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22年目の告白 -私が殺人犯です- 2017年 映画「22年目の告白-私が殺人犯です-」製作委員会
監督:入江悠 出演者:藤原竜也、伊藤英明、仲村トオルなど

最初は知らずにこの映画を見たのですが、この作品の原作小説を1年前に読んでいました。タイトルも同じなのにすっかり忘れていました。ボケですね。

1月後半の読書と感想、書評 2021/1/30(土)」(22年目の告白-私が殺人犯です-)

元々このストーリーの原作は韓国の映画「殺人の告白」で、それを日本版に焼き直したものです。

内容はミステリーなので、詳しくは書けないのと、小説を読んだときに概要は書いているので省きます。

主演の藤原竜也はすっかりベテランらしい演技で、助演の伊藤英明との息はピッタリです。それに絡む仲村トオルがちょっとどうかなという感じですが、元々その役は設定に無理があり難しそうなので、誰がやっても難しいかも。

ということで、この3人がメインの映画で、意外性とか大逆転が続くドラマで、エンタメ性は抜群ですが、終わった後の爽快感や感激というものはありません。

★☆☆

 ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟

ガール・オン・ザ・トレイン(原題: The Girl on the Train) 2016年 米
監督:テイト・テイラー 出演者:エミリー・ブラント、レベッカ・ファーガソン

原作は ポーラ・ホーキンズ著の同名小説で、3年前に読んでいます。

4月後半の読書と感想、書評 2019/5/1(水)

小説を読んだときは、不思議に場面場面の映像が浮かんできて、これを映像化すればおそらくこんな感じなんだろうなと思っていました。

そういう時の小説のイメージと、実際の映像とはかけ離れてしまうことも多いのですが、これに関してはかなり想像に近いものでホッとしました。

内容は、離婚してアル中になり、精神的にも不安定で職も失った女性が、毎日、思い出が残る住宅地の前を通る電車に乗って幸せな時代を回想しています。

そしてその住宅には再婚した前夫が住んでいて、そこに住む自分とは違う女性を眺める毎日という複雑なことを続けていて、そこから事件が起きて、、、という流れです。

正直に言って、小説での評価はあまりよくないものでした。それは、主人公の都合良く記憶喪失とか、徐々に思い出してきてそれと新たな事件が絡んでくるという面倒臭いものでした。

映画も原作通りに作られているので、その内容は変わりませんが、人の狂気や、精神喪失など、文章と実際の映像で見るのではその迫力やリアリティが変わってくるので、映画の方がまだ良かったかなというのが感想です。

また小説ではロンドン郊外が舞台になっていましたが、映画ではアメリカで製作されたこともあり、舞台はNY州郊外のウェストチェスターとなっています。

★★☆

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トキワ荘の青春 1996年 カルチュア・パブリッシャーズ
監督:市川準 出演:本木雅弘、阿部サダヲ、古田新太他

手塚治虫氏や赤塚不二夫氏など多くの漫画家が貧しい時代に身を寄せていた古いアパート、トキワ荘を舞台にした苦悩しつつ成長していく漫画家達の実話的な青春物語という内容です。

時代は昭和30年前後、主人公はトキワ荘で兄貴分というかリーダー的な寺田ヒロオ氏で、彼を中心に物語は進んでいきます。

登場する漫画家は故人が多いですが、現在活躍中の方もいます。映画では当時の本名または通称(ペンネーム)で登場し、下記の各役者が演じています。

また登場人物には居住していた漫画家もいれば、通っていた人、たまに訪れていた人も含んでいます。

寺田ヒロオ:本木雅弘
安孫子素雄(藤子不二雄A):鈴木卓爾
藤本弘(藤子・F・不二雄):阿部サダヲ
石森章太郎(石ノ森章太郎):さとうこうじ
赤塚不二夫:大森嘉之
森安直哉:古田新太
鈴木伸一:生瀬勝久
つのだじろう:翁華栄
水野英子:松梨智子
手塚治虫:北村想
つげ義春:土屋良太

最初は、よく知られている実際の本人の顔と、役者さんの顔が当然違うので、誰が誰だかわかりませんが、見ているうちに段々とわかってきます。

生真面目で、子供向けの明るい漫画がなかなか世間に受け入れられず苦悩する主人公の寺田、売れっ子になり、手狭なトキワ荘を出て行くことになった手塚、その手塚がいた空いた部屋に入ってきた安孫子と藤本、クールにストイックに自分の道を突き進む石森、技術はあるのになかなか連載がもらえず苦しむ赤塚など、それぞれが漫画に人生を賭して必死に生きている姿が魅力的です。

そして住人の漫画家の中でも、次第に売れて引っ張りだこの人と、なかなか芽が出ずに漫画家を諦め出ていく人、しがみついたまま、他の漫画家のアシスタントを務めてチャンスを待つ人など様々で、売れっ子になるには実力と共に真面目に下積みを積むこと、そして運が必要と言うことがよくわかります。

今の合理的な若い人にそんなこと言うと「昭和じゃあるまいし」って、馬鹿にされて笑われてしまいそうですが。

★★☆

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我等の生涯の最良の年(原題:The Best Years of Our Lives) 1946年 アメリカ(日本公開1948年)
監督:ウィリアム・ワイラー 出演者:マーナ・ロイ、フレドリック・マーチ

1946年公開の映画が対象の第19回アカデミー賞の10部門にノミネートされ、うち作品賞、監督賞、主演男優賞など9部門を受賞した映画です。

3時間近いモノクロ映画ですが、太平洋戦争が終わった直後の1946年にこうした映画が公開されるのはさすが戦勝国で豊かなアメリカとしか言いようがありません。

それを考えれば第2次世界大戦中の1940年に公開されたカラー映画巨編「風と共に去りぬ」は、もっと凄かったですね。

内容は、欧州戦線や太平洋戦線からアメリカへ帰国してきた3人の軍人が同郷に向かう輸送機に乗り合わせます。

その3人は帰国後にそれぞれの生活があり、ひとりは陸軍で硫黄島や沖縄などで日本と戦った軍曹で、徴兵されるまで勤務していた銀行に昇進した上で無事再就職ができますがアルコールが手放せない生活を送っています。

ひとりは、太平洋で空母に乗船中に撃沈され、その際に両手を火傷して失ってしまい、義手をつけて帰国するものの、他人の目が気になるのと幼馴染みの婚約者とギグシャクしてしまいます。

3人目は、空軍の爆撃手として勲章も贈られた将校ですが、貧しい家の出で、帰国後に仕事にあぶれて安い賃金の仕事しかなく、入隊直前に結婚した妻が派手好きで金遣いが荒いことに悩みます。

それぞれ三人三様の悩みや問題を抱えつつも、それらと真摯に向き合って解決していくという流れです。

個人的には、銀行員の妻で美しい良妻賢母を絵に描いたようなマーナ・ロイに目を奪われました。

どの辺りが、人生最良の年かはやや疑問な感じもしますが、基本的にはハッピーエンドに向かいますので、あとは希望的観測も含めてハッピーと言えるのかも知れません。

【関連リンク】
2022年1~2月 私は告白する(1953年)、デビル (1997年)、新解釈・三國志(2020年)、カーボーイ&エイリアン(2011年)、救命士(1999年)、フェイク シティ ある男のルール(2008年)
2021年11~12月 梟の城 owl's castle(1999年)、007 スペクター(2015年)、勝手にしやがれ(1960年)、TOKYO JOE マフィアを売った男(2008年)、劇場版鬼滅の刃無限列車編(2020年)、ロープ(1948年)
2021年9~10月 陰陽師II(2003年)、エージェント:ライアン(2014年)、アンダーグラウンド(1995年) 、悪い種子(1956年)

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