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wikiによると「ユニバーサルデザインとは、文化・言語・国籍の違い、老若男女といった差異、障害・能力の如何を問わずに利用することができる施設・製品・情報の設計(デザイン)をいう。」とあります。

つまり、身近なものでは普段生活に使っている食品や飲料、洗剤などを入れるパックとか、家電製品、文房具、生活雑貨、家具などに一部取り入れられている設計思想です。概念ですからなにか決められた規格や検定があるわけではなく、ほとんどが見過ごされてしまうようなものなのです。

ユニバーサルデザインの一例では、例えば缶ジュースの表面に目の不自由な人でも中身がわかるように点字が打たれていたり、手が不自由だったり握力がなくても水道の栓が簡単に開けるようレバー式になっていたり、公衆トイレの表示が外国人でも理解できるよう絵柄で書いてあったり、パソコンや携帯の表示を読み上げる機能が付いていたりするものなどです。

しかし残念ながら、ユニバーサルデザインだからと言っても必ずしもデザインが優れているとか、美しいとか、便利であるとかではありません。むしろデザイン的には野暮になったり、健常者にとっては余計と思えるものがついていたり、その分またコストも割高になってしまうこともあります。

したがって元々価格の安いものや、価格競争が激しい製品にまでユニバーサルデザインを取り入れるかどうかは、製造するメーカーの姿勢を大きく反映しているとも言えます。単に安く作るなら余計な機能や表示はせず、シンプルに本来の目的だけに特化して作ります。

20091118_lux003.jpgしかし40代を過ぎて、ひとつは視力が落ち、注意書や説明書を読もうとしても書いてある文字が小さいとぼやけて読めなくなります。また朝起きて、マウスウォッシュや男性化粧品のボトルのキャップを開けようとすると、朝起きてすぐだと力が入らず、おまけに洗ったあとの濡れている手では固いキャップが開けられません。

若い人には考えられないでしょうが、50代を過ぎて、右股関節を痛めているということもありますが、階段やトイレでも立ち上がるときに、掴まるところがあるのとないのとでは、その便利さが大きく違ってきます。最近では電車の座席で人と人の間に挟まって座ってしまった時は、立ち上がる際につかまり立ちができず、足の力だけで起き上がるように立たなければならず、結構焦ることがあります。

最近、洗面化粧台をDIYで交換したのですが、家に元々付いていた国産のマイセットの洗面化粧台のミラー部に、歯ブラシを収納する場所があり、そこには閉じることができる扉というかふたがついていました。一見すると扉付きで清潔そうでいいのですが、信じられないことに、そのふたをパチンと閉めてしまうと、ガッチリとプラスチック同士が噛み合い、次に開くことができなくなるのです。

20110602_003.jpgおまけに洗面化粧台を使う時は、石けんで手を洗った後で、手が濡れていることが多いですが、そうなると固い上に滑ってしまい、たぶんプロレスラーでもそのふたを指の先の力だけで開けることは無理だったでしょう。

私もすぐにそのことに気がつき、どうしたかいうと、しばらくはふたを閉めないで使い、次にはその小さな取っ手にキリで穴を開け、鉄のリング(キーホルダー)をはめ込みました。開けるときにはそのリングを引っ張れるように改造したのです。そのようにユーザーが改良しなければ使い物にならない、常識を疑うような、ふざけた無能なデザインでした。

今でも、日常的にこのような馬鹿げたデザイン、仕様、細かな文字なのだろうと思うことがしばしばあります。

例えばペットボトルのキャップで、滑り止めのギザギザを入れず、小さくてつるつるしたキャップだと、固く締まっていると、高齢者や女性ではパイプレンチでも持ってこないと開けられないでしょう。同様に濡れた手で使うことの多い化粧品などのビンのキャップも同様です。おまけに朝の時間帯は、身体が暖まっている昼間と違い、指に力が入らないことが多いのです。そういうことをまったく考えない安直で見た目重視、コストダウン重視の無能なデザインが今でも多く見られます。

ラーメンやふりかけなど加工食品、洗剤やシャンプーなどの詰め替え用パックの袋から中身を取り出すとき、ビニールの袋に未だ切れ目が入っていないものや、切れ目の部分が非常にわかりにくいものがあり、そういうものはどれだけ頑張ってもうまく開かず、イラッとして強く力を入れすぎてしまい勢い余って中身をぶちまけてしまうことがあります。

高齢者の場合、一般的に眼が悪くて切れ目の部分がわからなかったり、相当な指の力が必要だったりするので、いつも近くにハサミを用意している人が多いようですが、本来はパッケージのデザインと機能、それが誰でもすぐわかるように大きく表示することで十分に対応が可能なはずです。

日本はいま世界でも有数の高齢化社会真っ只中と言ってもいいでしょう。まだこれから数十年は高齢社会が続きます。それならもっとも世界中で最も進んだユニバーサルデザインがあふれかえっていてもよさそうに思うのですが、「製品の企画やデザインは高齢者が使うことは眼中にない若い人がおこない、製造はコストダウンのため海外で」という流れがあり、なかなか進みません。

それを解決するためには、経営者が社是として「当社の製品はすべてユニバーサルデザインを取り入れる」と打ち出し、若い社員に何度も繰り返し言い聞かせ、試作品を高齢者や、目や手の不自由な障がい者の方に実際に使ってもらい、どのような状態でも問題がないことを確かめ、使い勝手のいい製品を作る仕組みを浸透させる必要があります。

いまは日本だけかも知れませんが、すぐ後に欧米や中国など、高齢化社会を迎える国が続々と現れることはわかっていますので、今から「日本の製品は中身もいいが、パッケージや使い勝手に細かな配慮がされていて素晴らしい」と世界中から言ってもらえるよう、先進的な高齢化対策、ユニバーサルデザイン対策をキチンとやっておいて損はないと思います。
 



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