忍者ブログ
リストラ天国 ~失業・解雇から身を守りましょう~ HomePage https://restrer.sakura.ne.jp/
Calendar
<< 2025/07 >>
SMTWTFS
12 345
6789 101112
13141516 171819
20212223 242526
27282930 31
Recent Entry
Recent Comment
Category
1   2   3   4   5   6   7   8   9   10   11  



1533
おしゃれ泥棒(原題:How to Steal a Million) 1966年 米

監督:ウィリアム・ワイラー
出演者:オードリー・ヘプバーン、ピーター・オトゥール

ローマの休日」(1953年)で大ヒットを飛ばし、その二番煎じ?とばかりに同じ監督、主演で制作されたコメディ映画です。原題は「100万ドルを盗む方法」という物騒なタイトルです。

「ローマの休日」ではまだ20代前半で初々しかったヘプバーンも37歳となり、女優としての貫禄が出ています。

父親が美術品の贋作制作を生業としていて、それを苦々しく思っている娘ですが、美術品の鑑定に明るい探偵が屋敷に忍び込んできたことから、仲良くなります。

そして父親が制作し、美術館を騙して貸し出し展示されている彫刻が科学鑑定されることになり、それを阻止するため、その探偵とともに鑑定前に彫刻を盗み出す計画を立てます。

と言ったドタバタコメディで、退屈はしないものの、もはや大女優ヘプバーンの人気に頼るのもちょっと無理がありそうな気もします。

そこで、ヘプバーンが魅せる上流階級女性の様々な斬新なファッションを、世の先進的な女性たちの眼を向けさせるためにこうした邦題になったのかなとちょっと思ったり。

今、と言ってももうかなり古くなりましたが「セックス・アンド・ザ・シティ」(2008年)や「プラダを着た悪魔」(2003年)的な要素がいっぱいです。

★☆☆

 ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟

海賊と呼ばれた男 2016年 「海賊とよばれた男」製作委員会 配給東宝

監督:山崎貴
出演者:岡田准一、吉岡秀隆、染谷将太

原作は百田尚樹の同名小説で、私も2016年に読んでいます。

◇2016年1月後半の読書と感想、書評(海賊とよばれた男)

欧米のメジャーや官製談合に対抗した出光興産創業者の出光佐三がモデルの作品で、山口の小さな油売りからスタートし、やがては自前のタンカーを建造するまで成長を続けます。

しかし石油メジャー(エクソン、モービル、テキサコ、ソーカル、ガルフ、ロイヤル・ダッチ・シェル、BP)の下請けになることを拒んだことから原油輸入を停められてしまいます。

そこでくじけず、メジャーの権益が及ばないイランの国営原油工場へ自前のタンカーを送りますが、そこにはイランと敵対する英国の軍艦が海上封鎖をおこなっています。

山崎監督お得意の、迫力のあるCG映像を駆使した太平洋戦争の空中戦や、巨大タンカーと英国フリゲートの海上の戦いは最大の見所です。

そう言えば、迫力満載の空中戦が描かれた映画「永遠の0」も百田尚樹原作、山崎貴監督コンビの作品でした。その時のノウハウが思い切り生かされているようです。

その独立独歩でやってきた出光興産も、事業再編の波に押され、2019年には外資の昭和シェル石油と事業統合することになりました。

しかしこれは外資に下ったのではなく、逆にメジャー系日本子会社を吸収したという構図で、戦前から脈々と続いてきた民族系企業にこだわる姿勢がメジャー子会社を飲み込んだということです。

右翼とか言われそうですが、鬱々とした今の日本人に、元気とやる気を起こさせる良い映画だと思います。

★★☆

 ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟

天気の子 2019年 「天気の子」製作委員会

監督:新海誠 声の出演者:醍醐虎汰朗、森七菜、小栗旬

前作の「君の名は。」から3年目の同監督アニメ映画です。いずれも、テレビ放送で録画をして見ました。

なかなかこうした青春ドラマなアニメをオッサンが映画館で見るのも気恥ずかしいので。

◇2018年1月最近見た映画(君の名は。)

内容は、まさにファンタジーの王道をいっていて、さらにボーイミーツガールで物語は盛り上がっていきます。なんと言っても主人公が、中学生と高校生ですから、少なくともオッサンが喜んでみる映画ではなさそうです。

アニメとは言え、町並や自然現象などは写真かリアル映像のようなリアルな描写が特徴で、美しいアニメと言われる所以です。

ここまでリアルにするなら、アニメで作る意味がどこまであるの?という気がしないでもありませんが、そこは究極のアニメを目指す人達の意地でもあるのでしょう。

事前に知らないで見ていたら、前作「君の名は。」の成長した主人公二人を含む登場人物が、チラッと登場していました。ちょっとしたアニメ版のカメオ出演ってところでしょうか。

★★☆

 ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟

心の旅(原題:Regarding Henry) 1991年米

監督:マイク・ニコルズ 出演者:ハリソン・フォード、アネット・ベニング

原題の直訳は「ヘンリーについて」と、優秀で冷徹な弁護士の主人公ヘンリーが、銃撃事件で記憶喪失を起こし人間が変わってしまうことについての人間ドラマを指しています。

今から30年前の映画ですが、「スター・ウォーズシリーズ(1977年~)」や、「インディー・ジョーンズシリーズ(1981年~)」で、すでにトップ俳優になっていた当時49歳の今からすると若々しいハリソン・フォードが主演しています。今はもう79歳で、アメリカ人男性の平均寿命(75歳)をすでに超えています。

ストーリーを簡単に言えば、仕事人間が記憶喪失になって、崩壊寸前だった家族との絆を取り戻すという割と多そうなハッピーエンド物語で、あまり謎とかミステリーとかは関係がないので、なにも考えずに安心して見ていられます。

ただ、人間ドラマとしては薄っぺらな感じで、皮肉っぽく見ると、アメリカの上流社会をスイスイ渡ってきた上級民たちの優雅な生活がたっぷりとみられます。ひがみではないですが、ひがみっぽく言っておきます。

テーマは若年性認知症で違うのと、ハッピーエンドではないですが、夫婦で危機を乗り越えようとする同じ香りがする渡辺謙主演の日本映画「明日の記憶」のほうが、私は好きです。

★★☆

 ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟

80デイズ(原題:Around the World in 80 Days) 2004年米

監督:フランク・コラチ 出演者:ジャッキー・チェン、スティーヴ・クーガン、セシル・ドゥ・フランス

1956年のアメリカ映画「八十日間世界一周(Around the World in 80 Days)」のリメイク版ということですが、明らかにフランスの古典名作を利用した中国人向けの中国礼賛といった映画で、アメリカ映画にもかかわらずやたらと中国人が登場し、カンフーばかりやっています。

アメリカ映画界も、世界の興行収入を考えると、中国と中国人の影響を猛烈に意識をしてきた頃の映画ということでしょう。

アーノルド・シュワルツェネッガー、サモ・ハン・キンポー、オーウェン・ウィルソン、ルーク・ウィルソン、ロブ・シュナイダーなど、有名人がチョイ役で登場しているのはなかなか面白いです。

しかし、やたらと出演者がみなハイテンションで、見ていて痛々しさを感じるほどです。

ドタバタコメディエンタメを目指したのでしょうけど、どうもそれがすべて空回りしています。

★☆☆

【関連リンク】
2020年11~12月 48時間PART2/帰って来たふたり(1990年)、レディ・プレイヤー1(2018年)、こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話(2018年)、天国は待ってくれる(1943年)
2020年8~10月 免許がない(1994年)、日々是好日(2018年)、助太刀屋助六(2002年)、ニューヨーク東8番街の奇跡(1987年)、ブリジット・ジョーンズの日記(2001年)
2020年7月 嘘八百 2018年、東京マグニチュード8.0(2009年)、深夜の告白(1944年)、知りすぎていた男(1956年)、ウエスタン(1968年)

[PR] Amazn ほしいものランキング

携帯電話・スマートフォン 

スマートウォッチ

空気清浄機

洗濯機・乾燥機

衣類・ふとん乾燥機

テレビ・レコーダー


車&バイク


ヘルメット

洗車用品

自動車整備工具

釣りフィッシング   

ゴルフボール


ランニングシューズ

メンズスニーカー

レディーススニーカー

ベビー&マタニティ

ハンドケア・フットケア

シャンプー・コンディショナー


PR



1515
終電車(原題:Le Dernier Metro) 1980年 仏(日本公開1982年)
監督:フランソワ・トリュフォー 出演者:カトリーヌ・ドヌーヴ、ジェラール・ドパルデュー

内容はまったく知らないまま見ましたが、タイトル名だけは知っていたフランス映画です。

主演のカトリーヌ・ドヌーヴは上映当時34歳という脂がのっているころで、20代の頃の「シェルブールの雨傘」(1964)や「昼顔」(1967年)の時よりもより円熟味が出ています。

映画の舞台は、第二次大戦中、ドイツ軍に占領されているフランスパリにある劇場で、そこの女主人はナチスに気を遣いつつお芝居を上演を続けています。

その女主人の夫はユダヤ人と言うこともあり、表向きは外国へ亡命していることになっていますが、実は劇場の地下で密かに住んでいて、都度演出や劇場の経営について妻にアドバイスを送っています。

新しい俳優を使い、新しい劇の上演をおこなうことになりますが、ゲシュタポの急襲が起き、間一髪で隠れていた夫は、新しい俳優の行動で助かりますが、その時に夫から俳優に対して「妻はあなたに気がある」と伝えられ、一夜をともに過ごすことになります。

と、いわば夫公認の妻の不倫ですが、これを見た多くの奥方様は、こういう旦那がいればなんと素晴らしい!と思ったことでしょうね。

★☆☆

 ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟

ガス灯(原題:Gaslight) 1944年 米(日本公開1947年)
監督:ジョージ・キューカー 出演:シャルル・ボワイエ、イングリッド・バーグマン

この映画は1940年の英国制作と1944年の米国制作の2つがあります。今回見たのは、イングリッド・バーグマン主演の1944年米国版です。

時代は馬車が主役の1980年代後半のロンドン、主人公の女性は、何者かに殺害された叔母が住んでいたロンドンの邸宅を譲られ、旅先のイタリアで知り合った男性と結婚し、その邸宅に住むことになります。

しかし叔母の殺害については事件が解決されてなく、夜には邸宅の天井から足音が聞こえたり、ガス灯が突然に消えたり、ありもしないものが見えたり、夫からも忘れ物が多いということをたびたび注意されるようになり、精神的に不安定になり追いつめられていきます。このあたりはホラー映画?って感じもします。

以前から勤めているメイドが主人公の身を案じ、刑事に相談したことから、刑事が足音の謎やガス灯が夜に不安定に点いたり消えたりする理由を調べていくことになります。

元は舞台上演がされていたそうで、それに向いていて場面展開が少なく、ほぼ邸宅の中での出来事がほとんどです。

そうした変化に乏しい中で、29歳の可愛いイングリッド・バーグマンが、追いつめられ苦悩に身もだえる姿に、多くの男性諸氏はドキドキしたのでしょう。今で言うところの大人のアイドル映画ってところです。

★★☆

 ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟

白い恐怖(原題:Spellbound) 1945年 米(日本公開1951年)
監督:アルフレッド・ヒッチコック 出演:イングリッド・バーグマン、グレゴリー・ペック

ヒッチコック、イングリッド・バーグマン、グレゴリー・ペックと名監督に名優が揃えば面白くないわけがないというヒット前提のスリラー映画です。

まずはヒッチコックのカメオ出演、毎度楽しみですが、今回も一発では発見できず。あとで登場場面を調べ見直してやっとわかったぐらいで、かなり注意深くみていないとわかりません。

邦題の「白い・・」は精神科病院が舞台だから「白い巨塔」のようなイメージで?と勝手に想像していたら、まったく違いました。

なにか事件に巻き込まれ記憶喪失にある男が、病院長としてやってきますが、なぜか白に黒っぽいストライプを見ると頭痛の発作に見舞われます。その発作の原因となる白い場所のことがタイトルになっているのですね。

イングリッド・バーグマン演じる有能な女医が、その記憶喪失の男とともに、原因を調べに行くわけですが、その男はどうも殺人事件の容疑者で手配されているということがわかってきます。

女医の老齢の恩師を訪ね、記憶喪失の治療に協力してもらいながら、好きになった男のために奔走するバーグマンという上記の「ガス灯」でも書きましたが、大人のアイドル感全開映画です。

古い映画ですから、スキーをしているシーン(動かない人物とバック映像の合成)などは今からすればお笑い場面以外のなにものでもありませんが、ストーリーはたいへんよくできていて十分面白く見ることができました。

★★★

 ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟

トゥルー・クライム(原題:True Crime) 1999年 米
監督:クリント・イーストウッド 出演:クリント・イーストウッド、イザイア・ワシントン、ジェームズ・ウッズ

原作は米国の作家アンドリュー・クラヴァンの小説「真夜中の死線(原題:True Crime)」です。

女性問題で閑職に追いやられていた敏腕新聞記者が、コンビニ強盗で殺人を犯した黒人死刑囚の最後の言葉を聞くために刑務所へ取材に行きます。

そこでの会話から、「これはえん罪かも」と、死刑執行まで12時間しかない中で、記者が調査を開始します。

とにかく展開が急で、のめり込んでいき、見ていてもそわそわと落ち着きません。結果はアメリカ映画ですので、ハッピーエンドですが、刑事でもない一記者が12時間で調べ上げられることが、なぜ何ヶ月もかかる取り調べと裁判で判明しないのか?は不明なところです。

ひとつには犯人は貧しい黒人で、被害者は白人という構図だと言うことですが、それにしてもえらくずさんな感じがしないでもありません。

しかしたった12時間に起きたことを映画で描くというのもチャレンジングな感じでそのスピード感は心地よかったです。

★★☆

 ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟

湯を沸かすほどの熱い愛 2016年 「湯を沸かすほどの熱い愛」製作委員会
監督:中野量太 出演者:宮沢りえ、杉咲花、松坂桃李、オダギリジョー

日本アカデミー賞では、優秀作品賞や最優秀主演女優賞など6部門を受賞した映画ですけど、まったく知りませんでした。当然、内容も予備知識もなく見ました。

主人公役は宮沢りえですが、その旦那(お似合いのオダギリジョー)は愛人を作って家を出て行ってしまい、同居している娘(下着姿になる杉咲花)も学校でいじめに遭って不登校になってしまう中、家業の銭湯を閉め、アルバイトで家計をしのいでいます。

ところが、体調が思わしくなく、病院で検査をしたところ、末期癌とわかり、治療もできず、余命は2~3ヶ月と告知されてしまいます。

その余命のある間に、しておかなければならないことを、順々に片づけていくというストーリーです。

こうした「最高の人生の見つけ方」「マイ・ライフ」「1リットルの涙」「君の膵臓を食べたい」「世界の中心で、愛をさけぶ」「こんな夜更けにバナナかよ」など、主人公が白血病だ、末期癌だ、難病だという「死期近い主人公」映画や小説(実話含め)は数多ありますが、エンタメに数多く出てくるというのは、やはり観客や読者に感動を与え泣かせるもっとも近道なのでしょうね(悪い意味ではなく)。

ともあれ、詳しい内容は書きませんが、本来なら余命を告知されると、普通は大きな衝撃を受け、ガックリ寝込みそうな中、それまでとはうってかわり、動ける限り、積極的、行動的になり、様々な難題に向かって取り組む姿が見ていて泣けます。

いや、まれに見る素晴らしい映画でした。ただ最後のシーンは、ちょっとコンプライアンス的にいただけない。

★★★

【関連リンク】
2020年11~12月 48時間PART2/帰って来たふたり(1990年)、レディ・プレイヤー1(2018年)、こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話(2018年)、天国は待ってくれる(1943年)

2020年8~10月 免許がない(1994年)、日々是好日(2018年)、助太刀屋助六(2002年)、ニューヨーク東8番街の奇跡(1987年)、ブリジット・ジョーンズの日記(2001年)

2020年7月 嘘八百 2018年、東京マグニチュード8.0(2009年)、深夜の告白(1944年)、知りすぎていた男(1956年)、ウエスタン(1968年)

2020年5~6月 海外特派員(1940年)、黄金狂時代(1925年)、殺人狂時代(1947年)、真珠の耳飾りの少女 (2003年)、お早よう(1959年)

[PR] Amazn ほしいものランキング

携帯電話・スマートフォン 

スマートウォッチ

空気清浄機

洗濯機・乾燥機

衣類・ふとん乾燥機

テレビ・レコーダー


車&バイク


ヘルメット

洗車用品

自動車整備工具

釣りフィッシング   

ゴルフボール


ランニングシューズ

メンズスニーカー

レディーススニーカー

ベビー&マタニティ

ハンドケア・フットケア

シャンプー・コンディショナー


リストラ天国TOP
おやじの主張(リストラ天国 日記INDEX)
著者別読書感想INDEX



1499
48時間PART2/帰って来たふたり(原題:Another 48 Hrs.) 1990年米
監督:ウォルター・ヒル 出演者:エディ・マーフィ、ニック・ノルティ

1982年の映画『48時間』が好調だったことから、その続編として8年ぶりに製作された、今から30年前の映画です。

その第1作も以前見ましたが、エディ・マーフィによるエディ・マーフィファンに贈る作品という感じで、日本で言う人気アイドル歌手が主演する映画のようなイメージに思えました。エンタテインメントとしてはさすがに優れています。

もちろんエディ・マーフィはアイドル歌手ではなくプロの売れっ子俳優ですから、立派な演技者ですが、どうも映画制作の周囲にいる人達が、彼をマイノリティ達のアイドル化したいのかなぁって気がします。

今回もその様相に変化はなく、エディと白人の刑事がお互いに反発をしながら、結局は二人で仲良くタッグを組み、悪役と対決するといういつものパターンで、珍しかった1作目と違い、凸凹コンビの掛け合い漫才?に感動することもなく、予想通りの展開で、悪の元締め陰のボスも早々に想像がついてちょっと退屈かも。

同じようなスタイルだったマイノリティのジャッキー・チェンと白人警察官が嫌々コンビを組んで、ジャッキーの超人的な働きで巨悪をやっつけるというストーリーと基本は同じだなぁと思った次第です。

★☆☆

 ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟

レディ・プレイヤー1(原題:Ready Player One) 2018年米
監督:スティーヴン・スピルバーグ 出演者:タイ・シェリダン、オリヴィア・クック、ベン・メンデルソーン

SF映画というジャンルですが、ゲームやアニメのファンが楽しめる内容です。

というのも、場面の多くはヴァーチャル世界での戦いがメインで、そのアバターとしてはアニメのヒーローが多く登場します。よくそれらの版権?著作権?をクリアできたものです。

ざっと言うと、ガンダム、メカゴジラ、アキラに登場する金田のバイク、マッハ号、キングコング、バットマン、ロボコップなどなど。私自身はあまりゲームにもアニメにも興味がない人なので、それぐらいしかわかりませんが、実際はその何倍ものキャラクターが出ているようです。

Wikimediaには、原作の小説ではウルトラマンも登場したそうですが、この映画では著作権の関係で登場させられなかったと書かれていました。やっぱりそういう障害もありますね。

とにかくSFですから、何でもありでハチャメチャですが、よく知ったキャラクターが出てきたり、街の中にロゴがチラッと映ったりするだけで、それなりに楽しめます。

映画の舞台は、2045年のアメリカで、今から25年後という設定ですが、もうこの年代になると、世界はボーダレス状態で、「どこ」という場所は無意味でしょう。

また映画にはドローンも活躍しますが、スラム街では相変わらずガソリン車が走っていました。世界中、2030年頃からはすべて電気自動車に変わっていきますので、その15年後にはガソリン車は極めて少ないか貴重品でしょうね。

★★☆

 ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟

こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話 2018年松竹他
監督:前田哲 出演者:大泉洋、高畑充希、三浦春馬

渡辺一史氏のノンフィクションを元にして映画向けのエンタメ要素を加え脚本が作られた映画です。

筋力が徐々に衰える進行性筋ジストロフィーという難病患者を主人公に、それを支える家族やボランティアの日常を描いています。

本来はひとりでは生活ができず、病院や施設などで24時間看護、介護が必要ですが、患者本人の強い意志で「自立生活」を求め、生活保護を受けて、実家を出て生活を送っています。

介護は自ら集めて訓練をしてきたボランティ達で、その中に別の主人公となる二人のカップルがいます。

実は同時期にその映画にもなった同名の小説を読んでいます。

 ◆12月後半の読書(こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話)

主人公の患者役には大泉洋が見事な演技で、見る人をグイグイと中に引き込んでいきます。真夜中にバナナを買いに走らされる高畑充希も素直な良い演技でした。

「障害者だから我慢を強いられる」「人にお世話になることを申し訳なく思う」「やりたいことができなくても当然」という、過去(現在でも?)の常識をことごとく打ち破り、「障害者も健常者と平等なはず」「できないから人に頼むのは当たり前」というノーマライゼーションを世に広めていくことになります。

映画の中にも出てきますが、地下鉄などの駅にエレベーターが設置されてきたのも、こうした身障者からの長く粘り強い要望があってのことで、それの恩恵は障害者だけでなく、高齢者やベビーカーを押す人達にも大きな恩恵があります。

タイトルも、「自分でできないから遠慮なく人に頼む」という、不思議ではない無茶ぶりを象徴したものです。

★★☆

 ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟

天国は待ってくれる(原題:Heaven Can Wait)1943年米
監督:エルンスト・ルビッチ 出演者:ジーン・ティアニー、ドン・アメチー、チャールズ・コバーン

一応コメディ映画という範疇に入っていますが、クスッとでも笑えるシーンはほとんどなく、1930~40年代のニューヨークを舞台に富豪一族の長子として生まれた男性の、口のうまいプレイボーイの一代記って感じです。

コメディ要素があるのは、人が亡くなったあと、その人が行くのが天国か地獄かを決める場所が最初と最後に出てきて、主人公が死後にその判断をする日本流で言えば閻魔大王の前で、自分がいかに悪人で地獄行きは仕方がないというその一生を語るというスタイルだからでしょう。

しかし過去に同じようなことを何度も書いていますが、この映画が公開された1943年の前後と言えば、欧州ではドイツと、太平洋では日本との激しい戦闘中で、戦争とはまったく無縁のこうしたコメディ映画が普通に制作、公開されていたというのが凄い国です。

太平洋戦争前の1936年に制作公開されたオールカラー巨編「風と共に去りぬ」を上海で見た日本人が、「こんな映画を作る国と戦争しても勝てるわけはない」と思ったという回想録を読んだことがありますが、ガダルカナルの撤退戦中の日本軍に、爆弾ではなくこの映画を投下して天皇や大本営の偉いさんに見せてあげれば、もっと早く円満に終戦できたのかもしれません。

★★★

【関連リンク】
2020年8~10月 免許がない(1994年)、日々是好日(2018年)、助太刀屋助六(2002年)、ニューヨーク東8番街の奇跡(1987年)、ブリジット・ジョーンズの日記(2001年)
2020年7月 嘘八百 2018年、東京マグニチュード8.0(2009年)、深夜の告白(1944年)、知りすぎていた男(1956年)、ウエスタン(1968年)
2020年5~6月 海外特派員(1940年)、黄金狂時代(1925年)、殺人狂時代(1947年)、真珠の耳飾りの少女 (2003年)、お早よう(1959年)
2020年3~4月 翔んで埼玉(日 2019年)、影の軍隊(仏 1969年)、タバコロード(米 1941年)、デューン/砂の惑星(米 1984年)、海よりもまだ深く(日 2016年)、ベニスに死す(仏・伊 1971年)
2020年1~2月 ペイルライダー(1985年)、アラバマ物語(1962年)、マスカレード・ホテル(2019年)、 疾風ロンド(2016年)、ブラジルから来た少年(1978年)

[PR] Amazn ほしいものランキング

携帯電話・スマートフォン 

スマートウォッチ

空気清浄機

洗濯機・乾燥機

衣類・ふとん乾燥機

テレビ・レコーダー


車&バイク


ヘルメット

洗車用品

自動車整備工具

釣りフィッシング   

ゴルフボール


ランニングシューズ

メンズスニーカー

レディーススニーカー

ベビー&マタニティ

ハンドケア・フットケア

シャンプー・コンディショナー


リストラ天国TOP
おやじの主張(リストラ天国 日記INDEX)
著者別読書感想INDEX



1487
いつも定期的に録画して見ているテレビ番組を勝手に書いておきます。再放送や、一時的な番組は除きます。

結構偏っていると思いますが、見たい番組なんかは、年齢や個々人の趣向などによって大きく違ってくるでしょうから気にしていません。見たい映画や読みたい本だってそれぞれ個性が出るのと同じです。


◆時事、ドキュメンタリー

・NHKスペシャル(NHK総合)・・NHK特集の頃から欠かさず見ている
・クローズアップ現代+(NHK総合)・・+になる前の国谷裕子キャスター時代が良かった
・ドキュメント72時間(NHK総合)・・よくできた面白い番組
・ストーリーズ(NHK総合)
・BS1スペシャル(NHK BS1)
・BS世界のドキュメンタリー(NHK BS1)・・各国の力が入った硬派ドキュメンタリーで面白い
・アナザーストーリーズ(NHK プレミアム)・・イマイチ主旨が一貫していない
・NNNドキュメント(日本テレビ)・・硬派な内容が多い
・ETV特集(NHK Eテレ)・・最近は再放送が多い
・ザ・ノンフィクション(フジ)・・硬軟織り交ぜてごった煮的ドキュメンタリー

 ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟

◆ニュース・情報番組

・首都圏情報ネタドリ!(NHK総合)・・照れながら喋る岡田結実ちゃんが可愛い
・サンデーモーニング(TBS)・・CMを飛ばして見ると半分の時間で見られる。出演者の高齢化で終了も近い?

 ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟

◆歴史、紀行番組

・歴史秘話ヒストリア(NHK総合)・・再現ドラマが秀逸というかお金がかかっていそう
・英雄たちの選択(NHK プレミアム)・・磯田氏は好きだが1.5倍速で聞くと早口でわからない
・偉人たちの健康診断(NHK プレミアム)・・渡邊あゆみエグゼクティブアナ最後のレギュラー番組?
・歴史発掘ミステリー(NHK BSプレミアム)・・不定期?
・先人たちの底力知恵泉(NHK BSプレミアム)・・意外なゲストが楽しみ
・にっぽん!歴史鑑定(BS-TBS)・・軽めだがわかりやすい
・世界ふれあい街歩き(NHK プレミアム)・・元は総合で放送。最近のは再放送ばかりだが癒やされる
・ブラタモリ(NHK総合)・・地形とか断層とか河道とか馴染みがなかった知識がつく
・日本の最強の城スペシャル(NHK総合)・・不定期

 ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟

◆ドラマ・映画

・NHK大河ドラマ(NHK プレミアム、NHK総合)
映画はタイトルによって、特に古い60年代、70年代のものが好き、ドラマは内容によって録画

 ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟

◆バラエティ

・所さんの世田谷ベース(BSフジ)・・BGM的にゆるく流しておけるお気楽番組
・所さん!大変ですよ(NHK総合)・・NHKアナの堅さと所さんの緩さが対照的で面白い
・笑福亭鶴瓶の家族に乾杯(NHK総合)・・誰とでもすぐに仲良くなれるキャラクターは独特
・ザ!鉄腕DASH!!(日本テレビ)・・達也が不祥事で抜け、来年4月に長瀬が抜け存続の危機?
・噂の!東京マガジン(TBS)・・レギュラー平均年齢が65歳という高齢者番組。来年3月で終了
・タモリ倶楽部(テレビ朝日)・・38年間続く長寿番組。山田五郎が出ていた頃が懐かしい。

 ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟

◆その他

・100分de名著(NHK プレミアム)・・読書の参考にしている
・日本の話芸(NHK総合)・・上方落語の回を中心に録画
・幻解!超常ファイル(NHK Eテレ)・・栗山千明が怖い


これらの番組を毎週録画していると、スキマ時間にサクッと早回しでみないと、次々と貯まってしまいます。

NHKの番組はナレーションがゆっくりなため、早回しでちょうど良い感じになります。映画やドラマなど、ジックリ見たい番組は早回しではなく通常速度で再生しています。

あと、当然ながらスポーツ番組はライブで見るのが基本なので、メジャーの試合が深夜にあるとかでない限りは録画はしていません。

そして録画した番組は、なにか他のことをしながらBGM的に流しておく番組と、ジックリ見る番組に分かれていきます。

希望を言えば、もっと質の良い古い映画と、名人達の古典落語を各局再放送でも良いのでもっと放送してもらいたいものです。


【関連リンク】
1436 コロナ時代のテレビ番組と再放送
1329 テレビCMを見なくなって久しい
910 テレビ番組はタイムシフト視聴が当たり前?

[PR] Amazn ほしいものランキング

携帯電話・スマートフォン 

スマートウォッチ

空気清浄機

洗濯機・乾燥機

衣類・ふとん乾燥機

テレビ・レコーダー


車&バイク


ヘルメット

洗車用品

自動車整備工具

釣りフィッシング   

ゴルフボール


ランニングシューズ

メンズスニーカー

レディーススニーカー

ベビー&マタニティ

ハンドケア・フットケア

シャンプー・コンディショナー


リストラ天国TOP
おやじの主張(リストラ天国 日記INDEX)



1481
免許がない 1994年 光和インターナショナル、日本テレビ放送網
監督:明石知幸 出演者:舘ひろし、墨田ユキ、西岡徳馬、片岡鶴太郎ほか

もう26年も前の映画ですけど、主演の舘ひろしは今とほとんど変わらないかっこよさです。映画も大ヒットしたようです。

その舘ひろしは今をときめくアクション映画スターの役で、カッコよく女性を隣に乗せてクルマを運転するシーンがありますが、実は運転免許をもってなく、いつも牽引されたクルマのシーンで撮影されています。

ところが、映画で共演していた女優に、免許をもっていないことがバレ、恥をかきます。

そこで、一念発起して合宿の自動車教習所へ入所しますが、クセのある教官達に悩まされ、なかなか上達しません。

そこで、応援してくれたのが映画スタッフの仲間達で、密かに夜中に練習をしたり、気になる看板を取り替えたり、混雑する検定試験の道を走りやすく交通整理をして(それってルール違反じゃん!)、見事合格するまでです。

強面教官役の片岡鶴太郎が良い味出しています。あーいう教官確かに昔はよくいたような。

最近はどこの教習所も、生徒をおだてて、口コミで悪いことが書かれないよう必死で、愛想が悪い教官や怒鳴る教官なんてもっての外でしょう。私が免許を取った40数年前は普通にどこでもいましたけどねぇ。

★★☆

  ∟   ∟   ∟   ∟   ∟

日々是好日 2018年 「日日是好日」製作委員会他
監督:大森立嗣 出演者:黒木華、樹木希林、多部未華子

原作は森下典子著の小説「日日是好日「お茶」が教えてくれた15のしあわせ」で、映画の配役では重要なお茶の先生役に2018年9月に亡くなる直前の樹木希林が出演した映画です。

主演の黒木華が大学生の頃に家族の勧めで従姉妹と一緒にお茶を習い始め、それから日々淡々と過ぎ去っていく日常が、美しい日本のわびさびとともに描かれています。

そうしたわびさびについては、日本人にとっては理解出来ることですが、外国人には意味不明でしょうから、海外での上映やコンクールとは縁がなかったようです。

小説では読者それぞれがストーリーを心の中で自由に描けますが、映画となるとある程度決められたイメージを監督が演出しなければならず、こうした起承転結などない、淡々と過ぎていく日々を映像化していくのは難しいでしょう。

主演の黒木華と樹木希林の演技力と、美しい映像で救われていますが、やや物足りなさを感じてしまいます。

★★☆

  ∟   ∟   ∟   ∟   ∟

助太刀屋助六 2002年 日活、フジテレビ
監督:岡本喜八 出演者:真田広之、鈴木京香、岸部一徳

真田広之の主演ということで、本格的なチャンバラ時代劇かと思いきや、60年代によく見られたドタバタコメディ時代劇でした。

またこの作品は「日本のいちばん長い日」や「大誘拐 RAINBOW KIDS」など多くの名作を監督した岡本喜八監督の最後の作品です。

ストーリーはちょっとややこしく、主人公はタイトル通り、仇討ちの助太刀を商売にしているお調子者ですが、決して剣豪というわけではなく、口八丁手八丁という設定です。

その主人公が生まれ故郷に帰ってきたところ、厄介者が帰ってきたとうるさがられますが、ちょうど仇討ちがおこなわれようとしていて、その相手が自身の父親じゃないかと言うことがわかってきます。

また、仇討ちを裏で仕組んだ役人をはめて、最後は恋人と共に去って行くというハッピーエンドな内容です。

2002年ってこういう映画がウケたのでしょうかね?上映されていたのをまったく知りませんでしたが、今の時代ではあまりにもひねりがなさ過ぎて、面白いという感じではないかな。

岡本喜八監督の遺作と言うことでちょっと期待していましたが、私的には想像外で残念な結果に終わりました。

★☆☆

  ∟   ∟   ∟   ∟   ∟

ニューヨーク東8番街の奇跡(原題:*batteries not included) 1987年 米
監督:マシュー・ロビンス 出演者:ジェシカ・タンディ、ヒューム・クローニン、フランク・マクレー

原題を直訳すると「(この製品には)バッテリーは含まれていません」ですから、日本でのタイトルをえらく変えちゃいました。

この日本のタイトルは、「三十四丁目の奇蹟」(1947年、1994年)の大ヒット映画を彷彿とさせるものがあります。

舞台も同じニューヨークで、それ狙いの日本語タイトルなのかも知れませんが、内容はまったく異なります。

NYで古いビルやアパートが次々と壊されて再開発されていく中で、あるアパートの住人達は地上げ屋達に悩まされながらも、立ち退きに抵抗しています。

しかし次々にアパートを出て行く家族が相次ぎ、もはやこれまでか?と言うとき、可愛らしいUFO(宇宙生命体?)がやってきて、住民の味方として活躍するというSFファンタジーです。

ファンタジーは酸いも甘いも十二分に味わった中年のオッサンには相応しくない?

ま、そうですけど、制作総指揮にスピルバーグも加わっていたりして、夢のない中高年者でもそこそこ楽しめる映画に仕上がっています。

アパートの家庭用電源で充電していたUFO生命体(カップル)ですが、出産を終えてやがて地上げ屋の嫌がらせから守ってきたアパートから巣立っていきます。

そこでとうとう業を煮やした地上げ屋がガソリンを大量に持ち込んでアパートを燃やしてしまいます。さぁどうなるか、、、

しかし大規模なビル解体などロケ?セット?で、さすがアメリカ映画って思わせるものでした。

★★☆

  ∟   ∟   ∟   ∟   ∟

ブリジット・ジョーンズの日記(原題:Bridget Jones's Diary) 2001年英・米・仏
監督:シャロン・マグワイア 出演者:レネー・ゼルウィガー、ヒュー・グラント

2001年の上映当時には一大旋風を巻き起こしていた記憶があります。日本でも長引く不況が常態化しつつあり、非正規雇用が急増したり、格差社会が広がりつつあった頃のことで、同時に結婚率が急速に下がっていた頃です。

この映画は32歳の普通の働く女性が、20代の頃は恋愛も遊びも自由に謳歌していたのに、ふと気づくと結婚していない孤独な自分に気がつき、身近にいた二人の男性の間で右往左往するコメディ映画です。

ま、しかしこの映画の主人公は普通から見ればえらく恵まれてて、出版社での仕事もそこそこでき、テレビ局への転職もうまくいき、オマケに二人のお金持ちなイケメン(ひとりは上司の編集長、もうひとりは幼馴染みの人権派弁護士)に言い寄られ、両親もちょっと波乱はあるものの最後は元の鞘に収まってうまくいっていて、ホームパーティなどに気軽に呼べる仲良しな友達もいます。

アメリカの映画を見ていていつも思うのは、テレビドラマやバラエティでは絶対に使えない放送禁止用語が連発することや、これまたテレビではご法度のタバコをスパスパ吸うシーンとか満載で、まるで抑圧された鬱憤を晴らすごとく、見たい人がお金を払って見る映画だけに許されているこうしたシーンをこれでもか!って登場させること。

ドタバタコメディではあるけれど、こうした少し年齢の高い女性がいくつもの障害を乗り越えて、ハッピーエンドを迎えるドラマはイギリスやアメリカだけではなく、多くの国の女性には支持されるのでしょう。

なお、この映画のヒットに気をよくしてか、続編が作られています。

ブリジット・ジョーンズの日記 きれそうなわたしの12か月』(2004年)
ブリジット・ジョーンズの日記 ダメな私の最後のモテ期』(2016年)

★★☆

【関連リンク】
2020年7月 嘘八百 2018年、東京マグニチュード8.0(2009年)、深夜の告白(1944年)、知りすぎていた男(1956年)、ウエスタン(1968年)
2020年5~6月 海外特派員(1940年)、黄金狂時代(1925年)、殺人狂時代(1947年)、真珠の耳飾りの少女 (2003年)、お早よう(1959年)
2020年3~4月 翔んで埼玉(日 2019年)、影の軍隊(仏 1969年)、タバコロード(米 1941年)、デューン/砂の惑星(米 1984年)、海よりもまだ深く(日 2016年)、ベニスに死す(仏・伊 1971年)
2020年1~2月 ペイルライダー(1985年)、アラバマ物語(1962年)、マスカレード・ホテル(2019年)、 疾風ロンド(2016年)、ブラジルから来た少年(1978年)

[PR] Amazn ほしいものランキング

携帯電話・スマートフォン 

スマートウォッチ

空気清浄機

洗濯機・乾燥機

衣類・ふとん乾燥機

テレビ・レコーダー


車&バイク


ヘルメット

洗車用品

自動車整備工具

釣りフィッシング   

ゴルフボール


ランニングシューズ

メンズスニーカー

レディーススニーカー

ベビー&マタニティ

ハンドケア・フットケア

シャンプー・コンディショナー


リストラ天国TOP
おやじの主張(リストラ天国 日記INDEX)
著者別読書感想INDEX
ブログ内検索
プロフィール
HN:
area@リストラ天国
HP:
性別:
男性
趣味:
ドライブ・日帰り温泉
自己紹介:
紆余曲折の人生を歩む、しがないオヤヂです。
============
プライバシーポリシー及び利用規約
Template & Icon by kura07 / Photo by Abundant Shine

Powered by [PR]


忍者ブログ