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新型コロナウイルスが世界中に蔓延するにつれ、しばしば耳慣れない新しいカタカナ言葉が出てきました。

ソーシャルディスタンス」「クラスター」「ロックダウン」「パンデミック」などが代表的な例ですが、その他にも「スマートライフ」「リモートワーク」「サスティナビリティ」などさまざま。

そうしたカタカナ語の中で、個人的に気になるのは「エッセンシャルワーカー」という言葉です。

コロナ禍におけるエッセンシャルワーカーの求人動向「農業」「物流」「販売・小売」が急増(@DIME)
調査の結果、日本では新型コロナウイルスの感染拡大を受け、4月7日に政府から緊急事態宣言が発令されたが、該当月の4月に求人割合や仕事検索割合が大きく増加している職種が多く見受けられた。
特に「介護」「看護」「ドラッグストア」に関する求人は大きく増加しており、5月には昨年よりも60%以上の増加。また、仕事探しにおいては「スーパーマーケット」「コンビニ」「配達・デリバリー」に関する仕事検索割合が4月以降急増し、昨年よりも80%以上の増加が見られた。


役割増すエッセンシャルワーカー 支援の動き広がるも起こるリスクや差別(SankeiBiz)
新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐ外出自粛の長期化で、人々の暮らしに不可欠な職業に就く人たちの社会的役割が増している。海外では「エッセンシャルワーカー(生活必須職従事者)」と呼ばれるスーパー従業員や清掃員、郵便局員らだ。感染リスクがつきまとう職場で心ない差別的言動やクレームを受けるケースがみられる一方で、支援や感謝を示す動きも広がり始めている。

エッセンシャル(Essential)とは「本質的な」「不可欠な」という意味で、それにワーカー(労働者)がくっついて、コロナ禍で外出自粛やロックダウンの中でも、日常生活を維持するために働くことを求められる仕事や働く人のことで、代表的なのは、医療や介護、食料販売、流通、電気やガスなどインフラ維持、交通機関などなどです。

エッセンシャルワークの定義は定まったものがありませんが、一般的にリストにすると下記の通りです。

医療福祉 医師/看護師/薬剤師/介護士/保健士
公共インフラ 水道・ガス・電力会社職員/通信会社職員
保安・治安 警察官/消防士/救急救命士
行政・金融 役所職員/天気予報官/清掃員/銀行員
一次産業 農家/漁師/酪農畜産
製造業 食品製造業/日用品製造業/医薬品・医療機器製造業
運輸物流 鉄道職員/バス・トラックドライバー/宅配員
流通・小売り コンビニ・スーパー・ドラッグストア・ホームセンター店員
保育・教育 保育士/教員
放送・情報 新聞社記者・配達員/放送局員
その他 葬儀関連業務/寺社/エネルギー輸入

確かに、今回の騒動で、日常生活の維持に必要な仕事(エッセンシャルワーカー)とそうでない仕事にくっきりと線が引かれた気がします。

つまり、緊急事態宣言下でも社会的な要請で通常通りに勤務地へ出勤する必要がある人と、休職、休業をしたり、自宅待機やリモートワークで出勤せずとも済ませられる人の違いです。

私が過去40年間、20年間は人材ビジネス、20年はIT教育とネット系ベンチャーの仕事をやってきて、ずっと思っていたことが「この仕事は誰か人の役立っているか?」「この仕事がなくなると誰か困る人はいるのか?」「この仕事で社会貢献できているのか?」です。

「なにをたいそうな!」って言われそうですが、実は20代の頃からずっと自分に質問し続け、悶々と悩んでいたことです。

もし人の命を救うような医療や介護、警察官、消防士、安全で独創的な食料や医薬品を生産、製造するような仕事をしていれば、おそらくそういう気持ちはわかなかったと思いますが、そうでない仕事をずっとやってきたので、「今の仕事のままで良いのだろうか?」という気持ちだったのです。

NHKでは「プロジェクトX」という番組で、普段あまり日の当たらない仕事に、ドラマチックにスポットライトをあてて賞賛しましたが、そうした話題になるような巨大なトンネルを掘ったり、世界に通用する製品を開発したりする仕事でもなく、地味で毎日コツコツ働いている人が実際はほとんどでしょう。エッセンシャルワークの多くもそうした地味な仕事です。

結果的に、私はエッセンシャルワークに就くことはなく、社会人としてはそれが唯一残念に思うところです。

仕事を選ぶときに、こうしたエッセンシャルワークに限定して探す人は多くないと思いますが、仕事に就いて、それが長くなり深まって行くにつれ、「今の仕事は・・・」って考えることになります。

将来のリストラや、大きな社会の変化で仕事を失ったり、なくなってしまうことを考えると、まさにエッセンシャルワークとそうでない仕事には平常時には見えない大きなラインがあるのではないかなと思います。

と、同時に、自分がやってきた仕事が、「経済や社会にとってどれほどの影響力があるのか?」ってことを考えるようになり、コロナ自粛中に、ジックリと振り返ってみると、「自分の仕事は世の中になくても良い?」インシデンシャルワーク(Incidental work 些末な付随的な仕事)なのかもって思い悩むことがあるかもしれません。

それにしても「エッセンシャルワーカーに感謝しよう!」という運動や行動が賞賛されていますが、それを見る度に、感謝するのと同時に、それ以外のワーカーは感謝される仕事ではないのかなぁーとちょっとひねくれた思いもよぎりました。

【関連リンク】
1009 兼業禁止規程はいつ禁止されるか
926 在宅派遣就労が拡がる可能性はある?
844 内職・副業詐欺など



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