一度大きく下げていましたが、2012年頃から再び伸びてきています。

またトクホとは別に、第三の保健機能食品として「機能性表示食品」というのもこの4月から解禁されるようです。こちらの話しはまた今度。

トクホは2013年12月末現在、特定保健用食品として表示許可・承認された食品は1095品目にのぼり、市場規模は6275億円(2013年メーカー希望小売価格ベース)となっています。(公益財団法人日本健康・栄養食品協会調べ)

市場調査会社株式会社シード・プランニングの情報では、「健康食品市場(トクホ、栄養機能食品、サプリメント、機能性飲料・菓子の小売りベースによる金額を加算したもの)は、2013年の1兆8,388億円から、2017年には2兆1,452億円と20%近く伸長すると予測しています。

人口減や所得減少の中で、国内に関して言えば、数少ない成長産業のひとつで、テレビ・新聞の広告でも、これらの健康食品が今や主流となりつつあります。

それら健康食品の中でもトクホに認定された商品は、消費者庁長官の許可を受け、効果を表示することのできる食品で、からだの生理学的機能などに影響を与える成分を含んでいることを証明し審査を受けています。

例えば、「血圧、血中のコレステロールなどを正常に保つことを助ける」、「お腹の調子を整えるのに役立つ」「血糖値が気になる方に適する」、「虫歯の原因になりにくい」「体脂肪がつきにくい」などで、トクホの認定を受けている製品は、健康食品はもちろん、清涼飲料水やお菓子類、食パン、ヨーグルト、豆腐、味噌汁、お茶、調理油など多岐にわたっています。

ただトクホならなんでも健康によいか?っていうと必ずしもそうとは言えないものもあります。

いい例が「花王のエコナ」が販売中止に追い込まれた問題で、食用油として初めてトクホに認定されたものの、発ガン性が懸念されるグリシドール脂肪酸エステルが、他の食用油より多く含まれていることから2009年に販売を自粛し、その後取り消しの届け出をおこないました。

その他にも、トクホのコーラ「キリンメッツコーラ」や「ペプシスペシャル」などに入っている「アスパルテーム、スクラロース、アセスルファムKなどの人工甘味料を危険視する研究者などもいて、「トクホでない普通のコーラよりも体に悪い」とさえ言う人もいます。

「カロリーゼロ」、太って病気まっしぐら!(東洋経済)
・・・人工甘味料には主に3つの作用があります。(1)ホルモンに影響を及ぼして体内に脂肪を蓄える。(2)味覚を鈍化させる。(3)コカイン以上の依存性がある。・・・

ま、味や嗜好品の好みに関しては人それぞれですから、どうでもいいのですが、一見して「トクホだから健康によさそう」「トクホだと安心!」と思い込むのはどうかということです。

「そんなこと言ったら市場にあるほとんどの加工食品には着色料や保存料、香料、防腐剤、甘味料などが使われているので、なにも食べられなくなる」って声も聞こえてきそうです。

私もそう思いますし、私が子供の頃は、今よりも食料添加物の基準が甘かったため、今考えると恐ろしいような身体に悪いものも食べてきています。

要はそれらの自然ではなく化学式で作られた、人工的に調整された食品をどれだけ大量に、継続して摂取するかで、将来の身体に問題が出てくる可能性があるやなしやというところでしょう。

そういう意味では最近忘れられがちになってきた、東電がばらまいた福1由来の放射性物質を含む食品と似ているかも知れません。

天然には存在しない放射能だって極めて微量であれば健康には影響がないと言われていますし、それは事実なのでしょう。でも微量であってもそれを子供の頃から何十年にも渡りずっと身体の内外から浴び続けていたとしたら、どういうことになるか、個人差はあるのでしょうけど、まったく安全とは誰も言い切れないのではないでしょうか。

トクホから離れてしまいますが、例えば一般的なコンビニ弁当、小さな文字で書かれている内容物にはよくみるとなんだかわからないけど、恐ろしそうな名前が大量に列挙されています。

発色剤、着色料、乳化剤、保存料、甘味料、酸味料、漂白剤、酸化防止剤、ph調整剤、たんぱく加水分解物、発酵調味料、香料、結着剤、調味料(アミノ酸等)などなど。

調味料(アミノ酸等)の中にもグルタミン酸ナトリウムやイノシン酸ナトリウム・グアニル酸ナトリウムといううま味調味長と呼ばれる化学調味料が使われています。

別にコンビニ弁当だけが悪というのではなく、スーパーで売られているものや、もしかすると(手作り)お弁当屋さんや高級仕出し弁当、レストランなどでも似たような添加剤や化学調味料を使っている可能性はあります。その店で調理されたものは無添加であっても、使っている素材が加工された段階でたっぷり添加物が使われていることだってありそうです。

だから普段は「気にするな!」って言いたいところですが、知っていながら摂取するのと、無知で知らないまま、赤ちゃんや成長期の子供にまで毎日大量摂取させてしまっていないかぐらいは知っておいて損はないでしょう。

テレビCMなどを見ると、トクホのお茶を飲むと急に元気になったり、身体の中が綺麗になったり、メタボが解消したりするようなシーンがてんこ盛りで、頭では「そんなわけないだろ」って思っていても、目から入ってくる情報ほど強烈に印象が残るものはなく、ついつい信用してしまいます。

でもそういうものこそ、なにか危険な香りがするのです。

そしてトクホの制度、「国民の健康」をうたい文句にしていますが、それに関係して実のところ厚生労働省の外郭団体で、公益財団法人日本健康・栄養食品協会(理事長や評議員に厚生労働省OB)や、一般財団法人 医療経済研究・社会保険福祉協会(理事長や常務理事に厚労省OB)が仕切っています。

そして当然こうした機関には官僚達が大量に天下り、黙っていても高給がもらえる組織となっていて、国民の健康を餌にした利益誘導と省益、独占的な利権がはびこっていると考えてもそう間違いではなく、そのことをとっても素直に喜べなかったりもするわけです。

そして先月にはとうとう反対する消費者委員会の答申を破ってビールにまでトクホが認定されました。

ノンアルコールビール(=清涼飲料水)を未成年が飲むこと自体は法的には問題ありませんが、未成年時からビールへの興味やビール味の依存を避けるためにとメーカー側は原則未成年への販売を自粛してきた経緯があります。それなのに、ビールもどきにトクホ、つまり健康にいいというお墨付きを与えました。

ノンアルコール飲料に初のトクホ食品登場 消費者庁の「不適切」答申覆す(J-CAST)
サッポロビールと花王のビール風味のノンアルコール飲料2種類が特定保健用食品(トクホ)に認められた。消費者庁が両社から出ていたトクホ申請を許可したためで、ノンアル飲料で初トクホとなった。

これからしても、国民の健康や未成年者への影響のことよりも、優良企業が多い酒造メーカーなどをトクホグループに取り込み、トクホの範囲や品数を次々増やすことで、より身内(外郭団体)が潤い、傘下に収めるトクホ市場が活性化することを目指しているのだということがわかります。

またトクホの申請は、申請前の念入りな実験など数千万円の費用と、申請時に数十万円の手数料がかかり、弱小の中小零細企業ではどれほど身体にいい製品を作ろうと、それを証明するための実験結果や研究論文などが必要で、申請までこぎ着けることが難しく、結局は認定を受けられるのは一部の大手食品メーカーや大手の医薬・化学会社などに限られてしまいます。

そういう事情もあってか、この4月からはよりライトな試験やレビューで済ませることが出来る「機能性表示食品」っていうのも現れました。とにかく今や「健康」をうたい文句にすれば利権がザクザク入るって事がわかっているだけに手に負えません。

そしてそれらのトクホ認定取得にかかる多額のコストは言うに及ばずトクホの食品や商品に上乗せされ、販売されることになりますが、それでも多くの人が「トクホ」というラベルが貼ってあるだけで、盲目的に信用してしまい、よく売れているというのが実態です。

だって国のお墨付きがあれば、お上のいうことなら、なんでも無条件に受け入れて信用する希有な国民性を持っている国ですから。

自分で手間をかけて調べると多少はわかりますが、トクホ食品に含まれる添加剤などが実際に健康にいいかどうかは不明(研究者によって意見が分かれる)のものが多いうえ、厚労省や消費者庁にいいようにたかられている業界のトクホ食品は、それでも今後売れ続けていくのでしょう。


【関連リンク】
902 イボを取る
763 認知症患者の増大で国は衰退する?
759 糖質ダイエットについての備忘録その1
738 日本人の年齢別死因は
737 日本人が罹りやすい病気
712 最近気になる食品の安全性
417 もはや国民病とも言えるうつ病について考える その1




リストラ天国TOP
おやじの主張(リストラ天国 日記INDEX)




902
極めて個人的なことですが、首筋に小さなイボ(疣・いぼ)がポツポツとできはじめたのは2~3年ほど前で、ほっておいても自然に乾燥してとれちゃうかなと楽観視していたら、それがいよいよ大きく育ってしまい、目立ちにくい場所とはいえ、このままじゃ格好も悪いし、シャツの襟でこすれると痛いしということで、イボを取りに意を決して皮膚科へ行ってきました。

首筋にはその割と大きめのイボと、まだ直径1mmぐらいの小さなものが2つほどがあり、それ以外に散髪屋で固い櫛で地肌を梳かれるときに引っかかり「イテテ」となり、「ありゃ、ここにイボができてますねぇ~」って教えられ、首筋のとは少し違うタイプのイボが頭頂部と後頭部に都合3箇所できていることが判明しています。

こんなにイボが集団でできるのは初めてのことで、おそらくは加齢と長年粗雑に扱ってきた皮膚の老化が原因だと思いますが、普段は触らなければ痛くもかゆくもないだけに、ついついほったらかしていました。

イボについて調べると、首イボというのもあり割とポピュラーな病気のようですが、できる場所は人によって手や足、顔、お腹、背中などそれぞれのようです。つまり全身どこにできても不思議ではなさそうです。

またイボと言ってもいろいろな種類があるらしく、市販薬を塗っておけばなんとかなるものもあれば、ちゃんと治療を受けないと取れないものもあるようです。また病院も、イボの治療は基本的には皮膚科ですが、中には整形外科や内科でも治療をやってくれるところはあるようです。それほど一般的ということなのかも。

イボができる原因としては、ウイルス感染というのがもっぱら多いそうですが、遺伝や感染経路など発症する特定は難しいらしく、したがって予防できることは少なく、イボができてしまってからの対処療法しかないのが実際のところです。

私も少し前にイボに効くと言われている健康食品の一種「ヨクイニン錠剤(ハトムギ)」を1年ほど試してみましたが効果はなく、結局どんどんと成長を続けてしまい、今に至ってわけです。

で、イボの治療法ですが、皮膚科にかかる前に調べてみたところ、
(1) 塗り薬や内服薬
(2) 液体窒素で冷凍療法
(3) 炭酸ガスレーザーで切除
(4) 外科治療(メスで切除)
などがあり、近年多いのは(2)と(3)とのこと。(1)以外はどれも痛そうで気持ちが萎えそうです。

しかしそこは高い健康保険を何十年と支払い続けながら、風邪ひとつひかずに、ほとんど病院にはかかってこなかった故、たまには使わないともったいねぇとケチ臭い動機も手伝って近所にある小さな皮膚科専門病院へ。

病院を探したり選ぶ際にはネットの病院のホームページが役に立つわけですが、残念ながら郊外の個人病院レベルでは、10年前に作って一度も更新していない?って感じの情けないぐらいにプアなものだったり、それすらもなかったりする病院も結構あります。

ホームページがない病院も検索できる?

Google先生に「○○市●●区&皮膚科」で聞いてみると、地図でちゃんと所在地と名称を示してくれるので便利です。そしてホームページのない病院に関しても、「お医者さんガイド病院検索」など、病院情報サイトで診療時間など調べることも可能です。

患者というか顧客の立場から言わせてもらうと、やっぱりキチンとしたホームページがあって、診療曜日、時間、治療設備、得意な治療科目、担当医の経歴や専門、治療方針、地図やアクセス方法、駐車場の位置などが、画像を使いながら綺麗にまとめられていると安心感が断然違います。

未だに権威丸出しで、出身大学や海外留学経験、著書や勤務してきた大学病院ばかりが列挙してある、なにか勘違いしている医者もいますが、郊外の住宅地にあるような個人病院や小さなクリニックではそれらは求められてません。どこの学校を出てきたかではなく、得意な専門分野と経験年数、地域の中でどういう医療をしたいかが重要でしょう。

さて、近所には幸か不幸か皮膚科の専門病院は1軒しかなく、土曜日の朝1番で向かいました。こうした病院は9時診察開始ならその30分ぐらい前から受付が始まっていて、診療開始時間に行ったのではすでに満員ということがよくあります。

そこで初日は診療開始の15分前に病院へ到着すると、あらま、もう10人ぐらいが先に来ていて待合室が混雑しています。そう言うこともあろうかと、文庫本と狭い待合室で風邪などうつされたら困るのでマスクまで持っていきましたが正解です。

初診の基本データを書いて本を読んで待っていると、30分ぐらいで呼ばれました。様子をうかがっていると、診療はなしで薬だけをもらう人や、5分とかからず診療が終わる人もいて、割とスムーズに順番が回ってきました。

そして私の診察では、頭頂部と首筋のイボをみて、「まずは冷凍療法でイボを焼きましょう」「この治療は1回2回で終わることは少なく何度か通ってもらうことになる」「頭頂部のイボは小さいのですぐに取れると思うけど、首のほうは少し時間がかかるかも。どうしても取れなかったら切る方法も考える」とのことです。

その場ですぐに小さなポットの中に入っている冷凍窒素で冷やした綿棒やピンセットでイボを焼いていく感じです。

痛い?

ピリッとして熱いというか痛いですが、我慢できないほどの痛みではありません。特に首筋の場合は耳が近いので、ドライアイスのようなものでチリチリと皮膚を焼くような音が間近に聞こえるのはちょっとつらいです。あと終わった後もしばらくジンジンと痛みが残ります。

ケーキなど生ものを持ち運ぶときに入れるドライアイスは二酸化炭素を液化して凍らせたもので、昔はそれが治療に使われていたそうですが、保管や扱いの容易さから、今ではマイナス150度程度の液体窒素を凍らせたものが使われています。

それをイボに押しつけて瞬間冷凍し、イボの組織を死滅させ、やがてはその部分がかさぶたのようになって自然にはがれ落ちるというのが冷凍治療です。

で、とりあえず初回は大きめの2箇所(首筋と頭頂部)を治療してもらい、かかった時間は最初に症状の説明や患部を見せたりする時間も含めても10分程度と極めてスピーディ。治療は1~2週間おきに来てくださいと言われました。

その1回の治療で頭頂部にあったイボは洗髪中に痛くも何ともなくポロッとはがれ落ちてなくなりました。ただ首筋の大きめのイボは少し小さくなったもののさすがにダメです。同様に3回目に焼いてもらった首筋の小さなイボも2回ほど処置すると、もうほとんど突起がなくなりました。

その後何度か通い(現在合計5回治療)、小さなイボはすべてやっつけてもらいましたが、どうも首筋の大きめのイボは、半分ぐらいの大きさまで小さくなりましたが、かたくなにまだくっついていて、はがれ落ちてくれません。さてどうしよう。医者はもうしばらくこれでやってみましょうとのこと。

悪いことは言いません、もし小さなイボでもできたら、大きくなる前に皮膚科へ行ってちょっと焼いてもらうと早く綺麗に取れますが、大きく育ってしまうと長引くし何度も痛い治療を受けなければなりません。


【関連リンク】
759 糖質ダイエットについての備忘録その1
738 日本人の年齢別死因は
737 日本人が罹りやすい病気
716 変形性股関節症は治らない
652 手のひらにできた異物
602 ついに変形性股関節症の診断下る
417 もはや国民病とも言えるうつ病について考える その1





リストラ天国TOP
おやじの主張(リストラ天国 日記INDEX)
カウンター
カレンダー
 
08  2017/09  10
S M T W T F S
1
3 4 5 7 8
10 11 12 14 15
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
最新コメント
[05/31 すいか男]
[04/08 area@管理人]
[04/08 すいか男]
[11/22 Anonymous]
[11/03 restrer@管理人]
最新TB
ブログ内検索
プロフィール
HN:
area@リストラ天国
HP:
性別:
男性
職業:
今のところ会社員
趣味:
ドライブ・日帰り温泉
自己紹介:
過去に上場企業の役員とリストラ解雇で就職浪人の経験がある、紆余曲折の人生を歩む、しがないオヤヂです。
お勧めPR
Template & Icon by kura07 / Photo by Abundant Shine
Powered by [PR]
/ 忍者ブログ