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私の世代(昭和20年代後半~30年代前半生まれ)の価値観では、20代後半ぐらいまでには結婚し、子宝に恵まれたら妻は勤めをやめて専業主婦となり、多少無理してでも住宅ローンを組んで家を買い、60歳で定年退職するまで地道に働いてというのが多くの人生設計ではなかったかなと思われます。

バブル時代は80年代後半から1990年(平成2年)でしたので、その頃はすでに社会人10年目ぐらいで、すでに結婚し、子供もいる年齢でした。

おそらくこのバブル時以降に社会人となった人達ぐらいから、結婚しない(したくない)人達が急に増えてきたように思います。

厚労省のデータ(人口動態統計)では、昭和47年(1972年)に約110万組をピークにして婚姻数と婚姻率(人口千人あたりの婚姻数)ともに下がりはじめ、昭和53年(1978年)あたりから80万組前後で一旦は横ばいに転じ、昭和62年(1987年)を底にいったん下げ止まったものの、平成14年(2002年)頃を境にして再び下落していきます。平成28年(2016年)の婚姻数は過去最低の62万組婚姻率は過去最低の5%となりました。


 内閣府「未婚化の進行」より抜粋引用

婚姻数は人口の年代層の数によって大きく変化します。婚姻率がピークだった1972年頃というと1947年から1949年生まれの団塊世代がちょうど結婚適齢期となり、婚姻率が下げ止まっていた2000年頃は1971年から1974年生まれの団塊ジュニア世代が適齢期になった頃と重なります。

婚姻率で見ると、多いときで人口千人あたり50組(100名)以上が結婚(過去最高は1947年の12%)していたのが、最近では25組(50名)を下回っている状況です。

結婚適齢期の男女が減れば当然下がるわけですが、この大きな減少は衝撃的でもあります。

もちろん、結婚に対する考え方も多様化し、婚姻という法律のルールを避けて、内縁関係で事実上は家族としている夫婦なども以前と比べて増えているでしょう。

また以前は結婚は家を継ぐという意識が高かったのが、今ではそのような家と家との婚姻関係という意識は都会を中心として薄れてきました。

それにしても、もはや人生において結婚は必須ではなくなってきているとも考えられます。別にそれが悪いと言っているわけではありません。

そしてこのような記事があります。

迫る「超ソロ社会」…ひとりで死ぬのは宿命なのか?(YOMIURI ONLINE)
遠くない将来、配偶者と離別・死別した人を含む独身者が国民の過半を占める「超ソロ社会」が到来するといわれている。独身生活に満足し「来世も独身で」と考える人が多いとする調査結果がある一方、孤独死の問題がクローズアップされ、独身者が「安心して最期を迎えられる」仕組みを作れるかどうかが日本社会の大きな課題にもなっている。

すでに配偶者を先に亡くした高齢者の単身世帯が急増し、最終的に看取る人がいない孤独死が問題にもなってきています。

高齢になると、特に男性ですが、近所との関わりを避け、孤立を深めていくと言われています。

友達が多い人でも、病気や怪我をしたときや、ちょっとした頼み事をしたいときに頼れるのは遠くに住む友人よりも近所に住む人達です。

今は夫婦でなに不自由なく暮らす男性も、もし妻が先立ってしまったり、認知症を発症して介護の必要があるときのために、料理の練習と、ご近所さんとのコミュニケーションだけはとっておく必要がありそうです。

さて、独身を通すということで、気にかかるのは、「本当は結婚したいけどできない」「縁がない」という人達がいることも問題になっています。

以前から指摘されているように、女性が結婚相手を選ぶ時によく使う言葉として「普通の人でいい」ということが、いかに難しい条件を付けているかという話しがあります。

婚活女性必見!あなたが求める「普通の男性」はいない!?(パートナーエージェントってどう?本当の口コミや評判)
(要約)
女性が考える結婚したい(普通の)男性の条件
・身長175センチ(30代男性平均身長172cm)
・年収600万円以上(大卒男性大企業勤務の30代平均年収)
・大卒で偏差値55以上
・年齢30歳~35歳
・次男
・未婚(バツイチを除く)
これらの6つの条件を満たす成人男性の割合と人数はと言うと、それぞれが30%程度なので、おおよそ0.24%となり、400人に1人ということになる。

もちろん男性が女性を選ぶ場合でもこれと似たようなところがあります。

こういうムリを言えばそりゃ結婚なんか出来ません。無理を言ってもいいのは男女とも25歳ぐらいまででしょう。

私からのアドバイスとしては、上記の条件の中から、まずは未婚という条件を外すことです。

今は3~4組に1組の夫婦が離婚しているという状況です。狙うのはその離婚歴がある人も含めると一気に広がるでしょう。

こちらが初婚で、相手が離婚経験者であれば、様々な面で優位?な立場に立てます。

離婚歴のある相手のなにがいいかというと、
・今度は結婚に失敗しないように、いろいろ気を遣ってくれる
・男女ともバリバリ働いている人が多いので収入が多い(リスクが分散)
・結婚という甘い幻想は捨て去っていて、一定の距離感を保ちお互い束縛せずに自由
など

但し、子供がいない夫婦の離婚なら良いですが、連れ子や、別れた相手へ養育費の支払いなど、様々な乗り越えるべき課題があることも知っておくべきです。

あと気になることは離婚原因で、DVや大きな借金はもってのほかですが、一応納得いく理由を当事者だけでなく、いろんな方面から聞いておく必要はありそうです。

今の時代は情報過多で、比較する対象が増えれば増えるほどに「そのうちもっと良いチャンスがあるのでは」と思い込んで、ハッと気がついたら、、、という感じになります。

納得ずくの独身で、本人が良ければ構いませんが、籍を入れる入れない、子供を作る作らないはともかく、人生のパートナーは、いないよりいたほうがそりゃ楽しいと思います。

流行言葉で言えば、お互いに病気や失業、困ったときの判断など、リスクヘッジにもなりますし、円満な夫婦だと「喜びは倍に、悲しみは1/2に」っていうのは本当です。

それでもやっぱりライフスタイルの変化や、結婚に幻滅した人、結婚以外のことに夢を託す人など、それぞれ価値観が違いますから、死ぬ間際に後悔しないのであれば、好きにして~ってところです。


【関連リンク】
1125 離婚についてのあれこれ
787 世帯内単身者の増加が引き起こすかも知れない社会問題
724 離婚の多さと結婚という形式
681 コンパクトマンションが流行っているらしい
457 未婚+親との同居が増えてきている



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