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先月、7月14日、2021年上半期の. 第165回直木三十五賞が発表され、佐藤究氏の「テスカトリポカ」と、澤田瞳子氏「星落ちて、なお」が見事に受賞されました。

受賞直後には書店へ行くと、受賞作や候補作の単行本が大量に平積みされていて、ミーハーな人や流行に敏感な人はこぞって買い求めていますが、冷静沈着な私?は文庫になるまで数年待ってから手に取りますから読めるのは2~3年後でしょうか。

文庫しか読まないのを人は「貧しいからだろ?」と言いますが、半分当たっています。あとの半分は、保管場所がないので、大きな単行本はできるだけ避けて小さな文庫本にしているのと、寝っ転がって読むのに重い単行本だと手が疲れるからというのが半分です。

生憎、人より早く読みたい!流行に乗り遅れたくない!という先進性の思想は持ち合わせていません。

ということで、印税という点ではあまり著者に貢献できていないので心苦しいのですが、できるだけ読んだ本については感想などを書いて、Amazonのリンクも貼っておくということで勘弁してください。ただし結構独断的で辛口です。

あまり古い作品まで入れるのもあれですので限定しますが、1970年から2020年までの51年間に直木賞を受賞したのは126名で、作品数は133あります(2作品で受賞した場合は2作品とカウント)。

そのうち、どのぐらい読んだかな?と、下記の表の通り調べてみたところ、36作品(赤色)でした。と言うことは率にすると 36/133≒25% ということです。

第63回(1970年上半期) 結城昌治「軍旗はためく下に」 渡辺淳一「光と影」
第64回(1970年下半期) 豊田穣「長良川」
第65回(1971年上半期)
第66回(1971年下半期)
第67回(1972年上半期) 綱淵謙錠「斬」 井上ひさし「手鎖心中」
第68回(1972年下半期)
第69回(1973年上半期) 長部日出雄「津軽世去れ節」「津軽じょんから節」 藤沢周平「暗殺の年輪」
第70回(1973年下半期)
第71回(1974年上半期) 藤本義一「鬼の詩」
第72回(1974年下半期) 半村良「雨やどり」 井出孫六「アトラス伝説」
第73回(1975年上半期)
第74回(1975年下半期) 佐木隆三「復讐するは我にあり」
第75回(1976年上半期)
第76回(1976年下半期) 三好京三「子育てごっこ」
第77回(1977年上半期)
第78回(1977年下半期)
第79回(1978年上半期) 津本陽「深重の海」 色川武大「離婚」
第80回(1978年下半期) 宮尾登美子「一絃の琴」 有明夏夫「大浪花諸人往来」
第81回(1979年上半期) 田中小実昌「浪曲師朝日丸の話」「ミミのこと」 阿刀田高「ナポレオン狂」
第82回(1979年下半期)
第83回(1980年上半期) 向田邦子「花の名前」「かわうそ」「犬小屋」 志茂田景樹「黄色い牙」
第84回(1980年下半期) 中村正軌「元首の謀叛」
第85回(1981年上半期) 青島幸男「人間万事塞翁が丙午」
第86回(1981年下半期) つかこうへい「蒲田行進曲」 光岡明「機雷」
第87回(1982年上半期) 深田祐介「炎熱商人」 村松友視「時代屋の女房」
第88回(1982年下半期)
第89回(1983年上半期) 胡桃沢耕史「黒パン俘虜記」
第90回(1983年下半期) 神吉拓郎「私生活」 高橋治「秘伝」
第91回(1984年上半期) 連城三紀彦「恋文」 難波利三「てんのじ村」
第92回(1984年下半期)
第93回(1985年上半期) 山口洋子「演歌の虫」「老梅」
第94回(1985年下半期) 森田誠吾「魚河岸ものがたり」 林真理子「最終便に間に合えば」「京都まで」
第95回(1986年上半期) 皆川博子「恋紅」
第96回(1986年下半期) 逢坂剛「カディスの赤い星」 常盤新平「遠いアメリカ」
第97回(1987年上半期) 白石一郎「海狼伝」 山田詠美「ソウル・ミュージック・ラバーズ・オンリー」
第98回(1987年下半期) 阿部牧郎「それぞれの終楽章」
第99回(1988年上半期) 西木正明「凍れる瞳」「端島の女」 景山民夫「遠い海から来たCOO」
第100回(1988年下半期) 杉本章子「東京新大橋雨中図」 藤堂志津子「熟れてゆく夏」
第101回(1989年上半期) ねじめ正一「高円寺純情商店街」 笹倉明「遠い国からの殺人者」
第102回(1989年下半期) 星川清司「小伝抄」 原尞「私が殺した少女」
第103回(1990年上半期) 泡坂妻夫「蔭桔梗」
第104回(1990年下半期) 古川薫「漂泊者のアリア」
第105回(1991年上半期) 宮城谷昌光「夏姫春秋」 芦原すなお「青春デンデケデケデケ」
第106回(1991年下半期) 高橋義夫「狼奉行」 高橋克彦「緋い記憶」
第107回(1992年上半期) 伊集院静「受け月」
第108回(1992年下半期) 出久根達郎「佃島ふたり書房」
第109回(1993年上半期) 高村薫「マークスの山」 北原亞以子「恋忘れ草」
第110回(1993年下半期) 佐藤雅美「恵比寿屋喜兵衛手控え」 大沢在昌「新宿鮫無間人形」
第111回(1994年上半期) 中村彰彦「二つの山河」 海老沢泰久「帰郷」
第112回(1994年下半期)
第113回(1995年上半期) 赤瀬川隼「白球残映」
第114回(1995年下半期) 小池真理子「恋」 藤原伊織「テロリストのパラソル」
第115回(1996年上半期) 乃南アサ「凍える牙」
第116回(1996年下半期) 坂東眞砂子「山妣」
第117回(1997年上半期) 篠田節子「女たちのジハード」 浅田次郎「鉄道員(ぽっぽや)」
第118回(1997年下半期)
第119回(1998年上半期) 車谷長吉「赤目四十八瀧心中未遂」
第120回(1998年下半期) 宮部みゆき「理由」
第121回(1999年上半期) 佐藤賢一「王妃の離婚」 桐野夏生「柔らかな頬」
第122回(1999年下半期) なかにし礼「長崎ぶらぶら節」
第123回(2000年上半期) 船戸与一「虹の谷の五月」 金城一紀「GO」
第124回(2000年下半期) 山本文緒「プラナリア」
第125回(2001年上半期) 藤田宜永「愛の領分」 重松清「ビタミンF」
第126回(2001年下半期) 山本一力「あかね空」 唯川恵「肩ごしの恋人」
第127回(2002年上半期) 乙川優三郎「生きる」
第128回(2002年下半期)
第129回(2003年上半期) 石田衣良「4TEENフォーティーン」 村山由佳「星々の舟」
第130回(2003年下半期) 江國香織「号泣する準備はできていた」 京極夏彦「後巷説百物語」
第131回(2004年上半期) 奥田英朗「空中ブランコ」 熊谷達也「邂逅の森」
第132回(2004年下半期) 角田光代「対岸の彼女」
第133回(2005年上半期) 朱川湊人「花まんま」
第134回(2005年下半期) 東野圭吾「容疑者Xの献身」
第135回(2006年上半期) 三浦しをん「まほろ駅前多田便利軒」 森絵都「風に舞いあがるビニールシート」
第136回(2006年下半期)
第137回(2007年上半期) 松井今朝子「吉原手引草」
第138回(2007年下半期) 桜庭一樹「私の男」
第139回(2008年上半期) 井上荒野「切羽へ」
第140回(2008年下半期) 天童荒太「悼む人」 山本兼一「利休にたずねよ」
第141回(2009年上半期) 北村薫「鷺と雪」
第142回(2009年下半期) 佐々木譲「廃墟に乞う」 白石一文「ほかならぬ人へ」
第143回(2010年上半期) 中島京子「小さいおうち」
第144回(2010年下半期) 木内昇「漂砂のうたう」 道尾秀介「月と蟹」
第145回(2011年上半期) 池井戸潤「下町ロケット」
第146回(2011年下半期) 葉室麟「蜩ノ記」
第147回(2012年上半期) 辻村深月「鍵のない夢を見る」
第148回(2012年下半期) 朝井リョウ「何者」 安部龍太郎「等伯」
第149回(2013年上半期) 桜木紫乃「ホテルローヤル」
第150回(2013年下半期) 朝井まかて「恋歌」 姫野カオルコ「昭和の犬」
第151回(2014年上半期) 黒川博行「破門」
第152回(2014年下半期) 西加奈子「サラバ!」
第153回(2015年上半期) 東山彰良「流」
第154回(2015年下半期) 青山文平「つまをめとらば」
第155回(2016年上半期) 荻原浩「海の見える理髪店」
第156回(2016年下半期) 恩田陸「蜜蜂と遠雷」
第157回(2017年上半期) 佐藤正午「月の満ち欠け」
第158回(2017年下半期) 門井慶喜「銀河鉄道の父」
第159回(2018年上半期) 島本理生「ファーストラヴ」
第160回(2018年下半期) 真藤順丈「宝島」
第161回(2019年上半期) 大島真寿美「渦妹背山婦女庭訓魂結び」
第162回(2019年下半期) 川越宗一「熱源」
第163回(2020年上半期) 馳星周「少年と犬」
第164回(2020年下半期) 西條奈加「心淋し川」

う~ん、意外と少ない、、、

まだ文庫化されていない2019年以降の受賞作は当然無理としても、1980年代~1990年代の受賞作はもうちょっと読んでいるかなと思ってました。

書店や、ブックオフで本を買うときは、主として著者とタイトルを見てパッと買うので、受賞作かどうかは関係ないということもあります。

荻原浩氏の作品は過去23作品を読んでいますが、2016年の受賞作「海の見える理髪店」はまだ未読ですし、恩田陸氏の小説は18作品読んでいますが、2016年の受賞作「蜜蜂と遠雷」はまだ読んでなく、9作読んでいる篠田節子氏の小説の中に1997年の受賞作「女たちのジハード」は入っていません。

これからは、評論家や先輩同業者が良いと認めたこれらの受賞作をちょっと意識しつつ買うことにします。

【関連リンク】
746 直木賞作家の前職は?
509 本屋大賞ノミネート作品について
1498 蔵書書籍3200冊のタイトル分析



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