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様々な経済書がある中で「少子高齢化」という言い方がよくされていますが、著者は「少子化と高齢化とは別物の事象であり、子供さえ増やせば高齢化が防げるという誤解が蔓延している」と書き、さらにこの「少子高齢化という言葉を使う識者やこの言葉が使われる論説は信用しない」とまでバッサリと切り明快です。私も過去に何度もこの言葉を使ってきましたので反省しなくちゃいけません。
 
著者の藻谷浩介氏(46歳)は山口県出身で東大卒業後、日本開発銀行(現・日本政策投資銀行)に入行、現在も日本政策投資銀行地域振興部参事役の根っからのバンカーで地域エコノミストです。ちょうどこの4月に朝日新聞社が立ち上げた「ニッポン前へ委員会」の委員に委嘱されましたので、今後朝日新聞紙上でも論説などを読むことができそうです。
 
著者が指摘する日本経済の長期的な不況とデフレは単なる少子高齢化ではなく「生産年齢人口の減少」であると言い、いままではGDPや失業率など「率」で見てきた数字を「実数」の生産年齢人口、完全失業者数などで見るべきとしています。そしてこの事態は何十年も前からわかっていたことで、その生産年齢の減少を1人あたりの生産効率をあげることや外国人労働者で埋め合わせることができると考えた学者や経済人を批判しています。
 
ただいま日本に近いアジア各国はこれからしばらくのあいだは生産年齢人口の増加が見込まれ、日本の高度成長期と同様活況をおびることとなるので、それらをスイスやイタリアのように観光やブランドを盛り上げてうまく利用していくべきとまとめています。頭ではぼんやりと理解していたつもりでも、こうハッキリと事実と根拠を指摘してもらえるとガーンと頭を殴られたような感じがします。20年前に読みたかったところです。
 
 
将棋について興味のない人は読んでもさっぱり理解できない本です。伝統あるプロ棋士の世界に今から25年前、わずか15歳でデビューし、その後ずっと将棋界のトップで活躍した羽生善治名人のことは多くの国民にに知られていますが、なにがそれほど凄いのかはやはり将棋をこよなく愛する人でなければわからないところです。
 
その羽生名人の対局や棋譜を見ながら、羽生世代、その前の世代、後の世代などを比較していきますが、羽生名人へのインタビューや過去の言葉からその強さと凄みをあぶり出していきます。と、いうことで、本の内容については、私のレベルでは棋譜を追うのに必死で、特に感想もなにもありません。
 
私と将棋の関わりですが、将棋を一番よくやったのは小学生の頃で、最初は4つ離れた兄に教わり、兄に勝ちたい一心で、必死に将棋のノウハウ本や故大山康晴15世名人の書いた本などを読み、毎週日曜日の午前中に教育テレビでやっていた将棋対局を興味を持って見ていました。
 
その時に初歩的な定跡をいくつか覚えたものの、その後、中学生以降は滅多にしなくなり、最近は何十年もやっていません。子供に教えてやるべきだったかと反省ですが、子供は小さいときからもっぱら携帯ゲーム機に夢中なので、将棋のような動きに乏しい割に、頭をたいへん使う奥深いゲームにはなかなか興味を示さなかっただろうというのも事実でしょう。
 
いつだったか社会人になり立ての頃に、将棋にはまっている先輩がいて、嫌がる私と無理矢理に対局をすることになりました。当時は体育会系風貌の私に、そういう将棋の経験があるなんてまったく想像できない油断もあり、私にコテンパンにやられて愕然として落ち込んだのを思い出します。その後何度も何度も誘われてヘキヘキしました。
 
そんなウ~ンと昔の知識だけですので、この本を読んでもその対局中継のポイントや世代による違いなんてものはまったくわかりませんが、なにか小学生の頃に一生懸命に櫓やミノの効率的な作り方、相手の陣の崩し方を研究してきた頃を懐かしく思い出します。
 
世界中に将棋と似た対戦ゲームは数々ありますが、将棋にしかないルールがあり、それは相手の駒を取ったらそれを今度は自分の駒として使えるというルールです。このルールがより一層ゲームの展開を複雑にしていて、ずっと防戦一方で負け寸前だったのが、相手から奪った駒を使って一気呵成に相手を追い詰め逆転するなんてことがアマチュア将棋ではよくあります。
 
確かに日本では戦国時代までの戦争では敵の大将の首さえ取れば、生き残った家臣達まで皆殺しとせず、逆に有能な武士や参謀は味方につけて重用する場面がよくありました。そういうところから来ているのかどうかは知りませんが、敵将以外は打ち取れば(生け捕りにして)、その後は味方として働いてもらうという発想はとてもよくできています。
 
 
著者伊藤計劃(いとう けいかく)は2009年3月20日に34歳という短い生涯を終えてしまった作家です。書いた長編小説は「虐殺器官 (ハヤカワ文庫JA)」「メタルギア ソリッド ガンズ オブ ザ パトリオット (角川文庫)」とこの「ハーモニー」の三冊だけですが、いずれもクセがあるものの強烈なインパクトのある作品ゆえ多くのディープなファンがいます。
 
また「伊藤計劃:第弐位相」という自身のブログは2009年1月7日の記述で最後となっていますが、その中にも早く退院して見たいDVD?が紹介されており、旅立つ前に見ることができたのか気にかかるところです。そしてこの作品「ハーモニー」を書き始めたのは2008年8月29日のブログで「第一稿上げた」と書かれています。
 
すでにデビュー作の「虐殺器官」は読んでいますが、読んだときのなんというべきか、新鮮さと緻密なプロットがこの本でも伝わってきます。このようにして徐々に読者を拡げていき、文章もテーマもこなれていって数年後には大ヒット作を世に出し、映画化もされていくのが期待される人気作家の流れですが、それを望むことができないとは残念至極です。
 
ストーリーは、21世紀も終わりの近い世界で、SFではよくある健康至上が蔓延し、テクノロジーが精神世界にまで達しています。様々な技術が進化した中で、100年前(つまり現在)から残り続けているものもあり、例えばガソリンで動く機械や鉛玉を発射する拳銃が骨董品としてではなく現役で出てくるのにはちょっと違和感を感じたりします。ま、それらの未来予想については私が生きているあいだに知ることはなさそうですが。
 



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