忍者ブログ
リストラ天国 ~失業・解雇から身を守りましょう~ HomePage https://restrer.sakura.ne.jp/
Calendar
<< 2025/08 >>
SMTWTFS
1
3456 78
10111213 1415
17181920 2122
24252627 282930
31
Recent Entry
Recent Comment
Category
12   13   14   15   16   17   18  

[PR]

Amazonタイムセール

ホーム&キッチンの売れ筋ランキング 

枕・抱き枕の売れ筋ランキング

旅行用品の売れ筋ランキング


ミラーレス一眼の売れ筋ランキング 

空気清浄機 タイムセール

掃除機の売れ筋ランキング

ペット用品の売れ筋ランキング


459
渚にて  1959年 米 
スタンリー・クレイマー監督、グレゴリー・ペック主演

元々は英国の作家ネビル・シュートにより1957年に書かれた渚にて 人類最後の日 (創元SF文庫) 原題「On the Beach」という小説ですが、1959年にグレゴリー・ペック主演で映画化され一躍有名になりました。

同時期の映画「サイコ」に主演した若きアンソニー・パーキンスも出演してました。1959年の映画なのでモノクロ映画ですが、十分に見応えのあるいい映画です。
 
ストーリーは第三次世界大戦が起きて、唯一南半球のオーストラリアだけが気流の関係で放射能の影響を受けず、人類がいまだ生き残っていて、そこに被害を受けなかったアメリカ軍の原子力潜水艦がメルボルンに寄港します。その頼れる艦長がグレゴリー・ペックです。
 
しかし全滅したはずのサンフランシスコから意味不明のモールス信号が発信されていることがわかり、その潜水艦で調査に向かいます。潜望鏡から眺める人っ子いないサンフランシスコの街並みが不気味です。
 
潜水艦は再びオーストラリアに戻ってきますが、そのオーストラリアにもやがて放射能が流れてきて、人類全滅の道へと進んでいきます。
 
ここには宇宙戦艦ヤマトのように奇跡も起きずハッピーエンドもありません。米ソ核戦争の危機と言われていた中で、この小説や映画が描く核戦争後の世界の恐ろしさは真に迫っています。
 
スポンサーや投資家にとって魅力的ではないこういうバッドエンドの映画は最近特に作られることはありませんが、ぜひ最新の科学データと技術を駆使してリメークをしてもらいたいものです。
 
  ◇   ◇   ◇   ◇   ◇
 
宇宙戦艦ヤマト 復活篇  2009年 
監督:西崎義展

実写版のヤマトが公開されなかなかの人気ですが、そう言えば何度か作られていたアニメの続編はほとんど見ていないなということで、2009年12月に公開された復活編を借りてきました。
 
ヤマトはもう松本零士氏のオリジナル作品からは遠く離れた存在になってきてます。古代と森雪は結婚し子供ができています。その古代雪の乗った移民船を護衛する艦隊が攻撃されて行方不明となります。
 
古代進は貨物船船長だったのを地球の危機と言うことで呼び戻され、復活したヤマトの艦長の椅子に座ることになります。見所は波動砲が六連発式となっていて、パワーアップされたところでしょう。
 
なんだかんだとあって、無事生還するものの、古代雪の行方は不明のままで、「第一部完」と最後にクレジットされるところを見ると、第二部以降があり、そこで発見されるのでしょう。もうどうでもいいと言う感じです。
 
映画の最初に「原案:石原慎太郎」とクレジットがされますが、なにか場違いですね。おそらくですがいまボイコットで揺れている東京アニメフェアの実行委員長へのおべんちゃらと見ておくのがいいところかも知れません。
 
  ◇   ◇   ◇   ◇   ◇
 
ハート・ロッカー  2008年 米 
監督:キャスリン・ビグロー 主演:ジェレミー・レナー

確かアバターを破って第82回アカデミー賞作品賞を受賞した映画だったと思います。イラク駐留アメリカ軍の爆弾処理班を描いた、重苦しい雰囲気たっぷりの映画です。
 
映画はまるでドキュメンタリーを見るような感じで展開していきますが、今この時代においてもこのような爆発物が街のあちこちに仕掛けられたり、製造されている場所があることに戦慄を覚えます。

そういうことは日本では報道されることも少なく、ましてそれを取り除く軍人のことなど知るよしがありません。
 
これを観たアメリカ人はどういう感想を持つのでしょう?右派は「こういう命をかけた軍人に感謝しなければいけない」、一方左派なら「言葉も通じない地球の裏側にまでアメリカ人が命をかけて介入する必要があるのか?」でしょうか。確かに問題提起の映画ではあります。
 
  ◇   ◇   ◇   ◇   ◇
  
ボルケーノ 1997年 米 
監督:ミック・ジャクソン 主演:トミー・リー・ジョーンズ

缶コーヒーBOSSのコマーシャルに「宇宙人ジョーンズ」役で長く出演しているトミー・リー・ジョーンズはもちろんアメリカでは有名な俳優&監督さんで現在64歳。デビュー作は「ある愛の詩」(1970年米)での助演役でした。その後JFK(1991年)や逃亡者(1993年)、バットマン・フォーエヴァー(1995年)など助演役の多い俳優ですが、この映画では堂々と主演を張っています。
 
ストーリーはロサンゼルスの街中で池の温度が上がったり大きな地震が起きたりします。地下を調べると高温が吹き出しているところがあり、予想しなかった溶岩が吹き出していることが発覚。

トミー扮するカリフォルニア州緊急事態管理局局長が美人地質学者とともに吹き出して流れ出す溶岩を運河を使って海に誘導するため奮闘するというものです。
 
14年前のSFXはさすがにまだ粗さが目立ちますが、何物も溶かし飲み込んでしまう溶岩と最新の街という組み合わせがすごくアンバランスで楽しめます。
 
 



リストラ天国TOP
おやじの主張(リストラ天国 日記INDEX)
著者別読書感想INDEX
リストラ天国 日記(BLOG)
PR

[PR] Amazn ほしいものランキング

携帯電話・スマートフォン 

スマートウォッチ

空気清浄機

洗濯機・乾燥機

衣類・ふとん乾燥機

テレビ・レコーダー


車&バイク


ヘルメット

洗車用品

自動車整備工具

釣りフィッシング   

ゴルフボール


ランニングシューズ

メンズスニーカー

レディーススニーカー

ベビー&マタニティ

ハンドケア・フットケア

シャンプー・コンディショナー


432
カイジ 人生逆転ゲーム 2009年 
監督:佐藤東弥 出演:藤原竜也、天海祐希

人気コミックの映画化でレンタルDVDを借りるとなぜかいつもこの映画の予告編が入っていて、そこまでしてCMを流さなければならないのはたいして面白くないからだろうと思って、借りてきてまで観るつもりはなかったのですが、子供からのリクエストがあってやむなく借りてきました。
 
結論から言えば「ストーリーはいかにもコミック的でハチャメチャながら、決して後味は悪くないそこそこ面白い」映画です。
 
カイジというフリーターが保証人になった借金を返すため金融会社の一発逆転のゲームに参加。まんまと口車に乗せられ危機を迎えるけれど機転を利かせ逆転したはいいけど、そうはうまくいかずに核シェルターを作るための地下工場現場へ。

そこから抜け出すために死を賭けたゲームに参加し、ただ一人生き残るがさらにまた試練が、、、という次から次へ災難とチャンスが交互に降りかかるジェットコースター映画です。
 
この映画では「正社員で働けない(働かない)」「給料が上がらず生活が苦しい」「気軽に借金する」などの閉塞感のあるしかも負けクセのついたロスジェネ層が中心に描かれています。
 
ま、極端な言い方ですが映画の中では「なにも努力をしないクズ」「今まで親に散々甘やかされてきた」「お前達が考えるほど世間はそんなに甘くない」「金は人の命より重いのだ」などドキッとする言葉がいくつもあります。
 
20世紀少年といい、このようなコミックから実写映画化されるものには、世相をデフォルメし皮肉を効かせ、わかりやすいシチュエーションが準備されていて、ほどほどのハッピーエンドが準備されているというのがスタイルのようです。この映画も続編が作られるかな。
 
ところで、悪役で登場の香川照之(44歳)って目をむいたときは柳葉敏郎(49歳)にそっくりで芸風がそっくりです。あと天海祐希は一般的に言って美人だというのは理解できますが、女優としてはどうかな。

「アマルフィ 女神の報酬」でもそうでしたが、これほど演技が下手な女優はあまり知りません。宝塚女優なのできっと舞台に立たせるとまた違った印象があるのでしょうけど。
 
  ◇   ◇   ◇   ◇   ◇
 
アリス・イン・ワンダーランド 2010年米 
監督:ティム・バートン 出演:ジョニー・デップ、ミア・ワシコウスカ

ルイス・キャロルの「不思議の国のアリス 」を実写版映画としてウォルト・ディズニーリメイクしたものです。本来の主演はアリス役のミア・ワシコウスカで、映画のストーリーでもその通りなのですが、さすがに大物の貫禄なのか完全にジョニー・デップが中心の映画という感じになっています。
 
このDVDにはメーキング場面も入っていて少し観ましたが、後で周囲には他の映像やCGと合成するため、なにもない緑色したスタジオ内で、走り回ったり階段を駆け上がったりするわけで、俳優達の資質としては演技力や表現力というのではなく、それぞれの場面を頭の中でイメージして違和感のない表情を作るというようにすっかり変わってきているようです。
 
ま、3Dを意識して作られている映画ですが、もちろん2Dで観ても画面が綺麗で、面白くできていて、ディズニー映画であればまず失敗はないなっていう感想です。
 
  ◇   ◇   ◇   ◇   ◇
 
第9地区 2009年米・南アフリカ・ニュージーランド
監督:ニール・ブロムカンプ 出演:シャールト・コプリー、デヴィッド・ジェームズ

映画の世界では常識なニューヨークでもなくロサンジェルスでもなく今年Wカップが開かれた南アフリカのヨハネスブルク上空に他の惑星から避難をしてきた大型宇宙船が現れ、それに乗ってきた弱ったエイリアン(エビに似ているので通称エビと呼ばれている)を緊急避難させるためにヨハネスブルグに隔離した難民キャンプを設置するのですが、それが第9地区ということになります。
 
しかし受け入れ後13年も経つとエイリアンと人間との間に様々な問題が起きてきて、双方が暴動一歩手前まで来ているというのが映画の現在の姿となっています。

そこでもっと広くてヨハネスブルグと200km離れた地域へエイリアンを移そうとするのですが、これがまた大変なことで。
 
ま、誰でもこのストーリーだけを見るとよくあるB級SF映画と思ってしまいますが、これが本当によくできた映画となっています。

エイリアンしか使うことができない強力な武器を人間が使えるようにと研究をしたり、マスメディアを情報操作して指名手配をおこない逃げ出した秘密を持つ主人公を捕まえようとするところは十分に現実にあり得そうです。
 
ただ終わり方がちょっと中途半端なので、おそらくは続編が作られるのではないかと思っています。
 
  ◇   ◇   ◇   ◇   ◇
 
ゴールデンスランバー 2010年 
監督:中村義洋 出演:堺雅人、竹内結子

2008年本屋大賞、2008年山本周五郎賞を受賞した売れっ子の伊坂幸太郎氏原作の「ゴールデンスランバー」の映画化です。同氏の本はだいたい読んでいるのですが、この本は知らないなと思っていたら、まだ文庫にはなっていないんですね。
 
同氏の小説の映画化は「陽気なギャングが地球を回す 」「死神の精度 」「フィッシュストーリー 」など合計すると7本もあります。舞台は伊坂氏の住む仙台が多く、この映画も仙台を舞台としています。
 
元々「ゴールデンスランバー」とはビートルズの曲で直訳すると「黄金のまどろみ」ということで、「子守歌」からヒントを得て作られたということです。
 
主人公が友人から呼び出され、眠り薬を飲まされている間に、総理大臣が爆殺されてしまい、その犯人に仕立て上げられてしまうというというとんでもなくあり得ないような設定です。
 
でも一旦そのような状況に追い詰められてしまうと、警察はもちろんマスコミや市民にも追いかけられます。

凶悪犯人だとする証拠までねつ造され、犯罪者としての既定観念が作られてしまうと、もう言い訳なんか通用しなくなるというのは現実にも実際に起きていることです。
 
仙台の街を逃げまくり、いろんな人にも助けられて、危機一髪を次々とかわしていきます。絶体絶命に追い詰められたときにも自分を信用して様々な手助けをしてくれる友人や見ず知らずの人がいるというのは、人間性ということなのでしょう。そういう性格はうらやましい限りです。




リストラ天国TOP
おやじの主張(リストラ天国 日記INDEX)
著者別読書感想INDEX
リストラ天国 日記(BLOG)




423
沈まぬ太陽 2009年 
監督:若松節朗 出演:渡辺謙、松雪泰子、三浦友和

山崎豊子氏の1999年の小説の映画化で、第33回日本アカデミー賞最優秀作品賞を受賞した作品で、内容は言わずと知れた日本航空の種々のスキャンダルをフィクションとして描かれています。
 
日本航空といえば今年の初め会社更生法を申請し実質的には破産状態で、現在は国費を投入して再建途中ですが、その転落の原因が、同社の無能な幹部とプライドの高い社員達が権利の主張をするいくつもある労働組合、さらに利権を食い合う政治家、それに史上最悪の日航ジャンボ機墜落事故とネタには不自由しない会社です。
 
映画はその日航123便が1985年8月御巣鷹の尾根に墜落するシーンが管制塔、機内と詳細に描かれていますが、原作ではそれはごく一部のことで、主に労組と会社幹部達との葛藤や中東やアフリカへ左遷された主人公の姿が中心だったように思います。遺族の方や関係者はこのシーンには複雑な思いがあったと思います。
 
映画は3時間22分と長時間なので、上映されたときは途中に10分間の休憩が挟まれていましたが、DVDは休憩したければ勝手に停めて休憩すればよいので、わざわざ休憩タイムを入れなくてもよさそうに思いましたが、映画と同じく休憩タイムが設定されていました。
 
文庫本では5冊にまたがる長編ですので、映画の本編時間も3時間と少しと長くなって仕方がありませんが、決して途中でだれてしまうようなところもなく、ずっと集中して見ていられるなかなかいい映画でした。

  ◇   ◇   ◇   ◇   ◇
 
笑う警官 2009年 
監督:角川春樹 出演:大森南朋、松雪泰子

佐々木譲氏原作の北海道警シリーズ第一弾の映画化で、世間を騒がせた北海道警の裏金問題の告発を発端としています。
 
徹底的に不正を隠し通そうとする警察幹部が、地方議会の百条委員会で証言を求められているひとりの警官を、偶然起きた婦警の殺人事件の犯人に仕立て上げ、口封じのために証言前に射殺してしまおうとする、ちょっと想像を絶する派手なストーリーとなっています。
 
ただ小説ではそのような状況に追い込まれていく様子が、かなり詳細に描かれているのですが、映画の場合は時間の制約でかなりすっ飛ばされてしまい、なぜそうなったのかが、わかりにくく、ちょっと普通の感覚では理解しがたい展開をみせることになります。
 
映画のキャッチが「映画は原作を超えるか」というフレーズだったと思いますが、圧倒的に原作の勝利に終わったと言わざるを得ません。原作を読んでいない人がこれを見ると、単なるハチャメチャなフィクション映画となるのではないでしょうか。
 
さらに主演の大森南朋、その相棒の松雪泰子などのキャスティングにもちょっと異議ありで、このあたりは角川春樹氏の強い意向が込められているのかもしれませんが、いずれも映画の主役級を張るには演技が上等とは思えず、B級映画の仕上がりになってしまったのは残念な限りです。
 
「警察は市民の味方」という評判は誰が作ったかは知りませんが、警察の不正や誤認逮捕、警察官の犯罪、組織ぐるみでの隠蔽などが次々に明るみに出ることで、もはやそれを信じている人は少ないと思います。

警察は警察組織を守るために存在すると言っても過言ではないというのが、この映画(原作の小説)でよく現れています。
 
小説ではこの北海道警シリーズは「警察庁から来た男 」「警官の紋章 」へと続いていきます。しかしまだそれらの映画化の予定はないようですが、角川春樹氏は「警官の紋章」を次作として制作したい意向のようです。
 
正直言って今さら角川春樹氏が監督をして、現代にも通用するいい映画が作れるものとは思っていません。

古くは「復活の日」や「人間の証明」など、評論家達には不評ながらも、そこそこ興行的には成功した(私も好きでした)映画を作ってきましたが、使い古した感性と自己陶酔と自己満足の世界が充満していて、見ていて逆に痛々しく思えてきます。
 
事業家としての才能は素晴らしいものがあるのですから、映画監督は若い有能な人を発掘し、春樹氏はプロデューサーに徹するべきではないかと思います。

こういう個性が強く自信家の人は、どうしても表舞台に立ちたい、立っていたいと思う気持ちが強いのかも知れません。原作者の佐々木譲氏もパートナーゆえ表だっては言えませんが、ちょっとなにか違うんじゃないかなーって思っているような気がします。

  ◇   ◇   ◇   ◇   ◇
 
ディア・ドクター 2009年 
監督:西川美和 出演:笑福亭鶴瓶、瑛太

2009年の日本アカデミー賞では「沈まぬ太陽」に最優秀作品賞を持って行かれたものの、最優秀脚本賞、最優秀助演女優賞(余貴美子)を獲得し、キネマ旬報ベスト・テンで日本映画1位を得た作品です。
 
映画初主演の笑福亭鶴瓶が田舎の診療所の医者としていい味出していますが、やはり本物のプロ俳優、女優に救われている面があります。
 
ストーリーは現在と過去が頻繁に行ったり来たりしますので、しっかり観ていないとこんがらかってきます。
つまり、
・村長が無医村だった診療所に念願の医者(鶴瓶)を連れてくる
・都会から田舎の診療所に若いやる気のない研修医が来る
・村民から慕われ頼りにされる医療に、研修医が医者の本分を身をもって教えられる
・肺気腫の緊急処置で救急救命の経験があるベテラン看護師(余)に助けられる
・患者(八千草薫)から癌を都会にいる家族には内緒にして欲しいと頼まれる
・患者の家族(医者)が処置に疑問を抱く
・突然医者が失踪する
・失踪した原因が明らかになる
の場面が上記の順番ではなく複雑に錯綜します。あーややこしい
そして、最後にまた驚きの結末が、、、というところです。
患者が同じ八千草薫ということで、浅田次郎原作の「天国までの百マイル」を思い出しました。あれもいい原作(映画)だったなぁ。 


Amazon売れ筋ランキング

ドライブレコーダー売れ筋ランキング

レーダー探知機本体売れ筋ランキング 

カーナビゲーション売れ筋ランキング


車用タイヤチェーンの売れ筋ランキング

車体カバーの売れ筋ランキング

バイク工具/メンテナンス売れ筋ランキング

車/バイク用オイル売れ筋ランキング


リストラ天国TOP
おやじの主張(リストラ天国 日記INDEX)
著者別読書感想INDEX



劔岳 点の記  2009年東映など 
監督:木村大作 主演:浅野忠信

日露戦争が終わった明治時代後期に、陸軍参謀本部陸地測量部(現在の国土地理院)によって未踏の北アルプス・立山連峰で行われた実話の山岳測量プロジェクトを描いた新田次郎の小説の映画化です。
 
三角測量において、日本地図にある空白を埋めるためと、民間の日本山岳会に未踏の山を先に越されることを陸軍がメンツを賭けて測量官だった陸軍技師柴崎芳太郎を中心に困難な山岳測量に臨むというストーリーで、日本アカデミー賞を総なめにしたことでも有名です。
 
劒岳(つるぎ岳・剣岳・劔岳・劍岳)は、立山連峰の一番北に位置し標高は2999メートルで長い間霊山として人を寄せ付けなかった霊峰です。

冬山と陸軍とくると有名な映画「八甲田山」を思い浮かべますが、想像を絶する冬山の厳しさがこの映画からもよく伝わってきます。
 
  ◇   ◇   ◇   ◇   ◇
 
BALLAD 名もなき恋のうた 2009年東宝 
監督:山崎貴 主演:草なぎ剛、新垣結衣

2002年に公開されたアニメ映画「映画 クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶアッパレ!戦国大合戦 」を原作とした実写版ということですが、主なストーリーは踏襲しているものの、やはりギャグマンガと実写ではすべて一緒というわけにもいかず、適当にうまく変えてあります。

その「クレヨンしんちゃん」の原作者臼井儀人氏は、この映画が上映開始された時とほぼ同じ時期に荒船山で不慮の事故で亡くなり衝撃が走りました。
 
元々のアニメがフィクションではあるものの、当時「大人が観ても十分耐えうるアニメ」として、異常なぐらいに史実や時代考証を忠実に再現されていたということで、こちらの実写版も、その点はよく考えられていると思います。
 
先にアニメ版を観ていたのでストーリーは知っていましたが、それでも結構ドキドキしながら楽しめました。

でもタイムスリップする小学生が普段の通学に自転車を使っていたりで高級な携帯電話を持っているなど、現代の時代考証の細かい部分ですちょっと気になったり。
 
  ◇   ◇   ◇   ◇   ◇
 
南極料理人 2009年 
監督:沖田修一 主演:堺雅人

想像をしていたよりもずっとおもしろくよくできた映画でした。主演の堺雅人が秀逸で、他には超有名俳優は出ていませんでしたが、それなりに脇をしっかり固めていました。

この映画の主役はなんと言っても寒すぎてウイルスさえも存在しないという昭和基地から1000kmも離れ、標高3800mにある「ドームふじ観測拠点」です。

昭和基地以外にこのような施設があるなんてほとんどの日本人は知らないのではと思います。
 
南極というとペンギンやアザラシというイメージがありますが、このドーム富士では零下70度を下回ることもあり、しかも富士山よりも高地にあるので空気も気圧も低く、見渡す限り生物はまったく存在しない別世界です。
 
主演の堺雅人は「ジェネラル・ルージュの凱旋 」で医師速水晃一役として出ていましたが、その役はあまりあっていたとは思えません。

先に小説で読んでいたので、そのときはもっとクールでしかも存在感のありそうな伊勢谷友介か岩城滉一って感じかなと思っていただけに、コメディにも時々出てやや軟弱っぽい堺雅人だったので、意外というかミスキャストだと思いました。

実際に映画を見てもやはりちょっとイメージが違う感じがしました。この映画ではコメディ要素も多分に含まれるので、堺雅人にはどんぴしゃピッタリのはまり役という感じがします。
 
今のところ予定の噂は聞きませんが、できることなら、単身赴任からやっと帰ってきたのに、不幸にもまた選ばれてしまって南極へ行くことになる続編を期待したいところです。
 
  ◇   ◇   ◇   ◇   ◇
 
アバター 2009年 米 
監督: ジェームズ・キャメロン 

1986年のターミネーター、1994年のトゥルーライズ、1997年のタイタニックなど大ヒットを飛ばすキャメロン監督の映画で、一部の上映館では3Dで上映されたことで有名です。

今年は本格的な3D普及元年と言える年になるかも知れませんが、その先鞭を付けたのがこの映画です。
 
確かにこの映画は3Dで観ると面白そうです。例えば高所からの眺めや空中を飛び回るシーン、地球外生命の植物や生物の動きや表情などどれも立体的に見る価値がありそうです。3D上映の映画館で観た人がうらやましい限りです。
 
ストーリーは、単純明快でしばらく観ると結末は容易に想像が付きましたが、この映画はストーリーをどうこうではなく、特殊撮影の素晴らしさと環境破壊や人間のエゴを扱ったテーマを感じるものでしょう。
 
エイリアンシリーズで大ブレークしたシガニー・ウィーバーがこの映画でも活躍しています。還暦を過ぎてだいぶんとおばさんになりましたが、SF映画には欠かせない相変わらず強くて綺麗な女優さんです。
 
続編のアバター2が制作されているそうで、さらにパワーアップした特殊撮影が楽しみです。今度はちゃんと映画館の3D映像で観たいぞ! 
 
[PR] Amazon 書籍 売れ筋ランキング

ビジネス・経済

ビジネス実用本

新書

文庫

文学・評論

コミック

ゲーム攻略・ゲームブック


ハヤカワ・ミステリ  

創元推理文庫

新潮文庫

講談社文庫

角川文庫

集英社文庫

岩波文庫


文芸作品

ノンフィクション

ミステリー・サスペンス

SF・ホラー・ファンタジー

歴史・時代小説

経済・社会小説

趣味・実用


リストラ天国TOP
おやじの主張(リストラ天国 日記INDEX)
著者別読書感想INDEX
リストラ天国 日記(BLOG)


[PR]

Amazonタイムセール

ホーム&キッチンの売れ筋ランキング 

枕・抱き枕の売れ筋ランキング

旅行用品の売れ筋ランキング


ミラーレス一眼の売れ筋ランキング 

空気清浄機 タイムセール

掃除機の売れ筋ランキング

ペット用品の売れ筋ランキング


380
大誘拐 RAINBOW KIDS 1991年 
監督・脚本:岡本喜八 出演:北林谷栄、緒形 拳、風間トオル
天藤真氏の小説で1978年に発刊された「大誘拐」が原作です。主演の北林谷栄さんは出演当時79歳、現在もお元気のようで年齢は98歳です。

と書いていたところが、なんと4月27日にお亡くなりになったそうです。ご冥福をお祈りいたします。
 
北林谷栄さんは「ビルマの竪琴」「阿弥陀堂だより」「にあんちゃん」「黄泉がえり」などの映画や、「前略おふくろ様」のテレビドラマなどにも出演され、若い頃から老婆役を演じていた名女優に間違いありませんが、この映画の時は病み上がりということもあってか、ちょっと舌が回っていないという感じがしました。
 
この20年前に制作された映画を観て、現在との違いは意外と少なくて、仲間と連絡を取り合うときに携帯電話ではなくトランシーバだったり、クルマに付いているオーディオがカセットテープだったりするぐらいで、あまり変化は感じられません。

この1990年から2010年までの期間は、ちょうどバブル経済崩壊後の「失われた20年」ということで、日本全体が進歩せず沈滞してしまっていたせいなのでしょう。
 
小説の「大誘拐」の内容通りに忠実に描かれていて、細かなところでは「あり得ない」という部分がいくつもありますが、小説が450ページの長編なだけに、映画の120分だけでは十分に説明がしきれず、映画だけを見ると「どうして?」「なぜ?」と思うようなところがあります。
 
  ◇   ◇   ◇   ◇   ◇
 
真夏のオリオン 2009年 
監督:篠原哲雄 出演:玉木宏、北川景子
原作は池上司の「雷撃深度一九・五」ですが、内容はだいぶんと違っています。原作は内容の半分は事実を元にして書かれたそうですが、映画版では完全なフィクションです。

このあたりは脚色に太平洋戦争でのイ号潜水艦の活躍を描いた「終戦のローレライ(映画タイトルはローレライ)」の福井晴敏氏が加わりその影響が大きいのかもしれません。

あるいはもしかすると小説にあった事実(らしきこと)を描くと遺族などに迷惑をかけるので意図的に避けたのか不明です。
 
潜水艦の映画には付きものの駆逐艦との駆け引きがメインとなりますが、冒頭に日本の潜水艦がアメリカの潜水艦を魚雷で反撃して撃沈するシーンがあります。

しかし誘導魚雷ではない太平洋戦争の時代に、海中にいる潜水艦同士が魚雷を打ち合って撃沈したという歴史は過去にはほとんどなく、大西洋で英海軍がドイツ海軍のUボートを沈めたことが1回あったことは事実だそうですが、それ以外の記録はないそうです(なにかで読んだだけで確証はなし)。
 
また主演の玉木宏以下みんな髪の毛が長髪で、さらに主人公の孫にあたり、まもなく教師になろうかという女性が、超ロングの真っ赤な髪の毛であり得ない感じがしてちょっとしらけてしまいます。
 
そのようなフィクションが主となっていますが、戦闘シーンはドキドキし、狭い空気の薄い密閉空間の中で、生きるか死ぬかの極限状態で従事する若者達の苦闘がよく描かれています。

最後のほうでは、涙が出てきて止まりませんでした。終戦間際のベテランの艦長同士の壮絶な頭脳戦を描いたこの映画をアメリカ人は、どういう印象を持つのか聞いてみたい気がします。
 
  ◇   ◇   ◇   ◇   ◇
 
映画 ハゲタカ  2009年 
監督:大友啓史 出演:大森南朋、栗山千明、松田龍平
真山仁原作というか出世作の「ハゲタカ」の続編「レッドゾーン」のさらに続編と言えるものの映画化です。人気の出たテレビドラマを映画化するのは民放の常套手段ですが、NHKも民営会社NHKエンタープライズを使って人気ドラマで儲けに走ります。
 
映画は巨大な中国資本を使っての日本の技術奪取と製造業の不振、派遣労働者問題、それにリーマンブラザーズのサブプライムローン破綻などを組み合わせ、タイムリーな話題をうまく混在させた内容となっていて、それなりにうまく作られています。
 
東京の皇居近く(日比谷公園?)で、準主役が強盗に刺され、持っていた財布からお札がばらまかれると、刺された人を押しのけて、近くにいた人が皆お札に群がるというシーンがありましたが、そりゃいくらなんでもあり得ません。そこまで日本人の道徳は落ちていないでしょう。
 
  ◇   ◇   ◇   ◇   ◇
 
バベル  2006年アメリカ 
監督:アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ 出演:ブラッド・ピット、菊地凛子
モロッコを観光中のアメリカ人夫妻が地元の子供のいたずらによりライフルで撃たれたこと。アメリカで留守番をしているその子供達と家政婦のメキシコ人。

アメリカ人観光客が撃たれたライフルをモロッコ人狩猟ガイドにプレゼントした日本人とその娘。それぞれの国で同時進行でドラマは進みます。

ただそれがどういう意味や価値があるのか理解不能で、作者は、本当はなにを言いたいのかよくわかりません。
 
映画のタイトルの「バベル」から想像すると神の怒りをかった「バベルの塔」から「言葉が通じない世の中の混乱」ということなのでしょうが、そりゃアメリカ人とモロッコ人とメキシコ人と日本人では、言葉は通じず価値観も生活も文化も違っているでしょうよ。それによってなにを伝えたいのかよくわかりません。
 
あと、菊池凛子扮する女子高生が街で気に入った男に短いスカートをたくしあげてノーパンの股間(アンダーヘア)を見せて誘惑したり、自宅で刑事相手に全裸になって全身を見せびらかすシーンが出てきますが、この場面だけをとって見れば間違いなく今度の東京都青少年健全育成条例に引っかかりそうに思います。

これがOKだというのなら、条例は有名無実のものになります。しかし芸術かぶれの知事がいる東京都はカンヌ映画祭で監督賞、菊池凛子は米映画批評会議賞新人女優賞をとっているこの映画をどういう判定を下すのか注目です。
 
  ◇   ◇   ◇   ◇   ◇
 
トランスポーター3 アンリミテッド 2008年フランス 
監督:オリヴィエ・メガトン 製作・脚本:リュック・ベッソン 出演:ジェイソン・ステイサム
ランボーのシルヴェスター・スタローンや沈黙の戦艦のスティーヴン・セガール、007シリーズのジェームス・ボンドのような、無敵のマッチョ運転手フランク・マーティンが主人公の映画です。
 
タイトル通りこのシリーズは主人公が乗るクルマも魅力にひとつですが、1作目がBMWだったのに2作目からはスポンサーの関係からかアウディに変わります。

英国映画の007シリーズもボンドカーは当初は英国製アストンマーチンやロータスだったのが、最近はずっとドイツ製BMWになっています。

スポンサーの威力は絶大ということなのでしょう。細かい話しですが、ジュラシックパークでは園内を回るオフロードカーは小説ではトヨタランドクルーザーでしたが、映画ではスポンサーの関係かフォードエクスプローラーに変わっていました。
 
内容は1作目から段々とハチャメチャになってきましたが、3作目ではその極限に達します。

まぁ娯楽ということで、楽しめればいいと言うことなのでしょう。

自分で乗ることはない高級なクルマが多いのですが、1台1千万円を越えるクルマが次々と破壊されたり水没していくのは見ていても忍びない限りです。
 



リストラ天国TOP
おやじの主張(リストラ天国 日記INDEX)
著者別読書感想INDEX
ブログ内検索
プロフィール
HN:
area@リストラ天国
HP:
性別:
男性
趣味:
ドライブ・日帰り温泉
自己紹介:
紆余曲折の人生を歩む、しがないオヤヂです。
============
プライバシーポリシー及び利用規約
Template & Icon by kura07 / Photo by Abundant Shine

Powered by [PR]


忍者ブログ