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リストラ天国 ~失業・解雇から身を守りましょう~
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1913
タイトル通り、今回はつまらないオヤジのぼやきです。
自分で世の中を改革しようとか、広く世間に訴えかけようとか、苦情を申し立てしようとか、行動を起こそうとは思ってはいませんので、自分自身で気をつけたり、我慢したり、耐えているしかありません。
ただそれだけではどうも気持ちが落ち着かないので、こうしてブログにグダグダと愚痴っぽく書いて、多少なりともその鬱憤を発散させてみようという浅はかな試みです。
(1)テレビの報道番組で映像のバックに無用なBGMがうざい
テレビ局員は映像を流すだけでは盛り上がらないからと思っていて、必ず映像にかぶせて様々な雑音とも言えるBGM(時には単なる音)を流しますが、ナレーションにそのBGMがかぶり、話が聞きにくくなります。ナレーションが入らないタイミングならどうぞ自由にやってください。
一般的に高齢になると、加齢性難聴や、難聴とまではいかなくても話し言葉が聞き取りにくくなります。ディレクターや編集者は若い人が多く、そうした聴力の劣化とは無縁で、おそらく無意識に、過去からやっているので必然だと思い込んでBGMを映像やナレーションにかぶせているのでしょう。
しかし実際にはテレビの視聴者の平均年齢は確実に高まっていて、番組にも寄りますが視聴者のほとんどが高齢者になっているものもあります。
ならばそうした高齢者に配慮した番組作りを考えるのが当然で、余分なだけのBGMを排除し、また会話やナレーションも早口で何を言っているのかわからないことが増えているので、ライブでない場合は文字でもきっちりテロップで表示するのが親切というものでしょう。
また最近は日本語はもちろん、外国語であっても最新技術を使えば、ライブでもすぐに文字にしてテロップを入れることができそうです。早くそういうことが当たり前になって欲しいです。
とにかくニュース映像や報道映像とナレーションの場面に、BGMや効果音をかぶせて入れるのだけはすぐにやめてもらいたいです。
あと動物や芸人などの映像の時に、作った足音を入れたり、効果音を入れたりするのもあざといだけで無用です。
(2)むやみに個人情報を集めまくってんじゃねー
タイムズカー、デジ庁、ニチレイ…続く個人情報漏洩「短期間で異様」(朝日新聞 10/2)
9月以降、日本経済新聞社、セイコーマート、TOPPAN、アフラック生命保険などからも続々と個人情報漏洩報告が出ています。
私自身も過去に勤務先の個人情報保護対策の担当メンバーになったことがありますが、一般的に従業員側の立場からすると、他人の個人情報を厳重に管理しようという意識は薄く、使い勝手が良いように誰でも簡単に取り出せるのが望ましいと安易に思っています。これは会社でも役所でも同じです。
プライバシーマークを取得する際には、そうした個人情報取り扱いのルールを厳格に定め、扱えるメンバーを少数に限定し、使った場合はログが残るようにするなど、一応の対策は取りますが、時間が経つとそうしたルールも自然と緩んでいくのが常です。
一番良いのは、個人情報を他人に預けないことですが、今の世の中それなしでは、口座開設やネット接続、スマホ契約すらできません。
ほとんどの人は、自分の個人情報(氏名や住所、年齢、電話番号、クレジットカード情報、家族情報、学歴、病歴、友人情報などなどがどれほど広がっているかは自分でもおそらく把握できていないでしょう。
ネットで面白そうな記事を読むだけで、また、欲しいと思う製品の問い合わせをするだけで、個人情報をあれこれ登録し会員にならなければならない時代です。
企業はそうした個人情報を使って、様々なPRや戦略のために囲い込みをしようとします。中には集めた個人情報を商品にして他の企業やブラックマーケットで売ってしまうところがあっても不思議ではありません。
過去には公務員が、生活保護者や社会保険未納者のデータを反社へ謝礼をもらって提供していたり、勤務先を退職する前に顧客データをコピーし退職して再就職した先で利用していたりした事件が起きています。
ハッカーがセキュリティの穴を突いてデータを持ち去ったというのも、「やむを得ない」で済ませてはダメで、企業や団体の責任は重大です。
やろうと思えば、不便になりますがネットにはつながっていない隔離された場所にデータを保管するというアナログな方法だってとれるはずです。
個人情報が漏洩しても謝ればそれで許されるという慣例ができていて、それなら金になる個人情報は集められるだけ集めようというムードが高まり、なにをするにしても個人情報を出さないとできないという社会構造になっています。
もし個人情報を漏洩させたら、質と量に応じ企業なら数億円の賠償金(プールしておいて被害者に補償するとか、中小企業のセキュリティ対策費用の補助などに充当)と、担当役員の辞任、個人なら全資産の半分とか、大きなペナルティを科さなければ、「たいへん重く考えています」という謝罪だけで済ませるのなら、この問題は一向に解決しないでしょう。
(3)ウインカー出すの遅せーんだよ
法律では、右左折する場合は、その30m手前の地点で、車線を変更する場合は変更する3秒前に合図(ウインカー)を出す決まりになっています。
免許を取るための検定試験ではそれをやっていたはずですが、いまは多くのドライバーが「ウインカーを早く出すと死ぬ病」に罹っています。
今や公道で進路変更の法律のルールをキチンと守っているクルマは体感値で10台に1台あるかどうかというひどい状況です。
以前、ネットのQ&Aで「ウインカーを出す意味がわからない」という素朴?な質問があり、炎上していましたが、ルール違反は別としても自己中心型性格の人ならそういう考えでも不思議ではないでしょう。
つまりウインカーや、停車時のハザードランプ、薄暮の時間帯、薄暗い地下駐車場内で点灯するヘッドライなどは、自分の安全や満足のために点けるのではなく、周囲の人に存在や行動を知らせるために点けるものだということをわかってないのです。
バイクに乗っていると、基本は道路の左端を走りますが、前のクルマが左折合図をしないため巻き込まれそうになったことが何度かあります。
しかもクルマが左折をするときに一度右側へふくらみ(つまり後続のバイクの前が大きく空くので加速する)、それから急に左に切ってくるので、直進するバイクや自転車が巻き込まれます。
ドライバーからすれば「曲がるときにはウインカーを出している」ということかも知れませんが、ジッとそのクルマのウインカーを注視しているわけではないので、交差点の少し手前(ルールでは30m手前)でウインカーが出ていなければ、右左折の直前や曲がり始めてから出されても遅く、直進すると思い込んでいます。
あとは右折レーンがない道路で右折をするためスピードを落としても右折ウインカーを出さないので、後続のクルマはビックリして急ブレーキを踏むことになります。
早めに「右折する」とウインカーで知らせてくれると、右折車の左側から抜くか、無理なら停止して待つという判断をする余裕ができます。そうしたことで交通渋滞や追突事故を引き起こすこともあります。
ウインカーを遅く出して良いことなんかなにもありません。それでも出すのが遅いのは、それで取締りがほとんどおこなわれないため平気で違反をするのが習慣化しているのでしょう。
(4)任意保険未加入の車両には近づきたくない
実際に事故で多いのは、車両同士の事故ですが、今の修理はポンと部品全体を交換するので、国産車の小さな事故でも数十万円、下手をすると車両価格の半分ぐらい、数百万円の費用が発生します。
任意保険は条件にもよりますが結構高いので、加入していないドライバーがいます。
普通乗用車で20代の若者が車両保険を加えると保険料は1年間で30~40万円、高級車なら50万円を超えることもあります。やっとクルマを買ったものの、任意保険まで手が回らないという人がいるのでしょう。
任意保険の加入率は全国で88.6%(自動車保険と共済合計 損害保険料率算出機構2025年度)ですが地域差があり、加入率は大阪府や愛知県では比較的高く、沖縄県や島根県では低くなっています。
つまり公道を走っているクルマには、10台のうち1~2台が任意保険に加入しないで乗っているドライバーがいるという事です。
そして、そうしたドライバーにぶつけられても、果たして事故で負ったクルマの修理費がもらえるか?というと、強制保険でまかなわれる範囲で被害者の医療費や休業補償、慰謝料の一部を除き、被害者が納得できる賠償は受けられないというのが実態です。
つまり任意保険すら支払えないケチで自分本位の人に、十分な損害賠償やクルマの修理費を支払えと言っても、ほとんど無視されるのは間違いありません。裁判をしても裁判費用だけかかって、勝訴してもなにも得られないことになります。
が、しかし、そのような任意保険未加入のクルマ(ドライバー)かどうかは外観だけでは判断することができません。
運転初心者や、高齢者の場合は、クルマの前後にそれぞれマーク(標識)を貼り付ける決まりがあり、そのようなクルマには周囲のクルマは注意をするよう促されます。
それなら任意保険未加入車にも、それとわかるマークを法律で決めて貼ってもらいたいものです。
マークには、髑髏(どくろ)のイラストに、大きく赤文字で「無頼上等」「無謀車」と一目でわかる表示が描かれ、初心者や高齢者以上に注意を促すべきです。
その他にも、やたらと多いNHKの受信料支払の案内放送や、国際基準か安全性能なのか不明だけどやたらとデカくなってきたクルマのサイズ、やたらと絶叫するアナウンサーばかりのスポーツ中継など、まだまだぼやきたいことはありますが、今回はこれぐらいで許しておきます。
【関連リンク】
1807 個人情報漏洩は止まらない
1848 テレビ情報番組にもの申す
1605 年齢層別交通事故数と運転免許取得者数
1454 交通事故の過失割合は妥協の産物
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1912
そこで、朝起きたら一番に目に入るようにベッドの近くに大きなカレンダーを貼っておくことと、毎週金曜日の夕食をカレーライスにすることに決めました。
そう、海上自衛隊で慣例となっているという、長期の艦上勤務で、曜日感覚がなくなるのを防止するために毎週金曜日や土曜日に決まってカレーライスを食事として出すと聞いたことがある「金曜カレー」の実践です。
カレーライスは大好物で、40年以上前の新入社員だった頃、意図してではなく偶然、朝・昼・夕・朝食と全部外食ですが、4食連続してカレーライスを食べたことがあります。
なので1週間に1~2度カレーライス(他にもカレースパゲティやカレーうどん・そば、ドライカレーなど含む)を食べても飽きず、毎回週末がきたというリズムが感じられ好都合です。
ところで、その海上自衛隊の「金曜カレー」ですが、実は都市伝説らしく、昭和時代は土曜日の午後から公務員は休みに入るため、土曜日のランチを隊員に提供する料理の調理を簡素化するためにカレーライスが選ばれたということがあったそうです。
そして1985年からは公務員の週休二日が施行され、週末前の最後の就業日が土曜日から金曜日に変わり、毎週土曜日に提供していたカレーライスをスライドして、金曜日のランチとして提供されるようになり、それが定着したのだとか(諸説あり)。
したがって、海上自衛隊が金曜日にカレーライスを提供するのは「長期間の海上行動時でも曜日を忘れないため」という理由ではないそうです。でも、もっともらしい理由ですね。
◇ ◇ ◇
カレーライスが洋食かどうかはともかく、子供の頃に洋食レストランへ連れて行ってもらうとよく食べたのがカレーライスだったので私の中ではカレーライスは洋食という刷り込みができています。
カレーライスに福神漬けが付け合わせとして出されたのは、明確な記録はないそうですが、ひとつわかっているのが、大正時代、日本郵船の外国航路の食堂でカレーライスを出すとき、インドの調味料の一種であるフルーツをベースとしたチャツネを添えていましたが、それが品切れになり、ご飯のお供だった福神漬けを代わりに添えたところ、それが好評で定番化したという説があります。
同じ頃、日本の洋食店でも、高額な輸入品のチャツネを添える代わりに、福神漬けが定番になる前までたくわんなどを添えていたことがあるそうで、福神漬けが定番化した決定的な理由や発明者は不明なままです。
またカレーライスにらっきょうを添えるときもあります。
このカレーライスにらっきょうの組み合わせは、戦前の昭和時代に国鉄の列車食堂の中で運営していた帝国ホテルが、カレーライスの付け合わせとしてらっきょうを提供していたことから始まるそうです。
福神漬けと違い、らっきょうは中国発祥の漬物の一種で、カレーライスの辛味をうまく中和し、口の中をサッパリさせる効果があり人気が出たようです。
個人的には、らっきょうが好きではないので、カレーライスに添えられていても残してしまいますが、大衆的な洋食店のカレーに時々添えられているピクルスの和風版「きゅうりのキューちゃん」は、歯ごたえも良く好きな添え物です。
◇ ◇ ◇
一口にカレー料理と言っても、肉や野菜ゴロゴロの一般的家庭料理のカレーライスから、シーフードカレー、カツカレー、スープカレー、キーマカレー、ドライカレー、カレースパゲティ、カレーうどん・蕎麦・ラーメン、ネパール風豆カレーなど様々なバリエーションがあります。
それだけに、工夫をすれば毎週どころか毎日カレー料理を出されてもまったく飽きないし、楽しめます(個人の意見です)。
ラーメンもそうですが、外国から入ってきた料理が日本で日本人向けに改良され、また大衆的になって国民食と言えるまでに発展したのは、カレーライスに関してはスパイスを改良し、料理法を家庭隅々に伝授し、簡単に使えるルーを安く提供してきた「ハウス食品」と「エスビー食品」の両巨頭のおかげです。
しかしその2社によって輸入スパイスのほとんどが独占的に抑えられてしまい、新たな第3の食品メーカーやカレーチェーン店が出にくくなっています。
有名な「カレーハウスCoCo壱番屋」はハウス食品の子会社ですが、最近身売り話が出ています。例え身売りをしても、スパイスの輸入はガッチリと押さえているので、完全に関係が断たれるということはなさそうです。
◇ハウス食品はなぜ「CoCo壱番屋」の売却を検討するのか。業績不振ではない背景(2026/8/31 Yahoo!ニュース)
| ハウス食品グループ本社が、「カレーハウスCoCo壱番屋」を運営する壱番屋の売却を検討していることが明らかになった。両社は1974年から原材料の取引を続け、1998年に資本関係を結んだ。2015年にはハウス食品が壱番屋を連結子会社化しており、親子会社関係は約11年に及ぶ。売却が実現すれば、約28年間続いた資本関係に区切りが付く。 |
もうひとつのカレーチェーン店「カレーの王様」はかつてエスビー食品の子会社でしたが、2012年に不動産事業をメインにしている大阪の企業に事業売却されています。
いずれにしても、この食品大手2社がスパイスのほとんどを握っていて流通をコントロールしていることから、10社以上がしのぎを削っている大手ラーメンチェーンのように、全国的な大手カレーチェーン店はいくつもできないというのが現状です。
果たして、そうした寡占状態のカレー業界に、新たな殴り込みをかけるところが現れるかどうか、今後の楽しみでもあります。
【関連リンク】
1201 カレーライスは最強の国民食だが問題もあり
1165 ラーメンと私
1015 丼飯を日本の文化として育てていきたい
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1911
剱岳<点の記>(文春文庫) 新田次郎
著者の作品には多くの山岳小説があり、山岳小説家とも言われていますが、それは元々著者が中央気象台(現:気象庁)に勤務し、高山に登っての観測や工事(富士山気象レーダー建設など)に従事した経験が生かされているのでしょう。
その中でも短篇集の50貫(約187キロ)もの巨石を背負って白馬岳山頂に挑む山男を描いた「強力伝」は1956年に直木賞を受賞しています。
本作品はタイトルから想像できるように、明治40年(1907年)、国土地理院の前身の陸軍参謀本部陸地測量部で文官として勤務していた主人公が、案内人や測量隊を率い、地図では空白地帯となっている剱岳(標高2,999m)に初登頂し、山岳測量のための三角点を埋設する山岳冒険の実話を元にしています。
明治の終わり頃の実話を元にした山岳小説には、同じ著者の「八甲田山死の彷徨」がありますが、そちらは世界最大の山岳遭難事故という内容だけに、登場人物の名前はすべて変えてありますが、こちらは成功物語ということもあり小説ならではの架空人物以外は実名で書かれています。
◇2016年9月前半の読書と感想、書評(八甲田山死の彷徨)
この小説を書くにあたり多くの関係者から取材をされたようで、まるで実際の現場を見てきたかのような迫力ある話が詰め込まれていて、テントや防寒具、登山靴、食糧など、現在の軽量で防水機能がある便利な登山用具などがない時代の厳しい登山環境がよくわかります。
そして、苦労の果て、剱岳の頂上にたどり着くと、そこには既に、、、と読んでから(あるいは見てから)のお楽しみです。
★★★
◇著者別読書感想(新田次郎)
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食の世界にいま何がおきているか(岩波新書) 中村靖彦
著者は、NHKのディレクターや解説委員を経て大学教授、日本食育学会会長、食品安全委員会委員、野菜需給協議会座長などを歴任された方です。
テーマは、「食の安全性」で、農薬、BSE対策、遺伝子組み換え食品、家畜のクローン、サプリメントなど多岐に渡っています。
その中でも特に今から20数年前、2000年初頭に多くの国で発生し、日本の牧牛にも感染が発生したBSE問題について多くのページが割かれています。
BSE問題は、牛の脳がスポンジ状になる感染症(通称:狂牛病)で、英国では人への感染も発生して大きな社会問題に発展したことを記憶しています。吉野家では牛肉の輸入が止まったことで、牛丼の販売を一時期休止し、代わりに豚丼をメインとした時期(2004年)がありました。
その後、牛肉の産地を偽装する食品業界の不正が相次ぎ、「食の安全性」や「食品業界のモラル」の批判へと飛び火し、多くの企業が倒産したり窮地に陥ったりした時代です。
ほとんどの消費者は、スーパーに並んだ食材や、外食店で出された食品を疑いなく食べるしかなく、その産地や養殖法、加工法、使用された飼料、肥料、薬品など、食品の中身までは知りえず、業者のモラルや誠実さに期待するしかありません。
しかし売る側も当然安いほうが喜ばれて販売もしやすいだけに、安全に配慮して商品化し、丁寧に検品された食品と、その適正な価格という相反するジレンマに悩まされています。
また、中東で戦争が起きれば石油が止まるように、食品もあまりに輸入ばかりに頼っていると、BSEや産地の干ばつ、外交問題、戦争など様々な要因で止まってしまう危険もはらんでいて、ある程度は政治的に国内で育成していく必要がありそうです。
ただそれも、メリハリをつけないと、漁業権や農地法などを盾にした利権の巣窟、政治家や圧力団体の補助金奪い合い、独占化、専制化になりかねず、難しい問題です。
★★☆
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フロスト日和(創元推理文庫) R・D・ウィングフィールド
文庫で700ページもある分厚い長編小説ですが、「クリスマスのフロスト」で530ページ、3作目の「夜のフロスト」で780ページ、5作目「冬のフロスト(上下巻)」で960ページなど、このシリーズは、この分量ぐらいが普通のようです。
とにかく警察小説ということで、必ず犯罪が起きてそれが主人公に密接に絡んできます。水戸黄門の最後の印籠のごとく、ワンパターンと言えばその通りです。
主人公が勤務する管内で、ホームレスの殺人事件に続き、パトロール警官の殺害、その他、風俗店からの売り上げ金強盗、宝石店への武装強盗、一般住居への空き巣、未成年の失踪と、次から次へと事件が発生し、二人しかいない刑事がいくつもの事件を担当し関わっていくことになり、それだけ物語の内容も複雑で濃くなっていきます。
警察小説の多くにあるように、主人公の上司(本作では警察署長)の権力欲と捜査方針の対立など、警察内部からも邪魔がはいりますが、この主人公は手強く、それらをうまくかわしながら、ツキにも恵まれ、事件の解決に結びつけていきます。
とにかくいつ寝ている?と思えるほどの働き者で、他の署の上司を殴ったことで左遷されてきた若い男を部下に付けられ、その部下も一緒に寝不足でフラフラになりながら、当初は主人公をバカにして文句ばかり言っていたのが、最後は主人公のやり方を見直すことになります。
それにしても、あれもこれもと事件を詰め込みすぎで、それで登場人物も多くなり、ページ数も増えてしまうと言う、面白さと相反するぶ厚い文庫だけに躊躇して手に取りにくいジレンマを感じました。
★★☆
◇著者別読書感想(R・D・ウィングフィールド)
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冬の鷹(新潮文庫) 吉村昭
学校で習うのは、「解体新書=杉田玄白」だけで、私も知らなかったのですが、実はターヘル・アナトミアの翻訳作業のメインを担ったのは杉田玄白より10才年上の前野良沢という医者で学者だった男性だったということです。
その前野良沢は、学者肌で、不完全な翻訳の解体新書で有名になりたいとか、お金を得たいとかの欲はなく、また正確さに完璧を目指す学者として、かなり不完全な翻訳のまま解体新書を世に出すのは反対します。
しかし柔軟な考え方の杉田玄白が主導で、いち早く出版することで、誤った医療の常識を覆し、世の中の役に立てると考え、同時に功績が認められることも考え出版することが決まりました。
そして翻訳者として前野良沢の名前が一番に書かれる予定でしたが、前野良沢は上記の理由から「自分の名前は入れてくれるな」と釘を刺して解体新書の翻訳者から名前が消えてしまいます。
杉田玄白は、コツコツと語学を勉強して完全を目指そうとする学者肌ではなく、江戸時代に確立していた漢方医学が中心の医学界に新たな旋風を吹かせ、進んだ西洋医学で名声を得てトップに立ちたいと願っています。
そういう点では、ともに手を携えて腑分けの実地見学や「ターヘル・アナトミアの翻訳作業」をスタートさせましたが、前野良沢と杉田玄白の学術の考え方は最後まで相容れないことになります。
結果的には、杉田玄白は歴史に名を残し、多くの弟子を持ち、恵まれた裕福な一生を送り、一方の前野良沢は、人間嫌いという性格もあり、弟子はとらず、孤高の無名オランダ語学者として貧しい一生を送ることになります。
あと、同時代に活躍した人物で、杉田玄白や前野良沢との交流があった、平賀源内と高山彦九郎との関係も本書では語られています。
対照的な性格の杉田玄白や前野良沢と同様に、権力にすり寄り、優れた才能のすべてを金儲けや名声を得ることに費やす平賀源内と、幕府の権力に楯突き、自分が信じる尊皇思想を全国を歩いて訴える高山彦九郎との対比も面白く描かれています。
★★★
◇著者別読書感想(吉村昭)
【関連リンク】
9月後半 夢の終わりとそのつづき、クリスマスのフロスト、世界を変えた10冊の本、悪と仮面のルール
9月前半 本質を見抜く「考え方」、祈りのカルテ、黒牢城、まだ見ぬ敵はそこにいる
8月後半 もののふ戦記、磯田道史と日本史を語ろう、煙が目にしみる、泥棒は哲学で解決する
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1910
過去にも何度か人口問題についての話を書いてきました。前に書いてから8年ほどが経ったのであらためてデータを更新して書いてみます。
まずは今年2026年1月1日時点の人口(総務省人口動態調査)は、1億1973万6483人で、1984年以来、42年ぶりに1億2千万人を割ることになりました。日本に住む外国人は増加していて、それと合わせると1億2376万7642人になります。
人口が減少し始めたのは2009年からで、毎年出生数を上回る死亡者数で数十万人ずつ減少していますが、直近の2025年からは91万6744人も減少しています。
この1年間で減少した91万人はと言えば、佐賀県(81万人)、山梨県(80万人)、福井県(76万人)などの県民人口より多く、北九州市(90万人)、堺市(80万人)、浜松市(76万人)の大都市の市民数などを上回っています。
つまり今の日本では毎年、佐賀県や山梨県クラス、北九州市と同等の人口が消滅(減少)している勘定になります。
この調子だと、いつまでも47都道府県という自治体運営は効率的とは言えず、市町村の合併と同様に都道府県の合併もそろそろ検討するか、道州制の議論を始めても良さそうです。
例えば鳥取県(55万人)と島根県(67万人)が合併しても、その人口は122万人で、岩手県(121万人)や青森県(123万人)の人口と並ぶ規模で、それでも十分とは言えないでしょう。
同様に高知県(69万人)と徳島県(72万人)が合併して141万人で、滋賀県(141万人)と同等の規模の県になるということです。ただそうすると四国ではなく三国になってしまいますが、、、
人口減少率でみると今年で0.76%の減少ですから、それだけでは統計的にはそれほど大きなインパクトがあるというわけではありませんが、それが17年間継続し、今後も減少し続けるのが最大の問題です。
下のグラフは、2026年1月時点の「5歳刻みの年齢別人口」です。グリーンは幼児や児童、学生など労働人口に入らない層、ブルーはいわゆる労働力人口(15歳以上の生産年齢ではない)に近い年齢層(20歳~65歳)、グレイは65歳以上の高齢者を表しています。
少し前までは、団塊世代(70代後半)が最も多い人口層でしたが、現在ではそのジュニアたち団塊ジュニア世代の50~54歳の層が群を抜いて多くなっています。次いで55~60歳です。
グリーンの年代は、団塊ジュニア世代の1/3まで減っています。今後大量に移民を受け入れるとか、3人以上の子供がいる世帯からは所得税や市民税、相続税、健康保険料を免除するとかでない限り、今後子供が増加するということはまず考えられず、その低空飛行状態のまま年齢を重ねていき、その少ない層が結婚して子供ができるのはさらに少なく超低空飛行が繰り返されていくことになるのでしょう。
なのにほとんどの議員や政府は飽きもせずに「成長政策」という夢物語を繰り返すばかりで、その具体策はというと陳腐な机上の愚論ばかりです。
逆にもっと賢い縮小政策を叫べば、おそらく選挙では勝てないというジレンマもあり、そうせざるを得ないのでしょうけど、せめて高齢者が寿命を全うするときに「よい人生だった」と言える社会を目指してほしいものです。
次に総人口に占める65歳以上の人口の長期(1950年~2050年)推移です。もちろん2030年以降は想定値です。
出典は2020年までは国勢調査、2025年は総務省の人口推計、2030年以降は2023年の国立社会保障・人口問題研究所の中位推定値を利用しています。
高度成長期の1950~1960年頃はわずか5%だった65歳以上人口は、1985年には10%、2005年に20%と着実に増えていき、2030年には30%を超え、2050年には37%まで増える見込みです。
もしかすると2050年までの24年間に、ガンの克服やISP細胞による画期的な臓器修復医療などが発達すれば、もっと高齢化率が高くなっているかもしれません。逆に高齢化率が下がる要因としては、新型ウィルス、火山噴火や洪水などの大規模な災害、戦火というぐらいしか考えられません。
人の寿命が伸びてきたのは様々な要因がありますが、それにしても人は簡単に死ねなくなってきました。
以前なら老衰で自宅で自然に亡くなっていった人も、今は病院へ運び込まれると身体中にチューブを張り巡らされ、生きているのか死んでいるのかわからないような中途半端な状態でも生きながらえさせられます。
そうやって高齢者が増えてきて、以前にはあった様々な高齢者向けの優遇策、例えば公営バスや電車の無料パスや、施設の高齢者割引といった特典が多くの自治体でなくなってきました。
敬老の日には毎年恒例の行事で、自治体や役所がおこなっていた100歳の記念品贈呈なども、あまりにも人数が増えたことでしれっと取りやめになったところが増えたと聞きます。
もっとも60代後半(社会通念では高齢者)だからと言って電車やバスのシルバーシートに座っていたら、松葉づえでも持っていない限り周囲から白い目で見られることは必至です。もちろん若い人が座っていてその前に立っていても席を譲られることはありません。
もう「敬老」という言葉はカレンダー以外では死語になっていて、老人を敬うという古くからの儒教の教えは綺麗になくなり、逆に老害や社会保障費や医療費の負担が増える元凶で金食い虫という目で見られてしまいます。高齢者にとって生きにくくなりました。
その一方で高齢者をターゲットとするビジネスは盛んです。
新聞のチラシには墓地の販売は毎回複数枚入っていて、そのほかでは弱った足腰のための怪しげな健康薬品や食品、豪華クルーズ旅行、有料老人ホームなどの案内ばかりです。
なにより増えているのが高齢者を狙った詐欺で、高齢者ビジネスの中では群を抜いて多くのマネーが動いています。
ニュースなどでよく報道されている、詐欺電話ひとつで数百万円、数千万円をポンと渡せるというのは預貯金が多い高齢者以外ないでしょうけど、そういう人達はいったいどれだけのすぐに動かせる資産を持っているの?と不思議に思ってしまいます。
人口動態調査から飛躍していろいろと書いてきましたが、こうなるというのは専門家や一部の有識者は30年ぐらい前からわかっていたことで、現在の高齢者も、なにもしてこなかった責任の一端を担っています。
今頃、人気を集めたいだけの人達が「成長戦略」「積極財政」「強い経済」を叫んでも、この人口減少と高齢化社会に対して、焼け石に水でしょう。
【関連リンク】
縮小経済と進むべき道
驚くことに日本の労働力人口は今でも増えている
生産年齢人口
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1909
夢の終わりとそのつづき(創元推理文庫) 樋口有介
著者は1950年群馬県生まれで、大学を中退後に様々な仕事を経験した後、作家活動にはいった方で、1988年に「ぼくと、ぼくらの夏」でデビューしています。
その後は、中年探偵や、青春もの、時代小説などのシリーズなど多数の作品があり、その中の「柚木草平シリーズ」はテレビドラマ化されています。
デビュー作がサントリーミステリー大賞読者賞を受賞し、1990年には「風少女」が直木賞の候補になりましたが受賞は逃し、その後は大きな賞とは縁がありません。そして2021年に自宅で亡くなっています。
本作品は、単行本では元々独立した作品でしたが、主人公そのものを変更して「柚木草平シリーズ」に後から加えられています。
この小説の書き出しが妙に引き込まれるように素晴らしく、最後のほうでその意味がチラッとでてきますので、ちょっと引用しておきます。
「自分が入るための着グルミというやつがあったら、さぞ便利だろう。女の匂いに頭も混乱せず、瞳孔も開かず顔も赤くならず、硬質な仮面に守られて淡泊に人生をやり過ごす。そうやって青春を懐古し、土手に寝そべっていつまでも田舎の汽車を眺めている。青い空と白い雲はワンセット、日差しを受けて水トンボが青く舞い、そよ風が色濃くコスモスの花粉を飛ばしてくる。俺は自分の着グルミのなかで寝返りをうち、社会からの隔絶に心地よく欠伸する。風も日射しも遠ざかっていく汽車も、すべてが他人事。青春も人生も他人事で、嬉しくても悲しくても、俺の神経は茫洋と仮定のなかを浮遊する。」 |
主人公は曰くのある事件をきっかけに刑事を退職した元刑事で、離婚した後、決まった仕事をせずに、毎日飲んだくれて、女を口説く毎日を送っていますが、ある日、絶世の美女wが自宅兼事務所にやってきて、ある家から出てくる男を1週間尾行し、誰と会ってなにをしたかを教えて欲しいと頼まれます。その報酬は100万円です。
そういうまずあり得そうもない話から始まるだけに、ストーリーにはあまりリアリティはないですが、さらに、エイリアンだ、製薬会社の人体実験だ、ロシアから来たスパイなど様々な謎が展開していきます。
ま、どうってことない話ですが、ハードボイルドタッチで、周囲には美女ばかりが登場し、エンタメ向きの小説と言うことにしておきましょう。
★☆☆
∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟
クリスマスのフロスト(創元推理文庫) R・D・ウィングフィールド
本作品の原題は「Frost at Christmas」で、1984年の出版となっていますが、1970年に同小説を書いた後、出版社へ持ち込んだもののその時は出版を断られてしまいます。
その後、同じ警部を主人公として書いたラジオ劇がヒットし、過去に書いた小説の本作品が浮上し出版されたという事情があるそうです。
ストーリーは、英国のロンドンから100km以上離れた田舎町の警察署に勤務する警部が主人公で、娼婦の娘が行方不明になり、それを調べていくうちに、他の事件にも同時に関わっていくという内容です。
この主人公は、いわゆるハードボイルドでもなく、清廉潔白な警察官でもなく、あまりにも平凡で、ポカや間違いをしょうっちゅう犯し、上司の署長命令はろくに聞かず、事務処理が苦手で、現代の感覚なら確実にセクハラオヤジという女好きで、さらに強引な違法捜査もお構いなしという曰く付きです。
しかし過去に犯人逮捕の際に撃たれ重傷を負った過去があり、最高栄誉のジョージ十字勲章を授与されていて、周囲の同僚達からは慕われています。
そんな一見ドジとも思える警部が、不眠不休の行き当たりばったりで事件を引っかき回しているうちに、真実が見えてくると言う流れです。
さらにネタバレになりますが、クライマックスでは、犯人に撃たれ、病院の手術室で生きるか死ぬかの境をさまよったままで終わります。
なので、決して鋭い推理や、犯人との行き詰まる駆け引き、派手なアクション、不死身の主人公などを期待すると肩すかしを喰らいます。また主人公の周囲の他の登場人物は、出世願望が強いとか手癖が悪いとかなど、それぞれにひと癖があってわかりやすい面もあります。
それでも、犯行の設定や動機などには無理がなく、そこそこリアリティがあって楽しめます。
★★☆
◇著者別読書感想(R・D・ウィングフィールド)
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世界を変えた10冊の本(文春文庫) 池上彰
なぜ女性誌に連載?と不思議に思ったら、あとがきに書かれていましたが、文藝春秋の女性編集者から出版を依頼されていながらずるずると延ばし延ばしになっていたところ、その編集者から「書き下ろしを待っているといつまで経っても本にならないから」と、雑誌に毎月お勧めの1冊を取り上げて連載することになり、10ヶ月経って1冊の本が出来上がったということだそうです。
私はこの10冊はいずれも読んでいませんが、女性向け雑誌ということもあり、宗教や経済にあまり詳しくない人が読んでもわかりやすく、ごくごく簡単ながら要約もされていますので助かります。
著者が独断で選んだというのは、
「アンネの日記」 アンネ・フランク著
「聖書」
「コーラン」
「プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神」 マックス・ウェーバー著
「資本論」 マルクス、エンゲルス著
「イスラーム原理主義の「道しるべ」」 サイイド・クトゥブ著
「沈黙の春」 レイチェル・カーソン著
「種の起源」 チャールズ・ダーウィン著
「雇用・利子および貨幣の一般理論」 ケインズ著
「資本主義と自由」 ミルトン・フリードマン著
の10冊です。
世界を変えた10冊ということで、人種差別や政治、思想、宗教、環境、経済などが話題の中心になっています。
大学生が専門性を学ぶときに読む書籍が多く、一般人にはあまり馴染みがない書籍ばかりという感じもしますが、その中では「アンネの日記」や「沈黙の春」は一般書籍としてベストセラーでもあり、なじみ深いものでしょう。
最後のふたつの著者、ケインズとフリードマンの同世代の経済学者としての対立の話は読んでいてもなかなか興味のわく内容でした。
★★☆
◇著者別読書感想(池上彰)
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悪と仮面のルール(講談社文庫) 中村文則
名古屋の裕福な家に生まれ育った主人公男性の、子供時代と現在が序盤は交互に展開していきますが、子供時代に異常な父親を殺害することで、その後にも影響が及んでいきます。
「悪」を描くことが多い作家さんで、それも一流のワルが多いですが、これも一種の「嫌ミス」にあたるのかも知れません。ミステリーと言えるほどの謎や展開はありませんけど。
主人公が別人になりたくて、整形手術を受けますが、顔や耳の形を変えても声や仕草、クセ、体臭、雰囲気などは変えようがなく、その辺りは無視されているのは小説とは言え残念です。
つまり、過去の主人公や、顔をその人物に変えてなりすました他人のことをよく知っている人達と近くで話をしても、それが同一人物、あるいは別人だとまったく気づかれないというところ。
また細かいようですが、外国で行方不明になった日本人の身元と顔を主人公が闇組織から買い取りますが、その人物が帰国したという入国証明を偽造したのかも不明です。その人物の名前と顔のパスポートを持っていることから、そうした点はクリアされていると考えるべきですが、口で言うほどは簡単ではなさそうです。
諸々、突っ込みどころは豊富ですが、それはともかく、こうしたユニークなストーリーを創作できる能力にはただただ尊敬しています。
★★☆
◇著者別読書感想(中村文則)
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8月後半 もののふ戦記、磯田道史と日本史を語ろう、煙が目にしみる、泥棒は哲学で解決する
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