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世間では毎月のように乗用車の販売台数が増えただの減っただのが景気指標としてよく使われるのでニュースなどにもよく登場しますが、二輪についての販売台数は業界の人ぐらいしかあまり関心がなく、表面には出てくることもほとんどありません。

私は16歳の時に、原付すらほとんど乗ったことがない状態で、いきなり運転免許試験所へ行き、(当時の)小型二輪(125ccまでの原付二種)の試験を受けにいき、学科は一発合格したものの、その後の実技は2回落ちて、3回目でようやく合格。その後初めて買った中古のダックスから、ずっと原付二輪に乗り続けてきました。

学生時代に自動車教習所でアルバイトをしていた頃、400ccの中型二輪(当時)を(教習所の中で)自由に乗り回していましたので、中型二輪や大型二輪免許を取ろうかと思ったこともありましたが、なかなかチャンスがなく、現在にいたるです。

今までに原付一種を2台、二種を2台(内1台は中古)の計4台を自分で購入しました。原付免許を取得してから今までおよそ40年が経ちますので、単純平均して1台あたり10年ずつ乗ってきたことになります。学生の頃は学校まで、社会人になってからは最寄り駅までがメインの利用で、過去に2度盗難に遭いましたが、いずれもすぐに無事に発見され、意外と長持ちさせてきました。

さて、昨今の国内の二輪市場はどうなっているのか?ということをちょっと調べてみました。出典は「一般社団法人日本自動車工業会」のデータや調査からです。http://www.jama.or.jp/index.html

まず、統計資料を見る前は、自分の想像だけで言うと、「普通自動車免許で乗れ、若者から年配者まで利用者が多い原付一種は横ばいの推移が続き、中型バイク以上(126cc以上)は不景気ということもあって減少している」のかなと思っていました。ところがところがです。

原付一種と原付二種以上の二輪車 販売・出荷台数推移グラフ(1993年~2013年)


なんと原付一種の販売台数は約20年前の1993年には85万台あったものが、2013年には24万台へと、20年でわずか28%まで落ち込んでいます。原付二種以上のバイクはと言えばこちらも40万台から18万台へと約半減しています。こちらのデータは販売・集荷ですので、最近急増している海外生産されて国内販売されているバイクの数も含まれていると思われます。

まったく知りませんでしたが、バイクはこれほどまでに需要が減っていたのですね。

もう少し細かく分けてみました。

二輪車の販売・出荷台数推移グラフ(1993年~2013年)


こちらは251cc以上の二輪車、126cc~250ccの軽二輪車、51cc~125ccの原付二種、50cc以下の原付一種の4つの区分で分けています。いずれも販売・出荷データなので海外生産分も含みます。

台数的にはまだ50cc以下の原付一種(折れ線青、右目盛り)の数が一番多く、2013年でまだ24万台ありますが、この20年間の落ち込み角度はもっとも激しいものとなってます。

原付二種(棒グラフ紺色、左目盛り)は2005年以降は、2009年を除いてほぼ10万台ペースで横ばいですから、このままいくと近い将来、原付一種と販売数で逆転する可能性もあります。信じられないですが、、、

いや、このような状況になっているとは驚きました。確かに毎日バイクで駅まで快走していると、前後を走るバイクが、10年以上前と比べ、ピンク色のナンバーの原付二種が多いなとは感じていました。そういう状況だったんですね。

2013年のメーカー別生産台数のシェアを比較してみました。国内販売台数ではないので、実感とは少し違っているかも知れません。

メーカー別国内生産台数グラフ(2013年)



実感としては若い頃のイメージで、まだまだホンダ製のバイクが一番多いと思っていましたが、スズキやヤマハに総台数で負けています。これもまた意外な感じです。

日本自動車工業会では二輪ユーザーへのアンケート調査もおこなっていて、そこから一部を抜粋してみます。

【二輪車離れについて】
二輪離れの要因としては、排気量別で見ると、原付第一種(50cc以下)は「利用用途がなくなった(通勤・通学など)」「退職した・仕事をやめた」「就職・転職した」、原付第二種(51~125cc)は「出先の駐車場で困った」「自宅の駐車場で困った」「二輪車が盗難にあった」、軽二輪車(126~250cc)は「自宅の駐車場で困った」「体力に自信がなくなった」「一緒に出かける友人や仲間が少なくなった」、小型二輪車(251~400cc)は「仕事が忙しく二輪車に乗る時間がなくなった」「生活が忙しく二輪車に乗る時間がなくなった」、小型二輪車(401cc~)は「子どもができた」「二輪車の維持費」「仕事が忙しく二輪車に乗る時間がなくなった」とあります。

通勤などで使う人が多い原付など小排気量車は「利用用途がなくなった」、「駐輪場がない」、趣味で乗る人が多い中排気量車以上は「趣味としての興味を失った」、「仕事や家庭に追われて」というのが多そうです。確かに出掛けても駐輪場がなくて苦労する時が最近ままあります。そこらの道ばたに停めておくと交通監視員がシメシメとばかりにすぐにやってきて小銭稼ぎをしてくれます。ま、道に停める方が悪いのですが、それならもっとちゃんと駐輪場を作れって言うの。

年齢別に見ると10代・20代は「就職・転職した」「自動車の購入」「軽自動車の購入」「旅行費」「AV機器の購入」、30代「結婚した」「引っ越しをした」「不動産の購入」「二輪車の維持費」「家賃・地代」、40代は「仕事が忙しく二輪車に乗る時間がなくなった」「生活が忙しく二輪車に乗る時間がなくなった」「二輪車の維持費」、50代以上「体力に自信がなくなった」「電動アシスト自転車の購入」「退職した・仕事をやめた」となっていて、それぞれの年代で二輪離れのの違いがよく現れています。

若い人は他の趣味ができたので節約するためか、あるいは4輪のクルマを買ったためにバイクを手放す傾向があり、30代は結婚や引っ越しなどで費用がかさみその節約、40代は仕事や生活で手一杯で趣味の時間がない、50代は体力や仕事の有無との関係など、ここで言うところの二輪離れは、二輪を趣味の対象としていた人が多そうです。

私のように毎日通勤で使っていると、他の趣味とバッティングしたり、仕事や生活が忙しいからという理由で手放すことはないので、「二輪離れの理由」を回答する人は、趣味として使っていた人や、退職して通勤が不要になった人に限定されるのでしょう。

【二輪車の使用年数】
直前に使用していたバイクの使用年数をみると「平均6.1年」となっています。タイプ・排気量別にみると、平均使用年数が最も長いのは、ビジネス50cc以下の「平均7.1年」で、最も短いのはオンロード251~400ccの「平均3.4年」となっていますが、ちょっと違和感があります。

これは統計の取り方に問題があるのかも知れません。調査グラフを見ると原付一種の場合「10年以上使用」という回答が最も多く、10年以上の実際の使用年数をすべて把握できているのか疑問です。しかし通勤ではなく趣味のバイクを対象と考えると、買い換えや売却のタイミングは早いかも知れません。趣味でなく実用であれば動作不良が多くなる8~10年ぐらいは普通に使っていそうです。

【二輪車の用途】
主な用途をタイプ別にみると、スクーターは「通勤・通学」「買い物・用足し」、ビジネスは「通勤・通学」「買い物・用足し」 「商用・仕事」、オンロードおよびオフロードは「通勤・通学」「ツーリング」が主な用途となります。これは実感と齟齬がありません。

排気量別にみると、125cc以下は「通勤・通学」「買い物・用足し」で8割を占め、251cc以上では「ツーリング」が5~7割となります。特に751cc以上では「ツーリング」が73%を占めます。確かにナナハンで通勤・通学というのは、公共交通が不便な場所にある工場や大学の駐輪場ではよく見かけますが、それを主目的で使うというのはレアな部類でしょう。また原付で日本一周をする強者もいてなかなか興味深いです。

この記録はとてもよくできていて面白いです。
原付で日本一周してきたから写真とかうpしてく  その1

都市部の駅に備わっているバイクの駐輪場は、有料無料ともたいていが125cc以内に限定されていて、それ以上の排気量のバイクは、数少ないそれ用に特設されているところ以外には置けなかったり、あっても駐輪料金がクルマ並みに高額だったりして、駅まで毎日利用する通勤用途には向きません。それに高価なバイクを1日中外に置いておくと盗難やいたずらも気になりますしね。

私がバイクの最大の利点と考えるのは、2011年の震災が起きた時のように、ガソリンスタンドが軒並み休業し、給油ができないときでも、わずかなガソリンがあれば遠くの店へ買い物にいけるエコさと、渋滞した混雑した道でもスイスイ走れる機動性能です。

最近の新しいバイクには携帯電話などの充電プラグが最初から装備されていたりオプション設定されているので、そうした非常時には大いに役立つでしょう。震災被災地においても、バイクの機動性は山崩れでクルマが通れない道なき道を走って救援に駆けつけたり、食料や水、医薬品を運んだり活躍したと聞きます。

万が一のためにバイクを買えと言うのではなく、バイクが1台あると、四輪車よりもずっとエコなうえ、車庫証明も不要、税金も安く、自転車より圧倒的に行動半径が拡がり、私のような足の悪い人でも気軽に遠出することができ、メリットは多いと思うのです。

しかし長期的な統計を見る限り、国内ではバイクの需要はずっと減り続け、さらに今後の少子化+高齢化ゆえに、この流れが回復することはなさそうです。

そうした二輪離れの歯止め策というか販売振興策を業界は考えていないわけではなく、
 ・125ccまでの原付二種を一種と同様に普通車免許で許可する
 ・普通免許で運転可能な国産三輪バイク(トライク)の登場
 ・エコで静かな電動バイクの普及
などに期待を寄せています。

中でもトライクはすでに外国製のいくつかが輸入され、走っているのを時々見かけますが、軽自動車よりも安くなり、そして取り付け取り外しが容易な屋根とフロントシールドがつくようになれば、雨の日や冬の寒い日も走れ、趣味と言うよりは仕事や買い物など近距離の移動手段などに重宝しそうです。

しかし冬でも暖かく夏は涼しく雨や雪でも安心して乗れる究極のミニカー、日本が誇る軽自動車とどのような差別化を図るのか?という悩ましい問題もあり、トライクならではの新しい便利な使い方の提案が必要でしょうけど。

とにかく高品質な量産バイクメーカーを4社も擁する世界唯一の国として、国を挙げてもっと二輪文化を手厚く、そして積極的に育てていってもらいたいものです。


【関連リンク】
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